英文法学習の中で、最初に押さえておきたいのは品詞です。品詞の中でも「名詞・動詞・形容詞・副詞」の4つは基本的な品詞で、英文法のみならず、英会話や様々なシチュエーションで役立つ品詞です。
まずは、基礎英語として英文法の基礎となる品詞について覚えて、英語学習に役立てていきましょう。
英文法で使われる名詞と例
名詞とは人や物、事柄などの名前を表す言葉のことを言います。一番想像しやすい品詞ですが、しっかりと例をもとに把握しておきましょう。基礎をつけておくと英語学習も効率よく学べていきます。
人の名前や地位、役職などの例
・Adam:アダム
・co-worker:同僚(Colleague)
・manager:課長(マネージャー)
生き物や物などの例
・dog:犬
・wallet:財布
・school:学校
事柄などの例
・idea:アイディア、考え方
・health:健康
・reason:理由
英文法で使われる動詞と例
動詞とは、主語の動きや状態などを表す言葉のことを言います。
動きを表す動詞の例
・run:走る
・confer:授与する、贈る
・practice:練習する
状態を表す動詞の例
・live:住んでいる
・contain:含んでいる
・have:持っている
・resemble:似ている
英文法で使われる形容詞と例
形容詞とは、名詞を修飾する言葉のことを言います。英文法の際は、文中で名詞を詳しく説明をしてくれている単語のことです。
英会話をしている際に、特定のことを説明したい瞬間というのがあると思います。例えば、ペンを借りたい時に、そこにたくさんのペンが合った際に、どのペンのことかは正確には伝わりません。その際に、名詞である”pen”を説明してくれる形容詞を付けることで、「black pen」と特徴を説明することで、相手に意味が伝わりやすくなります。
形容詞の例
・light:軽い
・special:特別な
・brilliant:素晴らしい
・similar:似た
・massive:巨大な
英文法で使われる副詞と例
副詞とは、名詞以外を就職することばです。形容詞が名詞を説明する単語だったのに対して、名詞は動詞・形容詞・副詞や文全体を説明してくれる意味を持ちます。
例えば、「very important person(重要人物)」は、very(とても)→important(大切な)→person(人)となり、importantは名詞であるpersonを修飾(説明)している形容詞になります。
veryは形容詞であるimportantを修飾(説明)しているので副詞となります。副詞は名詞以外を修飾し、程度や頻度、時、場所など情報を付け加える働きをしてくれます。
程度を表す副詞の例
・pretty:すごく
・a little:少し
・hardly:ほとんど
頻度を表す副詞の例
・always:いつも
・sometimes:ときどき
・never:全く〜ない
時を表す副詞の例
・tonight:今夜
・tomorrow:明日
・last month:先月
場所を表す副詞の例
・abroad:外国へ
・near:近く
・far:遠くに
・around:周りに
まとめ
品詞には細かく分類するともっとありますが、英文法の基礎を抑えていくにはまず、4大名詞である「名詞・動詞・形容詞・副詞」の文中でどのように表現され、どのような英単語が該当するか覚えておきましょう。
今回紹介したもの以外にも様々な品詞があります。そういったものも含めてたくさんの言葉を身に付けてどんどん使ってみましょう!