英会話学習を始めた時、英語での会話で何を話しているか理解できないシチュエーションが多々でてきます。その時に、分からないことがあればとりあえず中学の時に習った英語である”I don’t know”や”I don’t understand”を使っていませんか?
もちろんこのフレーズでも相手に「分からない」ことを伝えることは可能なのですが、どのように理解していないかなどのニュアンス的な部分は、英語ネイティブにはしっかりと伝わっていません。
分からないことをシチュエーションに合わせて使い分けることができれば、英会話の幅も広がっていきます。今回は、英語初心者が分からないことを色んなパターンで伝えれる英語フレーズをご紹介していきます。最後まで読んで覚えることで、実践的な分からないことを伝えれるようになります。
相手の伝えていることが理解できなかった時に使うフレーズ
英会話をしている際に、相手が英語で伝えてきた内容を理解できなかった時に、”I don’t know”だけでなく違う英語で伝えることであなたが何を理解できなかったかをしっかりと伝えることができます。
相手の伝えてきた内容がわからなかった場合は、以下の英語フレーズを場面に合わせて使いこなしていきましょう。
I don’t know the meaning of the word.(単語の意味が分からない。)
「私はその単語の意味がわからない」という時に、”I don’t know the meaning of the word.”を使います。英会話レッスンを受けてる時に、分からない英単語がでてきたら、これで理解していないことを伝えましょう。
I couldn’t catch what you said.(聞き取ることができませんでした。)
相手の英語スピードが早すぎたり、わからない英単語が英会話中に多くでてきた際に、聞き取ることができなかったことを伝える時に”I couldn’t catch what you said.”を使います。
覚えておくと英会話中に、話すスピードを落としてくれたり、簡単な英単語で話してくれたりするでしょう。
I don’t understand the meaning of your question.(質問の意味がよくわからない。)
質問の意味を理解できなかったときは、”I don’t understand the meaning of your question.”を使うことで、理解しやすい質問に言い直してくれます。わからないことは、わからないと伝えないと英会話がどんどん進んでいってしまうので、覚えておくと便利です。
I don’t get it.(意味がわかりません。)
相手の伝えている意味を理解することができなかったら「意味がわかりません」を英語では”I don’t get it”で伝えます。”What do you mean?”(どのような意味ですか?)という表現にも少しにているため、「もう一度言ってくれませんか」のような感じで空いてに伝えることができます。
“I don’t get it”以外にも同じような使われ方をする英語フレーズはいくつかあるので同様に覚えておくと便利です。
I don’t understand what you’re saying.
私はあなたの言うことがわからない。
I don’t understand what you mean.
あなたの質問の意味がわからない。
I don’t know what you are talking about.
よくわからないです。
質問に対する答えがわからない時に使うフレーズ
英会話をしている中で、質問をされる場面は多くあるでしょう。英語で質問をされた際に、その答えをどのように返答していいかわからないときに使える英語フレーズを覚えておくと上手に対応することができます。
I don’t know what to say in English.(英語でなんて言ったらいいかわかりません。)
質問に関しては、理解したが英語での伝え方がわからない時に、”I don’t know what to say in English.”を使います。英会話レッスンの中であれば、どのように話していいか英語の講師が汲み取りながら練習ができるでしょう。
I don’t know how to explain it in English.(英語でどのように説明していいか、わかりません。)
“I don’t know what to say in English.”と同様に英語での説明の仕方がわからない時に使われます。同じような意味のフレーズのため覚えておくと便利でしょう。
I have no idea.(全然わかりません。)
全く見当が付かない時に”I have no idea”が使われます。少しぶっきらぼうなイメージを与えてしまう可能性のある”I have no idea”は使うシーンや使い方を考えながら利用してみましょう。
I’m sorry, I have no idea.
申し訳ありませんが、分かりません。
例文のように、”I’m sorry”を文の前半に使うことで柔らかい物言いで伝えることもできません。また、”I have no idea”に続けて英文を付け加えることで詳しく意味を伝えることも可能です。
I have no idea what you mean.
あなたの言うことはさっぱり分からない。
I have absolutely no idea about finance.
私は経済に関しては全く無知です。
I have no idea how to get there.
どうやってそこへ行ってよいものかわからない。
I’m not really sure.(よくわからない)
“I’m not really sure.”が使われるシーンは、確信が持てないときに使われる英語フレーズです。”sure”という単語は、「確信がある」という意味のため、直訳すると「私は確信がもてません。(自信がありません)」という意味になります。
“I don’t know”より柔らかい言い方になります。
I can’t say.(さあわからないな)
質問に対して、返答が思いつかなかった際などに”I can’t say”もしくは”I coudn’t say”が用いられます。
I can’t say anything.
何も言うことができない。
I can’t say for sure.
何とも言えないな。
I can’t say either yes or no.
イエスともノーとも言えません。
不意を付かれた質問やどっち付かずのようなシチュエーションで使われるため曖昧な表現の仕方としても使われるので覚えておきましょう。
相手の話している内容を理解しなかった時に、上記のような英語を伝えれば、理解しなかったことを伝えることができます。
I can make nothing of it.(さっぱりわからないよ。)
話の内容が全然わからないような時に、”I can make nothing of it.”が使われることがあります。
Beats me.(分からない。)
“Beats me”は、カジュアルな英語シーンで使われるスラングです。全く見当の付かない内容に対して、使われる英語フレーズです。フォーマルな英語ではないので、目上の人には使わず親しい間柄で使われる英語フレーズということを覚えておきましょう。
まとめ
「わからない」という意味を1つとっても英語では様々な表現で言い換えることができます。”I don’t know”や”I don’t understand”だけでも相手に理解していないことを伝えることができるのですが、様々なニュアンスやシーンに合わせた英語を覚えておくと具体的に何を理解していないかをしっかりと伝えることができます。
英語での言い回しを覚えていきながら英会話力を鍛えていきましょう。