英文法

英会話に役立つ英文法!基本動詞「Come」をマスターしよう!【基礎英語】



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英会話で頻繁に使われる基本動詞。英語ネイティブと英会話をする際に、基本動詞が使われる際に、簡単な単語なのにニュアンスが理解できない。違う意味で解釈してしまったことってありませんか?

簡単な基本動詞でも英文によっては、ニュアンスが異なることがあります。今回は、基本動詞の「come」の使い方についてご紹介したいと思います。

基本動詞「Come(来る)」

「Come」は中学の英語の授業で来るという意味で習った英単語です。この「Come」の来るのイメージは、何かが向こうからやってくるという意味合いで英語では使われます。

話題で注目されている場所を中心に、向こうからやってくるイメージを持つものであれば全て「Come」で表現することができます。

実際に英語ではどのように使われていくかを見ていきましょう。

やってくるというイメージの「Come」

多くの日本人がイメージする「Come」のイメージは、やってくるという意味で英語でもよく使われるイメージです。

Where do you come from?
どちらの出身ですか?

I’ll come again
また来ます。

2つの例文は、一般的な来るの動作を表しています。

以下の2つの例文はどうでしょうか。

That doesn’t come to mind.
私はそれが頭に浮かばない。

Summer has come.
夏が来た。

人物に対してだけでなく、物事に対して「Come」が使われています。「Come」するものは人物だけではなく、物事を対象にして使われることがあります。

もうすぐくる、次のという意味の「Coming」

「Coming」を使った「もうすぐくる」、「次の」は英語でよく使われる表現です。

The coming election.
次の選挙

the coming of spring
春の訪れ

I’m coming.
いま行くよ。

I’m comingは、待ち合わせをしている際や呼ばれた際に「今向かっているよ」や「行くよ」という意味を持ち、英会話でよく使われるので覚えておくと便利でしょう。

変化のイメージを持つ「Come」

変化のイメージをもつ「Come」は、「ある状態にくる」ことの連想があります。主に、良い方向へに変化する際に使われることがあります。

例えば、”dream comes true”も変化のイメージを持つ「Come」で良い方向に向いている「Come」ということがわかります。

I hope that dream comes true someday.
その夢がいつか叶いますように。

「Come」が良い方向へ向いていることで使われることが多いですが、同じ基本動詞の「Go」は実は悪い方向に使われることが多いです。

Things sometimes go bad but they usually come good again.
ものごとは悪くなることはあるけど、また良くなってくるものだよ。

自分の身のまわりを理想的な状態だとするとそこから離れていくことは、悪い変化として捉えているイメージです。このイメージも覚えておくと英会話で役に立つでしょう。

関連記事:英会話に役立つ英文法!基本動詞「Go」をマスターしよう!【基礎英語】

「Come」を使った役立つ英語フレーズ

基本動詞の「Come」は英会話でよく使われる単語の1つです。「Come」の英語フレーズを覚えて、英会話表現を増やしていきましょう。

「Come to 動詞」(〜するようになる)

I came to like living countrysidecity.
田舎に住むのが好きになった。

変化の「Come」です。 「to」が次にくる動詞の意味をつないでいるので、「〜の状態になった」という意味になります。例文では「come to like」で「好きになった状態」を説明しています。

How come…?(どうして?)

「How come」という表現は、英語ではよく使われるフレーズです。

How come you were late again?
なぜまた遅かったの?

How come you didn’t say anything?
なぜ何も言わないの?

How come you eat so much?
どうしたらそんなに沢山食べれるの?

「How come」は、「なぜ」や「どうして」という意味を持ちます。「Why」で言い換えることもできますが、「どのように、どのような過程(How)を経て、起こったのか(Come)」ということを表現しています。

まとめ

「Come」が話題で注目されている場所を中心に、向かってくるイメージをも持つ英語です。何かが向こうからやってくるイメージを持ち、英会話に活かしていきましょう!

「Come」と一緒に間違われやすい「Go」も合わせて覚えておきましょう。

関連記事:英会話に役立つ英文法!基本動詞「Go」をマスターしよう!【基礎英語】

執筆者
吉田 和史
LISH株式会社代表取締役CEO。留学カウンセラー・語学カウンセラーとして500名以上のカウンセリングを経験。また、オンライン英会話・英語コーチングサービスの事業責任者として英語教育業界で経験を積み、LISH株式会社創業。コンテンツ責任者としてメディア全体の運営を行っています。
編集責任者
池谷 翔太
English With編集長。アメリカの大学に正規留学。外資系旅行会社・留学エージェントでの実務経験を経て英会話講師、中日ドラゴンズのプロ野球選手の専属通訳なども経験。現在はEnglish With編集長を務める。取材・受講した英会話スクール・サービス数は50社、比較検証したサービスは100を超える。
監修者
吉田 和史
English With代表&コンテンツ管理最高責任者。英語教育系会社で語学留学カウンセラーとして300名以上のカウンセリング、オンライン英会話・英会話スクール事業立ち上げを経験。その後、RIZAP ENGLISH取締役、MeRISE英会話執行役員CMO、英語学習アプリ会社取締役COOとして活動経験あり。現在は、英語学習サイトEnglish With代表を務める。体験・受講した英語系サービスは20社、比較検証したサービスは100を超える。
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