基本動詞の「Carry」は英会話の中で、よく使われる動詞の1つです。
英会話をする上で、ネイティブのニュアンスや表現をしっかり理解することで会話の幅も広がります。
今回は、英語の基本動詞「Carry」のニュアンスや使われ方を紹介していきます。
目次
基本動詞「Carry(運ぶ)」
「Carry」は、「運ぶ、持っていく、伝えていく」などの意味を持つ基本動詞です。
「Carry」を英語で使う際は、「何かを支えている」を持つのがベストです。何かを支えながら移動しているイメージのため、「身に付けて運ぶ」という連想も正しいでしょう。
運ぶ過程(様子)の焦点を持ち、英会話で使っていきましょう。
支えるイメージの「Carry」
日本人が一番イメージしやすいのは、そのままの意味の「何かを持っていく」イメージで下記の例文のようになりましょう。
I will carry your luggage for you.
お荷物を持ちましょう。
それ以外にも「carry out」などのようなフレーズで、何かを支えて持っていくようなイメージを持つ英文でもよく使われます。
I carry that out.
私はそれを行います。
Tomorrow, I carry out lectures.
明日、講義を行う。
「Carry」の様々な使われ方
「Carry」には運ぶ以外にも様々な使われ方をします。その使われ方は大きく分けて、「運ぶ」と「身につける」の2つのパターンに分かれます。パターン毎に英語での使い方を見ていきましょう。
「運ぶ」を表現する代表的な例
「Carry」持ち運ぶという意味での使い方
The father carried his son bodily from the room.
父親は息子の体をかついで部屋から運び出した。
「Carry」伝えるという意味での使い方
I carried the news to everyone.
そのニュースを皆に伝えた。
「Carry」を使ってニュースを運んでいるイメージから伝えるという意味で表現されます。
「身につける」を表現する代表的な例
「Carry」には、「身につける」、「携行する」などの意味を持ち合わせています。
携行するという意味の使い方
I always carry my cellular phone around.
いつも携帯電話を持ち歩いています。
「Carry」振る舞うという意味の使い方
He carried himself well.
彼はとても行儀がよかった。
carry + oneselfで(…な態度で)振る舞うという使い方をします。これは、態度を表す英語を身につけているというニュアンスで、「Carry」が使われるた例文の”well”がどのように振る舞っていたかを説明しています。
まとめ
「Carry」には、今回紹介した例以外にも様々なシチュエーションで様々な使われ方がします。基本のイメージは、「何かを支えている」イメージで、使われ方によっては、「何かを支えながら移動しているイメージもあるので「身に付けて運ぶ」を持っておきましょう。
しっかりとイメージを覚えておけば、「Carry」が英会話で出てきても容易に理解できるでしょう。