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英語で苦情を表現する!英語でクレームを伝えるフレーズと伝え方のコツ

英語で苦情を表現する!英語でクレームを伝えるフレーズと伝え方のコツ


※記事内にプロモーションを含みます。

商品やサービス、相手の対応などに対して苦情・クレームをいれることは、日本で暮らしていても海外で暮らしていても生活の中で必要なことになってきます。問題があった際に、そのまま黙っていても得することはありません。

ただし、苦情・クレームのやり方を間違えると相手に与える印象も悪くなる場合があります。今回はクレーム(苦情)を伝える英語フレーズとその伝え方のコツをご紹介していきます。

英語でのクレーム(苦情)の言い方

complaint

日本では、苦情のことをクレームなんて表現がされますが、英語ではクレーム(claim)は「要求する、主張する」という意味なので直接的に苦情という意味は持ちません。英語での苦情は、”complaint”という単語なので覚えておきましょう。

それでは、苦情が”complaint”と覚えたところで英語でのクレーム(苦情)の言い方をフレーズでご紹介していきます。

I’m sorry to say this but…(申し訳ないのですが…)

訳としては、「残念ながら」という意味をもつ英語表現です。クレーム(苦情)を伝える際には、まずは丁寧な物言いで始めることは非常に大切です。クレーム(苦情)を切り出す言い方として覚えておきましょう。

I hate to say that but…(言いにくいことですが…)

苦情を言う際に、言いにくいことですがと前置きを置いた上で相手に対する不満を伝えるフレーズです。同様の表現で、”I have to tell you that”(あなたに伝えなければならないが…)もよく使われます。

I hate to say that, but you are mistaken.
言いにくいことですが,それはあなたの勘違いです。

Sorry to bother you but…(お手数ですが…)

丁寧な表現のクレーム(苦情)を言い出すときの英語フレーズです。いきなり、苦情を伝えてもクレーマーっぽくなるのは避けたいのでまずは丁寧に伝えることから入るのは大事なことです。

I’m afraid…(申し訳ないのですが…)

“I’m afraid”も丁寧に、クレーム(苦情)を伝える際の言い出しとしては、使える英語フレーズです。”I’m afraid”に続けて、伝えたい不満などを加えましょう。

I’m afraid there is a slight problem with the plan
申し訳ないのですが、その計画には少し問題があります。

上記の例以外にも直接的にクレーム(苦情)を伝える言い方もあります。

I’m afraid I’ve got a complaint about the service in the shop.
申し訳ないのですが、この店に対しての苦情(不満)があります。

Would you mind…?(〜してもらってもいいですか?)

そこまで大きなクレーム(苦情)ではないのであれば、まずは丁寧に頼むことも大事です。例えば、タクシーに乗車した際にBGMがうるさい場合などは次のように伝えることができるでしょう。

Would you mind turning down the volume?
ボリュームを下げてもらえますか。

喫煙禁止の場所やタバコ嫌いの人は、相手に対してこんな伝え方もできます。

Would you mind not smoking?
たばこを吸わないでいただけませんか。(ご遠慮いただけますか。)

I was expecting…but…(〜だと期待していました。)

期待を裏切られた際に使われる表現です。期待していたけど…と続けて表現するため少し遠回しに相手に対する不満を伝える方法です。

I was expecting you at 11:00 a.m.
あなたが11時に来るものと思っていました。

There seems to be a problem with…(…に問題があるようです。)

特定の商品などに対して、問題点があることを指摘する際などに使われる英語表現です。商品に対するクレーム(苦情)の場合などの際はこのフレーズを覚えておきましょう。前項で紹介された、”I have to say that〜”に続けてこの表現を使うこともできます。

There seems to be a problem with the product.
この商品に問題があるようです。

There appears to be something wrong with…(〜に何か不具合があるようです。)

“appear”は、「現れる」という意味を持ち、”something wrong”で「不具合」があることを説明している表現です。サービスや商品に対して不具合が現れたときなどに使える英語フレーズの1つです。

There seems to be a problem with the reservation system.
予約システムに不具合があるようです。

There is a problem…(〜に問題がある。)

問題点を指摘する際によく使われる表現です。

There is a problem with our contract.
私たちの契約に問題があります。

Excuse me but there is a problem with the product that you sold.
すみません。あなたが売った商品に問題があります。

There is a problem in your proposal.例文帳に追加 あなたの提案の中に一つ問題があります。

I’m not satisfied with…(〜には不満だ。)

不満や満足していないことに対して、伝える際に使う英語表現です。

I’m not satisfied with that company’s service.
あの会社のサービスには不満だ。

I am not satisfied with your conduct at all.
あなたの行動には全く満足していません。

I want to complain about…(〜について文句を言いたい。)

直接的に、苦情の内容を伝える英語表現です。

I want to complain to him about time management.
彼に対すて、時間管理のことの文句を言いたい。

I have a complaint about…(〜について苦情(文句)がある。)

この表現もかなり直接的な表現ですが、動揺しているときや相手に対して厳しめにものごとを伝えたいときなどには有効でしょう。相手が受け取る印象も考えつつ使うことができればいいでしょう。

I have a complaint about my order.
注文について苦情(文句)がある。

英語で丁寧にクレームを伝えるコツ

complaint01

クレーム(苦情)を伝える際に、使える英語フレーズを紹介してきました。クレームを伝える際は、トラブルにならないように丁寧に伝える必要があります。

クレームの切り出し方を工夫しよう。

例文でも記載したように、”Sorry to bother you”などと切り出すことで、相手も気楽に話を聞いてくれて落ち着いた雰囲気で話をすすめることができます。

例え、クレームを付ける内容に対して苦情を加えたい場合は”I’m afraid”や”Would you mind〜?”なども同様に使ってみると良いでしょう。

問題点をしっかりと伝えよう。

クレームをする際に、気をつけたいのは何が問題なのかを明確に伝えることです。怒りが先行してしまって、相手へと問題点を伝えることができないと、不満は解消されません。

“There is a problem〜”などを使いながら問題点を相手にしっかりと伝えることで、解決までスムーズに進んでいくでしょう。

相手を責めずに、しっかりと相手の話しを聞く体勢も作ろう。

問題や不満を伝える際に、必ずしも受け答えをしてくれている相手が悪いとは限りません。相手を責めるだけでは、クレーマーになってしまいます。問題点をしっかりと伝えながら相手の言い分を”I understand”と聞きながら問題を解決をしていきましょう。

まとめ

クレームを英語で伝えるフレーズとコツをお伝えしてきました。

海外であっても、受けられるサービスに関して不満がある場合はしっかりと伝えるべきです。問題を大きくしてしまわないようにも丁寧な言い回しを覚えながら自信を持って伝えられるようになりましょう。

今回の記事が参考になれば幸いです。

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執筆者
吉田 和史
LISH株式会社代表取締役CEO。留学カウンセラー・語学カウンセラーとして500名以上のカウンセリングを経験。また、オンライン英会話・英語コーチングサービスの事業責任者として英語教育業界で経験を積み、LISH株式会社創業。コンテンツ責任者としてメディア全体の運営を行っています。
編集責任者
池谷 翔太
English With編集長。アメリカの大学に正規留学。外資系旅行会社・留学エージェントでの実務経験を経て英会話講師、中日ドラゴンズのプロ野球選手の専属通訳なども経験。現在はEnglish With編集長を務める。取材・受講した英会話スクール・サービス数は50社、比較検証したサービスは100を超える。
監修者
吉田 和史
English With代表&コンテンツ管理最高責任者。英語教育系会社で語学留学カウンセラーとして300名以上のカウンセリング、オンライン英会話・英会話スクール事業立ち上げを経験。その後、RIZAP ENGLISH取締役、MeRISE英会話執行役員CMO、英語学習アプリ会社取締役COOとして活動経験あり。現在は、英語学習サイトEnglish With代表を務める。体験・受講した英語系サービスは20社、比較検証したサービスは100を超える。
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