独学

「ALL」が付いた英会話で役立つイディオム7個まとめました

「ALL」が付いた英会話で役立つイディオム7個まとめました


※記事内にプロモーションを含みます。

イディオムは、日常の英会話で頻繁に使われます。実践の英会話でイディオムを覚えておくと非常に役立ちます。今回は「All」が使われている英会話で役立つイディオムを紹介します。

「All」という単語だけでも多くのイディオム表現に使われています。イディオムの難しい点は、文章通りの意味として単語が使われないのでしっかりと覚えておかないと英会話で意味が理解できないなんてこともあります。

まずは、7個のイディオムを覚えていきましょう。

1. All ears 「熱心に耳を傾ける」

「熱心に耳を傾ける」「しっかり聞いている」意味をもつイディオムです。全ての耳で聞いているよというぐらいのニュアンスってことで「一心に耳を傾ける」という意味で表現されます。

例文

I’m all ears.
(興味津々です。)

Be all ears.
(注意して聞きなさい。)

2. All your eggs in one basket.

”All your eggs in one basket”で1つのかごに卵を入れている状態、つまり卵を落としてしまったら全て割れるかもしれない危険な状態を示しています。

例文

Balance your investments.Don’t put all your eggs in one basket.
(投資バランスを考えましょう。全てを1つのかごにいれるな)

アメリカでは、”All your eggs in one basket”を「お金」や「投資」に関する会話で良く使われることがあり、株式投資で”一つの会社だけにお金を投資するな”などの意味で使われます。

3. All in your head. 「気のせいだよ」

文字通りの意味だと「全部、頭の中だよ」とイディオムの意味を知らないでこの表現を聞いたら話についていけなくなりますが、意味としては「気のせいだよ」「考えすぎだよ」「思い過ごしだよ」という意味で、ネガティブな妄想を頂いている人に対して励ますようなときによく使われます。

例文

A:I think Mike hates me.
(マイクは私のこと嫌いになったと思う。)

B:Hell no. It’s all in your head!
(まさか、気のせいだよ。)

A:I hope so.
(そうならいいけど。。)

It’s all in your mind“も同じような意味で表現されることもあるので覚えておきましょう。

4. All  in a day’s work.「まったくの日常」

「まったくの日常」「いつもしていることで、たいしたことのない」というニュアンスで良く使われる表現です。

例文

A:How can I ever thank you?
(なんてお礼をすればいいの?)

B:No need, it’s all in a day’ work?
(大したことじゃないよ。いつものことだから)

例文から読み取れるように「いつも通りのことだから」というニュアンスで使われますが、会話によっては「いつものこと=嫌気が差している」というニュアンスで使われることがあるので会話の流れをしっかりと聞きながら使いましょう。

5. All hell broke loose.「大混乱になる」

「大混乱になる」「大騒動になる」という意味で良く使われる表現です。

例文

When he returned to work soon after holiday, all hell broke loose.
(彼が休暇から帰ってきて、大混乱になった。)

彼が混乱の元凶みたいな意味合いですが、よく火事や事故などの大変な状況のときによく使われる表現です。

6. All over the map.「至るところに散らばっている」

「至るところに散らばっている」という意味になり、何かがまとまりのない様子を示すイディオムです。

例文

His presentation today was all over the map.
(彼の今日のプレゼンはよく分からなかったよ。)

There are so many things to do, I feel like I am all over the map.
(やることがたくさんあって、頭が混乱しているよ。)

まとまりのない様子を示す言い方も出来れば、自らのことを「混乱している」などとも使えるのでニュアンスもしっかり覚えておくと便利ですね。

7. All eyes on me.「注目する」「目を向ける」

会話の中にこの表現が出てきたら文字通りの英語で「全てが目」なんて意味ではないことは明らかですよね。「注目する」「目を向ける」という意味で良く使われます。

例文

All eyes on me.
(みんなの視線が私に集まった。)

All eyes on you.
(みんなの視線があなたに集まった。)

 

今回紹介した7つの”All”が使われたイディオムを覚えて会話に活かしてみましょう。

執筆者
吉田 和史
LISH株式会社代表取締役CEO。留学カウンセラー・語学カウンセラーとして500名以上のカウンセリングを経験。また、オンライン英会話・英語コーチングサービスの事業責任者として英語教育業界で経験を積み、LISH株式会社創業。コンテンツ責任者としてメディア全体の運営を行っています。
編集責任者
池谷 翔太
English With編集長。アメリカの大学に正規留学。外資系旅行会社・留学エージェントでの実務経験を経て英会話講師、中日ドラゴンズのプロ野球選手の専属通訳なども経験。現在はEnglish With編集長を務める。取材・受講した英会話スクール・サービス数は50社、比較検証したサービスは100を超える。
監修者
吉田 和史
English With代表&コンテンツ管理最高責任者。英語教育系会社で語学留学カウンセラーとして300名以上のカウンセリング、オンライン英会話・英会話スクール事業立ち上げを経験。その後、RIZAP ENGLISH取締役、MeRISE英会話執行役員CMO、英語学習アプリ会社取締役COOとして活動経験あり。現在は、英語学習サイトEnglish With代表を務める。体験・受講した英語系サービスは20社、比較検証したサービスは100を超える。
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