カナダ留学

カナダ留学の「あるある」を8つ紹介【現地留学生の実体験!】

カナダ留学の「あるある」を8つ紹介【現地留学生の実体験!】
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カナダ留学についてのあるあるを教えてほしいな!
Minami
Minami
こんにちは!English WithでWebライターをしているMinamiです!これまで様々な英会話スクールに通ったり、英検やTOEICなどの英語資格を取得してきました。現在はカナダ留学中で現地で英語の勉強をしています。

今回は、日本では考えられないけれど、カナダでは当たり前な事柄ばかりを厳選した「カナダ留学のあるある」を現地留学生の私がお届け。

カナダに留学経験のある方であれば共感できること間違いなしですし、これからカナダ留学または渡航を考えている方は、ぜひこの「あるある」を参考にカナダのイメージを膨らませてみていただければと思います!

今回は、次の4つのカテゴリー別に「あるある」をお伝えしていきます。

4つのあるある
  1. 街中編
  2. 生活編
  3. 治安編
  4. お金編

それでは早速カナダあるあるを見ていきましょう。

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1. カナダ留学あるある【街中編】

1. カナダ留学【街中編】まず最初に、街中編ではカナダの街中を歩いていて目にする「あるある」をお伝えしていきます。

カナダ留学あるある1. アジア人が思ったより多い

一つ目のあるあるは「アジア人が思ったより多い」ということです。

カナダ出身の有名人と言えば、ジャスティンビーバーやアヴリルラヴィーンなど白人の方が多く「カナダ人=白人でブロンド」といったイメージをお持ちの方も少なくないはず。

しかしながらカナダは移民を積極的に受け入れてきている国ということもあり白人ブロンドの人口は多くありません。どちらかと言うと、移民全体に占めるアジア人の割合が高く、2016年のデータでは約18%のカナダ国民がアジアにルーツを持つと言われています。

実際に街中を歩いていてもアジア人を多く見かけますし、私の住むバンクーバーは特にアジア人の多いエリアです。

都市部はアジア系移民が特に多いため、アジア料理のレストランが豊富に揃っており、その味も本格的。お寿司屋さんやラーメン屋さん、天丼屋さんなど日本料理店も数多く存在するので日本食が恋しくなっても心配いりません。カナダではすぐにおいしい日本食を食べることができますよ。

また、カナダではアジア人を目にすることが当たり前ですので日本人であっても目立つことがなく、周りに馴染み生活しやすいと言うのもポイントです。私もカナダ入国直後から、同じ人種が多いからか初めて来た国だとは思えないくらい住み心地が良いなと感じています。

カナダ留学あるある2. 英語表記とフランス語表記が混在している

皆さんは「カナダの公用語は英語だけではない」ということはご存知でしょうか?実はカナダでは「英語」と「フランス語」の二言語が公用語に指定されているのです。

そのような事情から、食料品店などでは全ての商品パッケージで英語とフランス語の2ヶ国語で表記されています。よく見かけるのは、パッケージの片面は英語で、もう一方はフランス語で書かれているパターン。私はカナダに来たばかりの頃はそういった表記ルールを知らなかったので、フランス語表記を英語だと思って読んだら全く理解できず首をかしげたという記憶があります。

また補足ですが、フランス語を第一言語とするカナダ国民は東部のケベック州に多く、カナダ西部ではフランス語話者はほとんど見かけません。

留学生の中には、このような文化を活用して英語とフランス語を同時に学ぶ方もいます。両言語を学んでいけるのも、他の英語圏ではないカナダ留学ならではの特徴だと言えますね。

2. カナダ留学あるある【生活編】

2. カナダ留学【生活編】2つ目は生活編としてのあるあるを紹介していきます。

ここではカナダで生活している人の行動に注目し、日本ではあまり経験することのできないあるあるですので一度チェックしてみましょう。

カナダ留学あるある1. 上着の下は半袖の人も多い

生活編1つ目はカナダ人の冬の服装についてのあるあるです。

これは比較的温暖なカナダ西部に限ったことかもしれないですが、カナダ人は案外薄着な印象があります。

秋から冬にかけてのシーズンでは、カナダの人は防寒用のダウンジャケットを着ている人が多いですが、上着を脱げばその下は半袖ということもよくあります。私の友人たちも同様で、外の気温が2~3度であっても厚手のジャケットの下は半袖、または薄手の長袖1枚しか着ていません。

ただ、カナダ全体を見れば寒い国ではあるので、-30度の地域でも防寒できるジャケットがたくさん売られており、ジャケット1枚で寒さ対策ができる分中に着こむ必要がないのかもしれませんね。

カナダ留学あるある2. 雨が降っていても傘をささない

カナダでしばらく生活していると慣れてきますが、留学当初驚いたのが「カナダの人は傘をささない」ということ。

もちろん傘をさしている人も多くいますが、それでも日本では考えられない程、傘をささない・持ち歩かないという人を見かけます。

特に、秋から冬にかけては雨が降ることの多いバンクーバーでもこの光景は日常茶飯事です。たとえ土砂降りであってもレインジャケットにフードを被っているだけの人を多く見かけるのです。髪や顔は濡れないかもしれないですが、実際に服はびしょびしょです。

日本人の感覚ではよく理解できないので、現地で生活している人に「なぜ傘をささないのか?」と聞いてみたところ「傘を持ち歩くのが面倒」「降ってもすぐに止むから」とのことだそう。

カナダでは車移動が多く外をあまり歩かないというのも理由の1つですが、それでも日本人であれば雨予報であれば傘の用意はしておく方がほとんどだと思います。

ただ、生活して感じるのが雨の多いバンクーバーでは1日の中で降ったりやんだりを繰り返しているので、傘を常に持ち歩くのが面倒だという理由も納得できると言えば出来ます。とは言え、日本人である私は濡れたくないので常に傘を持ち歩いていますし、雨が降れば傘をさしますね。

3. カナダ留学あるある【治安編】

3. カナダ留学【治安編】3つ目の「あるある」はカナダの治安に関することを挙げていきます。

カナダは比較的治安の良い国ではありますが、日本では考えられないことも多々あるのでここでご紹介していきますね。

カナダ留学あるある1. ホームレスが多い

1つ目は街中にいるホームレスの多さがカナダ留学で感じるあるあるとして挙げられます。

私が住んでいるバンクーバーは比較的温暖な地域で過ごしやすいと言うこともありホームレスが集中して集まることでも知られています。実際にダウンタウンを歩いていると毎日何人ものホームレスを見かけますし、お金をせがんでいる光景も珍しいものではありません。

ホームレス増加の背景には、主に住居費用の高騰で家賃が支払えなくなったことが挙げられ、その他は何かしらの精神疾患を抱えているケースや薬物中毒であったりとその理由は多岐に渡ります。

日本でホームレスを目にすることはあまりないので、留学当初はホームレスの多さに驚くことでしょう。しかし、基本的には何か手を出してきたり危害を与えてくるようなことはないので気にしすぎる必要はありません。

注意点をお伝えすると、多くのホームレスが「お金をください」と乞いてくるので「かわいそうだから少しだけ…」と思いお金を渡すのはあまりおすすめではありません。なぜなら、ホームレスの中にはそのお金をお酒やドラッグの購入に充てる人も多く、中毒に拍車をかけてしまうかもしれないからです。

もし、ホームレスの方へ何かしてあげたいと考えるのであれば、衣服や食料の寄付やシェルター(ホームレスのための宿泊施設)でのボランティア等を行いましょう。

カナダ留学あるある2. マリファナの使用が合法である

カナダでは2018年に大麻の所持、使用が合法化されました。そのためカナダ人はたばこやアルコールと同じような感覚で娯楽の一種として大麻を使用し、外を歩くと頻繁に大麻の匂いがしてきます。

街では「Cannabis Store」と書かれたお店が点在しているのですが、これは「大麻を販売しているお店」のことを指します。外観がおしゃれなお店が多く、一見大麻を取り扱っているお店には見えません。

さらに、年に一度「マリファナフェスティバル」と称したイベントも開催され、マリファナ入りのクッキーやマフィンなども売られてます。日本では違法ですのでまず考えられないですよね。

実際に生活をしていると、カナダ出身の友人たちは大麻の話で盛り上がったりしていますし、それほどカナダで大麻使用は身近な存在だと言うことを実感できるでしょう。

前述のとおり、カナダでは大麻使用が珍しくないので日本人留学生も「吸ってみない?」と大麻を勧められることがありますが、誘われた際は断るのが良いです。理由としては、日本では大麻の使用が法律で禁止されており、海外にいたとしても適用されてしまうからです。

安易に大麻を使用してしまうと処罰の対象となり得るということを覚えておいてください。

大麻が簡単に手に入るカナダですが、トラブルを避けるためにも留学中は手を出さないよう十分に注意しておくのが良いですね。

4. カナダ留学あるある【お金編】

4. カナダ留学【お金編】4つ目はお金編のあるあるです。

ここではカナダの物価に関してやお店でのマナーについて取り上げていきます。留学する際には生活にかかる費用などが気になるところかと思うのでチェックしてみてくださいね。

カナダ留学あるある1. 物価が高い

みなさんは、カナダの物価は日本と比べて高いのか、安いのかどちらかご存知でしょうか。

答えを先に言うと、カナダの物価は日本よりも少し高いです。びっくりするくらい高いというようなことはないですが、1〜2割は日本より高い値段で売られています。

また、後述しますがカナダではチップを払う必要もあることから外食の場合は高くつきます。お酒を飲まず、ご飯だけ食べたとしても20カナダドル(日本円で1,800円)を超えることが一般的です。

※1カナダドル90円で換算

加えてカナダの消費税は日本よりも高いということも知っておくべき点になります。カナダでは消費税として、国の税(GST)と州の税(PST)の2種類がかかってきます。GSTは一律で5%、PSTは州により異なりますが、バンクーバーのあるブリティッシュ・コロンビア州では7%となり合計12%の消費税です。

消費税も一つひとつの商品が日本より少し高いので「気が付けば思ったよりお金を消費してしまっていた…」ということにも繋がりかねません。ましてや留学中は使えるお金も限られてくると思うので、前もってお金の計画を立てておくことがカナダで快適に留学生活を送る鍵となるでしょう。

カナダ留学あるある2. チップを払う必要がある

最後は外食をした際のマナーであるチップ文化についてのあるあるをお伝えします。

「チップ」という言葉を聞いたことのある方も多いかと思いますが、チップとは支払うべき料金とは別に相手から受けたサービスに対して払うお金のことを指します。

カナダではレストラン等で外食をした際はこのチップを払うのがマナーです。支払い方に関しては現金とクレジットカードの選択があり、以下のように支払いを行います。

チップの払い方
  • 現金で払う場合:お会計よりすこし多めに出し「おつりは結構です」と伝えます。
  • クレジットカードで支払う場合:店員さんがカードマシーンをテーブルに持ってきてくれるので、チップの%や額を自身で入力します。

チップの平均額としては、総額の約15%~20%だと言われており、サービスが悪ければそれ以下、反対に良いサービスであればそれ以上支払うべきだと考えられています。

聞いた話によるとチップを支払わない日本人がいるみたいですが、カナダでは「チップを払わない=非常識な人」だという目で見られてしまうので、よっぽどサービスの質が悪くない限りはきちんと支払ってあげましょう。

まとめ:カナダ留学では予想できないあるあるがたくさん経験できる!

今回の記事では、カナダ留学中のあるあるについて、街中編や治安編などカテゴリー別に分けてご紹介しました。

カナダ留学を経験されたことのある方は「それよくある!」と納得できる項目も多かったのではないでしょうか?

また、これからカナダ留学を控えている方や検討中の方にとってはカナダがどういった国か雰囲気を掴むうえでも参考になったのではないかと思います。

特に、フランス・英語の言語表記や人種の豊かさの面では「カナダは想像していた国と違った」と驚かれた方も少なくないはず。

また、留学する地域にもよりますが物価に関しては少しだけ日本よりも高く、外食の際は特に高くつきます。留学中にお金を使い切ってしまったとならないためにもお金の管理をきちんとしておくことが大切ですね。

カナダにはアジア人が多く生活しており、日本を含めアジアの食事や文化が根付いています。ですので、カナダは留学が初めての方でも疎外感を感じたりホームシックになることが少ない点でもおすすめできる留学先ですね。

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執筆者
Minami
大学在学中に約一年間、ニュージーランドで語学留学を経験しました。その後英検1級やTOEIC950点などを取得。現在はカナダでウェブ開発の勉強をしています。
編集責任者
池谷 翔太
English With編集長。アメリカの大学に正規留学。外資系旅行会社・留学エージェントでの実務経験を経て英会話講師、中日ドラゴンズのプロ野球選手の専属通訳なども経験。現在はEnglish With編集長を務める。取材・受講した英会話スクール・サービス数は50社、比較検証したサービスは100を超える。
監修者
吉田 和史
English With代表&コンテンツ管理最高責任者。英語教育系会社で語学留学カウンセラーとして300名以上のカウンセリング、オンライン英会話・英会話スクール事業立ち上げを経験。その後、RIZAP ENGLISH取締役、MeRISE英会話執行役員CMO、英語学習アプリ会社取締役COOとして活動経験あり。現在は、英語学習サイトEnglish With代表を務める。体験・受講した英語系サービスは20社、比較検証したサービスは100を超える。
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