英文法

英会話に役立つ英文法!基本動詞「Leave」をマスターしよう!【基礎英語】



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英会話を上達するために大事になってくるのは、基礎の英語力を身につけることです。何事も基礎がなくて、いきなり上達することはありません。

今回は、英会話をする上での基礎である英文法の基本動詞「Leave」について使い方から詳しくご紹介します。

基本動詞「Leave(去る、残す)」

英語の「Leave」とは、「去る、残す」などの意味を持つ英単語の基礎動詞です。

「Leave」は、どこに焦点を当てるかによって、英会話の中で2通りの意味で使われるので注意する必要がある基本動詞です。

出ていくものに焦点を置いた(ある場所)を「去る、離れる」イメージと、去った後に残されたものに焦点が置かれている「(残された)場所・状態」を英語の中で表現する英単語です。

「残して去る」イメージを持ち、「Leave」の使われ方を詳しく見ていきましょう。

去るイメージの「Leave」

まずは、ある場所から出ていくことに焦点を置いた「去る、離れる」イメージの「Leave」の英文を見ていきましょう。

We left for New York this afternoon.
私たちは、今日の午後にニューヨークに向けて出発した。

I will leave home.
私は家をでる。

「Leave」には、去るという意味の他にも場所から離れるイメージで、出発という使われ方もします。

He was ordered to leave school.
退学を言い渡された。

I plan to take a leave of absence from school until the end of March next year.
私は、来年3月末まで休学するつもりです。

他にも上記の例文のように、退学や休学という英語では使われることがあります。

I got left behind.
私は置いてきぼりにされた。

Her father has left this world.
彼の父親はこの世を去っています。

去っていくようなことを説明するのであれば、「Leave」を使うことで表現できます。

残すイメージの「Leave」

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残されたものに焦点が置かれた「Leave」の英語での使われ方を見ていきましょう。

There was a lot of food left over after the party.
パーティーのあとたくさんの食べ物が残った。

There are only few left of this item in stock.
このアイテムは在庫が少ない。

What is left in this box?
この箱の中に何か残っていますか?

上記の英文では、残されたモノや何かに焦点が当てられて「Leave」が使われているのがわかります。

上記の英文では、残されたモノや何かに焦点が当てられて「Leave」が使われているのがわかります。

The postman has left this letter for you.
郵便屋さんがあなたにこの手紙を持ってきてくれた。

Nothing has been left unsaid about this problem.
この件について意見は出尽くした。

それ以外にも上記のような英文では、郵便物を配達するという意味で「Leave」が用いられたり、モノではなく事柄に対しても「Leave」が使われます。

 

私に任せて下さい。私が面倒を見ます。
Leave it to me. I’ll see to it.

上記のような英文でも「I’ll take care of that.」とも言うことができますが、何かしらの事象やタスクを残していくことを説明する時に「Leave」を用いることで、任せて下さいと表現することができます。

まとめ

「Leave」には、ある場所から去っていく際のイメージと残されたものに焦点が置かれたイメージの2つのパターンで使われる英語です。

英語では使われている英単語や英文法の使われ方で意味が全く異なることが沢山あります。英語が持つイメージを習得すると、英会話の上達の近道です。

どのように英語で使われているかを想像しながら英語学習をしていきましょう。

 

執筆者
吉田 和史
LISH株式会社代表取締役CEO。留学カウンセラー・語学カウンセラーとして500名以上のカウンセリングを経験。また、オンライン英会話・英語コーチングサービスの事業責任者として英語教育業界で経験を積み、LISH株式会社創業。コンテンツ責任者としてメディア全体の運営を行っています。
編集責任者
池谷 翔太
English With編集長。アメリカの大学に正規留学。外資系旅行会社・留学エージェントでの実務経験を経て英会話講師、中日ドラゴンズのプロ野球選手の専属通訳なども経験。現在はEnglish With編集長を務める。取材・受講した英会話スクール・サービス数は50社、比較検証したサービスは100を超える。
監修者
吉田 和史
English With代表&コンテンツ管理最高責任者。英語教育系会社で語学留学カウンセラーとして300名以上のカウンセリング、オンライン英会話・英会話スクール事業立ち上げを経験。その後、RIZAP ENGLISH取締役、MeRISE英会話執行役員CMO、英語学習アプリ会社取締役COOとして活動経験あり。現在は、英語学習サイトEnglish With代表を務める。体験・受講した英語系サービスは20社、比較検証したサービスは100を超える。
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