英語のプレゼンを作成する時、最初に悩んでしまうのが「タイトル」ではないでしょうか。
タイトルはプレゼンの印象を決める大事な要素であり、付け方次第で聞き手の関心度が大きく変わります。
「英語プレゼンを成功させるためには、どのようなタイトルが効果的なのか?」と詳しく知りたい方も多いですよね。
そこで今回の記事では、英語プレゼンのタイトルの付け方について詳しく解説していきます。タイトルを付ける際の注意点もあわせて紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
英語プレゼンのタイトルは重要か?
英語プレゼンのタイトルは、聞き手の印象を決める重要な要素です。
みなさんも、本や映画を探す時に「タイトルで選ぶ」という経験があるのではないでしょうか。タイトルを見て「面白そうだな」と感じると、自然と注意や関心が向きますよね。
プレゼンも同じで、最初にタイトルで聞き手の心を掴むことで、「より深く知りたい」という意欲をかきたてることができます。
聞き手の関心を惹きつけるプレゼンのためには、魅力的なタイトル付けが欠かせません。
英語プレゼンでおすすめのタイトル付けの方法
プレゼン成功のために重要なタイトル付けですが、いざタイトルを決めようとすると「どのように決めればいいんだろう?」と迷ってしまいますよね。
ここからは、英語プレゼンでおすすめのタイトル付けの方法を紹介していきます。
英語プレゼンのタイトル付けで困っている方は、ぜひ以下の3つのポイントを意識してみてください。
- 結論や趣旨が分かるタイトルにする
- 簡潔なタイトルにする
- 一番最後に考える
1.結論や趣旨が分かるタイトルにする
英語に限らず、プレゼンにタイトルをつける際に意識したいのが、結論や趣旨が分かるようにすることです。
人は何も知らない状態で話を聞くよりも、話の内容をある程度予想してから聞く方が、記憶への定着率が良いと言われています。
タイトルを見て「◯◯について話すんだな」というイメージが湧く方が、聞き手側が内容をスムーズに理解できますし、興味を惹きつけやすいです。
プレゼンのタイトルにおいてインパクトは大事ですが、インパクト重視でプレゼンの趣旨とは異なるタイトルをつけてしまうと、聞き手が「イメージしていた内容と違う」と感じてしまい、不信感にも繋がってしまいます。
2.簡潔なタイトルにする
英語プレゼンのタイトルは、簡潔であることが望ましいです。
タイトルに情報をつめこみすぎると、一番伝えたいことが分からなくなってしまいます。また、長すぎるタイトルは聞き手の関心を集めるのも難しいです。
英語プレゼンの場合、タイトルではメッセージを1つに絞り、10語以内にまとめると良いでしょう。
3.一番最後に考える
英語プレゼンのタイトルは、一番最後に考えるのがおすすめです。
プレゼンを作っていると、自分の知識やアイデアが整理されていき、内容に対してより理解が深まっていきます。
プレゼンを作り終え、「自分が伝えたいこと」が明確になったタイミングでタイトルを考えると、内容に合った適切なタイトルアイデアが浮かぶはずです。
ただし、プレゼンを作る際は最初に「プレゼンの方向性」を明確にし、内容の一貫性を保つ必要があります。プレゼン作成中に内容がぶれてしまわないように、最初に「仮タイトル」をつけておくと良いでしょう。
おすすめのステップは「仮タイトルをつける→内容を作成する→最終タイトルをつける」です。このステップで構成すると、タイトルと内容が一致した説得力のあるプレゼン作りができます。
英語プレゼンのタイトル付けで注意したいこと
英語プレゼンでタイトルを書く時に、注意したいのがキャピタライゼーションルールです。
キャピタライゼーションルールとは、タイトルや見出しに大文字を使うというルールのこと。通常、タイトルは「センテンスケース」もしくは「タイトルケース」で表記されることが一般的です。
「センテンスケース」とは、通常文と同様に単語と固有名詞の最初の文字のみを大文字にする表記方法で、「タイトルケース」は単語の頭文字を大文字にする方法です。
センテンスケースは通常文と同じなので分かりやすいですが、タイトルケースは「どういうルールなんだろう?」と詳しく知りたい方も多いのではないでしょうか。
ここからは、通常文と異なる「タイトルケース」を使う際の注意点を紹介していきます。
英語プレゼンでタイトル付けをする際に意識してみてください。
- 単語の頭文字を大文字にする
- 単語が小文字になる場合もある
- ピリオドはつけない
1.単語の頭文字を大文字にする
タイトルケースでは、文頭と固有名詞以外の単語の頭文字も大文字にします。
ただし、例外があり大文字にならない単語もあるので、それは次の項目で解説していきますね。
最初の文字が必ず大文字になる単語は、名詞・代名詞・動詞・形容詞・従属接続詞・副詞です。
また、文頭の単語は品詞に関わらず頭文字が大文字になります。
2.単語が小文字になる場合もある
タイトルケースでは、全ての単語の頭文字が大文字になるわけではなく、小文字を使うケースがあります。
それが、冠詞・等位接続詞・前置詞・不定詞のtoです。
ただし、等位接続詞と前置詞でも5文字以上の場合は頭文字が大文字になります。
- The Lord of the Rings
- Harry Potter and the Philosopher’s Stone
- Gone with the Wind
3.ピリオドはつけない
タイトルにピリオドはつけません。
もしタイトル文が2つになる場合は、最初の文の文末にピリオドをつけます。
英語のプレゼンを学ぶには英語コーチングがおすすめ!
タイトル付けの他にも、内容の構成や話し方など、良いプレゼン作りには様々な要素が求められます。
「英語プレゼンのテクニックを身につけたい」「英語で上手にプレゼンができるようになりたい」という方は、英語コーチングでプレゼンスキルを学ぶのがおすすめです。
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英語コーチングについてはこちらの記事で詳しくまとめているので、ぜひあわせて参考にしてみてください。
まとめ:タイトルの付け方が英語プレゼンを成功させる鍵!
今回の記事では、英語プレゼンのタイトルの付け方について解説しました。
英語プレゼンでタイトル付けで大切なのは、分かりやすさと簡潔さです。何についてのプレゼンなのかすぐに分かるタイトルがついていると、聞き手も興味を持ちやすいですし、内容をスムーズに理解できます。
また、今回の記事ではプレゼンのタイトル付けの注意点などもお伝えしたので、ぜひそれらを意識しながらプレゼンを作成してみてくださいね。
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