海外の大学院進学は英語力を伸ばすだけでなくアカデミックな知識や経験を踏むことで、将来的に選べるキャリアを増やすことができます。そのため、有名な海外の大学院で学びたいと考えている方も多いのではないでしょうか?
ただ、海外の大学院進学にはある程度の英語力が必要です。そして、英語力を測るテストとして有名なのが、今回紹介する「IELTS」になります。
多くの大学院では進学の際にIELTSスコアの提示が求められていて、基準を満たさないと入学することができません。
海外大学へ進学する前に「どのくらいのIELTSスコアが必要なのか?」「どんな準備や学習をしておくべきなのか?」など気になる点はあるかと思います。
そこでこの記事では、English With編集部の僕が海外の大学院進学で必要なIELTSスコアを国や学校別でまとめ、後半では学習法や対策スクールなどを紹介。
ぜひ、海外の大学院進学を検討をしている方は参考にしてみてください。
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目次
海外大学院進学で必要なIELTSは「アカデミック・モジュール」
まず前提の知識として、海外の大学院の進学で必要なIELTSの種類は「アカデミック・モジュール」であることを知っておきましょう。
IELTSには「アカデミック・モジュール」と「ジェネラル・モジュール」があり、大学院では専門的な知識を学ぶのでアカデミックが出願に使われます。
※ジェネラル・モジュールは就職や移住の際に必要なIELTSスコア
そのため、ここで紹介する各国・学校別のスコアの目安も全てアカデミックの点数です。
IELTSのスコアや基本情報についてわからない方は他の試験と比較している以下の記事が参考になります。
海外の大学院進学で必要なIELTSスコア【主要4ヶ国】
それでは早速、海外の大学院進学で必要なIELTSスコアを国別で見ていきましょう。
今回は、英語圏である「アメリカ」「イギリス」「カナダ」「オーストラリア」の国に絞って有名大学で必要なIELTSスコアをまとめています。
興味のある国や学校がある際はぜひチェックしておきましょう。
アメリカの大学院で必要なIELTSスコア
アメリカの大学院に留学をする際のスコアの目安は「6.5〜7.0」ほどが必要であると言われています。
各大学の事例は下の通りです。
- マサチューセッツ工科大学院 7.0
- シカゴ大学院 7.0
- コロンビア大学院 7.0
- ミシガン州立大学員 6.5
また、アメリカの大学・大学院進学では、IELSTのほかにTOEFLスコアも使うことができます。
基本的には、いずれかのスコアを取得しておく必要があるので、IELTSとTOEFLを比較してスコアが取りやすい方を受験するのが良いでしょう。
イギリスの大学院で必要なIELTSスコア
IELTS試験はイギリス発祥という歴史や、大学院の教育水準が高いこともあり、入学に必要なIELTSのスコアは「7.0〜7.5」と少し高くなっています。
スコアが高い分、難易度が上がりますが、大学院の教育に力を入れている国の一つとして知られていることからも人気があります。
- オックスフォード大学院 7.5
- ケンブリッジ大学院 7.0
- マンチェスター大学院7.5
- インペリアル・カレッジ・ロンドン 7.0
イギリスの大学院進学でIELTSスコアが必要であるのであれば、イギリス英語に特化した学習を行うと良いでしょう。特に高いスコアを取得するには、小手先のテクニックだけでなく全体的なテストの戦略や解き方などをプロから教わるのもおすすめです。
カナダの大学院で必要なIELTSスコア
カナダの大学院に留学する際に必要なスコアは「6.5〜7.0」ほどと言われています。
カナダも教育先進国として知られていて、大学院の多くが公立であることからも国のバックアップも強く教育水準が高く維持されていることで有名です。
- トロント大学院 7.0
- ブリティッシュコロンビア大学院 6.5
- マギル大学院 6.5
- アルバータ大学院 6.5
トロント大学などは、世界的に見ても有名でトップの学力を誇る大学です。治安も安全で、人種なども多種多様なので大学院以外でも学びも多いでしょう。
オーストラリアの大学院で必要なIELTSスコア
最後に、オーストラリアの大学院進学に関して、留学する際のスコアの目安は「6.5〜7.0」ほどになります。カナダと同じようなスコア基準であることが多いですね。
オーストラリアもカナダと同様、治安面や親日ですので快適に留学することができるでしょう。9割の人が公立大学ですので教育水準も高くおすすめの留学先です。
- メルボルン大学 7.0
- オーストラリア国立大学 7.0
- シドニー大学 6.5
- アデレード大学 6.5
海外の大学院進学とIIELTSスコアに関するよくある質問
ここからは、海外の大学院進学とIIELTSスコアに関するよくある質問を紹介。
より詳しく知るためにチェックしておきましょう。
- 大学院進学ではIELTSの他にTOEFLもあるけど、どちらがおすすめ?
- 海外の大学・大学院で必要とされるIELTSスコアは変わる?
- 「条件付き合格制度」であればIETLSスコアは要らない?
大学院進学ではIELTSの他にTOEFLもあるけど、どちらがおすすめ?
海外の大学院では、IELTS以外にもTOEFLを入学基準に定めている学校も存在します。
TOEFLは、アメリカ発祥の英語の試験ということもあり、アメリカの大学・大学院で使われることが多いですが、最近はアメリカでもIELTSスコアを入学基準として利用する学校も増えています。
ただ、IELTSを条件としているかどうかは各大学が求める入学基準によって変わるので、アメリカの大学院進学を考えているのであればTOEFLスコアの取得をまずは考えたほうが良いでしょう。
海外の大学・大学院で必要とされるIELTSスコアは変わる?
どの国の大学院でも、大学と比較して「0〜0.5」ほど、必要なスコアが高くなる傾向にあります。
ただ、出願する学部によって必要なスコアは異なるので、大学院への進学でも低めのIELTSのスコアで入学できるケースもあるので、詳しくチェックしておくことが大事です。
「条件付き合格制度」であればIETLSスコアは要らない?
「条件付き合格制度」というのは、出願する際に英語力を証明する書類を提出する必要がない制度のことです。その代わりに入学時までに指定された英語力を取る必要があり、クリアすると入学許可を受けることが可能になります。
この制度を使うことで、「英語力が足りなくても入学手続きを進められる」ので、IELTSスコアが足りない場合は活用することをおすすめします。
ただし、「条件付き合格制度」を採用している大学院にも限りがあり、そもそも「英語力がなくても進学できる」ということではないので、大学院の授業についていけるレベルの英語力は必要です。
海外の大学院進学で必要なIELTSスコアを取得するためのおすすめ学習法
海外の大学院進学で必要なIELTSスコアを取得するためには、効果的な学習を行う必要があります。
ここでは、IELSTスコアアップのために必要な学習方法を3つお伝えするので、参考にしてみてください。
- 正しい学習法を知る
- モチベーションを維持する
- IELTS対策スクールで学ぶ
1.正しい学習法を知る
海外の大学進学をするためにも英語の基礎力を身につけておく必要があります。ここで言う基礎力とは、学校の授業についていけるための知識で、レポートの書き方や専門用語の習得なども含みます。
当たり前ですが、進学前にある程度の知識をつけておいた方が良いので「正しい英語学習」を知り渡航前までに身につけておくことをおすすめします。
限られた時間を有効的に活用するためにも、効率良く最短距離で英語力を伸ばしましょう。
特に、IELTS試験は英語の総合力が問われるので、独学ではなかなか難しいもの。そのため、必要なスコアを取得するためにスクールに通って学ぶ方が多いです。
そんな方には「Liberty English Academy」というスクールをおすすめします。大学院進学で必要な英語試験対策を日本人講師のサポートのもとで行えます。
以下の記事で詳しくLiberty English Academyのプログラム内容についてまとめているので参考にしてみてください。
2.モチベーションを維持する
正しい学習方法を理解した次に英語学習を行う上で大事な要素が「モチベーションを維持して学び続けること」になります。
目標とするIELTSスコアを取るには、モチベーションを落とさずに学習を続けるということが大事ですが、日々の生活の中で安定したモチベーションを続けるのは中々難しいです。
モチベーションの上がり下がりはあることを理解した上で、安定して学習習慣を身につけるためにも「学習計画はしっかり立てる」ことをおすすめします。1日1時間でもいいので毎日続けられる量を設定して、継続してみましょう。
3.英語の対策スクールで学ぶ
海外の大学院進学で必要なIELTSスコアを取るには、英語の対策スクールを有効活用することをおすすめします。
先ほど紹介した「Liberty English Academy」のような専門性のあるスクールで学ぶことで、授業で必要な英語力や海外の大学情報の収集が可能になります。特に、Libertyでは有名な大学院進学の実績も多数あり、現地で使える英語力を身につけることができます。
また、海外の大学・大学院進学をした経験のある講師やスタッフとコミュニケーションをとることにより、留学中の生活をイメージすることでより充実した大学院生活を送れるでしょう。
次項でLiberty English Academyについて詳しく紹介するのでチェックしてみてくださいね。
海外の大学進学でIELTSスコアはあった方が良い!スコアアップを狙うならLiberty English Academyで受講をしよう!
ここまで、海外の大学院進学で必要なIELTSスコアについてお伝えしてきましたが、事前に英語力を伸ばしておくことは現地での生活や大学院卒業をする上で大事です。
僕も、留学前は英会話スクールで、スピーキング・リスニングを重点的に伸ばしていて、アメリカの大学に進学する際にはTOEFLスコアを取得しました。最低限のスコアを取ることはもちろん大事ですが、日本にいる間にどれだけ英語力を伸ばし、現地での生活をイメージできるかも同じくらい重要です。
特に、先ほど紹介した「Liberty English Academy」というスクールでは海外大学進学に向けたIELST対策コースを用意しています。
Libertyは、東京港区に校舎を構えるスクールでオンラインでの受講も可能。コロンビア大学で英語教授法を学んだ藤川氏考案の「グラマーテーブル」という独自のメソッドをもとに英語を学ぶことで、海外留学で必要な英語力を初め、海外大学への入学条件にもなっている「IELTS」「TOEFL」などのスコアアップも期待できます。
多くの受講生が、海外の大学や難関とされる大学院への進学を実現しているといった実績もあることから、かなり信頼できる英会話スクールです。
そんなLibertyでは「IELTS対策コース」をはじめ国内外の大学・大学院への進学を目指す方々に向けた「国内・海外大学/大学院コース」を用意。海外の大学での授業を想定した内容でレッスン受講ができます。
「海外大学への進学前に英語力の底上げをしたい」「海外大学に関する情報を集めながら英語学習に取り組みたい」と考えている方は、まずはLIbertyを選んでみることをおすすめします。
無料カウンセリングの受講もできるので、まずは東京港区のLiberty校舎またはオンラインで一度試してみましょう。
また、以下の記事ではLiberty English AcademyのTOEFL対策コースについて詳しく紹介しています。レッスンの内容など詳細を知りたい方は、ぜひあわせて参考にしてみてくださいね。
最後に:海外の大学進学をするためにIELTSスコアは伸ばしておこう!
今回の記事では、海外の大学進学をする際に必要なIELTSスコアを国別に紹介し、後半では学習法やおすすめのスクールをお伝えしました。
大学院への進学は、大学留学とは違いより専門性のある知識や英語力が求められます。現地に行ったのは良いけれど授業についていけない、会話がわからないとならないように、日本にいる間に、情報収集とIELTSスコアを伸ばすことに集中しましょう。
そして、海外大学院へ進学する前にどのくらいの英語レベルかを把握し、足りていない部分は「Liberty English Academy」などの海外大学に強いスクールで学んでおくことをおすすめします。
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海外の大学院進学を成功させるためにも、しっかりと事前準備を行なってくださいね。
その他、海外の大学に関する記事をチェックしたい方は以下も参考に!