「相手にちょっと待ってね」と英語で伝えたい時に、ぱっと何が思い浮かびますか?
少しだけ席を外したり、相手に少しの間の時間ちょっと待っててと相手に伝えたい時の言い方で「please wait」を思い浮かんだ人も多いのではないでしょうか。
ネイティブとの会話では、「ちょっと待ってて」の言い方でも沢山の表現方法があります。
今回は、相手に「ちょっと待ってて」と伝える英語フレーズをご紹介していきます。
「ちょっと待ってて」を英語で伝える定番フレーズ
相手に少しの間だけ待っててほしいときに使える表現を紹介していきます。使うシーンに合わせて英語フレーズを使い分けれるように覚えていきましょう!
Please wait for a while.(しばらくの間、待ってて下さい。)
待ってて欲しい時に使われる定番フレーズです。
相手に待たせることの了解を得るためにもCould you 〜?を付け加えて使われることでより丁寧に、待っててもらうことの確認ができます。
Could you please wait for a while?
しばらく待っていただいていいですか?
Hang on a moment(ちょっと待ってていただけますか。)
Hand on a momentはカジュアルな言い方ですが、忙しいときなどに声をかけられたときなどによく使われる表現です。
より丁寧に伝える時は、例文のように伝えたりもします。
I’m busy at the moment. Can you hand out a minute?
今はちょっと忙しいので、少しお待ちいただけますか。
Hold on a second (ちょっと待ってて下さい。)
Hand on a momentと同じ意味として使われます。
Hold onは「続けていく、持続する」という意味を持ち、待つ相手が時間を(待っている)持っているというニュアンスのため、ちょっと待ってて下さいという意味になります。
Hold on a second please?
少しお待ちいただけますか。
Could you hold on a second please?
少々お待ちいただけますか。
よく電話で相手を待たせるときなどにも使われる表現です。
Give me a second.(ちょっと待ってて。)
少し時間を下さいという意味を持ち、相手にちょっと待っててほしいことを伝えることができます。
A:Can you help me out?
ちょっと手伝ってほしいんだけど。
B:Give me a second.
(手伝うから)少し待ってて。
Half a moment.(ちょっと待って。一瞬だけ待って)
ほんのすこしの時間だけ相手に待っててほしいときに使われる表現です。
以下の表現もHalf a momentと同じ意味で使われ、全てのフレーズの後に、pleaseを付け加えることで、丁寧な言い方になります。
・Half a moment(, please)
・(Just) wait a moment(, please)
・One moment(, please)
訳:ちょっと待ってて(下さい)。
I’ll be right with you.(すぐにそちらに参ります。)
I’ll be right with you.は主に店舗などで使われる表現です。
お客様から呼ばれた際に少しだけ待っててもらうというようなシーンで使われます。
それ以外にも、他のお客様対応をしている最中などに、使う英語フレーズです。
海外でショッピングをしている際に、店員にI’ll be right with you.と言われたらすぐに来てくれると覚えていきましょう。
A:Can I ask you questions?
質問してもいいですか。
B:I’ll be right with you.
すぐにそちらに参ります。(お待ち下さい。)
Sorry, I’m a bit tied up right now.(ごめんなさい。今はちょっと手が放せない。)
I’m a bit tied upで今は手が放せないほど忙しい状況を伝える表現です。ニュアンスとしては、少し待っててくださいという意味も含まれています。
Wait and see.(今にわかるよ。)
人から質問に対して、wait and seeを使う時は、今にわかるよという意味で、待っていればじきに分かる内容だから、待っててというニュアンスになります。
質問に対してちゃんとした答えではないので、少しごまかしている印象は受けますが、状況によっては使える表現の1つです。
待っている相手にかける英語表現
「ちょっと待ってて」と相手に伝えていても、もう少しだけ時間がかかりそうなときや相手が待つことを我慢できなかったり、待たせる時間が長くなってしまうことがあるかもしれません。
そんな時に使える英語表現を覚えておくと役立つことがあるので覚えておきましょう!
Could I have you wait a little more?(もう少し待っていただけますか。)
もう少しだけ待ってほしい場合は、相手に伝えておきましょう。
同様の意味として、Would you wait a little longer?(もう少しお待ちいただけますか)も覚えておくと便利です。
You’ll just have to be patient.(我慢してて下さい。)
待っている人が、我慢できない様子の場合には丁寧に我慢して欲しい時に使う表現です。子供相手に使うこともよくあります。
ちょっと待ってての時間感覚も人によって違うので覚えておくと良いかもしれません。
Don’t be so impatient.(そんなに急がないで。)
相手にちょっと待っててと伝えても、急かされることもあるかもしれません。そんな時は、Don’t be so impatient.で急がないで欲しいことを伝えましょう。
カジュアルな言い方なので、友人や知人に対して使われる表現です。
I am sorry for making you wait.(待たせてしまってすいません。)
もし、相手を待たせる時間が長くなってしまったら一言謝りの言葉を入れてあげましょう。
I am sorry for making you wait.
あなたを待たせてごめんなさい。
まとめ:複数の表現を覚えることでネイティブのニュアンスが理解できる
ちょっと待ってて欲しいことを伝えるフレーズでも、カジュアルな表現とフォーマルな表現といろいろあります。
すべて丸暗記する必要はありませんが、複数あるということを知っているだけで、英会話の中でのネイティブのニュアンスを理解することができます。
今回紹介した「ちょっと待ってて」を伝える英語フレーズを英会話のシーンで役立てていただければ幸いです!
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