今回の記事では、TOEIC前日にできる対策方法について解説していきます。
TOEICを受験する方の中には、「TOEIC前日でもスコアアップは可能なのか?」「前日でもスコアアップできるTOEIC勉強法はあるのか?」と疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで、この記事ではTOEIC前日にできる対策方法について解説。前日にしておくべき準備に関する疑問についても回答していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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目次
TOEIC前日に悪あがきをしてスコアアップはできる?
結論から先にお伝えをすると、TOEIC前日の悪あがきで大幅なスコアアップは難しいです。
しかし、ポイントを絞って対策をすることで、前日でもスコアを上げることは可能になります。
例えば、新しい問題を解くのではなく復習を中心に勉強をする、模試問題を解いておく、TOEICの解答テクニックを確認するといったことが挙げられます。
具体的な勉強方法については次項で詳しく解説していくので、一緒に確認をしていきましょう。
TOEIC前日に行う勉強方法【悪あがき10選】
ここからは、TOEIC前日に行う勉強方法を10選ご紹介していきます。
「前日にできるTOEIC対策について知りたい」「少しでもスコアアップしたい」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- 今までやった問題を復習する
- 問題形式を確認する
- 模試を解く
- 設問のパターンをチェックしておく
- TOEICの解答テクニックを確認する
- 時間配分を確認する
- 英語音声を聴く
- ひっかけ問題を把握しておく
- 分からない問題の対処法を決めておく
- 早く寝る
1.今までやった問題を復習する
まず最初に、今まで解いた問題を復習することです。
一度学習した内容でも、時間が経つと忘れがちになってしまいます。そのため、前日は復習を重点的に行うことで、忘れかけていた知識を思い出すことができ、効果的に本番の得点に繋げることが可能です。
特に、間違えた問題の解き直しや、要点などをまとめたノートの見返しなど、自分の苦手箇所を重点的に復習することで、本番で同じミスを防げますし、スコアアップを目指すことができるでしょう。
2.問題形式を確認する
次に、TOEICの出題形式を確認しておくことがポイントです。
TOEICの出題形式は毎回決まっているため、どのような問題が何問出題されるのかなどは、事前に確認をしておきましょう。
事前に把握しておくことで、試験本番で何を問われている問題かをすぐに判断することができ、解答スピードを上げることができます。
以下の記事でTOEICの回答テクニックについて詳しく解説しているので、ぜひあわせて参考にしてみてください。
3.模試を解く
TOEICの模試を解いておくのも、前日にできる有効なTOEIC対策の1つです。
前日に模試を解いておくことでTOEICの試験形式に慣れることができ、本番も落ち着いて試験に臨めます。
また、模試を解く際は本番同様に時間を計測して行うこともポイントです。そうすることで、解答のスピード感を掴むことができ、本番でどのような点に気をつければ良いか気づくことができるでしょう。
以下の記事ではTOEIC対策におすすめの問題集をまとめています。ぜひあわせて参考にしてみてください。
4.設問のパターンをチェックしておく
次に、設問のパターンをチェックしておくのもおすすめ。
TOEICでは、どのような問題が出るか出題形式のパターンがある程度決まっているのが特徴です。例えば、パート6では「文法問題」「語彙問題」「文挿入問題」の3パターンに分けることができ、出題パターンに合わせて解答を絞れます。
そのため、事前にTOEICの設問のパターンと解き方のコツを確認することで、効果的に得点に繋げることができるでしょう。
5.TOEICの解答テクニックを確認する
次に、TOEICの解答テクニックを確認することです。
前項でも触れましたが、TOEICは問題の構成や出題パターンがある程度決まっているため、効率的に問題を解くための解答テクニックが存在します。
例えば、TOEICパート6では全文を読まずに空欄の前後の文章を読んで答えを推測する、パート7では設問から先に読むといったテクニックを使うことで、問題を効率良く解き進めることが可能です。
そのような解答テクニックを事前にチェックしておくことで、当日のスコアを伸ばすことができるでしょう。
6.時間配分を確認する
次に、時間配分を確認しておくことが挙げられます。
試験時間の長いTOEICでは、正しい時間配分がスコアを伸ばす大きな鍵です。
そのため、「パート5は10分で解き切る」「パート6は1問あたり1分30秒以内に回答する」など時間配分をあらかじめ決めておくことで、効率よく問題を解くことができます。
7.英語音声を聞く
前日に英語音声を聞いておくのも大切なポイントです。
本番で英語をスムーズに聞き取ることができるよう、前日からTOEICのリスニング練習問題の音源を聞き、耳を慣らしておきましょう。
また、普段からある程度英語を聞いている人であれば、1.5倍速で音声を聞くのがおすすめです。早いスピードで英語を聞くことで、本番の音声を聞いた際にスピードがゆっくりに聞こえ、試験本番の音声が聞きとりやすくなります。
以下の記事では、TOEICのリスニング対策方法について詳しく解説しています。リスニング学習法について詳しく知りたい方は、こちらもチェックしてみてくださいね。
8.ひっかけ問題を把握しておく
次に、ひっかけ問題を把握しておくことが挙げられます。
リスニングパートでよくあるのが、「car(車)」と「cart(カート)」、「truck(トラック)」と「track(追跡)」など発音が似ている単語がわざと選択肢に混ざっている問題です。
TOEICにはこのようなひっかけパターンがあるため、事前に確認をしておくことでケアレスミスをすることなく正しい答えを選ぶことができるでしょう。
9.分からない問題の対処法を決めておく
前日に分からない問題の対処法を決めておくことも、TOEICでスコアアップさせるためのポイントです。
問題数の多いTOEICでは、分からない問題に時間をかけすぎてしまうと、後々時間が足りなくなりタイムオーバーとなってしまいます。
そのため、「◯秒迷ったら次の問題へ進む」など、分からない問題にどれくらいの時間を費やすかを事前に決めておくことで、効率よく問題を解くことができます。
10.早く寝る
最後に、早めに就寝し十分な睡眠をとっておくことも重要なポイントです。
試験時間が長いTOEICでは、試験中の集中力を持続させることがスコアアップの鍵。そのため、前日は遅くまで勉強するのではなく、十分な睡眠をとり翌日のコンディションを万全に整えておくことが大切です。
そうすることで試験当日に集中力が上がり、十分に実力を発揮することができるでしょう。
TOEIC前日で準備すべきものに関する質問【Q&A】
前項では、TOEIC前日にできる悪あがき方法10選をご紹介しました。
ここからはTOEIC前日に準備しておくものに関する質問にお答えしていきます。TOEIC準備の参考にしてみてくださいね。
- 当日はどんな服装で行くべき?
- 当日はどんな持ち物が必要?
- 当日に持っていったほうが良い物は?
- 当日は何分前に着けばよい?
- 持ち物に関して気をつけるべきことは?
1.当日はどんな服装で行くべき?
TOEIC会場によって暖房・冷房設備の有無が異なるので、気温調節できる服装で行くのがおすすめです。
Tシャツや長袖シャツにカーディガンやパーカーなどを羽織るなど、教室の温度に合わせて調整ができる着脱可能な服装だと、「寒い・暑い」など教室の温度に左右されることなく試験に集中できます。
服装に関する詳しい記事はこちらをチェックしてみてくださいね。
2.当日はどんな持ち物が必要?
当日は、受験票、受験票に貼り付ける証明写真1枚、筆記用具、腕時計、写真付の本人確認書類が必要です。
受験票に貼り付ける証明写真には、万が一剥がれてしまった時のために裏面に記名をしておきましょう。受験票に貼る証明写真と写真付きの本人確認書類がない場合は受験ができないので注意が必要です。
また、腕時計以外の時計(携帯電話の時計や置き時計、ストップウォッチなど)は試験時に使用することができないので注意しましょう。
- 受験票
- 受験票に貼り付ける証明写真1枚
- 筆記用具
- 腕時計
- 写真付の本人確認書類
3.当日にマストではないが持っていったほうが良い物は?
直前まで復習するためのTOEICの参考書やノート、耳栓、冬場は膝掛けを持っていくと良いでしょう。
会場までの移動時間や、会場に到着してから試験が始まるまでの間に少しでも参考書やノートに目を通しておくことで、頭をTOEICモードに切り替え、試験本番に集中するためのウォーミングアップができます。
耳栓は、TOEICリーディング試験中に周りの音が気になる場合に使用するのがおすすめです。他受験者の問題紙をめくる音やペンを置く音などを遮断することができ、試験に集中できるでしょう。
秋〜冬の受験の際は膝掛けを持参するのもおすすめ。教室によっては暖房の設定温度が低かったり、換気のために窓を開けていたりと、教室内が冷える可能性があります。膝掛けがあると足元が温まり、良いコンディションで受験することができるでしょう。
- TOEICの参考書
- ノート
- 耳栓
- 膝掛け(冬場)
4.当日は何分前に着けばよい?
TOEIC試験当日は、受付開始〜15分くらいまでに会場に到着していると、余裕を持って受付ができます。
受付締め切り時刻に近づくにつれ、受付やお手洗いが混雑するため早めに到着し準備を整えておくのがおすすめです。
5.持ち物に関して気をつけるべきことは?
音が鳴る電子機器類は極力持っていかない、または必ず電源をオフにしましょう。
試験中にスマホや時計のアラームが鳴ってしまうと、カンニング防止及び他受験者への迷惑行為としてその場で失格、退場となってしまいます。
「時計を入れっぱなしにしていたのを忘れてアラームが鳴った」「カバンに社用携帯が入っていて通知音が鳴ってしまった」といった事態を防ぐためにも、当日持っていくカバンの中に不必要なものが入っていないか、特に音が出る電子機器類が入っていないかなどを注意をしましょう。
まとめ:TOEIC前日でもスコアアップは可能!最後の悪あがきでスコアを伸ばそう
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今回の記事では、「TOEIC前日に悪あがきをしてスコアアップはできるのか?」という疑問に回答するとともに、前日にできる勉強方法について解説をしました。
英語の実力を問われるTOEICでは、前日だけで大きくスコアアップさせるのは難しいです。
しかし、前日に効果的な対策を行っておくことで本番で実力を十分に発揮することができ、スコアを上げることができます。
具体的な、TOEIC前日に行う勉強方法は以下の通りです。
- 今までやった問題を復習する
- 問題形式を確認する
- 模試を解く
- 設問のパターンをチェックしておく
- TOEICの解答テクニックを確認する
- 時間配分を確認する
- 英語音声を聴く
- ひっかけ問題を把握しておく
- 分からない問題の対処法を決めておく
- 早く寝る
TOEIC前日には、新しい知識を詰め込むのではなく、今までやってきたことの復習を重点的に行うことがスコアアップの鍵。また、TOEICの出題形式や解答テクニックを確認しておくことで試験本番でスムーズに問題を解くことができるでしょう。
今回紹介した勉強方法を、自分の弱点や苦手に合わせてTOEIC前日の対策に取り入れてみてくださいね。
この記事がTOEIC受験予定の方、前日にできる効果的な対策について知りたい方の参考になれば幸いです。
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