フィリピン留学

マンツーマンレッスンって効果なし。フィリピン留学の注意点【経験談】



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フィリピン留学の特徴といえば、欧米留学と比較して格安でかつマンツーマン授業が多いという点でしょう。

これまで主流だった欧米留学は、グループレッスンがメインでグループレッスンと言っても少人数ではなく1対10〜15人程度の大人数のレッスンスタイルが当たり前でした。

それに比べてフィリピン留学は、講師と1対1のマンツーマンで英語レッスンを受けることができるのでとにかく英語を話す時間を圧倒的に確保できると効果が高いと年々留学生が増えています。

マンツーマンレッスンが多いほど、英語を話す時間を多いほどフィリピン留学の効果があると言われていますが実際はどうなのでしょうか?

フィリピン留学経験者の僕が実際の経験をもとに、フィリピン留学に行く前に注意しておきたい点をお話したいと思います。

フィリピン人講師って英語を学ぶのに最適なの?

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フィリピン留学を考えている人で一番多いのが、フィリピン人講師の英語力や訛りなどの質問が多く、実際に英語を学ぶ上でフィリピン人講師は良いのか 気になる人が多いようです。

これまで、日本で英会話をしたことがなく、フィリピン人との英語で話したことがなければ想像もできないはずです。

まずは、フィリピン人講師の実態について解説していきましょう。

フィリピン人から英語を学ぶのはあり?それともなし?

答えから言うとYesであり、Noというところでしょう。

実際に、フィリピン留学を経験したことがある人は分かると思いますが、フィリピン人だから英語を教えるのが上手い・下手というわけではなく、個々のスキルに依存するというところです。

講師と1対1のマンツーマンレッスンを毎日繰り返していくわけなので、レッスンを組み立てるのが上手な先生はいろんな視点から英語の質問を投げかけてくれるので、学ぶ側からしてもしっかりと質問に対する意見や英語での言い回しを知らないと英会話になりません。

その為、英語脳(英語で考えて、話す力)がかなり鍛えられます。

ですが、中にはそうでない先生の方が圧倒的に多いため「昨日はレッスンの後、何したの?」「昨日は何食べたの?」「何か特別なことはあった?」などと同じような質問が毎回のレッスンで繰り返されます。

正直、毎回そんなこと聞かれてもうんざりですよね。そこから、答えの内容を拾ってくれて話を広げてくれる先生も多いですがおしゃべり好きなフィリピン人講師も多いので、授業とは関係ない内容に派生するなんてことも当たり前のようにあります。

レッスン中のトピックで、深い話になるに連れて、話が続かないなんてこともあるので留学前に検討している学校の講師の質を見極めるのは非常に重要です。

TESOLやカリキュラムなどで講師の質を見極める

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どのように、フィリピン人講師の質を見極めるかというと、語学学校の講師育成方法やカリキュラム、そして口コミを重視しましょう。

英語教授法のTESOLや資格の取得

採用から講師トレーニングについて、「講師採用率◯%」など語学学校のウェブサイトに記載されていますが信用しないことをおすすめします。

あくまで、マーケティング重視で記載をしているケースが多いです。大事なのは、教えてくれるフィリピン人講師が質の担保を目で見える形で証明をしているかが大事です。

例えば、国際的資格である英語教授法のTESOLを取得している語学学校の講師のレベルは、平均的に高いと見ていいでしょう。しっかりとトレーニングやテストを受けて取得しているので、質の担保がされています。

語学学校のカリキュラムや認定資格

語学学校のカリキュラムによって講師の教え方も様々です。まずは英語を話すということに慣れたいや日常英会話を覚えたいのであれば、留学エージェントが紹介してくれる語学学校でも問題ないでしょう。

それ以外に、TOEICやビジネス英語、英語学習目的がある方は語学学校の提供してくれるカリキュラムやカリキュラムの質の担保をしている教育機関からの認定資格などがあれば安心できるポイントです。

カリキュラムや認定資格などは要チェックです。

マンツーマンレッスンって効果はあるの?

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欧米留学と比べてコスパの良いフィリピン留学はマンツーマンレッスンが1日6コマ〜8コマ受講できるのが特徴の1つです。

講師と1対1で英語を学べるマンツーマンレッスンですが、実際のところ英語力向上に効果はあるのでしょうか?経験談からお話します。

1日6コマ受講しようが、8コマ受講しようが効果はそんなに変わらない。

マンツーマンレッスンが多いほど、英語を話す時間(スピーキング)する時間は確保できます。

日本では、英語を話す機会がないので一見マンツーマンレッスンを多くしたほうが効果があるように見えますが、フィリピン留学を行く際に注意したいのがマンツーマンレッスンのコマ数です。

マンツーマンレッスンのコマ数が英会話力を効率よく向上させることはありません。

重要なのはマンツーマンレッスンの時間数ではなく、計画された英語学習と話す量と比例したインプット学習です。

もし、自分の英語知識が圧倒的に少ない状態でマンツーマンレッスンを受講したとしても毎回話す英語は同じ文法や単語の繰り返しになるはずでしょう。

最初の内は、これまで考えることが先行して、言葉にできなかった英語を繰り返し話すことで定着に繋がりますが、同じようなことをずっと続けているだけでは英語は効果的に伸びません。

マンツーマンレッスンの数に騙されるな。学習計画を立てよう。

僕が実際にフィリピン留学で失敗したのは、留学前の英語学習を怠っていたこと。そのせいで、英単語や英文法など日本でも学べる内容をフィリピン留学中に勉強していたということです。

フィリピン留学の最大のメリットは、英語でとにかく話す時間を増やせることです。アウトプットができる場があるのに、語彙力や知識が少ないが故にレッスン中に辞書を引いたり、講師が教えてくれる内容をノートに板書するのが精一杯でした。

英語を話せる場があるのに、思うように話せないなんて期間が留学の最初の内は続きました。自己紹介1つとっても思うように自分のことを話せず、マンツーマンレッスンで講師が変わる毎に同じことを繰り返していました。

マンツーマンレッスンが多いから英語力向上に効果があるのではなく、学習計画を立てた上でのマンツーマンレッスンのコマ数を調節することをおすすめします。

留学前の学習・留学中の予習、復習時間の確保

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フィリピン留学前で事前に学習できる英語の知識はインプット出来るだけしておきましょう。最低限、中学英文法の復習と基礎英単語を1冊マスターすることをおすすめします。

フィリピン留学もマンツーマンレッスンが6コマが基本の語学学校が多いですが、グループレッスン等を入れると英語レッスンは7時間程度となります。

全てのレッスンの予習と復習をするとなるとかなりの時間の自習時間を作る必要があります。実際にどれぐらいの量の宿題が出来るかを考えながら講師と相談できるようにしましょう。

語学学校の中には、担任の先生みたいな制度を設けて学習の管理を専任で担当してくれる人を用意してくれる学校もあるので語学学校のカリキュラムや運営体制を確認しておくと英語学習も捗るでしょう。

まとめ:学習計画を立ててフィリピン留学に行こう!

フィリピン留学の行く語学学校を自分の英語学習の目的に合わせて、決めないとマンツーマンレッスンと言えども講師の質によっては効果があまり期待できないものになりかねません。

留学前の英語学習や実際に留学している間に関しても、どれだけ自習時間が取れるかを考えて計画を立てないとせっかくのアウトプットの場として最適なマンツーマンレッスンを効率よく使うことができないのでしっかりと学習計画を立てておきましょう。

フィリピン留学に行く前に、フィリピン人の英語講師とレッスンを体験できる英会話スクールもあるので一度フィリピン人の英語の講師と英会話を受けてみるのもいいでしょう。

公式サイト:マンツーマンのMeRISE(ミライズ)英会話

ミライズ英会話の体験レッスンを徹底解説【口コミ・評判まとめ】今回の記事では、English With編集部がコスパの良いマンツーマンレッスンで評判の高い「MeRISE英会話(ミライズ英会話)」で体験レッスンを受講してきたので情報をまとめています。MeRISE英会話を検討している方はぜひ参考にしてみてください。 ...

是非、フィリピン留学に行く際の参考にしてみてください。

執筆者
吉田 和史
LISH株式会社代表取締役CEO。留学カウンセラー・語学カウンセラーとして500名以上のカウンセリングを経験。また、オンライン英会話・英語コーチングサービスの事業責任者として英語教育業界で経験を積み、LISH株式会社創業。コンテンツ責任者としてメディア全体の運営を行っています。
編集責任者
池谷 翔太
English With編集長。アメリカの大学に正規留学。外資系旅行会社・留学エージェントでの実務経験を経て英会話講師、中日ドラゴンズのプロ野球選手の専属通訳なども経験。現在はEnglish With編集長を務める。取材・受講した英会話スクール・サービス数は50社、比較検証したサービスは100を超える。
監修者
吉田 和史
English With代表&コンテンツ管理最高責任者。英語教育系会社で語学留学カウンセラーとして300名以上のカウンセリング、オンライン英会話・英会話スクール事業立ち上げを経験。その後、RIZAP ENGLISH取締役、MeRISE英会話執行役員CMO、英語学習アプリ会社取締役COOとして活動経験あり。現在は、英語学習サイトEnglish With代表を務める。体験・受講した英語系サービスは20社、比較検証したサービスは100を超える。
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