英会話の習得を効率よくしていくには、英文法は必要不可欠でその中でも英会話で使われないことがないのが基本動詞です。
基本動詞をしっかりと習得しておけば、英会話の話す内容が広がり、相手の話している内容も理解しやすくなります。
今回は、基本動詞は「Drive」についてご紹介していきます。
目次
基本動詞「Drive(運転する)」
基本動詞の「Drive」は、運転するというイメージを持たれたいる方も多いでしょう。
「Drive」の基本イメージは、運転するではなく「力を入れて動かす」ことを英文で表現します。活力や勢いを持ったものが、対象に対して駆る、追い立てるというイメージを持っておきましょう。
車などを動かす「Drive」
一番イメージの強い「Drive」の形である動かす、運転するという英文です。
I learned how to drive a car last year.
昨年自動車の運転を習った。
場所に追いやる「Drive」
「Drive」には、場所を追いやるという意味も持ちます。
The heat drove me out of the house.
暑いのに堪えかねて家を飛び出した。
例文では、暑さが自分を家の外に追いやるということを「Drive」を使い、説明しています。
状態に追いやる「Drive」
場所に追いやる「Drive」もあれば、何かしたの状態に追いやる「Drive」もあります。
His questions drove me to distraction.
彼に(いろいろ)質問されて頭にきた。
Her inane remarks drove me insane.
彼女のばかげた発言で頭がおかしくなった。
例文のように何かしらの事柄によって、状態が変化した状態を「Drive」で表現しています。
勢いよく活動する「Drive」
勢い良く活動を促す表現も「Dribe」を表現することがあります。
The coach has been driving team member into the ground lately.
監督は近ごろチームメンバーをへとへとになるまでしごいている。
例文では、コーチが対象であるチームメンバーを勢い良く活動を促しているのが見て取れます。
強く打つ「Drive」
He drove a nail into the board.
彼は板にくぎを打ち込んだ。
「Drive」の基本イメージである「力を加えて動かす」が表現され、強く打つことを例文では表現されています。
「Drive」から派生した「Driver」などの名詞
この基本動詞の「Drive」が「力を加えて動かす」のイメージを加えて誕生した名詞があります。
力を加えて動かす動作がある「screwdriver」(スクリュードライバー)は、「Drive」の基本イメージから来ています。
それ以外にもゴルフの「Driver(ドライバー)」や「Overdrive(オーバードライブ)」という名詞も「力を加える」イメージを持ち、「Drive」から派生されてできています。
「Overdrive(オーバードライブ)」は自動車の装置の名詞ですが、酷使をするという意味を持ちます。
Overdriving people often suffer stress.
人を酷使してしばしばストレスを引き起こさせる。
まとめ
基本動詞の名詞のイメージは、「力を入れて動かす」という表現です。英語を覚える際に、日本語訳だけで覚えるのではなくその単語のニュアンスやイメージなどを理解しておくと英会話での役割も役立ってきます。
ニュアンスを理解しながら、英語上達を目指していきましょう。