今回は、現在僕が滞在しているジョージアの首都トビリシでトリファ(trifa)のeSIMを使用してみた感想や、実際の使用方法・通信速度などを紹介していきます。
海外でインターネットを使用したい場合、海外用モバイルWifiを借りる方法や現地のSIMを購入する方法などがありますが、1番手軽で快適な方法はeSIMを使用するといった方法です。
特に今回紹介するtrifaは、世界中のeSIMを利用できる為、海外のほとんどの国で使用することができ非常に便利です。
本記事では、trifaの会社情報からおすすめポイント、使い方や料金プランなどを順番に解説していきますので、trifaのeSIMに興味がある方は是非最後までご覧下さい。
目次
trifa(トリファ)のeSIMとは?
それではtrifaの使い方やレビューをする前に、まずは簡単な会社情報について解説していきます。
trifaは東京都渋谷区にオフィスを構える株式会社ERAKEが提供しているアプリ。trifaを使うことで簡単に世界中のeSIMを購入することができます。
また現地の大手通信会社の回線を使用している為、安定したインターネットの利用が可能。プランに関してのご質問や設定方法等で分からないことがあった際は、LINEを使って相談をすることもできます。
trifaは日本の会社が提供しているサービスなので、いざという時に日本語でサポートが受けられるのは大きなメリットですね。
その他の詳細については公式サイトの方で確認できるので、気になった方は以下のリンクからチェックしてみると良いでしょう。
trifaのeSIMが海外でおすすめできる3つの理由
会社概要が分かったところで、次にtrifaのeSIMがおすすめできる理由をいくつか紹介していきます。
他にも色々なおすすめポイントがありますが、今回は以下の3点を取り上げました。
- アプリのユーザーインターフェースがシンプルで使いやすい
- 使用したデータ容量をアプリ上で簡単に確認できる
- 分からないことがあった場合はLINEサポートが受けられる
1. アプリのユーザーインターフェースがシンプルで使いやすい
まず1つ目のポイントは、アプリのユーザーインターフェースがシンプルで使いやすいという点です。
trifaのアプリのユーザーインターフェースは以下のようになっています。
ご覧の通り余計な情報がなく「ストア」タブでeSIMの購入、「マイ eSIM」タブで購入したeSIMの確認等、どこで何ができるかがはっきりしています。その為、直感でも基本操作ができるように感じました。
2. 使用したデータ容量をアプリ上で簡単に確認できる
2つ目のポイントは、使用したデータ容量をアプリ上で簡単に確認できるという点です。
現在までに使用したデータ容量の確認方法は、アプリの「マイ eSIM」タブから確認できます。
また、データ容量が足りなくなったらそのままアプリ上から追加容量の購入が可能です。
3. 分からないことがあった場合はLINEサポートが受けられる
3つ目のポイントは、分からないことがあった場合はLINEサポートが受けられるという点です。
trifaではプランに関しての質問やeSIMの設定方法で分からないことがあった際などに、LINEの相談窓口を設けています。
また、LINEアカウントがない方でも公式サイトのお問い合わせフォームを使って連絡をすることが可能。
trifaは日本製のアプリの為、日本語でのサポートを受けることができるのも大きなメリットと言えます。
trifaのeSIMを購入し設定する手順・使い方を紹介
メリットも分かったところで、ここからは実際にtrifaでeSIMを購入していきましょう。
trifaでeSIMを購入し、使えるようにするまでの設定方法の流れは以下の通りになります。
- STEP. 1 アプリをインストールする
- STEP. 2 会員登録をする
- STEP. 3 eSIMパッケージを選択して購入する
- STEP. 4 購入したeSIMをインストールする
また場合によっては、デバイスがeSIMに対応していない場合もあるので、eSIMの購入手続きを始める前に、まずは現在利用している機種がeSIMに対応しているかどうかの確認をしておきましょう。
STEP. 1 アプリをインストールする
STEP. 1ではまず始めにtrifaアプリのインストールをしましょう。
アプリは公式サイトからインストールすることができます。
アプリのインストールが終わったらアプリを開いておいて下さい。
STEP. 2 会員登録をする
アプリのインストールが終わったら会員登録をしましょう。
会員登録はアプリ下部の「プロフィール」タブにある「会員登録」から行うことができます。
ここで「姓」「名」「Email」「Password」を入力して登録を押せば、会員登録は完了です。
なお入力が面倒な方は、GoogleアカウントやFacebookアカウントを利用することもできるので、こちらを利用すると良いでしょう。
STEP. 3 eSIMパッケージを選択して購入する
会員登録ができたら次は実際にeSIMパッケージを選択して購入してみましょう。
今回は例としてジョージアのeSIMパッケージを購入してみることにします。
アプリ下部のタブを「ストア」に変更し、上部にある検索窓で「ジョージア」と検索します。
ここで出てきた「ジョージア」をクリックすると、ジョージアで使用可能なeSIMパッケージの一覧を確認することが可能です。
パッケージを選択すると「プロバイダー」や「ネットワーク」といった詳細が表示されます。
ここで問題がなければ「注文内容を確認する」をクリックします。
あとは「支払い方法を選択」からクレジットカード情報を入力し、「eSIM対応のデバイスを使用しています。」「SIMロック制限のないデバイスを使用しています。」のチェックボックスにチェックを入れた後で「購入を確定」をクリックします。
これでeSIMの購入は完了です。
STEP. 4 購入したeSIMをインストールする
最後に購入したeSIMをインストールしましょう。
購入したeSIMはそのままでは使用することができないので、使用できるように設定をする必要があります。
まずはアプリ下部のタブを「マイ eSIM」に切り替え購入したパッケージを選択し、「eSIMをインストール」をクリックします。
これで以下のようにQRコードの画面が表示されますが、eSIM設定はこちらのQRコードを読み込む方法とアクティベーションコードを入力する方法の2つの方法があります。
- QRコードを使用する方法
- アクティベーションコードを使用する方法
なおQRコードを使用する方法だと、QRコードを表示するためにもう一つ他の端末が必要になるので、今回は手動のアクティベーションコードを入力することで設定する方法を使用することにします。
手動で設定するやり方については端末毎に異なるので、「手動」タブの「設定方法を確認する」から各自確認するようにして下さい。
trifaのeSIMを海外から実際に使ってみた感想・レビュー
今回は実際に東ヨーロッパにあるジョージアという国で「1GB 7日間プラン」のeSIMを使用してみたので、ここでは実際に使用してみた感想をお伝えします。
結論から言うと、trifaのeSIMは購入から実際に使用するまでの流れがシンプルで使いやすく通信速度も申し分ない為、「LINE」「YouTube」などがほぼ通常通り使えるといった印象を受けました。
また期間やデータ容量が異なるプランが複数用意されているので、期間に併せてお好みのものを選択できるのはありがたいと思います。
ただ、デメリットとしては使用しているデバイスや国などの環境にも寄るかと思いますが、時々eSIMの接続が外れてしまい、デバイスの再起動をし直さなければならないといった事がありました。
trifaのeSIMのサービス提供国と料金プラン
最後にtrifaのeSIMが使用できる国や料金プランについて説明しておきます。
まずは世界地図をアジア、ヨーロッパ・中東、オセアニア、アフリカ、アメリカの5つのグループに分けてtrifaのeSIMが使用できる国々をまとめましたので以下をご覧下さい。
インド / インドネシア / ウズベキスタン / カンボジア / キリギス / キルギス / シンガポール / スリランカ / セントクリストファー・ネビス / タイ / タジキスタン / ネパール / パキスタン / バングラデシュ / フィリピン /ブータン / ブルネイ・ダルサラーム / ベトナム / マカオ / マレーシア / ミャンマー / モンゴル / ラオス人民民主共和国 / 香港 / 台湾 / 大韓民国 (韓国) / 中華人民共和国 (中国) / 東ティモール / 日本
アイスランド / アイルランド / アゼルバイジャン / アルバニア / アルメニア / アンドラ / イギリス / イタリア / エストニア/ オーストリア/ オーランド諸島 / オランダ / カザフスタン / キプロス / ギリシャ / グリーンランド / クロアチア / コソボ / サンマリノ/ ジャージー/ ジョージア/ スイス / スウェーデン / スペイン/ スロバキア / スロベニア / セルビア / チェコ / デンマーク / ドイツ / ノルウェー / バチカン市国 / ハンガリー / フィンランド / フェロー諸島 / フランス / ブルガリア / ベラルーシ / ベルギー / ポーランド / ボスニア・ヘルツェゴビナ / ポルトガル / マルタ / マン島 / モルドバ共和国 / モンテネグロ / ラトビア / リトアニア / リヒテンシュタイン / ルーマニア / ルクセンブルク / ロシア / 北マケドニア共和国 / アフガニスタン / アラブ首長国連邦 / イエメン / イスラエル / イラク / イラン・イスラム共和国 / ウクライナ / オマーン / カタール / クウェート / サウジアラビア / トルコ / バーレーン / バヌアツ / パレスチナ / ヨルダン / 北キプロス
オーストラリア / キリバス / サモア / トンガ / ナウル / ニュージーランド / パプアニューギニア / フィジー
アルジェリア / ウガンダ / エジプト / エスワティニ / ガーナ / カナリア諸島 / ガボン / カメルーン / ギニア / ギニアビサウケニア / コートジボワール / コンゴ共和国 / コンゴ民主共和国 / ザンジバルシティ /ザンビア / ジブラルタル / スーダン / セーシェル / タンザニア / チュニジア / ナイジェリア / ニジェール / ベナン / ボツワナ / マダガスカル / マヨット島 / モーリシャス / モザンビーク / モロッコ / リベリア / ルワンダ / レソト / レユニオン / 南アフリカ共和国
アメリカ合衆国 / カナダ / グアム / サイパン島 / テニアン島 / バミューダ諸島 / ロタ島 / アメリカ領バージン諸島 / アルゼンチン / アルバ / アンギラ / アンティグア・バーブーダ / イギリス領バージン諸島 / ウルグアイ / エクアドル / エルサルバドル / オランダ領アンティル / ガイアナ / キュラソー島 / グアテマラ / グアドループ / グレナダ / ケイマン諸島 / コスタリカ / コロンビア / サン・マルタン島 / ジャマイカ / スリナム / セントビンセント・グレナディーン / セントルシア / タークスカイコス諸島 / チリ / ドミニカ / ドミニカ共和国 / トリニダード・トバゴ / ニカラグア / ハイチ / パナマ / バハマ / パラグアイ / バルバドス / プエルトリコ / ブラジル / フランス領ギアナ / ベネズエラ・ボリバル共和国 / ベリーズ / ペルー / ボネール、シント・ユースタティウス及びサバボリビア多民族国 / ホンジュラス / マルティニク / メキシコ / モントセラト
ご覧の通り、先進国だけでなく中には聞いたことのない国まで非常に様々な国でtrifaのeSIMが使用できるようになっています。
またプランは国によって異なりますが、基本的には「7日間 1GBプラン」「15日間 3GBプラン」「31日間 10GBプラン」の3種類。
7日間 1GBプラン | 750円(税込) |
---|---|
15日間 3GBプラン | 1,490円(税込) |
31日間 10GBプラン | 4,090円(税込) |
※使用国をジョージアとした場合
ただし国によっては他にも「データ無制限プラン」や電話番号が付与されるオプションなどのついたプランがあるようです。
料金も国によって異なるので、自分の行きたい国のプランも旅行前に確認しておくことをおすすめします。
まとめ:海外旅行に行くならtrifa(トリファ)のeSIMの利用がおすすめ!
今回はtrifa(トリファ)のeSIMの会社概要やメリット、使用方法や感想など幅広く紹介しました。
trifaのeSIMサービスを使用すると世界中のほとんどの国で現地SIMの購入などをしなくてもインターネットを使用する事が可能です。また、ユーザーインターフェースが分かりやすく、eSIMの設定も簡単なので初めてeSIMを使用される方にも非常におすすめ。
eSIMが使用できる期間としては7日間〜1ヶ月程度のものが多くなっているので、短期旅行を考えている方などはtrifaのeSIMを検討されてはいかがでしょうか?
本記事を読んで興味を持った方は、是非次回の旅行時に使用してみて下さい。