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TOEIC試験の頻度は?おすすめの受験ペースを徹底紹介

TOEIC試験の頻度は?おすすめの受験ペースを徹底紹介


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TOEIC試験は年に何回開催しているのだろう?おすすめの受験頻度もあわせて知りたい。
Tomomi
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こんにちは!English WithライターのTomomiです!海外で生活をしながら、英語に関する記事を書く仕事をしています。

今回の記事では、TOEIC試験の開催頻度について解説をしていきます。

英語力を客観的に測る試験として、受験者が多く社会的認知度の高いTOEIC試験。今後受験を検討している英語学習者の方も多いのではないでしょうか。

そんなTOEIC試験ですが、「年に何回開催しているのだろう?」「どのくらいの頻度で受験するのが良いのだろう?」と疑問に感じている方も少なくないはず。

そこで、この記事ではTOEIC試験の開催頻度について紹介するとともに、どのくらいのペースで受験するのが良いのかを詳しく解説していきます。TOEICの受験を検討している方や、受験頻度で悩んでいる方はぜひ参考にしてみてくださいね。

TOEIC試験が行われる頻度はどのくらい?【公式の回数】

TOEIC試験の開催頻度は、1年間に10回程度です。

基本的にTOEICの開催時期はバラバラなのが特徴。1ヶ月に1回の頻度で開催されるケースが多いですが、月によっては開催がない場合や、1ヶ月に2回開催がある場合もあります。

また、地域によってはTOEIC公式サイトが発表する開催回数よりも減る場合があるため、受験の際は最寄りの受験会場のスケジュールを確認しておきましょう。

TOEIC受験はハイペース・ローペースどっちが良い?

前項で解説をしたようにTOEIC試験の開催は頻度が高く、1年のうちに複数回受験することも可能です。

ここからは、そんなTOEIC受験をどのくらいのペースで受講するのが良いのかを解説していきます。ハイペース・ローペースで受験するそれぞれのメリット・デメリットを紹介していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ハイペースでTOEIC受験するメリット

まず最初に、TOEICをハイペースで受験するメリットについて解説をしていきます。

ハイペースで受験するメリット
  1. 学習のモチベーションを維持できる
  2. TOEICに慣れることができる

1.学習のモチベーションを維持できる

第一に、ハイペースで受験をすることで英語学習のモチベーションを維持できることが挙げられます。

「◯月◯日にTOEICを受ける」と目標があることで、それに合わせて学習計画をたて、継続して英語学習に取り組むことができるでしょう。

また、学習の成果を定期的にスコアとして確認することで、自分の成長を感じることができ、そうした点も学習意欲のアップに繋がります。

2.TOEICに慣れることができる

第二に、TOEICの試験形式に慣れることができ、スコアアップしやすい点が挙げられます。

TOEICは問題の構成や出題形式が決まっているため、何度も受験することで回答のペースを掴むことが可能です。

「分からない問題があっても切り替えて次の問題へ進む」「パート5は大体15分で回答する」など、TOEIC試験を何度も受けることで回答のコツを掴むことができ、短期間でスコアアップを目指せるでしょう。

また、TOEICの試験時間はリスニングパートとリーディングパートを合わせて2時間と長時間のため、試験中の集中力を保つことが高スコア取得への鍵でもあります。ハイペースで受験をすることで、2時間の試験に慣れることができるのも大きなメリットです。

ハイペースでTOEIC受験するデメリット

TOEICをハイペースで受験することで、「モチベーションが維持できる」「TOEICに慣れることができる」といったメリットがある一方、以下のようなデメリットもあります。

ハイペースで受験するデメリット
  1. TOEIC試験勉強中心になってしまう
  2. お金がかかる

1.TOEIC試験勉強中心になってしまう

第一に挙げられるデメリットが、英語学習がTOEIC対策中心になってしまう点です。

TOEICをハイペースで受験することで、スコアアップに必要な文法や語彙知識のインプットが中心となってしまい、スピーキング練習などアウトプット学習が不足してしまう可能性があります。

「転職や昇給のためにTOEICでハイスコアをとりたい」など、TOEICの点数が重要である場合は対策学習に注力する方法で問題ありませんが、「英語力を身につけたい」という場合であれば、4技能(話す・聞く・読む・書く)をまんべんなく伸ばすことが重要です。

そのため、ハイペースでTOEICを受験することで試験対策学習中心となってしまうと、「スピーキングが苦手」など、英語力に偏りが出てきてしまう可能性があります。

2.お金がかかる

第二に、TOEICをハイペースで受験することによる金銭的な負担が挙げられます。

TOEICの受験料は、1回7,810円(税込)です(2022年10月時点)。ハイペースで受験をすることで、その分お金がかかってしまう点はデメリットと言えるでしょう。

ローペースでTOEIC受験するメリット

前項では、TOEICをハイペースで受験するメリット・デメリットについて解説をしました。

「ローペースでTOEICを受験した場合はどのようなメリットがあるのか?」と気になる方も多いですよね。ここからは、TOEICをローペースで受験するメリットとデメリットについて詳しく解説をしていきます。

まずは、メリットから解説をしていくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ローペースで受験するメリット
  1. 十分に試験の準備ができる
  2. TOEIC以外の英語学習に時間をかけられる

1.十分に試験の準備ができる

まず第一に、ローペースで受験することで、十分にTOEIC対策の時間がとれることが挙げられます。

仕事などで学習時間が十分にとれない場合、ハイペースで受験をしたとしても試験対策が付け焼き刃になってしまい、スコアアップにはなかなか繋がりません。

ローペースで受験をすることで、十分に対策学習を行い試験に臨めるので、毎回の学習成果を感じることができるでしょう。

2.TOEIC以外の英語学習に時間をかけられる

第二に、TOEIC以外の英語学習に時間をかけられることが挙げられます。

毎日の英語学習時間は限られているため、「英会話練習や英作文トレーニングにも学習時間を割きたい」という方は、TOEICはローペースで受験し、試験対策の学習と他の英語学習を両立させるのが良いでしょう。

ローペースでTOEIC受験するデメリット

ローペースでTOEICを受験するメリットがある一方、受験の期間が空くことでデメリットもあります。

ここからは、TOEICをローペースで受験するデメリットについて解説をしていきます。

ローペースで受験するデメリット
  1. 試験形式に慣れるのが難しい
  2. モチベーションが下がりやすい

1.スコアアップしづらい

第一に、ローペースで受験すると、TOEICの試験形式に慣れることができず、スコアアップがしづらくなってしまう点が挙げられます。

TOEICでハイスコアを取得するためには、リスニング力や文法・語彙の知識といった英語力だけではなく、「試験慣れしているかどうか」も重要なポイントです。

「2時間集中力を切らさず問題を解き続ける」「各パートでどのくらい時間をかけるかペース配分をする」など、慣れていないと持っている英語力を十分に発揮しきれず、スコアを思うように伸ばせない可能性があります。

2.モチベーションが下がりやすい

第二に、TOEICをローペースで受験する場合、学習のモチベーションを保ちづらい点が挙げられます。

「◯日後に試験を受ける」「◯月までにスコア◯点を目指す」といった目標がないと、英語学習が後回しになってしまい、勉強の習慣づくりが難しくなってしまうかもしれません

TOEIC受験から次の試験までの期間が空くことで、中弛みしてしまい、学習効率が落ちてしまう可能性があるでしょう。

TOEIC試験の頻度に関する質問【Q&A】

このように、TOEICをどのくらいの頻度で受験するかにはそれぞれメリット・デメリットがあります。そのため、自分の学習目的や学習スタイルに合わせて適切な頻度で受験することが大切です。

ここからは、そんなTOEIC試験の受験頻度に関するよくある質問について回答していきます。ぜひTOEIC受験の頻度を検討する際の参考にしてみてくださいね。

TOEIC試験の頻度に関する質問【Q&A】
  1. 初心者の場合は毎回受験した方が効果的?
  2. 毎回受験してスコアが伸びなかったら辞めるべき?
  3. TOEIC試験は日程の変更ができる?
  4. TOEICの受験料金には割引がある?
  5. 前回よりもTOEICスコアが下がってしまうことはある?

1.初心者の場合は毎回受験した方が効果的?

初心者の場合は英語力の伸び代が大きいため、毎回受験することで学習の成果が目に見えて分かり、モチベーションが維持しやすいです。

また、「◯月◯日にTOEICを受ける」と目標があることで、英語学習に意欲的に取り組むことができ、毎日の勉強の習慣作りにも繋がるでしょう。

しかし、次の試験までに十分に学習時間がとれない場合は、3ヶ月おきなど期間を空けて受験するのがベターです。なぜなら、対策学習が不十分なまま試験を受けてもスコアアップは見込めないため、逆に成長を感じずにモチベーションが下がってしまう可能性があるからです。

目標スコアまでどのくらいの学習時間が必要かを逆算し、自分に合った無理のない頻度で受験しましょう。

2.毎回受験してスコアが伸びなかったら辞めるべき?

毎回受験してスコアの伸び悩みを感じた時は、一度受験をストップし学習方法を見直してみましょう。

TOEICをハイペースで受験していると、今まで順調に伸びていたスコアが、ある時点で伸び悩むことがあります。そんな時は一度受験を辞め、自分の苦手や課題を見直し「どこを重点的に学習するか」を明確にするのがおすすめです。

TOEICで点数を伸ばすためには、自分のレベルと目指すスコアに合わせた段階的な学習が必要です。例えば、「400点を突破するための学習法」と「800点を突破するための学習法」は異なり、それぞれのレベル・段階に合わせた対策を行うことがスコアアップしやすくなるでしょう。

そのため、スコアが伸び悩んだ際は、一度自分の課題を見直し、目標に合わせた学習方法で対策学習を進めてください。

3.TOEIC試験は日程の変更ができる?

TOEIC L&Rは、申し込み後の日程の変更はできません。指定された日程でテストを受ける必要があります。

支払った受験料の返金もできないため、注意しましょう。

4.TOEICの受験料金には割引がある?

TOEIC L&Rでは、1度受験すると1年後の同月から3ヶ月間に実施の試験のうち1回を割引価格で受験することが可能です。

該当者には、申し込み時に自動的に割引価格が適応され、1回7,150円(税込)で受験することができます。

5.前回よりもTOEICスコアが下がってしまうことはある?

順調にスコアアップし続けるのが理想ですが、TOEIC試験では「勉強してたのに前回よりもスコアが下がってしまった」というケースもあります。

しかし、これは必ずしも「英語力が下がっている」わけではありません。

TOEIC試験では難易度は同程度でも毎回同じ問題が出るわけではないので、「得意な問題が出題され高スコアがとれた」「問題との相性が悪くてスコアが下がってしまった」という理由でスコアにブレが生じる場合があります。

また、「前日に十分に睡眠をとれなくて集中力がもたなかった」「忘れ物をして緊張してしまった」といった当日のコンディションもスコアに影響するため、そのような理由からスコアダウンしてしまう場合も少なくありません。

そのため、スコアが下がったからと言って落ち込まず、冷静に「何が原因で下がったか」を見極め、次の試験に活かしていくことが大切です。

TOEICの頻度を上げずに効果的にスコアを取るには対策スクールに通うのがおすすめ

前項では、TOEIC試験の頻度に関するよくある疑問をQ&A方式で解説をしました。

TOEICの受験頻度で迷っている方は、「いつまでに」「何点以上をとりたいか」を明確にし、自分の学習プランに合わせた頻度で受験するのが良いでしょう。

記事の前半でも解説をしたように、「短期間でTOEICでスコアアップをさせたい」という場合は、ハイペースで受験するのがおすすめです。しかし、「仕事が忙しくてなかなかTOEICをハイペースで受験するのが難しい」「受験頻度を上げずにスコアアップを目指したい」という方も多いのではないでしょうか。

そんな方には、英会話スクールやオンライン英会話、英語コーチングでスコアアップを目指すのがおすすめです。講師とのレッスンを通じて「英語を聞く・使う」を繰り返し、TOEICでハイスコアをとるために必要な文法力や語彙力、リスニング力を鍛えることができるでしょう。

オンライン英会話は比較的にリーズナブルな価格で、プロの講師からTOEICの指導を受けられます。TOEICに特化したコースが設けられていることもあり、スコアアップに必要な知識が身にきくのがメリットです。

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まとめ:自分に合った頻度でTOEICを受験し、高スコア取得を目指そう!

今回の記事では、TOEICの受験頻度について詳しく解説をしました。

TOEICは1年に10回程度開催され、ハイペースで受験するメリット・デメリットは以下の通りです。

ハイペースで受験するメリット
  1. 学習のモチベーションを維持できる
  2. TOEICに慣れることができる
ハイペースで受験するデメリット
  1. TOEIC試験勉強中心になってしまう
  2. お金がかかる

一方、ローペースでTOEICを受験する場合、以下のようなメリット・デメリットがあります。

ローペースで受験するメリット
  1. 十分に試験の準備ができる
  2. TOEIC以外の英語学習に時間をかけられる
ローペースで受験するデメリット
  1. 試験形式に慣れるのが難しい
  2. モチベーションが下がりやすい

加えて、記事の後半ではTOEICの受験頻度に関する疑問をQ&A方式で詳しく解説をしました。

「短期間でスコアアップを目指したい」「限られた時間で効率よくTOEIC対策をしたい」という方には、英会話教室やオンライン英会話、英語コーチングなどの対策スクールに通うのがおすすめです。

TOEIC対策ができるレッスンを受講することで、独学よりも早いスピードでスコアアップを叶えることができるでしょう。

その他、English WithではTOEIC対策ができるスクールに関する記事を多数ご用意しています。プロの講師からTOEICに必要な知識を指導してもらえるので、自分の受験頻度に合わせて学習を進められるでしょう。

ぜひ以下の記事も合わせて良いと思ったスクールで無料体験をまずは受けてみてくださいね。

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執筆者
Tomomi
オンライン英会話で英会話を身につけ、日本企業の営業職からWebライターに転身。自身の学習経験をもとに英語関連の記事執筆をしています。2020年にメキシコシティに移住、現在スペイン語を勉強中です。
編集責任者
池谷 翔太
English With編集長。アメリカの大学に正規留学。外資系旅行会社・留学エージェントでの実務経験を経て英会話講師、中日ドラゴンズのプロ野球選手の専属通訳なども経験。現在はEnglish With編集長を務める。取材・受講した英会話スクール・サービス数は50社、比較検証したサービスは100を超える。
監修者
吉田 和史
English With代表&コンテンツ管理最高責任者。英語教育系会社で語学留学カウンセラーとして300名以上のカウンセリング、オンライン英会話・英会話スクール事業立ち上げを経験。その後、RIZAP ENGLISH取締役、MeRISE英会話執行役員CMO、英語学習アプリ会社取締役COOとして活動経験あり。現在は、英語学習サイトEnglish With代表を務める。体験・受講した英語系サービスは20社、比較検証したサービスは100を超える。
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