「Bring」は英会話の中でよく使われる基本動詞の1つです。
会話の中でよく使われる基本動詞は、幅広いニュアンスを持つ動詞が多いので、イメージをしっかりと持たないと英語ネイティブとの会話がスムーズに行かないことが多々あります。
今回は、その基本動詞の1つである「Bring」を紹介します。
基本動詞「Bring(もってくる)」
「Bring」は持ってくるという意味を持ち、実は基本イメージは基本動詞の1つである「Come」と同様のものになっています。「Come」は、「何かが向こうからやってくる」で、「こちら側にやってくる」というイメージを持ちます。
「Come」の基本イメージも話題で注目されている場所を中心に、向こうからやってくるイメージを表現し、「Bring」も同じようなイメージを表現します。
「Bring」の場合は、「持ってくる」イメージを持つので、「Come」のイメージとモノがプラスされた際に表現します。
また、主語は人物と限らずに物の場合にも使われます。
関連記事:英会話に役立つ英文法!基本動詞「Come」をマスターしよう!【基礎英語】
「Bring」の持ってくるイメージを表現する
I’ll bring it later.
後で持っていきます。
中学の時に習った持ってくる「Bring」のイメージに一番近いのは、「持ってくる」という例文だと思います。
それ以外にも下記の例文の用に、モノを人物が「持ってくる」というイメージだけではなく、何かしらの事柄・現象を引き寄せるような「持ってくる」というような表現もします。
That will bring about peace.
それは平和をもたらす。
Bringの役立つ英語フレーズ
「Bring」は英会話の中で頻繁に使われる基本動詞と言っても過言ではありません。英会話で使える役立つ英語フレーズを覚えておきましょう。
bring off:見事にやってのける、救い出す
Can you bring it off?
うまくやり遂げられますか?
bring in:
(1)採り入れる、輸入する
(2)提出する、参加を依頼する
You can’t bring this in.
これは持ち込めません。
bring about:
(1)引き起こす、もたらす
(2)向きを変える(航海)
He tried to bring about peace.
彼は平和をもたらす努力をした。
bring back:
持ち帰る、戻す、思い出させる、回復させる
I’ll bring you back the book tomorrow.
本は明日お返しします。
bring to:
正気づかせる、止める
Shall I bring something to eat?
何か食べる物をお持ちしましょうか?
まとめ
「bring」は相手のいる場所に持っていくイメージで表現されます。「I’ll bring it to home」(家にそれを持っていきます)という表現は、相手が家にいる場合もしくは、持っていく際にその家にいる場合に用います。
このイメージと使い方のニュアンスを覚えて、英会話に役立てていきましょう。
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