英語力を証明する試験として国内の認知度が高いTOEICは、就職・転職の際に英語力をアピールする指標として有効です。
しかし、そんなTOEICスコアに関して、「有効期限はあるのだろうか?」「何年前までなら履歴書に書いて良いんだろうか?」と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、TOEICスコアに有効期限があるのかという疑問に詳しくお答えしていきます。知っておきたいポイントをまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
TOEICに有効期限はあるのか?【結論】
結論から先にお伝えすると、TOEICのスコアに有効期限はありません。一度取得したスコアは永久的に有効です。
しかし、スコアを記した公式認定書の発行期限は、試験日から2年間以内のため注意が必要です。
企業によっては就職・転職の際に公式認定書の原本・コピーの提出を求める場合があり、そうした場合は募集要項を確認した上で、2年以内に取得したTOEICスコアを提出しましょう。
TOEICの有効期限に関する質問【Q&A】
ここからは、TOEICの有効期限に関するよくある質問に回答していきます。
「これってどうなの?」と、気になる疑問をまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
- TOEICの発行有効期限が2年以上前でも履歴書に書いても良い?
- 企業によってはTOEICの取得期間を提示する場合はある?
- TOEICスコアが前回より下がってもベストスコアは有効?
- 認定書発行期間(2年間)はいつからいつまで有効?
1.TOEICの発行有効期限が2年以上前でも履歴書に書いても良い?
取得したTOEICスコアが2年以上前でも、履歴書に書くことは可能です。
しかし、企業側は「現状でどのくらいの英語力があるか」を知りたい場合が多いので、受験から年月が経過している際は、英語力のアピールとして不十分と判断される可能性があります。
そのため、スコアはできるだけ最新のものを用意できると良いでしょう。
2.企業によってはTOEICの取得期間を提示する場合はある?
就職や転職の際、企業によって取得年月の指定がある場合が少なくありません。よくあるケースだと直近1〜2年以内のスコアを求められることが多いです。
企業によって条件は異なるため、就活の際は応募要項を確認しておきましょう。
虚偽のスコアを企業に申告してそれがバレた場合は、内定の取り消しや就職後であれば処罰の対象となります。周りの信頼も失ってしまうので、スコアの虚偽申告は絶対にしてはいけません。
3.TOEICスコアが前回より下がってもベストスコアは有効?
TOEICでは、前回よりスコアが下がってもベストスコアは有効です。
TOEICには有効期限がないので、最新のスコアに上書きされるといったことはありません。
しかし、前項で解説した通り企業によっては「直近1年以内のスコア」と指定がある場合があるので、その場合は該当する期間のスコア結果を提出する必要があります。
4.認定書発行期間はいつからいつまで?
認定書発行期間は、試験日から2年間です。試験結果が出た日から2年ではないので注意しましょう。
公式認定証の再発行を希望する方は、TOEIC公式サイトより申し込みができます。再発行手数料は1部につき550円です。
TOEICスコアを伸ばすには対策スクールで学習するのがおすすめ
ここからは、「就活でTOEICスコアが必要」「転職のためにTOEICスコアを伸ばしたい」という方におすすめのTOEIC対策スクールを紹介していきます。
スクールに通うメリットは、TOEIC対策に特化した指導を受けることで、独学よりも効果的にスコアアップを目指せる点。
スコアアップに必要な英語知識を身につけられるのはもちろん、TOEICの解き方のコツや、自分の目標や苦手に合わせた学習方法のアドバイスをもらえるため、独学よりも短期間でスコアを上げることができます。
TOEIC対策ができるスクールには、「通学型の英会話スクール」「オンライン英会話」「英語コーチング」の3種類があり、自分に合ったスタイルで学ぶことが大切です。
各スクールの特徴を紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
通学型の英会話スクール
通学型の英会話スクールでは、TOEIC対策の指導経験のある講師からアドバイスを受けながら学習できるのが特徴。
マンツーマン、もしくはグループレッスンで、TOEIC対策に特化した内容を学べます。頻出の単語や文法、リスニング対策に加えて、解き方のテクニックや出題傾向を踏まえたアドバイスをもらえるので、効率よく対策ができます。
また、講師以外に学習カウンセラーが在籍しているスクールも多く、学習に関する悩みを相談できるのも特徴です。スクール外での自習方法や自分の苦手の把握など、学習アドバイスがもらえるので、不安なくTOEIC対策を進めることができます。
以下の記事ではTOEIC対策ができるおすすめの英会話スクールをまとめています。無料体験レッスンの受講もできるので、ぜひあわせて読んでみてくださいね。
オンライン英会話
「仕事が忙しくて通学が難しい」「最寄りに英会話スクールがない」という方には、好きな場所でTOEIC対策レッスンが受けられる、オンライン英会話スクールがおすすめです。
オンラインで受講できるので通学の必要がなく、レッスン時間もフレキシブルなので早朝・深夜問わず受講ができます。忙しいビジネスパーソンも、自分のスケジュールに合わせてレッスンを受けられるので、無理なく続けることができるでしょう。
TOEIC対策教材を提供しているオンライン英会話スクールも多いので、「自分の好きな時間・場所でTOEIC対策レッスンを受講したい」「無理なくレッスン受講を継続したい」という方はぜひチェックしてみましょう。
こちらの記事でTOEIC対策ができるオンライン英会話スクールをまとめています。無料でレッスンの無料体験もできるので、ぜひチェックしてみてください。
英語コーチング
最後に、「短期間で成果を出したい」「本気でTOEIC対策に取り組みたい」という方には英語コーチングがおすすめです。
英語コーチングとは、スポーツ選手につくコーチのように、生徒一人ひとりに合わせた徹底的なサポートを行うスクールのこと。英語の指導だけではなく、最適な学習プランの提案から、学習時間やモチベーションの管理まで学習をトータルでサポートし、目標達成に導きます。
そのように専属のコーチが二人三脚でサポートしてくれるので、最短距離でTOEICスコアアップを目指すことができるでしょう。今まで独学で英語学習に挫折した経験のある方や、スコアが伸び悩んでいる方、ハイスコアを目指す方におすすめです。
TOEIC対策ができる英語コーチングについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もチェックしてみましょう。無料でカウンセリングも行っているので、興味のある方は一度学習相談をしてみるのがおすすめです。
まとめ:TOEICに有効期限はないが、就活で使うには2年以内の取得が目安!
今回の記事では、TOEICスコアの有効期限について解説をしました。
TOEICスコアに有効期限はありませんが、TOEICテスト公式認定書を再発行できる期間は試験日から2年以内です。また、英語力が必要な職種への就職・転職では、企業側が直近1〜2年のTOEICスコアを提出するよう求める場合も少なくありません。
そのため、TOEICスコアに有効期限はありませんが、就活で使う場合は「2年が目安」と考えておくと良いでしょう。
また、記事の後半ではTOEIC対策ができるスクールについて紹介をしました。
「ハイスコアを取得して就活で英語力をアピールしたい」「効果的にTOEIC対策がしたい」という方には、TOEIC対策ができる英会話スクールがおすすめです。
英会話スクールには通学型、オンライン受講型、そしてパーソナル指導を受けられる英語コーチングがあり、活用することで効率よくスコアアップを目指せます。
TOEIC対策ができるスクールについてはこちらの記事でまとめているので、ぜひあわせて読んでみてくださいね。
そのほか、TOEIC対策に関する記事はこちら!