今回はカナダで使用できるクレジットカードについてご紹介していきます!
カナダは日本と比べてかなりの「カード先進国」として知られており、大きな商業施設から小さな食料品店まで、基本的には全てのお店でクレジットカード決済が可能です。
私は現在カナダで生活をしていますが、現金を使用することはほとんどありません。そのため、カナダに留学するのであれば、クレジットカードを持っておいた方が絶対に良いです。
ですが、クレジットカードが必要と言われても、「どのブランドなら現地で利用できるのかな?」「どのカードだと買い物に便利なんだろう?」と悩んでしまうこともあるかと思います。
そこで、この記事では、カナダ留学で使えるブランドについて解説するとともに、おすすめのクレジットカードをご紹介していきます。
私が実際に現地で生活していく上で便利だなと思った機能を備えたカードを紹介するので、参考にしてみてください。
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目次
カナダ留学で使えるクレジットカードブランド
まずはカナダ留学で使えるクレジットカードのブランドから見ていきましょう。
カナダで主に使用できるクレジットカードの主なブランドは以下の3つです。
- VISA
- Mastercard
- American Express
中でもVISAとMastercardは流通している全クレジットカードの8割以上を占めており、使えないお店や通販サイトはほぼありません。また、American Expressの利用者も多く、食事やショッピングなど様々な場面で使うことが可能。
ちなみに、カナダにいる私の肌感では、ほとんどの人がVISAかMastercardのどちらかを所持している印象ですね。私自身もMastercardのクレジットカードを利用しています。
もしブランドに迷ったら、VisaかMastercardのどちらかに対応したカードを持っていけば問題ないでしょう。
一方、日本で主流のブランドであるJCBには注意が必要です。カナダでは一部の店舗やサイトしかJCBに対応しておらず、買い物がスムーズに進まないかもしれません。
できればJCBは避け、先ほど触れたように、VISAかMastercardのどちらかを持っていくことが無難です。
カナダ留学で役に立つクレジットカードの選び方
前項で解説した通り、カナダではVISAとMastercard、American Expressが便利であることが分かりました。
続いてはクレジットカードの選び方について解説していきます。
- キャッシング機能のあるものを選ぶ
- 海外旅行保険が付帯しているものを選ぶ
- ICチップありのカードを選ぶ
キャッシング機能のあるものを選ぶ
クレジットカード決済が進んでいるカナダでも現金が必要になってくる場合があるかと思います。そんな時のためにキャッシング機能のあるクレジットカードを選ぶのがおすすめ。
キャッシング機能とはクレジットカードに登録された情報を基に、ATM等から現金を引き出せるサービスのこと。
この機能を使うことで、カナダの銀行やスーパーにあるATMなどから、カナダドルを引き出すことができます。海外でも利息や手数料がかかりますが、現地通貨での引き出しが可能なので便利です。
所持しているクレジットカードブランドに対応しているATMであれば、カナダドルで現金を引き出すことができるため、現金が必要になった際に気軽に使えますね。
しかしキャッシングはあくまでも現金の借り入れに過ぎません。クレジットカード会社により価格は異なりますが、利用するに当たって利息や手数料等がかかります。
キャッシングサービスを利用する場合は利息等を確認した上で計画的に利用するようにしましょう。
海外旅行保険が付帯しているものを選ぶ
カナダ留学の際には海外旅行保険が付帯してあるクレジットカードを選ぶのもポイントです。
海外旅行保険が付いているクレジットカードを選ぶことで、別途加入する保険を減らせるので、保険料を低く抑えることができます。人によっては、保険に入る必要がないケースもあるでしょう。
また、保険申し込みの手間をかける必要もないというメリットもありますね。
クレジットカードに付帯する海外旅行保険が補償してくれる内容としては以下の補償が含まれていることが一般的。
- 病気やけがに対する補償
- 携行品の損害に対する補償
- 航空機遅延補償
- 死亡時の補償
※カードによって異なります。
しかし、クレジットカードの海外保険は有効期限は出発から90日以内といったケースが多いため、利用には注意が必要です。3ヶ月以内の短期留学の場合には、保険が付帯するクレジットカードを選ぶことをおすすめします。
ICチップありのカードを選ぶ
留学のためにクレジットカードを選ぶ際はICチップが付いたカードを選びましょう。
ICチップではなく磁気ストライプのカードもあるかと思いますが、磁気不良が起きると使用できなくなってしまう可能性があります。
一方、ICチップが搭載されているものであれば物理的に破損しない限り使用可能です。また、情報が読み取られにくいのでセキュリティ面でも優れているという利点があります。
最近ではほとんどのクレジットカードでICチップが既に搭載されているので、この点はそれほど心配する必要はないと言えるでしょう。古いタイプのクレジットカードを利用している方は留学前に確認し、必要があればICチップが搭載されたものに交換してもらうのがおすすめです。
ちなみにカナダでは端末にカードをかざすだけで決済できる「タッチ決済」または「コンタクトレス決済」が主流になっています。
そのため、ICチップに加えタッチ決済のできるカードであればより便利ですよ。
カナダ留学におすすめのクレジットカード【3選】
前項で説明した通り、カナダに持っていくクレジットカードには、キャッシング機能や海外旅行保険、ICチップが付いていると便利です。
ここからは、それ等の機能が揃っているカナダ留学におすすめのクレジットカードを3つご紹介していきます。
- エポスカード
- 楽天カード
- 三井住友カード
1.エポスカード

年会費 | 無料 |
---|---|
国際ブランド | VISA |
海外ATM手数料 | 1万円以下の利用:110円(税込み) それ以上:220円(税込み) |
付帯保険 | 海外旅行保険(2023年9月30日まで自動付帯。10月1日以降は利用付帯です。) ※出国日から90日間 |
エポスカードはOIOIを運営するマルイグループが発行するVISAに対応したクレジットカードです。このカード最大の特徴は海外旅行保険が自動付帯であるということ。
エポスカードはカードを発行した時点で海外旅行用の保険が自動で適用されます。そのため、海外保険を契約する手間が省けるのがメリットです。
(※海外旅行保険の自動付帯は2023年9月30日まで。10月1日以降は旅費決済で付帯されます。)
エポスカードでは、以下の補償がついています。
- 傷害死亡・後遺障害 最高500万円
- 傷害治療費用 200万円
- 賠償責任 2000万円
- 携行品損害 20万円
事故や事件に巻き込まれた際に金銭を補助してもらえるので安心ですね。
加えて、入会金や年会費が無料なので費用を抑えてクレジットカードを利用できるのも良い点。その他、キャッシングサービスを利用することができるので、カナダで現金が必要になった場合でも使い勝手の良いカードとなってくれるしょう。
エポスカードはWebから簡単に利用を申し込みが可能です。興味のある人は公式サイトをチェックしてみましょう。
2.楽天カード

年会費 | 無料 |
---|---|
国際ブランド | VISA Master JCB |
海外ATM手数料 | 220円(税込み) |
付帯保険 | 海外旅行保険(利用付帯) ※出国日から3ヶ月間 |
楽天カードは楽天が発行しているクレジットカードです。こちらもエポスカード同様、年会費が永年無料なので、リーズナブルに利用することができます。
また、楽天カードはVISAとMastercard、JCBの3つのブランドに対応しているため、カナダでもほぼすべてのお店で利用できるでしょう。加えて、利用する度に楽天ポイントが貯まるという特典も付いているため、楽天を頻繁に利用する人はお得にショッピングをすることができます。
海外旅行保険が付いているのも楽天カードの魅力です。クレジットカードを利用すれば、以下の補償を受けることができ、事故や病気の際には金銭的補助を受けられます。
- 傷害死亡・後遺傷害 最高2000万円
- 傷害治療費用 200万円
- 疫病治療費用 200万円
楽天カードは公式サイトから利用を申請すれば発行可能。気になる方は公式サイトをチェックしてみましょう。
3.三井住友カード

年会費 | 初年度無料 ※以降1,375円(税込み) |
---|---|
国際ブランド | VISA Master |
海外ATM手数料 | 1万円以下の利用:110円(税込み) それ以上:220円(税込み) |
付帯保険 | 海外旅行保険(利用付帯) ※出国日から3ヶ月間 |
三井住友カードは三井住友フィナンシャルグループが発行するカードです。
VISAまたはMasterに対応しており、どちらを選んでもカナダ国内で問題なく使用できます。
また、三井住友カードには「学生向けプラン」が用意されており、学生であれば年会費は無料です。一般の方でも初年度の年会費は無料なので、他のカードと同じくリーズナブルに利用できるでしょう。
補償制度に関しては以下の通りで、基本的な損害に関しては治療費が出るようになっています。
- 傷害死亡・後遺傷害 2000万〜1億円
- 傷害治療費用 50〜200万円
- 疫病治療費用 50万〜500万円
- 携行品損害 15万~100万円
※カードのステータスによって変わります。
加えて、セキュリティ面が優れているのも三井住友カードの特徴。カードの紛失や盗難の際の補償はもちろんのこと、不正利用を24時間監視してくれるサービスまで受けられます万が一、カナダでカードの紛失や盗難が起こっても安心です。
三井住友カードも公式サイトから発行申請ができるので、興味のある方は気軽に申し込んでみましょう。
まとめ:カナダではVISAかMastercardのクレジットカードを使用しましょう!
今回の記事では、カナダ留学中に使用できるおすすめのクレジットカードブランドや選び方を解説するとともに、おすすめのカードをご紹介しました。
カナダではVISAとMaster Card、American Expressが主流のクレジットカードブランドなので、この3つのどれかを持っていくのがおすすめです。
またクレジットカードを選ぶ際は、以下の条件を満たすカードを選んでおきましょう。
- キャッシング機能のあるものを選ぶ
- 海外旅行保険が付帯しているものを選ぶ
- ICチップありのカードを選ぶ
そしてEnglish With編集部でおすすめするカナダ留学におすすめのクレジットカードは以下の3つ。
数多くあるクレジットカードの中からぜひ自分に合ったものを選び、留学中の支払いに関して困ることがないようにしておきましょう。
また、他の支払い方法としてデビットカードを検討されている方は以下も参考にしてみて下さい。

その他、English Withではカナダ留学に関する記事を多数用意しています。興味のある方はそちらも合わせてチェックしてみてください。









