今回は「グラマーテーブル」という学習メソッドを使い受講生の英語力を伸ばしているスクール「Liberty English Academy」の「TOEIC 対策コース(Aランク獲得コース)」について、その内容をお伝えしていこうと思います。
※以下、Libertyと略称
※TOEIC Aランクは「TOEICハイスコア(860~990点)」を目指していくコースです。
Libertyは、今まで国内外問わず受講生のTOEIC・TOEFL・IELTSスコアアップに貢献し、学生であれば難関高校・大学へ合格、社会人であれば外資系への就職、転職を実現させてきました。
このスクールでは、代表兼塾長でもある藤川氏が考案した「グラマーテーブル」を基に英語を根本から学ぶことができ、英語試験や実践の英会話でも使える応用力・適応力を身につけることが可能です。
これまでLibertyのレッスンを受講し、何度も取材させていただいたことがありますが、他にはない指導力と圧倒的な実績を残しているスクールであると感じています。そして、ここで紹介する「TOEIC Aランク獲得コース」もかなり期待が持てる内容になっています。
この記事では僕が「TOEIC Aランク獲得コース」を実際にオンラインで受講してみたので、プログラムの情報からどのようなレッスンを受講できるのか、本当に根本的な英語力を伸ばした上で、スコアアップにつながるのかを詳しく解説をしていきます。
この記事を読んで、自分に合っているプログラムかどうか内容をチェックして確かめてみてくださいね!
また、Libertyに関する記事は他にも用意しています。
目次
Liberty English AcademyのTOEIC Aランク獲得コースについて【概要説明】
LibertyのTOEIC Aランク獲得コースは、英語初心者の方でも理想的なスコア取得を目指せるプログラムになり、2ヶ月間のカリキュラムから受講が可能。
最終的な目標としては、ETSが正式に発表しているAランクである「TOEICハイスコア(860~990点)」を獲得し、欧米のネイティブ同等の英語力を習得できることを前提に学習を進めていきます。
※ETSとは、TOEIC ProgramやTOEFL、SAT(全米大学入学共通試験)、GRE(大学院入学共通試験)を含む約200のテストプログラムを開発している世界最大の非営利テスト開発機関です。
もちろん、現時点で高いTOEICスコアを保有してない場合でも、基礎から学習できるので、将来的にハイスコアを取得したい方にもおすすめ。
また、このコースはオンデマンド動画形式で視聴ができ、すべてオンライン受講で完結できる点で、効率的に受講を進めることができますので、周りの英語レベル関係なく自分のペースで学ぶことができます。
Libertyでは「英語で伸び悩む大きな理由としてVerbに対する理解が間違っているからと考えており、Verbは英語を理解・運用する上での中核であると捉えます。」
日本語という言語は、動詞をそこまで重要視せずに伝わる言語で、その重要度は英語とは比較できないほど低いのが特徴。一方で、英語におけるVerbの役割は90%ほど占めると言われています。
そして、英語はVerbを中心にルールが決まっており、Syntax・Tense・Verbal・Other Essential Rulesというように分類され、論理的に説明することが可能です。
このようにTOEIC Aランク獲得コースでは、上記の独自メソッドである「グラマーテーブル」の理解度を上げていきながら、並行してテスト対策を行っていきます。
かなり専門的な用語が出てくるのでしっかり理解できるか心配になるかもしれませんが、全て動画内で詳しく解説してくれるので安心して学習を進めることができます。
また、授業が難しく感じた場合には、より基礎的な内容から学習できるFoundationクラスも受講できます。
Foundationクラスは、少人数制のセミプライベートレッスンで、細かな文法知識もその場で質疑応答して受講を進めることができます。きちんと基礎から英語力を高められるので継続して学習することができれば、大幅にTOEICスコアを伸ばすことが可能です。
より詳しくLibertyについて知りたい方は、代表の藤川氏のインタビュー動画が参考になるのでチェックしてみましょう。
Liberty English AcademyのTOEIC Aランク獲得コースを体験受講してみた
ここからは、僕がLibertyのTOEIC Aランク獲得コースを体験した内容をお伝えしていこうと思います。
このコースでは、Libertyで学習を進めるにあたって必要不可欠な英語の前提知識のレクチャー」から「TOEIC対策のレッスン」「グラマーテーブルのレッスン」と言った流れで学習を進めていきます。
- Introductoryクラス :Libertyで学習を進めるにあたって、必要不可欠な英語の前提知識を学ぶ
- TOEIC対策クラス:TOEIC R&L(Part5,6)のレッスン
- グラマーテーブルクラス(GTクラス):より難易度の高い演習問題を通して、負荷をかけ、英語の基礎力を高いレベルに引き上げる(TOEFLより厳選した良問を用意)
今回は、上記クラス(Introductoryクラス、TOEIC対策クラス、グラマーテーブルクラス)の初回レッスンを受けてきたのでその中身を少しだけお伝えしていきますね。
Introductoryクラス
Introductoryクラスでは、Libertyで英語力を伸ばすにあたって必要不可欠な英語の前提知識を理解するためのレッスンが行われます。全てのレッスンの土台・基盤となるので動画の受講期限内であれば何度でも反復して学習ができます。
グラマーテーブルは、Liberty塾長の藤川先生が考案した独自のメソッド。英語教授法(TESOL)の世界最高峰と言われるコロンビア大学大学院でその独自性が評価されたと言われています。従って、Libertyでしか学ぶことはできません。
グラマーテーブルのメソッドを一言で表すと「ネイティブの中でも教養のあるエリートが身につけている英語を習得する」学習方法になります。
このメソッドを使って多くの学生・社会人が英語力を大きく伸ばし目標を達成してきました。
- 東大・京大などの難関大学・大学院への入学
- ハーバード・MIT・UCLA などの海外難関大学・大学院への入学
- TOEFL iBT100点取得者多数輩出 など
一般的に、日本人は日本語を通して英語を理解しようとしますが、それではネイティブと同じ感覚で正しく英語を理解することはできません。
グラマーテーブルでは、そんな日本人学習者のために、英語を英語として捉え、ネイティブ同等の完成された英語の思考体系を身につけるためのエッセンスをシンプルかつ体系的に学ぶことができます。
僕が受講したのはオンデマンド動画形式で、グラマーテーブルのメソッドを学ぶといった内容。視聴型ですので、その場で質問はできませんがグラマーテーブルのメソッドとは何か丁寧に説明してくれるのでしっかりと理解を深めることができました。
内容としては、日本語の感覚で英語を捉えても根本的な英語の理解は難しいということや、Verbを中心にした考え方を学びます。
Verbには様々な役割があることを教えてもらい、Syntax・Tense・Verbal・Other. Essential Rulesの働きに対する説明を受けて、Noun(名詞)・Adjective(形容詞)・Adverb(副詞)の役割などを学んでいきます。
はじめは見慣れないこともあるかもしれませんが、回数を重ねるごとに理解できるようになりますので、そこまで心配はいらないです。
今まで、学校では動詞は名詞や形容詞の1つとして覚えてきましたが、英語を本質的に理解する上では間違っており、全てがVerbを中心と考えられることを様々な観点から教えてもらうといった内容です。
グラマーテーブルはかなり奥が深いメソッドになっているので、一度のレッスンで全てを理解することはできません。そのため、TOEICコースでは継続的にグラマーテーブルのレッスンを受講していきます。
TOEIC対策クラス
TOEIC対策クラスでは、TOEIC Part 5とPart 6の問題を解いていく形式で、こちらもグラマーテーブルを使った考え方を基に正解を導いていきます。
よくある市販書や試験対策のスクールでは、問題の不正解の理由を学校で教えてもらうような簡素な方法で説明していますが、それでは英文の成り立ちなどは把握できません。
グラマーテーブルの場合であれば、各問題に対してVerbをメインに答えを導き、Syntax・Tense・Verbal・Other Essencial Rulesに分類し解き明かしていきます。
受講した最初はまだグラマーテーブルの理解が浅いので、問題の解き方やスピードにそこまで変化はないかもしれませんが、使いこなせることができればPart 5,Part 6の問題をかなり早い速度で解くことができるようになるでしょう。
ちなみに、Libertyでは、TOEICのパートごとの解き方だけでなく時間配分のコツなどもレクチャーしてもらえます。例えば、900点台などの高得点を取るためには、Part 5は1問20秒以内で解くことが大事というように目標スコアそれぞれに設定するスピード感は異なることを教えてもらいます。
僕自身、動画を視聴した後グラマーテーブルの英語に対する考え方を理解し、問題集を解いてみると、それぞれの問題の共通点が見えるものがあり「この問題は、前にやった問題と構造が似ている」と意識することができました。
もちろん、グラマーテーブルを全て学んだわけでないので、解ける問題もまだまだ少ないですが、参考書に載っている解き方とは別物であることを今回のレッスン受講で感じることができました。
グラマーテーブルクラス
グラマーテーブルクラスは、Introductoryクラスとは異なり、レクチャー中心ではなく、より実践的に演習問題に取り組みます。また、TOEIC対策クラスではTOEICの問題でしたが、グラマーテーブルクラスでは、TOEFLの問題を解いていきます。
なぜ、TOEIC対策コースの中にTOEFLの問題集を解く工程が入っているのかと言うと、Libertyでは「ネイティブの感覚を基に英語を紐解き理解していくことが大事」だと考えられているので、TOEFLのようにアカデミックな内容にも挑戦していきます。
負荷のかかる難しい内容に慣れておくことでTOEICの問題をより簡単に感じられスムーズに解くことができるようになるというメリットもあります。
また、学校で学んだように「英語→日本語」という形で訳すのではなく、調べ物を行う際も「英語→英語」で単語・熟語などを理解していきます。これは、英語本来の意味を理解する上で大事な感覚なのでレッスンで鍛えていくのです。
TOEFLになる分、解く問題のレベルが高く負荷がかかるので、Introductoryクラス
と比較しても多くグラマーテーブルを用いて深く理解できたと感じています。
当たり前ですが、TOEIC対策コースを受講する方は「TOEICハイスコアの取得」を目標に学習を進めていきますが、最も大事なことは「その先にどのように英語を使っていくか」です。
このレッスンでは、自己学習の際に気を付けないといけないポイントや完璧な英語を使うためのノウハウなどもレクチャーしてくれるので、スコア達成した後に生かすことができますね。
以上、3つのレッスンを受講しTOEIC対策コースの体験は終了になります。
Liberty English AcademyのTOEIC Aランク獲得コースの口コミ・評判
リバティイングリッシュアカデミーのTOEIC対策コースを受講した方の声をいくつか集めました。スクール選びの参考にしてみましょう。
M. Muraiさん 大学生
今、振り返ってみると、LIBERTYで藤川先生が教授されている英語は、正に私の文法力、リーディングとリスニング、さらにはスピーキングやライティングまで全てにおける表現力を飛躍的に開花させてくれるものでした。中略…
Grammar Tableは、今まで培ってこられた皆さんの英語力をさらに高め、二度とやり直す必要のない「本物の英語」を習得できる素晴らしいツールだと断言します。
皆さんのご検討をお祈りしています!
会社員 男性
仕事や家庭の兼ね合いで思うように学習が続かない日もありますが極力集中して取り組むようにしました。ただ、具体的な時間を決めてにやるよりも時間を決めずに分からないことを徹底的に調べて学ぶことを重視していました。中略…
グラマーテーブルを学習し始めてTOEIC受けたところ、600→800点に。リスニング・リーディング共にスコアアップ。いずれも設問を読むスピードが早く正確になったことが要因だと考えています。
K. Maruyamaさん 公務員
これまでTOEIC820点、英検準一級までは届いたもののその先に伸び悩んでいました。LIBERTY ENGLISHに通い10回程レッスンを受けた後にTOEICを受験する機会があり、そのスコアに驚きました。何も試験対策をせず、受験も4年ぶりでしたのに930点を取れました。900点台は、試験対策をしても難しいと思っていたため、大変嬉しかったです。
特に苦手なリーディングセクションでのスコアが伸びており、また得意なリスニングは満点でした。上記の口コミのように、グラマーテーブルをしっかりと理解することができれば、TOEICでハイスコアを取ることは難しくないのかもしれませんね。
僕も今回、グラマーテーブルを体験してみて英語に対する考え方、捉え方が今までのものと全く別物であることがわかったので、続けていけば英語力そのものがかなり高まるのではないかと思いました。
Liberty English AcademyのTOEIC Aランク獲得コースの料金
ここではLibertyのTOEIC対策コースに関する料金についてまとめていきます。
2つのコースに分かれており、受講回数が異なりますが、全てが動画試聴型のクラスになるので自分の好きな時間に学習が可能です。
※全てのコースに入会金55,000円(税込)がかかります。
受講料金 | 316,800円 ※13,200円/1レッスン |
---|---|
受講回数 | 24回 |
受講期間 | 2 or 3ヶ月(選択可) |
レッスン時間 | 90分 |
備考 | 受講料金の中に教材費は含まれています。 |
受講料金 | 528,000円 ※11,000円/1レッスン |
---|---|
受講回数 | 48回 |
受講期間 | 4 or 6ヶ月(選択可) |
レッスン時間 | 90分 |
備考 | 受講料金の中に教材費は含まれています。 |
「ショートコース」は、受講回数が少ないことから「すでにTOEIC700点以上を保有している」または「最短でTOEICのAランクであるハイスコア(860~990点)を達成したい方」におすすめ。
「ベーシックコース」は、中長期的に学ぶため大幅なスコアアップが期待できます。「TOEIC700点未満だがTOEICのハイスコア(860~990点)を達成したい」または「700点以上のスコア取得者でも4技能をしっかりと身につけたい」と言ったニーズに適しています。
また、LIBERTYでは「ベーシックコース」を受講する方に向けて、Aランク保証を行っています。Aランク保証制度とは、Libertyで規定する適用条件を守った上で、それでもAランクに届かなかった場合には、コースに応じて無料でレッスン回数を追加できる保証制度です。
Liberty English AcademyのTOEIC Aランク獲得コースに関するよくある質問【Q&A】
次に、LibertyのTOEIC対策コースにまつわる質問集をまとめてみました。
入会を検討する上で受講生が気になる質問をまとめているので参考にしてみてください。
どのプランを受講しても英語力向上は可能ですが、ご自身の目標値によって異なります。例えば、ショートプランは短期間のスコアアップを目標とし、TOEIC700点ほどの英語力が目安になります。ベーシックプランはTOEIC 400点〜700点、または700点以上の方でも英語の基礎から学びたい方におすすめです。
受講できます。ハイスコアの取得はあくまでも目標の指標になるので、英語の根本的な運用力を向上させたい方でどなたでも学ぶことが可能です。
.本質的なリーディング・リスニング力を向上するための学習指導をはじめ、TOEICでハイスコアを獲得するためのレクチャーも行っています。また伸び悩みを感じた際は講師やスタッフによる個別の面談もできます。
目標スコアや受講頻度によって異なりますが、最短で1ヶ月から効果を実感できます。多くの受講生が3ヶ月で十分にスコアアップすることができ、学習を6ヶ月継続すれば、英語を自在に運用できるレベルまで伸ばせます。
大丈夫です。1日あ1.5時間の学習時間を確保することができれば、後はオンデマンドの動画視聴になるので好きなタイミングで学習に取り組むことが可能です。
最後に:Liberty English AcademyのTOEIC Aランク獲得コースをまずは体験してみよう!
今回は、スクール独自のメソッドである「グラマーテーブル」を基にしたLibertyのTOEIC対策コースについて記事をまとめてきました。
TOEIC860点以上のスコアアップを考えている方だけでなく、将来的に使える英語力を身につけたいと思う方にとっても、紹介した「TOEIC対策コース」はおすすめできるかと思います。
多くの方にとってTOEICのハイスコアを取得するのは通過点であり。その先にどのように英語力を使っていくのかが大事です。
このコースでは、スコア対策だけでなくグラマーテーブルを理解し自分で使いこなしていくことで、正しい英語知識が身につきます。仕事で英文のライティングが必要な時でも、学校で論文を書かなければならない時でも必ず役に立つことでしょう。
まずは、自分に合っているか試してみるためにLibertyで「無料体験レッスン」を受講してみましょう!
自分にあった学習方法や英会話スクール選びができるように、English Withではあなたの英語学習を応援しています。