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海外の大学で必要な英語力は?留学経験者が徹底解説

※記事内にプロモーションを含みます。
海外の大学への進学を考えているけど、どのくらいの英語力が必要なのかな?詳しく知りたい!
ショーン
ショーン
こんにちは!アメリカの海外留学経験をして、語学留学カウンセラーとして活動していたこともあるショーンです。English Withを運営しながら、語学留学、英語学習情報に関する発信やスクールの取材・体験記事を書いています。

海外大学にいくことは「英語力を伸ばしたい」「グローバルに活躍したい」「海外の価値観に触れたい」などと考えている方にとって大きな選択になります。

僕もアメリカ留学を経験していますが、海外留学を決断して良かったと思える瞬間が今でもたくさんあります。現地の大学へ進学するからこそ得られる経験が山のようにあるので、海外大学へ進むことはおすすめできる選択肢の1つです。

ただ、海外大学への進学を言っても「どのくらいの英語力が必要なのか?」「英語オンリーの授業についていけるのか?」など気になる点があるかと思います。

そこでこの記事では、English With編集部の僕が海外大学への進学で必要な英語力をわかりやすくまとめてみました。

ぜひ、海外大学へ留学検討をしている方はこの記事を参考にしてみてください。

ショーン
ショーン
記事の最後には、海外大学進学に強いおすすめのスクールも紹介しています。最後まで読んでみてくださいね。

海外大学進学で必要な英語力はどのくらい?試験別のスコアを解説

ここでは、まず海外の大学進学で必要とされる英語力の目安を、2種類のテストスコアを使って紹介していきます。

TOEFLやIELTSといったスコアは海外進学をする上での条件になるので、どの程度のスコアを取得しておくことで海外大学への進学が可能になるのかをチェックしてみてください。

海外大学で必要なスコアの目安
  1. TOEFL編
  2. IELTS編

1.TOEFL編

問題を解く

TOEFLは、世界最大の教育測定機関である「ETS」が1964年に開発し、これまでに世界中で3,500万人以上が受験している英語能力測定試験になります。現在では、アメリカやカナダをはじめとした大学が入学基準として採用している英語検定資格です。

詳しい情報は以下の通りです。

試験科目 4技能(リスニング/リーディング/ライティング/スピーキング)
試験方法 コンピューター受験(テストセンターでの受験または自宅での受験が可能)
採点方法 120点満点(各セクション30点)
試験時間 約4時間30分
受験費用 USD245(約27,000円)
開催頻度 月3-6回(年間45回以上)
結果が来るまでの日数 テスト実施日から6日後にオンラインにて結果の確認が可能。
11日後に郵送で結果を送付される。

海外の大学へ進学する際にもTOEFLスコアを基準に入学の可否が決められることが多く、アメリカ留学した僕も入学基準となるスコアを取得して入学することができました。

一般的な大学では「TOEFLスコアが60点以上(もしくは70点以上)」が必要だと言われていて、難関大学になると「100点前後」が必要です。また、大学ではありませんが2年制のカレッジに入学する際には最低でも「45点以上」が必要であると言われています。

2.IELTS編

IELTS対策スクール・塾の正しい選び方とおすすめ【11選】

IELTSは、毎年350万人を超える受験者が試験を受けているテストになります。イギリスを中心に世界中の大学が入学基準として採用していることもあり、国内の大学でも取り入れられています。

詳しい情報は以下の通りです。

試験方法 筆記またはコンピューター試験(リスニング/リーディング/ライティング)
試験方法 筆記またはコンピューター試験(リスニング/リーディング/ライティング)
採点方法 1-9の段階評価(各スキル毎の個別バンドと総合評価としてのオーバーオール・バンドスコア)
試験時間 2時間40分
受験費用 paper-based test 25,380円(税込)
computer-delivered test 26,400円(税込)
開催頻度 paper-based testの場合、基本的に毎週土曜日に開催(受験会場により異なる)
結果が来るまでの日数 paper-based test 13日目、computer-delivered test 3-5日目

IELTSスコアの場合もTOEFLと同じく海外大学進学への基準となる場合が多いので、大学でどのテストスコアを求められているのかをみておくことが大切です。

一般的な大学では「IELTSスコアが6.5以上(最低6.0)」が必要だと言われていて、難関大学になると「7.0点以上」が目安。2年制のコミュニティカレッジに入学する際は「5.5前後(5.0以上は必要)」が求められるスコアになります。

ご自身の現在の英語レベルをTOEFLやIELTSのスコアに表すと何点になるのかを把握する意味でも、いずれかの試験は一度受験したおくと良いでしょう。

海外大学への留学で必要な英語力【知っておきたい3つのポイント】

ここでは、海外大学への留学で必要な英語力について詳しくお伝えしていきます。

先ほどお伝えしたTOEFLやIELTSのスコアではなく、海外の大学生活をスムーズに送るためにも必要な英語力にフォーカスしてまとめているのでこちらもチェックしてみましょう。

海外大学への進学で必要な英語力
  1. 中学レベルの英語基礎力は完璧にしておく
  2. アカデミックな用語を覚える必要がある
  3. 学校での手続き関係で必要な英語力を覚える

1.中学レベルの英語基礎力は完璧にしておく

1.中学レベルの英語基礎力は完璧にしておく「海外の大学に進学するのに中学レベルの英語力で良いの?」と思われるかもしれませんが、中学レベルの英語を使うだけで大学生活を送ることは可能です。

相手が話している内容をしっかりと聞き取り理解するためにも、それ以上の英語力が必要ですが、自分が発信する内容は中学で学んだ英文法や構文を使ってやりとりできます。

そもそも、英語はあくまでコミュニケーションのためのツールですので、会話をする上で難しくする必要はありません。僕も留学中は簡単な英語を使ってスムーズに友達とやりとりできるようにして、完璧な英文で話すよりもテンポよく会話するために雑でも伝わる英語を話すことを心がけていました。

TOEFLやIELTSのスコアだけ取れてしまい、中学レベルの英語力(スピーキング、リスニングりょく)がない状態で留学してしまうと結構苦労するのでその点は気をつけておきましょう。

2.アカデミックな用語を覚える必要がある

2.アカデミックな用語を覚える必要がある当たり前ですが、海外の大学に進学するとどのクラスでも英語で行われます。

僕がアメリカの大学に入学して初めて受けた授業は「Oceanography(海洋学)」でした。海洋生物の生態系や生き物に関する調査レポートをまとめたりと、初見から慣れていないクラスを取ってしまったこともありかなり苦労した経験があります。

覚える内容も専門的な用語が多く、ネイティブは当たり前のように知っている単語を一から暗記しながらクラス試験でも点数を取らなければいけなかったので、1クラスにかける勉強時間は計り知れないものがありました。

海外大学へ進学する際は、そのような壁に当たることがたくさんありますが、日本にいる間から、英語の大学の論文や教科書を読んで専門知識をつけておいたほうが授業をスムーズに受けることができるでしょう。

3.学校での手続き関係で必要な英語力を覚える

3.学校での手続き関係で必要な英語力を覚える海外大学へ進学したらまずオリエンテーションに参加し、入学の手続きを行います。

タームごとで取得する単位を決めてクラスの履修登録をするのですが、クラスの登録は先着順であったりするので手続きで必要な英語は覚えておくようにしましょう。

例えば「Semester(学期)」「Resume(レジュメ)」「Refund(返金)」「Unit(単位)」など、履修登録時に素早くクラスを見つけて登録するためにも事前に必要単語は暗記しておくことをおすすめします。

海外大学進学に向けて英語力を伸ばす3つの方法

ここまで、海外大学進学で必要な英語力について紹介してきましたが、大学で必要な英語力はどのように身につければ良いでしょうか?

ここからは、僕も行っていた海外大学進学に向けて英語力を伸ばす方法を3つお伝えしていきます。

英語力を伸ばす3つの方法
  1. 正しい学習法を知る
  2. モチベーションを維持する
  3. 英語の対策スクールで学ぶ

順にチェックしてみましょう。

1.正しい学習法を知る

1.正しい学習法を知る当たり前のことですが、海外留学で使える英語力を養うには「正しい英語学習」をすることが大事になります。

「とりあえず英会話を始めてみよう」と思い参考書を適当に選んで最初のページからはじめてもあまり効果はありません。とりあえず取り組んで行動に移すことは良いことですが、留学という限られた時間を有効的に活用するには効率良く最短距離で英語力を伸ばすのがおすすめです。

特に、TOEFLやIELTSといったスコアを取得するためにスクールに通って学ぶ方が多いです。そんな方には「Liberty English Academy」というスクールがおすすめで、大学進学で必要な英語試験対策を日本人講師のサポートのもとで行えます。

以下の記事で詳しくLiberty English Academyのプログラム内容についてまとめているので参考にしてみてください。

LIBERTYの国内・海外大学/大学院コースの口コミ・評判は?徹底解説
LIBERTYの国内・海外大学/大学院コースの口コミ・評判は?徹底解説この記事では、LIBERTY ENGLISH ACADEMYが提供する「国内・海外大学/大学院コース」について詳しくまとめていきます。国内・国外の大学/大学院を目指したいと思う方はぜひこの記事を参考にLIBERTYに入会するかどうか検討してみましょう!...

2.モチベーションを維持する

2.モチベーションを維持する正しい学習方法を理解した次に英語学習を行う上で大事な要素が「モチベーションを維持して学び続けること」です。

毎日、モチベーションを落とさずに学習を続けるということは中々難しいですが、1日少しの時間でも英語に触れる習慣を作ることでモチベーションに関係なく学び続けることができるようになります。

そのためには、学習計画をしっかり立てた上で日々のスケジュールにそって学習することが大事です。1日1時間でもいいので毎日続けられる量を設定して、継続してみましょう。

3.英語の対策スクールで学ぶ

3.英語の対策スクールで学ぶ最後に、海外の大学で学ぶためにも英語の対策スクールを有効活用することをおすすめします。

先ほど紹介したLiberty English Academyのような専門性のあるスクールで学ぶことで、授業で必要な英語力や海外の大学情報の収集、留学経験のある講師やスタッフとコミュニケーションをとることにより、留学中の生活をイメージすることが可能です。

次項でそのスクールについて詳しく紹介するのでチェックしてみてくださいね。

海外大学進学に向けてのおすすめスクールは「Liberty English Academy」

English With編集部がおすすめする、海外大学進学に向けてのおすすめスクールは「Liberty English Academy」になります。

海外大学進学に向けてのおすすめスクールは「Liberty English Academy」

Libertyは、東京港区に校舎を構えるスクールでオンラインでの受講も可能です。「グラマーテーブル」という独自のメソッドをもとに英語を学ぶことで、TOEFL、IELTSなどの語学試験のスコアアップをはじめ、海外の大学や大学院への合格を目指すことができます。

難関大学への進学を実現している卒業生も多数いて信頼できる英会話スクールです。

Libertyの実績そんなLibertyでは、国内外の大学・大学院への進学を目指す方々に向けた「国内・海外大学/大学院コース」を用意。入学に必要なTOEFLやIELTSのスコア取得を短期間で目指します。

将来「海外大学進学を目指している方」や「ワンランク高い大学・大学院に進学したい方」などは、LIbertyを選んで英語学習に取り組んでみましょう。

無料カウンセリングの受講もできるので、まずは東京港区のLiberty校舎またはオンラインで試してみることをおすすめします。

LIBERTYの公式サイトをチェック!

最後に:海外大学への進学は事前準備が大事!英会話力も伸ばしておこう!

今回の記事では、海外大学への進学で必要な英語力をはじめ、学習方法やTOEFLやIELTSの対策スクールを紹介しました。

事前に、海外大学へ進学する前にどのくらいの英語レベルに達しておいた方が良いのかを把握することで、より良い留学生活を過ごすことができるでしょう。

僕も英語力を磨くために1年ほど準備をし、英語力を伸ばしてTOEFLスコアを取得してから留学できたのでアメリカでの大学生活を有意義に過ごすことができました。英語力に余裕ができると学校外でのイベントやサークル、ボランティア活動なども積極的に参加でき、日本では体験できないことをたくさん行えるでしょう。

そのためにもここで紹介した、大学進学に強い「Liberty English Academy」の無料カウンセリングを受けてみて、自分にあっていたら通ってみることをおすすめします。

海外大学で充実した日々を過ごすためにしっかりと事前準備を行なっておきましょう。

そのほか、大学進学のためにTOEFLやIELTS対策ができるおすすめのスクールはいくつかあるので以下の記事でも紹介しています。

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執筆者
sean
高校卒業後、アメリカの大学に正規入学し4年間留学していました。 日本帰国後はフリーランスでプロ野球選手の通訳などを経て、2019年からEnglish Withを運営、ライターとして記事執筆、英会話講師などもたまに行なっています。
編集責任者
池谷 翔太
English With編集長。アメリカの大学に正規留学。外資系旅行会社・留学エージェントでの実務経験を経て英会話講師、中日ドラゴンズのプロ野球選手の専属通訳なども経験。現在はEnglish With編集長を務める。取材・受講した英会話スクール・サービス数は50社、比較検証したサービスは100を超える。
監修者
吉田 和史
English With代表&コンテンツ管理最高責任者。英語教育系会社で語学留学カウンセラーとして300名以上のカウンセリング、オンライン英会話・英会話スクール事業立ち上げを経験。その後、RIZAP ENGLISH取締役、MeRISE英会話執行役員CMO、英語学習アプリ会社取締役COOとして活動経験あり。現在は、英語学習サイトEnglish With代表を務める。体験・受講した英語系サービスは20社、比較検証したサービスは100を超える。
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