今回は、自主学習用の英語学習教材「SpeaKing Camp」を購入してみたので、その内容をレビューし「評判通りのサービスかどうかどうか」を検証していきます。
SpeaKing Campはスマホ一台で利用できる英語学習教材で、英文の発話を繰り返し行い日常英会話をメインとしたスピーキングの練習をすることが可能。カリキュラムはTOEICで出題される単語やフレーズをメインに出題されるので、ビジネス英語の習得する方にもおすすめできます。
この記事をご覧の方は「SpeaKing Campを使うことでどんな効果が出るのかな?」「他社のサービスと何が違うのだろう?」と疑問に感じていることだと思います。
そこで、この記事では10社以上のオンライン英会話や学習アプリの利用経験がある僕が、SpeaKing Campの体験を通じて口コミや評判を徹底調査。その他、特徴や料金に関しても詳しくお伝えしていきつつ、評判通りのサービスかをお伝えしていきます。
目次
SpeaKing Campはどんなサービス?【基本情報】
入会金 | 0円 |
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教材費用 | 14,800円(税込) |
サービス内容 | TOEICの語彙やフレーズに関したスピーキングの練習 |
SpeaKing Campは、日常会話のスピーキング力向上に特化した英語学習教材です。
レッスンは講師と会話をする形式ではなく、オンライン上で英語レベル別の英文を繰り返し読み、スピーキング練習することで英会話力を伸ばすように設計されています。
マサチューセッツ工科大学の日本人理事会から、留学生向けの教材としても評価されている実績十分のサービスです。
また、SpeaKing Campは、ビジネス英語の習得に特化したサービスとして人気の「SpeaKing Biz」を提供する企業によって運営されています。
SpeaKing BizはSpeaKing Campに比べて難易度が高い内容が用意されておりビジネス英語に特化しています。以下に、体験内容をまとめた記事を用意しているので気になる方はこちらも読んでみてくださいね。
SpeaKing Campが選ばれる3つの特徴
SpeaKing Campはスピーキング向上に特化しており、有名大学の理事会からも高く評価されているサービスですのでその効果は期待できるものがあるでしょう。
より内容の理解をしてもらうためにもここからは、SpeaKing Campのカリキュラムについて詳しくお伝えしていきます。サービス検討をする上でも以下を見ておきましょう。
- 特徴1. 9割以上の時間をスピーキングに割き会話力を伸ばせる
- 特徴2. TOEICの対策対策ができる
- 特徴3. 変化のある反復練習で飽きない
特徴1. 9割以上の時間をスピーキングに割き会話力を伸ばせる
スピーキング力を徹底的に伸ばすことに重点を置いているのがSpeaKing Campの特徴の1つです。
毎回のレッスンでは、日本語を見て瞬間的に英語に翻訳する「瞬間英作文」というトレーニングを繰り返し行います。英文の発話を重ねることで語彙や文法の定着を促し、瞬時に英語で受け答えできる力を養うことが目的です。
全てのコースを完了すれば「10,000回以上の発話練習量」にも相当するのでスピーキングの練習を集中的に取り組めることが分かります。
自分一人での学習でもこれだけアウトプットすることができれば、日常生活で使われる英語はもちろんビジネスシーンでも使えるフレーズや構文を使いこなすことができるでしょう。
特徴2. TOEICの対策ができる
SpeaKing Campでは、TOEICを基にした教材を使用しているのでTOEICの試験対策も行うことが可能です。
TOEICの中でも、トリッキーな内容のものではなく日常会話や仕事など、普段の生活で使用頻度が高い語彙・文法を重点的に学べます。
そのため、受講を通して日常会話の様々な場面に対応できる英会話力を養うとともに、TOEICのスコアアップを目指せます。
特徴3. 変化のある反復練習で飽きない
SpeaKing Campでは英文を繰り返し発話するトレーニングがメインになりますが、単調な練習でも飽きないように工夫されています。
具体的には、覚える語彙・文法を「接続詞」や「動名詞」など様々な形で練習し、同じ文書の繰り返しにならないように設計されているのです。
例えば「draw(描く)」という単語を覚える場合、下記のような文章を英訳するトレーニングを行います。
- 私は彼女に通勤に便利な地図を描いてもらっています。(不定詞:I am asking her to draw a map to help in commuting.)
- 私が育った街の地図を描いてほしいと頼まれました。(関係詞:I was asked to draw a map of the city where I grew up in.)
- その街の地図を早く描く方法を知りたいです。(疑+to V:I would like to know how to draw a map of the city that fast.)
このように、SpeaKing Campでは、様々な形態の文章を使って語彙を反復練習できるので、飽きずに英語学習を継続させやすいです。そのため「単調な練習だと続かない…」という方でも心配いりません。
SpeaKing Campを利用!評判通りの効果があるか検証!
SpeaKing Campは、TOEICベースの語彙やフレーズを基にスピーキング学習ができるサービスであることがご理解いただけたかと思います。
一見すると英語力が伸ばせるサービスですが「本当に効果があるかどうか?」は実際に利用してみないと分からないですよね。
そこで、ここからはSpeaKing Campを購入しサービスを1から使ってみた僕がその内容を詳しく紹介しレビューを行なっていきます。
SpeaKing Campには、返金保証制度はありますが、無料お試しなどはないのでこれからお伝えする内容を参考に使用するかどうかの判断をしていただければと思います。
実際に受けてみたレッスンの内容と流れは以下の通りです。
- コースを選択する
- レッスンを受講する
それぞれ詳しく解説していきますね。
1. コースを選択する
SpeaKing Campでは、下記の2つのコースが用意されているのでアカウントにログインしたらまずはいずれかを選択します。
- VERB(1語の動詞を学べる)
- IDIOM(2語以上のフレーズを学べる)
難易度は初心者向けの簡単なものから、ネイティブが使うような少し難しい表現まで様々あるので好きな方を選択して学び始めるのが良いでしょう。
2. レッスンを受講する
続いて、レッスンの受講に移っていきます。
SpeakingCampのレッスンは日常会話の場面ごとにカテゴリー分けされています。
- 通勤・通学
- アルバイト
- パーティ
- レストラン
- 旅行
また、レッスンは難易度別に3つに分けられています。
- レベル1:時間制限なし
- レベル2:5秒以内に発話
- レベル3:5秒以内に発話
今回は「通勤・通学」のレッスンをメインにレベル1〜3まで受講しました。
以下の写真と通り「cut in(遮る・割り込む)」という語彙を学び、それを使った文章を様々なパターンで英語に直していきます。
- 誰かがバスチケットの列に割り込んできました。
- バスチケットの列に割り込むのはとても失礼なことです。
- バスチケットの列に割り込んだつもりはありませんでした。
全て「cut in(遮る・割り込む)」を使って英文を作り答えていきます。上記を含めて7パターンほど例題が用意されていました。
学習方法としては、まず日本語の文章だけ見て回答し、答えられたら「言えた」、答えられなければ「言えなかった」を押すと音声付きの例文が表示されるので内容を把握します。
トレーニングをしてみて「cut in(遮る・割り込む)」という語彙だけではなく、動名詞(〜ing)や関係代名詞(which)など、文体に合わせて単語がどう変化するかも一緒に学べたので、正しい文法で話す力が養えるなと感じました。
ターゲットにした語彙を中心に学びつつ、英語の基本とも言える英文法も一緒に学習できるような仕組みですね。
実際に英会話を行う際には会話中に単語の形が変化するケースが多いので、文法の間違いを減らせれば、自分の考えを正しく伝えることができます。そのため、この学習方法を繰り返すことできちんとした英語力が身になるなと思います。
また、各英文にはネイティブ発音の音声がついておりいつでも聴けて正しい発音も合わせて習得することが可能です。
さらに、レベル1~3までの難易度を上手く使い発話までの時間制限を調整することで、頭の中で日本語を英語に速く変換する練習を意識的に行えたのも良かった点ですね。
今回題材として紹介した「通勤・通学」以外にも「アルバイト」や「パーティ」といったテーマのトレーニングを受講してみたところ「apply for(を申し込む、志願する)」や「come out(出てくる)」などネイティブらしい表現が多く収録されていました。
SpeaKing Campでは、教科書に書いてあるような固い言い回しやフレーズではなく、ネイティブが自然に使う表現をメインに学ぶことができるなと思います。
SpeaKing Campを受講した感想【こんな人におすすめ】
僕が受講した限り、SpeaKing Campはスピーキング力向上に効果のあるサービスだなと感じました。
各パートで日常的に学べる語彙やフレーズを網羅的に学ぶことができ、1つひとつの中に動名詞や関係代名詞などといった英文法の基礎を学べるので自然と正しい文法で話せるようになります。
また、日本語を瞬時に英語に翻訳して話す練習を繰り返すので、語彙が定着することはもちろん、頭の中で英文をパッと組み立てて話す力を養えるなと感じました。
加えて、学習できる語彙もネイティブがよく使うような表現が多かったので、実践的な英語力が自然身につく内容でした。
総評すると、SpeaKing Campは日常の様々な場面で英語でスムーズに受け答えできる力を養いたい人にはとても効果的なサービスです。
- 日常会話を練習したい人
- 様々な場面でスムーズに受け答えできる英語力を身に付けたい人
- 英語がパッと口から出るようになりたい人
- ネイティブらしい表現を学びたい人
- ビジネス英語を学びたい人
SpeaKing Campの口コミ・評判まとめ
僕が受講した限り、SpeaKing Campは日常会話で役立つスピーキング力を鍛えるのにぴったりのサービスでした。ですが、他の人がどんな評価をしているかも気になるかと思います。
SpeaKing Campは、記事冒頭でもお伝えした通りマサチューセッツ工科大学の研究者や卒業生が在籍する「日本理事会」から高い評価をもらっています。ここでは、彼らの口コミや評判を詳しくまとめていきます。
ネイティブに近い帰国子女の感覚とはアプローチが違い、日本人が苦手とする文の構造を作る脳トレ訓練として良い。
引用:SpeaKing Camp
詰将棋のように英語の組み立てを訓練する非常に論理的な訓練方法。
引用:SpeaKing Camp
仮説設定に妙がある。語順に着目して部品から英文を組み立てるトレーニングを繰り返すことで、英文を瞬時に作れるようになるという仮説設定が面白い。
引用:SpeaKing Camp
上記の通り、「日本人に適したレッスン」「理論的な学習方法」といった評判が多くありました。実際に、僕もSpeaKing Campの学習法に沿って英語を練習しましたが、反射的に受け答えする速度が上がったなと感じたのでサービスのクオリティは間違いないですね。
SpeaKing Campはスピーキング力向上が見込めるサービスだと思います。
SpeaKing Campのコース・料金プラン
続いて、SpeaKing Campの料金プランについて詳しくお伝えします。SpeakingCampでは3つのコースが用意されており、受講期間に応じてそれぞれ料金が異なります。
入学金 | 0円 |
授業料 | 速習コース:14,800円 標準コース:19,800円 ゆっくり2年コース:29,800円 |
教材費 | 0円 |
キャンペーン | 1週間返金無料キャンペーン ※申し込みから1週間以内に退会すれば料金が全額返金されます ※条件あり |
※料金は全て税込価格です。
各コースについては下記で詳しく見ていきましょう。
速習コース
レッスンを6ヶ月間受講できるコースです。
他のコースに比べて受講期間が短いので、集中的に英語学習に取り組みたい人に向いています。
標準コース
標準コースでは、レッスンを1年間受講できます。
学習時間を確保して普段からコツコツ学習に取り組みたい人におすすめです。
ゆっくり2年コース
ゆっくりコースでは、2年間レッスンを受けることができます。
忙しくてレッスンの時間が確保が難しい人や、自分のペースで英語学習に取り組みたい人に向いています。
最後に:SpeaKing Campは評判通りのいいサービス!スピーキング向上におすすめ!
今回は、SpeaKing Campが評判通りのサービスかどうかを実際に受講し検証してみました。
僕が使用してみた限り、SpeaKing Campはスピーキングをどんどん行うことで話す力が身に付く評判通りの良いサービスでした。
レッスンを通じて英語を頭の中で瞬時に組み立てて口に出す練習を繰り返すことで、英語で受け答えできるスピードが上がりましたし、ネイティブの表現をたくさんインプットできたのも良かったです。
また、覚える暗記型のレッスンではなく、過去形や関係代名詞など様々なパターンに合わせた使い方で学習できるので、正しい文法で話す力が身に付き体系的に英語を学ぶことが可能です。レッスンと違って強制力はありませんが、その分自分のペースで学習できるのも良い点ですね。
SpeaKing Campでしっかりと英語学習に取り組めば、短期間でもスピーキング力を向上させられるでしょう!
SpeaKing Campでは、返金保証として7日以内に退会すれば料金はかからないので、公式サイトからサービスに申し込み、一度効果が出そうか使ってみることをおすすめします。
ビジネスに関するテーマをメインに扱っているサービスは「SpeaKing Biz」や「スピトレ」がおすすめですのでこちらも興味のある方は以下の記事を参考に!