この記事では、バギオ留学に必要な持ち物について紹介します。
フィリピンのバギオは、マニラやセブ島と違い、年間通して冷涼な気候なのが特徴。そのため、「バギオでの生活に適した服装はなんだろう?」「バギオ留学に本当に必要な持ち物が知りたい!」と思っている方も多いのではないでしょうか。
現地で困ることがないように、渡航前にしっかり準備して備えたいですよね。
そこで今回は、快適にバギオ生活を送れるように、絶対に必要な持ち物から、あったら便利なものまで幅広く紹介します。
持ち物に関するよくある質問の回答もまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
バギオ留学で必要な持ち物【絶対持っていくもの6選】
まずは、バギオ留学に絶対必要な持ち物を紹介します。必須アイテムばかりなので、ぜひ1つずつチェックしてみてください。
- 防寒対策の服
- 雨具
- スニーカー
- マスク
- 1週間分の下着
- 常備薬
1.防寒対策の服
バギオは、標高1,500メートルの高地にある都市。南国のイメージが強いフィリピンですが、マニラやセブ島に比べると、バギオの気温はかなり低めです。
年間の平均気温は20度、1月頃には13度前後まで下がることもあるため、防寒対策の服装は必須の持ち物です。
厚手の上着はもちろん、寒いのが苦手な方は、薄手のダウンジャケットがあれば重宝します。日中暖かい日でも、朝晩かなり冷え込むこともあるため、長袖インナーも用意しておくと役立つでしょう。
また、飲食店や交通機関のクーラーが効きすぎていることもしばしば。特に女性は、冷房冷えで体調を崩してしまう場合もあるので、かさばらないパーカーなどを持ち歩くと、いざという時に便利です。
留学生活の中では、長距離バスに乗ることもあると思いますが、上着の持ち込みを忘れないよう気を付けましょう。
2.雨具
フィリピンの季節は、大きく分けて乾季と雨季の2つがあります。バギオでは、5月から10月頃までが雨季に当たり、時折集中的な大雨が降るのが特徴。
そのため、折り畳み傘などの雨具が欠かせません。
特に、7月から9月までは毎日のように雨が降るため、傘だけでなくレインコートや防水ジャケットがあると便利です。
雨季のバギオでは、午前中は晴れていても、午後から大雨が降ることは珍しくありません。雨が降ると急に気温が下がり、肌寒く感じることも多いので、防寒対策としても防水ジャケットはおすすめです。
また、外出の際は、防水加工済みのバッグを使用すると、突然の雨でも安心ですね。
もう1つ、雨対策としておすすめしたいのは、速乾性の高い衣類です。万が一雨に濡れてしまった時でも、干しておくとそのうちに乾きます。年間通して役に立つので、何着か用意しておくと良いでしょう。
3.スニーカー
留学中、ビーチサンダルで過ごそうと思っている方も多いかもしれませんが、バギオ留学の場合はスニーカーが必須です。
ビーチリゾートであるセブ島と違い、バギオは標高の高い山岳地帯にあるため、ビーチサンダルでの歩行は不向きです。丈夫なスニーカーを持って行きましょう。
また、雨季の時期は、大量に雨が降るだけでなく地面に水が溜まることもあるので、撥水加工が施されているスニーカーだと安心です。撥水加工でない場合は、靴用の防水スプレーをかけておくのもおすすめ。
これを読んで、「どうせ雨水で濡れるなら、ビーチサンダルでも良いのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、雨の中サンダルで歩いていると、足を怪我してしまう可能性があります。傷がある状態で水たまりに入ってしまうと、感染症にかかるリスクも高まり、非常に危険です。
安全に過ごすためにも、外出の際はスニーカーの使用を心がけてくださいね。
4.マスク
バギオに留学する時は、マスクも重要な持ち物です。
バギオは、ルソン島北部の中心都市。バイクやジプニーと呼ばれる乗り合いバスがたくさん走っているため、排気ガスでのどを傷めてしまうことも。
そんな時にマスクがあると、非常に役立ちます。マスクはバギオでも購入できますが、フィット感や肌触りなど、気に入っているものがある場合は、日本から持って行くと良いでしょう。
5.1週間分の下着
バギオ留学の際は、1週間分の下着類を持って行くのがおすすめ。
バギオでは、多くの学校が洗濯サービスを行っており、洗濯・乾燥が終わると畳んだ状態で返却してくれます。
しかし、稀に何らかのトラブル等が起こると、何日も洗濯物が戻ってこないことも。下着類を2~3着しか持って行ってないと、「下着が足りない!」といった事態に見舞われることになるかもしれません。
また、デリケートな素材の下着を使用している場合は、自分で洗いたいという方もいるでしょう。湿度が高めのバギオでは、洗濯物が乾きにくいこともあるため、最低でも1週間分の下着があると安心です。
自分で洗濯する場合は、速乾性のある下着だと重宝しそうですね。
6.常備薬
日頃から薬を服用している方は、忘れないように持ち物の中に入れておきましょう。
普段健康な方でも、慣れない海外生活で体調を崩してしまうことは珍しくありません。いざという時のために、風邪薬や痛み止め、下痢止め、酔い止めなどは準備しておくと安心です。
特に、バギオ行きの直行便がないため、フィリピンに到着すると、空港からバギオまで移動することになります。長距離バス等での移動中に酔ってしまう人もいるので、心配な方は酔い止めを持参するのがおすすめです。
薬はバギオのドラッグストアで購入することもできますが、フィリピンでは、カウンターで薬剤師と相談して購入するのが一般的。その手順に慣れていない場合は、戸惑ってしまうこともあるかもしれません。
さらに、薬に対するアレルギーがある場合などは、きちんと説明する必要があるため、英語に慣れていないと慌ててしまうことも。
日本で飲み慣れた薬がある場合は、あらかじめ用意していくと安心です。
バギオ留学で必要な持ち物【あったら良いもの7選】
次に、バギオ留学の際にあったら便利な持ち物を紹介します。必須アイテムではないけれど、あると助かるものをまとめました。自分に必要なものだけ吟味して持って行くと良いでしょう。
- 除菌ウェットティッシュ
- のど飴
- 洗濯用ネット
- インスタントの日本食
- 変圧器
- スキンケア・化粧品類
- 水着
1.除菌ウェットティッシュ
バギオ滞在中に必ず役に立つのが、除菌ウェットティッシュです。
外出中、公共交通機関や飲食店などで、「念のため除菌をしたいな」と思う場面に出くわすこともあるはず。そんな時に除菌ウェットティッシュがあると、非常に便利です。
除菌スプレーでも良いのですが、ウェットティッシュだと汚れをきれいに拭うことができるため、よりおすすめです。
場合によっては、フィリピンに到着後すぐに使いたくなる状況に遭遇する可能性もあるため、取り出しやすい場所に入れておくと良いでしょう。
2.のど飴
交通量の多いバギオでは、排気ガスでのどを傷めることがあるため、のど飴があるととても便利です。
また、排気ガスによるのどの痛みだけでなく、寒さによる風邪にも有効。年間通して気温が低めのバギオでは、うっかり風邪をひいてしまうこともあるかもしれません。
そんな時にのど飴を食べることで、症状の軽減が期待できるでしょう。特に、はちみつやショウガ、カリンなど、のどに良いとされている成分が入った飴がおすすめです。
3.洗濯ネット
洗濯ネットも、バギオ生活で重宝する持ち物の1つです。
洗濯機や乾燥機を使用することで、衣類が傷んだり縮んだりすることがあります。また、洗濯の過程で他の衣類に引っ張られると、袖や裾の部分が伸びてしまうことも。
衣類を長持ちさせるには、洗濯ネットの使用が有効です。洗濯ネットを使用すると、生地の傷みや、衣類の装飾の破損などのトラブルを防ぐことが可能。また、他の洗濯物からのホコリの付着を防ぐ効果もあります。
バギオの多くのスーパーやショッピングセンターでは、洗濯ネットは取り扱っていないため、日本から持っていくのがおすすめです。
4.インスタントの日本食や緑茶
バギオに2ヶ月以上滞在するなら、ぜひ持ち物に加えたいのが日本食です。
味噌汁や緑茶は、息抜きしたい時や勉強に疲れた時におすすめ。お湯を注ぐだけで食べられるインスタント食品は、食べたいと思ったタイミングですぐ調理できるため非常に便利です。また、ご飯にかけるだけで簡単に味変ができるふりかけも良いですね。
インスタント味噌汁は、お土産としても人気があります。ばら撒き用のお土産にもぴったりなので、お気に入りのものを持って行ってはいかがでしょうか。
なお、食品によってはフィリピン国内への持ち込みが制限されているものもあるので、事前に検疫条件をチェックしておきましょう。
5.変圧器
日本から電化製品を持ち込む予定がある方には、変圧器も必要です。
最近のデジカメ、スマートフォン、パソコンの充電器の多くは海外対応していますが、製品によっては対応していないものもあります。
フィリピンの電圧が220ボルトなのに対し、日本の電圧は100ボルト。お持ちの電化製品が220ボルトに対応していない場合は、必ず変圧器が必要になります。
なお、日本のドライヤーは、変圧器を使っても壊れる場合があるので注意が必要です。ドライヤーは現地調達すると良いでしょう。
6.スキンケア・化粧品類
敏感肌の方は、スキンケア用品や化粧品は日本から持って行くのがおすすめ。
もちろん現地バギオでも購入は可能ですが、商品によっては香りが強かったり、べたつきが気になったりする場合も。
また、普段使い慣れていないスキンケア用品を使用することで、肌が敏感に反応することもあります。アレルギー体質の方やデリケート肌の方は、日本から日常使いのものを持参すると良いでしょう。
7.水着
水着も、あると便利な持ち物の1つ。
バギオは高地にある都市のため、ビーチリゾートとは無縁だと思っていませんか?
しかし、バギオからバスで1時間半~2時間ほどの場所にビーチがあるため、週末を利用して遊びに行くのは珍しいことではありません。
水着を1着入れておくと、成り行きでクラスメートとビーチに行くことになった時にも便利です。
余談ですが、バギオ周辺でおすすめのビーチは、サン・フェルナンドです。サーフィンで有名なサン・フェルナンドは、バギオから車で2時間ほどの場所にあります。
海水浴が楽しめるのはもちろん、周辺にはオシャレなカフェやレストランもあるので、息抜きに訪れてみてはいかがでしょうか。
バギオ留学の持ち物に関するよくある質問
ここからは、バギオ留学の持ち物に関するよくある質問を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
- 変換プラグは必要?
- バギオ留学に日焼け止めは必要?
- バギオ留学に日本語の参考書は必要?
変換プラグは必要?
日本から電化製品を持ち込む予定の方は、変換プラグを買うべきか迷っているのではないでしょうか?
フィリピンでは、3種類のコンセントタイプが存在しますが、基本的に日本と同じ形状のものが多いため、変換プラグを持って行く必要はないでしょう。
ただし、フィリピンと日本では電圧が異なるので、現地での使用が可能かどうかよく確認しておきましょう。
バギオ留学に日焼け止めは必要?
「バギオは山岳地帯なので、日焼け止めは必要ないのでは?」と思っている方もいると思います。
しかし、高地生活でも日焼けはするので、あった方が便利です。バギオ生活だけでなく、休みを利用してビーチリゾートに行く時などにも重宝しますよ。
バギオのスーパーやモールでは、日焼け止めの品揃えも豊富なので、特にこだわりがない場合は現地調達するのもおすすめです。
バギオ留学に日本語の参考書は必要?
日本で使っている参考書を留学先に持って行くか、迷っている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、「英語初心者は持って行った方がベター」だと言えるでしょう。基礎をわかりやすくまとめてくれている参考書は、英語初心者にとって心強い味方です。
しかし、基礎英語が身に付いている場合、参考書は必須の持ち物ではありません。分からないことは講師に直接質問することもできますし、ネットを使って自分で調べることも可能です。
英語初心者や、「使い慣れたものがあると安心」という方は、持って行くと良いでしょう。
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留学エージェントは、学生が快適な留学生活が送れるように、日頃から現地に関する情報収集を行っています。そのため、持ち物情報だけでなく、バギオでの生活に関する様々な情報をシェアしてくれるでしょう。
バギオ留学を取り扱っているエージェントは数多くありますが、特におすすめなのはLISH留学です。
出典:https://ryugaku.lishinc.co.jp/
このエージェントでは、実際にフィリピン留学経験のあるカウンセラーが対応してくれるのが魅力。留学経験者としての目線で、役立つ情報を提供してくれることでしょう。
LISH留学について詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。
まとめ:必要な持ち物をチェックしてバギオ留学の準備を始めよう!
今回は、バギオに留学を検討している方に向けて、必要な持ち物情報を紹介しました。
バギオでの生活がイメージできたでしょうか?
「フィリピン=南国」というイメージがあることから、「フィリピン留学に防寒具が必要なの?」と驚かれた方もいるかもしれません。
しかし、記事内でも紹介した通り、バギオは1年中涼しい地域なので、暑さ対策よりも寒さ対策が重要になります。風邪をひいて寝込むことのないように、温かい衣類を用意して行ってくださいね。
バギオは、英語学習に適した場所として知られています。時々は息抜きもしながら、充実した留学生活をお過ごしください。
フィリピン留学を検討している方には、留学エージェントのLISH留学がおすすめ。フィリピン留学経験のあるカウンセラーから1対1でアドバイスをもらいながら留学準備を進められます。
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そのほか、バギオ留学に関する記事はこちら!
また、留学前にオンラインで学習するのもおすすめです。コスパよく学べるスクールをピックアップしているので以下もご確認ください。