今回は、フィリピンのルソン島の中央部に位置する都市クラーク留学を検討している方向けに、メリット・デメリットや現地のおすすめ語学学校をいくつか紹介します。
フィリピン・クラークは、過去にアメリカ空軍の基地があった小さな都市です。
1993年に経済特区と指定されて以降、国際空港が設立され、外資系企業の参入が相次いだ結果、今では人気の観光地、留学先の1つとなりました。
しかし、セブ島やバギオ留学に比べるとその知名度は未だ低いため、現地に関する情報も少なく「どんな留学メリット・デメリットがあるの?」と気になる方も多いかもしれません。
そこで本記事では、フィリピン・クラークの特徴や留学メリット・デメリットを詳しく解説していきます。
人より少しマイナーなフィリピン留学体験をしたい方はぜひクラーク留学を検討してみてください。
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目次
フィリピン・クラークってどんなところ?
まずはフィリピン・クラークの都市情報について紹介します。
面積 | 94.50 km |
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人口 | 約120万人 |
言語 | パンパンガ語、タガログ語、英語 |
宗教 | キリスト教 |
通貨 | フィリピン・ペソ |
気候 | 年間を通して25℃〜35℃と暖かい。20℃を下回ることは少ない。 |
フィリピン・クラークは、ルソン島のちょうど中心部に立地する小さな都市です。
近年、マニラ首都圏への経済一極集中を緩和すべくクラークの都市開発が進んでおり、現在は外資系企業のオフィスや高級ホテル、レストランなどが設立されています。
クラークは、旧クラーク米空軍の跡地に開発された街であることから、今でも多くのアメリカ人が住んでいて、一部の間からは「リトルカリフォルニア」と呼ばれることもあるようです。
そのため、クラークの語学学校には欧米人講師が在籍していることも多く、英語留学先としてセブやバギオに次いで人気な留学先となっています。
フィリピン・クラーク留学の3つのメリット
現在どんどん発展が進む近未来都市クラークですが、留学のメリットとしては大きく3つ挙げられます。
- ネイティブ講師によるレッスンが受けられる
- 立地がよく旅行がしやすい
- 経済特区内の治安が良い
以下では1つひとつ詳しく解説します。
1. ネイティブ講師によるレッスンが受けられる
1つ目は、ネイティブ講師によるレッスンが受けられるという点です。
クラークには元々アメリカ空軍の基地があり、その跡地に開発された都市であるという
歴史的背景から、今でも多くのアメリカ人が住んでいます。
そのため、クラーク周辺の語学スクールにはネイティブ講師が在籍していることも多く、本場の英語力を鍛えることが可能です。
2. 立地がよく旅行がしやすい
2つ目は、立地がよく旅行がしやすいという点です。
クラークはルソン島のちょうど中心部に位置しています。
そのため、ルソン島北部のバギオやサガダ、南部のマニラなど様々な観光地を訪れやすいのがメリットです。
また、クラークには国際空港があり、フィリピン国内の主要都市や日本を含むアジア諸国へ直行便も運行しています。
万が一のことがあった際に日本に帰国しやすいのも、クラーク留学のメリットと言えるでしょう。
3. 経済特区内の治安が良い
3つ目は、経済特区内の治安が良いという点です。
クラーク経済特区には入り口があり、セキュリティチェックを受けなければ中に入ることはできません。
そのため、特区内にはストリートチルドレンやジプシーがおらず、他の地域と比べても治安が良いと言えます。
フィリピン・クラーク留学の2つのデメリット
クラーク留学にはたくさんのメリットがある一方、デメリットも存在します。
以下ではクラーク留学の2つのデメリットを見ていきましょう。
- 日本人の数が少ない
- 情報が少ない
1. 日本人の数が少ない
1つ目は、日本人の数が少ないということです。
フィリピン留学は日本で非常に人気を集めていますが、セブ島へ渡航する方が多く、クラーク留学は現段階でメジャーとは言えません。
また、日本食レストランなどもセブやマニラと比べると少ないため、ホームシックになった際に、頼れる人や場所がない点がデメリットになるでしょう。
一方で、日本人留学生が少ないことから、より自分を追い込んで英語を使う練習ができます。留学中に本気で英語力を身につけたい方にとってはメリットと言えるかもしれません。
2. 語学学校の数が少ない
2つ目は、語学学校の数が少ないということです。
クラーク留学は昨今人気を集めている留学先の1つですが、セブ島などと比べるとまだまだ知名度が低く、語学学校の数も多くありません。
また、セブやマニラといったところと比べると情報が少ないため、限られた選択肢の中から自分にあったスクールを探さなければならないでしょう。
しかし、メリットでお伝えしたように、クラーク留学ではネイティブ講師のレッスンが受けられます。
物価の安いフィリピンで滞在しながら、本場の英語が学べるのは大きなメリットと言えるでしょう。
フィリピン・クラーク留学でかかる費用【期間別】
次にフィリピン・クラーク留学のイメージをより掴むために、かかる費用を見ていきましょう。
以下では「1〜2週間」「1ヶ月」「3ヶ月以上」と、期間別に留学費用を紹介します。
- 1〜2週間
- 1ヶ月
- 3ヶ月以上
1~2週間のフィリピン・クラーク留学の場合
フィリピン・クラーク留学に1〜2週間行くのにかかる費用はおよそ15万円〜27万円です。
渡航費 | 4〜7万円 |
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学費・入学費・滞在費 | 9万円〜17万円 |
SSP(特別就学許可証) | 15,000円前後 |
光熱費 | 1,000円〜2,000円 |
通信費 | 500円〜1,000円 |
交通費 | 1,000円〜1,500円 |
食費・その他雑費 | 7,000円〜11,000円 |
クラークのあるパンパンガ州の物価は首都マニラやバギオに比べて、食品やレストランの料金が割安です。
参考ページ:Cost of Living Comparison Between Baguio and Pampanga
しかし、経済特区内と外で物価が多少異なるため、場合によっては首都マニラより生活費が高くなることも考えられます。
また、語学学校の料金はスクールによってまちまちです。加えて、スクールによってテキスト代やデポジット、管理費などがかかることがあります。
1ヶ月のフィリピン・クラーク留学の場合
フィリピン・クラーク留学に1ヶ月間行くのにかかる費用はおよそ29万円〜42万円です。
渡航費 | 4〜7万円 |
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学費・入学費・滞在費 | 20万円〜30万円 |
SSP(特別就学許可証) | 15,000円前後 |
光熱費 | 4,000円前後 |
通信費 | 2,000円前後 |
交通費 | 3,000円前後 |
食費・その他雑費 | 25,000円 |
同じ期間でも料金に幅が出る大きな理由の1つは学費・入学費・滞在費です。
クラークをはじめ、フィリピン留学ではレッスン料と寮がセットになったパッケージ留学が主流となっており、滞在する部屋タイプ(1人部屋、4人部屋など)や受講コースによって料金が異なります。
そのため、留学中は1人で快適に暮らしたい方やレッスン回数の多いクラスを受講したい方は、それ相応の費用が必要になると考えておきましょう。
また、1ヶ月も滞在していると現地に友人ができ、一緒に食事に行くことも考えられます。現地での国際交流を楽しみたい方は、余分にお小遣いを用意しておくと良いでしょう。
3ヶ月以上のフィリピン・クラーク留学の場合
フィリピン・クラーク留学に3ヶ月行くのにかかる費用はおよそ76万円〜97万円です。
渡航費 | 4〜7万円 |
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学費・入学費・滞在費 | 65万円〜75万円 |
SSP(特別就学許可証) | 15,000円前後 |
ACR ID card(外国人登録証) | 8,000円前後 |
ビザの延長手続き(2回) | 20,000円前後 |
光熱費 | 12,000円前後 |
通信費 | 6,000円前後 |
交通費 | 9,000円前後 |
食費・その他雑費 | 75,000円 |
フィリピンに3ヶ月以上滞在する場合、ビザの延長を合計2回行う必要があります。
延長手続きはスクールで代行してくれることが一般的ですが、合計でおよそ20,000円程度必要です。
また、フィリピンに60日以上滞在する場合はACR ID card(外国人登録証)の取得が義務付けられています。
加えて、3ヶ月はクレジットカードの付帯保険でカバーできる最大期間のため、海外保険への加入費用も考慮しなければならないでしょう。
フィリピン・クラーク留学でおすすめの語学学校【3選】
最後にフィリピン・クラーク留学でおすすめの語学学校を合計3つ紹介します。
スクール選びの際は各スクールの特徴をしっかり把握した上で、自分に合ったところを選んでみてください。
1. CIP | 国際色豊かな環境で英語学習やアクティビティが楽しめる
CIPは、アンヘレスのCarmenville(カーメンビル)と呼ばれる住宅街の中に立地する韓国資本の語学学校です。留学生の国籍はアジアやヨーロッパ、南米など様々なため、グローバルな環境に身を置きながら英語が学べます。
このスクールでは、アメリカやイギリス、オーストラリアなどのネイティブ講師によるマンツーマンレッスンが受けられるのが特徴です。
通常のESLコースに加え、資格試験対策コースも開講しており、IELTSやTOEICコースを受講した受講生から定評があります。
また、スクールの敷地内には室内運動場があるため、学生同士でバスケットボールやバドミントンなどを楽しみ、英語学習の合間にリフレッシュが可能。
他にも、英語学習以外のアクティビティとして現地の孤児院を訪れたり、様々なボランティア活動を実施しているので、日本ではなかなか得られない貴重な体験ができます。
さらに、CIPには日本人のスタッフがいるため、万が一のことがあっても日本語で相談が可能です。
国際色豊かな環境でみっちりと英語学習をしつつ、様々なアクティビティも楽しみたい方はCIPを検討すると良いでしょう。
CIPのスクール情報
場所 | block 37 Kamatigue st. cutcut. Angeles city, Philippines |
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オーナー国籍 | 韓国 |
創業年 | 2007年 |
入学金 | 100ドル |
コース | ESL(レギュラー / インテンシブ / ネイティブ / ライト) Speaking Master Native Master IELTS(インテンシブ / 点数保証) TOEIC(レギュラー / 点数保証 / インテンシブ) など約15コース |
2. EG Academy | フィリピン政府から認められたクラーク初のESL校
EG Academyは、クラーク初のフィリピン政府観光省(DOT)から認められたESL校です。
2013年と比較的最近できた語学スクールのため設備が綺麗で、フィリピン人講師に加えアメリカやカナダといったネイティブ講師からレッスンが受けられます。
このスクールでは、様々な目的に合わせたコースが開講されており、親子留学の留学先としても人気です。中にはゴルフ好きな方向けにゴルフレッスンと英語レッスンが受けられる「ゴルフ + ESL」など、他にはないユニークなコースも開講されています。
また、スクールの前には日本や中国、韓国レストランの入ったビルがあり、向かいには交番やコンビニがあるため、安心・快適な環境で英語学習に集中することが可能です。
加えて、日本にもオフィスを構えており、現地に滞在している日本人スタッフもいるため、万が一のことがあっても日本語でサポートを受けられます。
自分の目的に合わせた英語留学をしたい方はEG Academyを検討すると良いでしょう。
EG Academyのスクール情報
場所 | Lot 2-B Friendship Highway BRGY. Cutcut Angeles City, Philippines |
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オーナー国籍 | 日本、韓国 |
創業年 | 2013年 |
入学金 | 100ドル |
コース | ESL(4 / 5 / 6) ESL POWERS TOEIC/TOEFL/IELTS + Native コース ビジネス英語 ゴルフ + ESL など約15コース |
3. Global Standard | セミスパルタ式で英語漬けの生活が送れる
Global Standardは、クラーク経済特区内に立地する韓国資本の語学学校です。クラーク国際空港から5分と好立地のため、週末に国内や海外に旅行したい方から人気を集めています。
このスクールでは、外出・外泊の門限があり、平日は基本的に外出禁止とセミスパルタ式で英語を学んでいくのが特徴です。また、クラークの他のスクールに比べて日本人の比率が少ないので、英語漬けの環境で着実に英語力を鍛えられます。
さらに、生徒の希望に答え効率的に学習を進めていけるよう、プログレステストの結果をもとに作成されたオーダーメイドカリキュラムで英語を学んでいけるのがポイント。
ネイティブ講師はいませんが経験豊富なフィリピン人講師による英語レッスンが受けられるので、本気で英語を学びたい方におすすめです。
Global Standardのスクール情報
場所 | #5208 CM Recto Highway, Clark Freeport Zone, Pampanga 2009 |
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オーナー国籍 | 韓国 |
創業年 | 2005年 |
入学金 | 要問い合わせ |
コース | TOEIC / TOEFL CNN ビジネス英語 ESL IELTS(基礎入門 / 点数保証) など |
まとめ:都市開発が進むフィリピン・クラークは英語留学におすすめ!人とは違った留学体験をしたい方はクラーク留学を検討しよう
今回は、記事の前半で都市開発が進むフィリピン・クラークの特徴や留学メリット・デメリットを解説し、後半でおすすめの語学学校をいくつか紹介しました。
フィリピン留学と言えばセブ島やバギオをイメージされる方が多いかもしれません。
しかし、フィリピン・クラークには「ネイティブ講師が在籍している語学スクールが多い」など、この地にしかない魅力がたくさんあります。
そのため、物価の安いフィリピンで本場の英語を身につけたい方や人とは違った留学体験がしたい方はクラーク留学を検討してみると良いでしょう。
なお、フィリピン留学に行くなら現地の情報に精通した留学エージェントを利用するのがおすすめです。
留学エージェントを利用することで、多数の選択肢の中から自分にあった語学学校を探したり、現地の情報を収集したりすることができます。
以下の記事ではフィリピン留学におすすめの留学エージェントをいくつか紹介しているので、興味がある方はこちらもぜひご覧ください。
フィリピンの他の都市への留学も検討されている方は以下の記事もぜひ読んでみてください。