海外に旅行する際に、空港での英語で戸惑ったりしたことはありませんか?どの国の空港でも大抵は英語を覚えておけば、役立つシーンは多くあるでしょう。
旅行は楽しいものですが、空港での手続きに困らずにチェックインや海外に渡航したいものですよね。
今回は、空港で頻繁に使われる英単語と英語フレーズをご紹介します。
英単語を覚えておくだけで英語を聞き取ったり、相手に伝えることもできるので覚えていきましょう。
出発の準備から空港内で英語フレーズ
空港で頻繁に使われる英単語とその英単語が使われるフレーズ集をみていきましょう。出発の準備から空港での英語でよく使う表現をみていきましょう。
Airline (名詞) 航空会社
航空会社のことをAirlineと言います。日本で有名な空港会社で言えば、ANAやJALですがこの総称をAirlineと言います。
What airline is the airplane you will be taking?
あなたが乗る飛行機はどこの航空会社ですか?
Where can I find this airline counter?
この航空会社のカウンターはどこですか。
Destination (名詞) 目的地
空港で飛行機に搭乗して行く先の目的地のことを、destinationと呼びます。
フライトのあとの到着地からまた移動して最終目的地が違うこともありますが、最終目的地をfinal destinationと呼びます。
A:Where is your destination?
あなたの目的地はどこですか。
B:Our destination is New York.
我々の旅行先はニューヨークです。
Travel agent (名詞) 旅行代理店
旅行をアレンジしてくれる業者は旅行代理店と言いますが、空港内で現地の旅行代理店と会うこともあるでしょう。
代理店が企画してくれているツアーは、全て準備がされているので旅行が初めての人には安心かもしれません。
A:Which hotel can you recommend in Boston?
ボストンでおすすめのホテルはどこですか。
B:The travel agent will advise you where to stay.
どこに滞在したらいいかは旅行会社の人が助言してくれるでしょう。
Visa (名詞) ビザ
特定の国に入国するには、国からの許可を得たビザを準備しなければ行けないケースがあります。
それは、国の法律に基づくもので、ビザが必要となる対象国も国によって異なるので、渡航先にビザが必要かどうかは確認しておきましょう。
A:I want to get a sightseeing visa.
観光ピザを取りたいのですが。
B:Okay. To complete a visa application, the following are necessary
ビザ申請を完了するには以下のものが必要です。
Book (a ticket) (名詞) 予約する
「予約をする」は、reserveという表現でも使われますが、bookも予約するという意味を持ちます。
A:Hi how can I help you?
こんにちは。どうされましたか。
B:I’d like to book a return ticket to Japan.
日本に帰るチケットを予約したいです。
One-way (ticket) (名詞) 片道(チケット)
目的地までのチケットが片道のみの場合は、one-way ticketという表現をします。
もし、目的地から戻ってくるチケットも含めて往復のことを表現する時は、round-trip ticketもしくはa return tiketと言います。
A:I’d like to book a ticket to Hong Kong.
香港までチケットを買いたいです。
B:Let me check..A one‐way ticket to Hong Kong is 80,000 yen, and a return (ticket) 150,000 (yen).
確認します。香港まで片道で 8 万円, 往復で 15 万円です。
A:I’d take a return ticket.
往復でお願いします。
Economy class (名詞) エコノミークラス
飛行機内の席で一般の席のことをエコノミークラスと言います。
他のクラスよりも価格が安いため、ほとんどの人がエコノミークラスで搭乗します。
A:I’d like to book an economy class ticket to New York next Sunday.
翌週の月曜日にニューヨーク行きのチケットを予約したいです。
B:Round trip or one-way?
往復ですか、片道ですか。
A:A round trip. I’d like to come back here on Saturday.
往復です。土曜日にはここに帰ってきたいです。
Business class (名詞) ビジネスクラス
ビジネスクラスは、ビジネス目的で使われる座席のことをいい、エコノミークラスより少し高い値段で購入できるチケットになります。
Can I always use business class when I go on a business trip?
私は常に出張時ビジネスクラスを使う事が出来ますか。
First class (名詞) ファーストクラス
ファーストクラスは飛行機内で一番高いクラスの席です。
エコノミーと比べて、ゆったりと過ごせる座席とより良いサービスを受けることができます。
I’d like to travel first-class.
ファーストクラスでお願いします。
I got a first-class ticket to New York.
わたしはニューヨーク行きのファーストクラスのチケットを買った。
Domestic flight (名詞) 国内線 / International flight (名詞) 国際線
海外旅行の際に、空港で国内線なのか国際線なのかで到着する場所やゲートなどが変わってきます。
目的地に合わせて自分が正しい場所にいるかなど聞く際に使えます。
The airline canceled seven international flights and 27 domestic flights early Thursday.
航空会社が7つの国際線と27の国内線を木曜の早くに(出航)キャンセルをした。
チェックインカウンターで便利な英語フレーズ
次は、空港内でフライトのチェックインをする際に使える英語表現や英会話フレーズなどをみていきましょう。
Check in (動詞/名詞) チェックイン
航空会社毎にチェックインカウンターの場所は異なります。チェックインカウンターで、搭乗券の確認や荷物の預入などを行います。
例文のように、空港内での様々な会話・質問で使われるので例文毎覚えておきましょう。
Can I check in now?
チェックインできますか。
Where is the check-in counter?
搭乗手続きをするのはどこですか。
What time should I check in?
何時にチェックインすればいいですか。
On time (形容詞) 時間通り
空港内での電子掲示板で、フライトの時刻が予定通り進んでいるかが表示されていたりします。
そこに、On timeと記載されていれば、遅れもなく予定通りということがわかります。
それ以外にも、定刻通りに到着するかの確認などの英語フレーズとしても応用できます。
Are we arriving on time?
定刻に到着しますか。
window seat (名詞) 窓側の席
チェックインカウンターで、搭乗券を貰う際に空きの席があれば席の場所を指定することも可能です。
レセプションで、“Would you like a window seat?”(窓側の席をご希望ですか。)と聞かれることもあります。
もし、聞かれなかった場合は例文のように聞いてみましょう。
Do you have a window seat?
窓側の席はありますか。
aisle seat (名詞) 通路側の席
通路側の席は、aisle seatと呼びます。
チェックインカウンターで例文のような会話になることがあるので覚えておくと便利でしょう。
A:Would you like a window or an aisle seat?
あなたは通路の側か窓側、どちらがいいですか。
B:I’d like an aisle seat, please.
通路側の席をお願いします。
Boarding pass (名詞) 飛行機の搭乗券
飛行機の搭乗券を英語では、Boarding passと呼びます。
空港に着いてチェックインカウンターに到着したときに、渡される搭乗券です。
This is your boarding pass. You will be boarding at gate 24 at 8.45.
これがあなたの搭乗券です。24番ゲートで8時45分に搭乗となります。
Carry on (baggage) (名詞) 機内持ち込み手荷物
機内に持ち込み可能な手荷物のことを言います。
海外旅行する際に使う航空会社によって手荷物で持ち込み可能な重さやサイズは異なるので確認しておくようにしましょう。
Carry onが「機内持ち込み」でbaggageもしくはluggageが「手荷物」を英語で意味します。
This is all my carry-on baggage.
手荷物はこれだけです。
Each passenger may carry on two small pieces of luggage.
乗客は1人2個の手荷物を持ち込むことができます –
baggage claim (名詞) 荷物の引換証
チェックインする際に、搭乗券と預入荷物の引換証を貰います。
目的地に着いた際に、荷物の引換証がないと荷物を受け取れない可能性があるので、しっかりと保管をしておきましょう。
Here are your boarding pass and your baggage claim.
搭乗券と荷物の引き換え証です。
Fragile (形容詞) 壊れ物
預入荷物の中に、壊れやすいものなど注意深く扱ってほしいものがある場合は、fragileシールを荷物に貼ってもらいます。
そうすることで、丁寧に荷物を扱ってもらえます。
Would you put a “Fragile” stickers on the package?
われもの注意というシールを貼っていただくことは可能でしょうか。
Identification (ID) 身分証明書
身分証明書は海外旅行する際には必要で、パスポートもその1つですがパスポートがなければ海外へ渡航することができません。
海外の空港内で、身分証明書の確認をされることもあります。
Please show me your identification.
あなたの身分証明書を私に見せてください。
Liquids (名詞) 液体
液体のことをliquidと言い、水や香水や化粧水など液体のものは機内に100ml以上持ち込むことができません。
スーツケースに入れて預入をしなければいけないものになります。
チェックイン後〜搭乗前に役立つ英語フレーズ
チェックインが終わり、搭乗までの待ち時間。迷うことなくフライトに搭乗するときなどに使える英語表現や英会話フレーズです。
Board (動詞) 乗り込む
飛行機内に乗り込む時に使われる英単語です。空港で機内に乗り込んで下さいとアナウンスが流れる時は必ず、聞く英語でしょう。
All passengers on All Nippon Airlines flight 0000 must go to the gate.
全日空(ANA)の0000の乗客は、ゲートに向かって下さい。
The plane will begin boarding in 10 minutes.
この飛行機は、10分以内に搭乗が始まります。
Boarding time (名詞) 搭乗時間
Boarding time飛行機の搭乗時間のことを意味し、搭乗の時間に関しての質問や英語でには必須なので覚えておきましょう。
What’s the boarding time?
搭乗開始は何時からですか。
What time do you start boarding?
この便は定刻に出発しますか。
Departures (名詞) 出発
旅行に出発することを表現する英単語です。飛行機に登場する前は、departure lounge(出発ラウンジ)でフライトを待っている必要があります。
depatures(名詞)で出発という意味になりますが、動詞はdepatureになります。
When is the departure?
いつ出発ですか?
Have you settled on a date for your departure?
出発の日を決めましたか。
Gate (名詞) ゲート
これから搭乗する飛行機の便ひとつひとつに搭乗ゲートが決められています。搭乗券を確認してゲートを探すことになります。
A:Could you tell me where flight XW8754 to Cebu departs from, please?
セブ行XW8754の搭乗口はどこか教えていただけますか。
B:Yes it leaves from gate Z30
それはZ30から出発します。
Delayed (形容詞) 遅延
もし、自分のフライトが遅れてしまった時に英語で表現されるのがdelayedです。
悪天候の影響やLCC(格安航空会社)などはよく遅延することがあります。
自分のフライトが遅延しているかを確認したい場合は以下のように質問することができます。
Has Flight 777 been delayed?
777便は遅れていますか。
もし、アナウンスで流れる際もdelayedという英単語を覚えておくとなんとなく意味を理解できるでしょう。
A Airlines flight 112 bound for Tokyo will be delayed 30 minutes.
A航空112便東京行きは30分遅れて出発いたします。
目的地到着後に役立つ英語フレーズ
目的地到着後に役立つ英語表現も覚えておくと空港内での英語に役立つでしょう。
Customs (名詞) 税関・関税
入国をする前に、関税を通る必要があります。ここでは、ドラッグや武器などの違法な所持品がないか、所持金が多くないかなどを確認してきます。
関税では、基本的には課税品(申告するもの)はありますか?と聞かれるのでない場合は、いいえと答えましょう。
A:Do you have anything to declare?
(申告すべきものは)課税品をお持ちですか。
B:No,I don’t have anything to declare.
申告するものは何も持っていません。
Arrivals (名詞) 降り場
arrivalが「到着」という意味を持つのですが、arrivalsが「降車場や降り場」という意味になります。
到着した際に、家族や知り合い、旅行会社のツアーであればツアー会社のスタッフと会う場所はArrivalsを指します。
Arrivals loungeが、空港の「到着ロビー」と言います。
Tom, I’ll meet you in the arrivals lounge.
トム、私は到着ロビーで待っているわ。
Connecting flight (名詞) 乗り換え便
海外渡航の際に、乗り換えをして最終目的地に向かうこともあるので、乗り継ぎをする人は覚えておきましょう。
Can I get a connecting flight to Indonesia?
インドネシア行きの乗り継ぎ便はありますか。
Which way to the connecting flight?
乗り換え便はどちらですか。
Stopover (名詞) 途中下車
長距離フライトの場合は、他の国で途中下車をする必要があります。その途中で止まることをstopoverと英語で表現します。
There is a stopover to change planes in Chicago.
シカゴの飛行機に乗り換えるために、途中下車がある。
Long-haul flight (名詞) 長距離フライト
長距離のフライトのことをLong-haul flightと言います。
It’s a long haul from New York to Japan.
ニューヨークから日本までは長距離だ。
まとめ
空港内で使える英語表現や英会話フレーズはいかがでしたか?
今回紹介した英語表現を覚えて、海外旅行や海外渡航に役立てていただければ幸いです!