今回の記事ではカナダでワーホリをすると稼げるのかについて、効率的な方法も含めながら解説していきます。
ワーホリは、現地で1年間就労が許されている魅力的なビザですよね。英語を習得しながらお金も稼げるとあって興味をお持ちの方も多いはず。
ですが、中には「現地で働けるのはいいけれど本当に稼げるのかな?」と疑問に思っている方もいるでしょう。現地で生活もしていかなければならないので、ある程度の収入は必要ですよね。
そこで、この記事ではカナダでワーホリを控えてる人に向けて、稼ぐ方法ご紹介。また働くに当たって知っておきたい基礎知識も記事の後半で説明していきます。ぜひ最後まで読んでくださいね。
目次
カナダのワーホリで稼ぐための3つの方法
早速カナダのワーホリで稼ぐ方法について見ていきましょう。
3つの方法をご紹介していきますので、参考にしてみてください。
- チップがもらえる場所で働く
- 働く都市を選ぶ
- スキルや英語力を磨く
1.チップがもらえる場所で働く
まず、チップをもらえる場所で働くのが重要です。
チップについて聞いたことのない方もいるかと思うので、まずはチップとは何なのかを説明していきますね。
チップとは、レストランなどで食事を取ると食事代に加えて、サービスに対する心付けとして払うお金のこと。カナダではこのチップの額は食事代の15%~20%が基本で、チップで得られた収益は総額を従業員数で割り、支払われることとなっているのです。
そのため、チップがもらえる職場で働くことで、時給分に加えて追加で収入を得ることができます。場所にもよりますが、チップだけで平均して月に1~3万円程度見込むことができますよ。
チップがもらえる職種としては、レストランやカフェでの仕事が一般的。しかしレストランの求人には注意が必要で、どのポジションでもチップがもらえるとは限りません。チップがもらえるのは、サーバーなど接客を担当するポジションのみで、ディッシュウォッシャーなどではもらえないので注意です。よく確かめてから応募するようにしましょう。
また、チップの額は働く場所により変動があります。価格が高いレストランでは客単価が高いので、チップの額も多め。反対にカフェなどであればもらえるチップの額はそれほど多くはないでしょう。
これらの注意点を踏まえた上で、稼ぎたい場合はぜひチップがもらえる職種に就くようにしましょう。がっつり稼ぎたい場合には、客単価が高めのレストランなどに応募するのがおすすめです。
2.働く都市を選ぶ
次に、ワーホリをどの都市でするのかも重要ですね。というのも都市の大きさが求人数に大きく関わってくるからです。
大都市であれば物価も高く毎月の出費がかさむことから、田舎で働く方が良いのではと考えている方もいるのかと思います。確かに、小さめの都市や郊外であれば生活費を抑えることができるでしょう。しかし、田舎ではお店の数も大きな都市に比べ少なく、全体の求人数がそれほど多くないのです。
求人がないと仕事を見つけることができず、結局無収入となる可能性も出てきます。また、仕事を見つけるのに時間がかかるケースも少なくありません。
そのため、生活費は高くなりますが、稼ぐためには求人の多い大都市でワーホリをすると良いでしょう。特にバンクーバーやトロントでワーホリは人口が多く、求人を簡単に見つけられるのでおすすめ。また、バンクーバーやトロントであれば日本食レストランや居酒屋なども多くあるので、日本食の知識があり即戦力となる日本人は雇われやすいということも言えます。
仕事の見つけやすさというのは稼げることに繋がるので、大都市を選ぶというのも重要ポイントでしょう。
3.スキルや英語力を磨く
現地で稼ぐ上で、英語力は高ければ高いほど有利になるでしょう。というのも英語力が低いと面接で落とされてしまう、またはお給料の高い職に就くことが難しくなるからです。
ワーホリで人気のレストランやカフェでの仕事は基本的に最低賃金のケースが多い傾向にあります。それ以上のお給料がもらえるオフィスワークなどであれば専門的なスキルやある程度の英語力が必要となって来るのが特徴です。そのため、ワーホリ中に稼ぎたければ、高い英語力とともにスキルも磨いておくと良いでしょう。
もちろん、最低賃金でもチップがあれば稼ぐことができますが、サーバーを任されるにはお客さんと難なく会話できるくらいの英語力が必要です。英語力が低いと、接客業は難しいとみなされ、ディッシュウォッシャーなどチップがもらえないポジションに就くことしかできないでしょう。
また、同じレストラン業でもチップをより多くもらえる高級レストランなどで就労するには、さらに高い英会話力が求められます。
カナダのワーホリで稼ぐために知っておきたい知識
ここまで、カナダのワーホリで稼ぐ方法を紹介してきました。より稼ぐためにも就労に関わる最低限の知識は揃えておきたいかと思います。
ここからはカナダで仕事をする際に知っておきたい3つの知識(最低時給、給料日、就労時間)について解説。これらを知らないと、労働時間に見合っていない額しかもらえない可能性もあります。しっかりと稼ぐためにも以下の内容はきっちり目を通すようにしましょう!
- 最低時給
- 給料日
- 就労時間
1.最低時給
1つ目は最低時給についてです。自分の働いている州の最低賃金はいくらなのかを知っておくことは働く上で非常に大切ですね。
知らないでいると、外国人だからだましやすいと思われ、最低賃金以下の時給で働かされることも。そうなってしまっては稼ぐどころか働き損となってしまうので気を付けたいですね。
最低時給は州によって異なります。例えばワーホリで人気のバンクーバーがあるブリティッシュ・コロンビア州の最低賃金は15.65カナダドル(約1,600円)で、トロントが位置するオンタリオ州は15カナダドル(約1500円)です。
カナダ全体を見ると、最低時給は11.81カナダドル~16カナダドルと幅が広いことが分かります。稼ぐためには、時給は最低賃金以上なのかをきっちりと確認した上で就労を開始するようにしましょう。また、できるだけ時給が高い都市を選ぶと効率的に稼げるのでおすすめです。
※最低賃金は2022年9月時点のもの
2.給料日
2つ目に知っておきたいこととして給料日が挙げられます。給料日はみなさんが楽しみにしている日だと思うので、カナダではいつ支払われるのか気になりますよね。
カナダでは日本とは異なり、お給料は月に2回支払われるシステムになっています。会社によって異なりますが、基本的に2週間に一度支払われることが多いです。
毎月15日と30日や10日と25日など、就労先により振込日は変わってくるので、確認しておきましょう。給料日をしっかり確認すれば、生活や遊びにどれくらいお金を使うのか計画を立てて、無駄な出費を防ぎやすくなるはずです。
3.就労時間
3つ目に知っておきたい知識は就労時間についてです。
カナダの就労時間は日本と同じ1日8時間、週に40時間。この規定を上回って働いた場合、雇用者は超過分を支払う必要があります。1日8時間を超えて働いた場合は時給の1.5倍、12時間を超える場合は2倍の額が支払われる決まりとなっているのです。
これを知っておかないと残業しているのに通常の時給でしか支払われておらず、損をしたということにもなり兼ねません。
基本的にワーホリの場合、時給で給料が支払われることが多いと思うので、この点は稼ぐ上でしっかり把握してきましょう。
また、どのくらいの時間働けるかも事前に確認しておくことが重要。この項目で説明した通り、基本的な労働時間の上限は8時間ですが、職場によっては働ける時間は異なります。あまり働けない職場だと、大きく稼ぐことは難しくなるでしょう。
そのため、面接時などにどのくらいの時間働くことができるのか聞くのがおすすめです。
まとめ:カナダのワーホリで稼ぐ方法はたくさんある!
今回の記事ではカナダのワーホリで稼ぐことはできるのかについて解説してきました。
結論ワーホリ中に稼ぐことは可能で、そのためには以下の3つの方法を抑えておくことが重要です。
- チップがもらえる場所で働く
- 働く都市を選ぶ
- スキルや英語力を磨く
チップは日本にはない文化で、給料にプラスしてもらえるので効率よく稼ぐことができます。また、基本的には求人が多い大都市で働くのがおすすめです。そして、英語力を磨いておくことも重要でした。
そして、稼ぐためには基本的な労働に関する知識を備えてる必要もあります。
- 最低時給
- 給料日
- 就労時間
正当な支払いを受けるためにも重要な項目なのでしっかり抑えておきたいですね。
今回解説したポイントを踏まえ、カナダのワーホリで経験を積みながら稼いでいきましょう!
その他、English Withではカナダでのワーホリに関する記事を用意。ワーホリの知識を深めておくことで、より稼ぎやすい仕事を見つけやすくなるはずです。ぜひ以下の記事も合わせてチェックしてみてください。
また、English withではカナダ留学におすすめのエージェントも紹介。仕事選びの相談に乗ってくれるエージェントも多数あるので、ワーホリで稼ぎたい方は気軽に利用してみましょう。