この記事では、NLPE英語コーチングのプログラム内容やその効果について、実際に入会した僕がまとめて紹介。3ヶ月の受講になるので3部に分けており、今回は連載記事①として初回のセッション〜1ヶ月目のレビューを行っています。
NLPEという「神経言語プログラミング×英語コーチング」を提供しているスクールに入会!今日はプレセッションです。3ヶ月間、脳科学や心理学を基にした英語コーチングを学んでいきます!#NLPE #英語コーチング #心理学 #脳科学
— 池谷ショーン (@sean_ikegaya) November 16, 2021
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NLPE英語コーチングは、英語学習に関するメソッドを提供することをはじめ「個々の自己実現」や「目標達成までの考え方」「価値観や人格の生成」など、ライフコーチングにフォーカスしているスクールです。
そのため「英語学習をしてきたけど中々続かない…」「英語に対してネガティブな感情がある…」と言った方の他「NLPを通じてライフチェンジをしたい」と思う方にもおすすめできます。
そこで今回は、NLPEの3ヶ月プログラム(プラクティショナーコース)に入会した僕がその内容を詳しくまとめ、NLPEを受講検討している方に向けて情報をお伝えしていきます。
目次
NLPE英語コーチングとは?
NLPE英語コーチングのスクール情報は以下の記事で詳しく書いていますが、簡単にお伝えすると「NLPを基にしたアプローチで英語力を上げていく英語コーチングスクール」になります。
NLPとは、Neuro Linguistic Programing(神経言語プログラミング)の略称で、別名「脳と心の取扱説明書」とも呼ばれています。
NLPは、世界的にも有名なプログラムでセラピーや心理的なカウンセリングにも使われており、オバマ大統領やタイガーウッズなど有名なスポーツ選手も学んでいる分野です。
NLPEに関しては、代表の「南山 紘輝さん」が開発し、自身の言語習得体験を基にNLPを掛け合わせたプログラムになります。
南山代表プロフィール
京都生まれ。リヨンカトリック大学留学、米国認定NLPプロフェッショナルコーチ、TESOL上級課程修了、NLPE英語コーチングプログラム開発者、翻訳家、マルチリンガル(日本語、英語、フランス語、スペイン語)。
元々、南山さんは米国認定のNLP(Neuro Linguistic Programming)を取得しており上級プロフェッショナルコーチとして活躍されている方で、コーチングに関する知識は国内屈指。
NLPE英語コーチングでは南山さんをはじめ「言語習得×コーチング」の分野で多くの実績を持つ方々がコーチとして指導してくれます。
NLPE英語コーチングへ入会!受講内容まとめ【1ヶ月目】
NLPE英語コーチングには3つのプランがあり、それぞれサービス内容が異なります。
ベーシックコース(初級) | 英語学習やNLPをこれから取り組みたい初心者の方におすすめ。 ※セッション回数:3回/3ヶ月 |
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プラクティショナーコース(中級) | 英語力を効果的に高めたい、NLPを理解したい方におすすめ。 ※セッション回数:12回/3ヶ月 |
マスターコース(上級) | 上記プランに加えてコーチングを受ける他、自分で行う技術も学ぶ ことができるのでより深くNLPを理解したい方におすすめ。 ※セッション回数:20回/3ヶ月 |
このコースを受講した理由は、適度なセッション回数が受けられるのと料金的にも38万円+5万円(入会金)と、他社の英語コーチングの相場程度だったからです。
僕自身、他のコーチングスクールも受講したことがあったので比べてみようと思いました。
プラクティショナーコースでは、週1回60分間のセッションが行われコーチの方からコーチングを受けます。僕の担当は代表の南山さんで、3ヶ月間担当してくれました。
NLPEでは、英語コーチングに関する資料(教科書)が入会時に登録した住所に送られてくるので、セッションまでに準備しておきます。
また、プラクティショナーコースの場合はセッションが全12回あり、週1回のペースで行われるのですが、その前に「プレセッション」と呼ばれる事前の顔合わせがオンラインであります。プレセッションの段階では、英語学習の現状や目標について簡単共有を行い「自分自身の資質」がわかるワーク(宿題)をする形で準備。
次項で「プレセッション〜4回分のセッション」までのやりとりを簡単にまとめているのでNLPEで受講がどのように行われていくのかを知ることができます。
それではセッション内容を詳しくみていきましょう!
※ここで紹介するセッション内容はほんの一部です。
プレセッション
プレセッションでは主に英語学習の現状と、今後の目標について共有します。
従来の英語コーチングでは、最初から過去の英語学習経験や目標とする英語力について聞かれますがNLPEでは、英語学習を通じてどのような「感情」を感じ「価値観」や「人格」が形成されてきたかをヒアリングしてもらいます。
NLPEでは結果よりもプロセスを重要視しているので、人生の中で価値観が変わったことや感情の変化があったことを思い返してみて良いところをピックアップしてみましょう。
上記のやりとりはほんの一部で、自分の過去を基に、感情、価値観の変化について気づかせられるような質問をたくさんしてもらいました。
このように、自身の目標について簡単に伝えてこれからの流れやワークについての説明をもらいます
その他は、NLPでも使われている「タイプ分けテスト」というものを紹介されてテストを受けておくことを次回の宿題にしてもらいました。
このような形でプレセッションは終了になりました。今回は、簡単な顔合わせと過去の経験に関して振り返るといったワークで多くの学びがありました。
セッションを繰り返して行くうちに細かく学習内容やスケジュール、方法などが決定されていきます。
1回目のセッション(1週間目)
プレセッションの後は1週間ほど時間を置いてから1回目のセッションに入ります。セッションの日程や時間帯は都度コーチと決めて行くといった形です。
今回は1回目なのでありませんが、毎セッションでは「学習状況の確認」や「目標の再確認」などを行い、学習内容や習慣にズレがないかをチェックしてもらいます。
また、NLPE英語コーチングでは「インテンションの設定」を毎回行います。インテンションとは「セッションを通じてどんな体験をしたいのか?」についてコーチと決めていくというもの。
NLPE英語コーチングでは、結果ではなく学習する過程を大切にしています。過程を褒めてあげることで自立性が高まり学習継続しやすくなるので、これから頑張っていきましょう。
このように、インテンションの設定はセッションを成功する際に大事な要素だとわかりました。また、NLPEでは環境を変えるだけでは英語力の上達は見込めないと考えられているため「人の感情」に徹底してフォーカス。
「日々の学習でどのような感情が出てきたのか?」「目標達成した際にどのような感情が得られるのか?」なども、セッションでイメージして意識化していきます。
「ポジティブな感情が伴い自分が学びたいというモチベーションはどこなのか?」をセッション内で発見することで、自分オリジナルの学習方法が決まって行くのです。
英語学習は、1つの学習が他にも関連することで効果を発揮します。つまり、リーディング学習をすることでリスニングにも影響すると言った学習方法を行う必要があるのです。
このような流れで1回目のセッションは終了になりました。
価値観や感情にフォーカスしたコーチングは今まで受けたことがなかったので新鮮、かつ納得のいく学習プランを立てることができるなと感じました。
2回目のセッション(2週間目)
2回目のセッションでは、TOEICスコア取得に必要な英語学習プランを僕自身の価値観や感情を基に作成していきます。
ここでは、各学習に関するヒアリングをしていきたいのですが、まず「リーディング」に関してどんな意識を持っていますか?
上記のように、学習計画を立てていきその後は学習頻度として「週何回行うのか?」「いつから始めて行くのか?」などを決めて今回のセッションは終了になります。
今回は、前回に比べて段々深掘りして学習プランを作っていきましたが、日々のスケジュールが変わるのでそれに応じてプランを再構築する必要がありそうですね。
3回目のセッション(3週間目)
3回目のセッションでは、前回決めたリーディング学習をメインに行いました。
ちなみに、TOEICの学習で使ったのは「SANTA TOEIC」というアプリになります。NLPE英語コーチングでは一人ひとりに合わせたカリキュラムが組まれるため、コーチとのセッションの中で使用する教材を決めていきます。
僕は、スマホで隙間時間を使って学習できるものがよかったのでアプリでTOEIC学習ができる「SANTA TOEIC」を選びました。
また、ここでは詳しくお伝えしていませんがリスニングや語彙の学習に関しても前回のセッションである程度固まったので続けて行くことに。
このセッションでは、先週の振り返りとして英語学習の進捗を報告していきます。
ただ、年末のタイミングということもあり仕事が忙しく毎日十分に学習できたかというとそうではなかったですね…。
ここでショーンさんには英語学習をする上で「これだけは避けたい」と思うことを考えてみて欲しいです。忙しい現状の中で英語学習を行ってますが避けたい感情などはありますか?
あとは、3ヶ月の受講期間中に結果が出なかったらどうしようと思う焦りを感じるのは避けたいと思っています。
1週間前に比べて、できている部分・できていない部分がわかったと思うのでそれらを踏まえた上で学習プランを再構築していきます。
このような形で「いつ仕事が落ち着くのか?」「落ち着いたタイミングで何に取り掛かるのか?」「今、最低限何ができるのか?」などを南山さんと決めて今回のセッションは終了です。
自分では意識しなかった「避けたい感情」を明確にすることで、仕事などで忙しい期間でも「これだけは集中して学習しよう」と思えるようになりました。
4回目のセッション(4週間目)
1ヶ月目最後のセッションでは、前回の振り返りを踏まえた上で学習プランを再度見つめ直していきます。
また、このセッションで「内省(リフレクション)」という自分自身の内面を客観的に振り返る行動について学びました。
そして、「学習習慣を変えたい」「継続的に学習したい」などと、今の自分を変えるためには過去の自分を知る上で「正しい認知方法」を理解することが大事になります。
例えば「ハワイは気温が高いのに、ジメジメする不快感がない」という意見があるときに、そこには「ハワイは同じ気温なのにも関わらず過ごしやすい」という経験があります。そして、感情として「ハワイは快適」と結論づけて「ハワイ=快適、清潔、好き」と言った価値観が形成されて行くのです。
詳しくはぜひ、NLPE英語コーチングで体験していただければと思いますが、英語学習において「やる気が上がった感情を呼び起こす」「腹がたった感情を呼び起こす」ことで「良い・悪い感情になっているのか?」を言語化し意識することが可能になります。
このようなワークを提供できるのは、NLPをベースとしてカリキュラム化しているNLPE英語コーチングだけです。
主に、英語学習に通じるワークを行いますが、他の学習や仕事、人生においても役立つ考え方を教えてくれるのでNLPEのワークを活かすことで価値観や人格を変えて行くことができると思います。
NLPE英語コーチングを1ヶ月受講した途中経過【感想】
NLPE英語コーチングを1ヶ月間受講した感想としては「自分がどのポイントで感情が高ぶるのか」そして「どうすればモチベーションを維持しやすい環境が手に入るのか」などを英語学習を通じて理解できるようになりました。
学習効果は、まだ1ヶ月の受講期間ですので実感できていませんが自分という人間が無意識的に考えている思考の癖や偏見などがわかり対処することで、英語に対する障壁がなくなっているのを実感しています。
具体的には、教科書ベースで学習を進めるのではなく「気軽に学べるアプリ」を使って英語を習得することや「英語の問題を読んだら自分なりに答えを想像して照らし合わせる方法」など。
型にハマったやり方ではなく「自分に最も適する学習法」を南山さんと一緒に考え構築できたことにNLPE英語コーチングの真髄を感じましたね。
従来の英語コーチングでは「リスニングはシャドーイング」「リーディングは多読」と言った決められた学習方法を受講生に提供するものですが、NLPE英語コーチングの場合は全く違いました。
従来の学習方法でうまくいく人もいるかと思いますが、英語学習と長く付き合う上ではNLPE英語コーチングで自分をよく理解した上で行う学習方法の方が継続的に学び進めることができるかと思います。
次回:NLPE英語コーチング流の学習プランニング方法を解説!
今回の記事では、NLPE英語コーチングのプログラム内容やその効果についてスクール入会した僕が各セッションごとの内容をお伝えしてきました。
1ヶ月受講をしてみて、自分が英語学習に対して考えていた思考の癖や、取り組み方をしっかり言語化しスケジュールに落とし込むことができたので非常に有意義でした。
1ヶ月の中でも毎週セッションを受けてみると「こんなにも生活リズムが変わっているんだ」「日頃考えていることが違うんだ」と感じることが多く、その時の状況に合わせた学習スケジュールを組むことで無理なく学習できる環境を用意できたと思います。
次回の連載記事②では2ヶ月目のセッション内容をお伝えしていきます。僕の中で、今回に比べて生活リズムが大きく変わる2ヶ月目でしたので学習プランも結構変更しました。
そういった生活習慣を深く理解した上で学習できるのもNLPE英語コーチングの良い点だなと感じているので、引き続きTOEICスコア900点に向けて進めていきたいと思います。
受講2ヶ月目の内容をまとめた記事はこちら!