今回は、ネイティブに近い英語の発音が学べる英会話スクール「speek」の評判・口コミや、トライアルレッスンを実際に受けて感じた満足点・不満点を解説していきます。
speekは、音声学(言語学)をベースに、英語発音の理論が学べると好評で、スピーキングの向上に合わせてリスニングも向上したといった評判・口コミも見受けられる良いスクールのように思えます。
ただし、実際のところは体験レッスンを受けてみないと分からないので、今回はspeekのトライアルレッスンを受けて感じた満足点・不満点を忖度なく紹介していきます。
なお、speekでは、6,980円(税込)で100分間のオンライントライアルレッスンが受講できます。またトライアルレッスンを受ける際は、いくつか注意事項があるので、申し込みの前にこちらを確認するようにしてください。
目次
speekの概要
運営会社 | 株式会社 World Connections |
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入会金 | 33,000円(税込) |
料金 | 327,800円(税込)(※Extra-2023コースを除く) |
講師 | ネイティブ講師、日本人講師 |
レッスン形式 | オンライン |
受講可能なコース | Beginner-2023コース Intermediate-2023コース Advanced-2023コース Extra-2023コース |
無料体験 | なし ※トライアルレッスンは6,980円(税込)で受講できます。 |
speekは株式会社 World Connectionsが運営する発音矯正に特化した英会話スクール。レッスンは基本的に言語系の学位を持ったネイティブ講師が担当しています。
このスクールの最大の特徴は、英語ネイティブ話者のような自然な発音が学べると言う点。レッスンは、言語音声解析において国内第一人者である上智大学の北原真冬教授が監修しているため、言語学をベースしたレッスン内容となっています。
また、受講者のレベルに合わせて複数のコースが開講されている点もポイント。コースの中には、「レッスンが日本語でないと困る」といった方向けに日本人講師によるレッスンが受講できるので、自分のレベルに合った最適な1つを選択できます。
speekが選ばれる理由を紹介!3つの特徴がある
次に、speekの特徴をより深掘りして解説していきます。speekが他社の英会話スクールと異なる点は以下の3点です。
- 正当な音声学をベースにネイティブに近い発音が学べる
- ネイティブ講師は全員言語系の学位を保持している
- 講義後に毎回フィードバックレポートがもらえる
1. 正当な音声学(言語学)をベースにネイティブに近い発音が学べる
まず1つ目は、正当な音声学(言語学)をベースにネイティブに近い発音が学べるという点です。
speekでは、受講生がネイティブに近い発音を身につけられるよう、日本語発音と英語発音の違いを音声学(言語学)の観点から丁寧に教えてくれます。
また理論が理解できると、正しい発音かどうかを自分でもモニターできるようになるため、効率的に綺麗な発音を身につけていくことが可能です。
2. ネイティブ講師は全員言語系の学位を保持している
2つ目は、ネイティブ講師が全員言語系の学位を保持しているという点です。
speekでは、レッスンの監修を北原真冬教授が担当しているだけでなく、言語学系の学位を保持しているネイティブ講師のみが在籍しています。
また、採用条件として気遣いができフレンドリーな人柄も重視。そのため、会話を楽しみながら質の高いレッスンを受けることができます。
3. 講義後に毎回フィードバックレポートがもらえる
3つ目は、講師後に毎回フィードバックレポートがもらえるという点です。
英会話スクールによっては、レッスン内容が良くてもレッスン後のフィードバックがなく、復習ができないところもあったりします。
その点、speekではレッスン中でうまく発音できなかった点などを記載したフィードバックレポートがもらえるため、これを見ながら1人でも練習できます。
speekのトライアルレッスンを体験受講!レッスンの流れや感想を紹介
それではここからは、speekのトライアルレッスンの流れや実際にレッスンを受講して感じた満足点・不満点を詳しく解説していきます。
今回レッスンを担当してくれたのは、アメリカ・オレゴン州にお住まいのアメリカ人男性講師。
日本とアメリカ・オレゴン州には時差が17時間あるため、日本時間の22時(オレゴン州時間の5時)にトライアルレッスンを受けさせてもらいました。
なお、トライアルレッスンは初めの5〜10分程度を使って、出身や仕事など簡単な自己紹介を済ませ、以下の流れでトライアルレッスンを進めていきました。
- 発音診断
- 日本語発音と英語発音の違いに関する講義
- 音に合わせてリズミカルに英語を発音する練習
まず始めに自分の発音を診断してもらうため、「hat」や「hot」、「mop」や「map」といった似た単語が並べられた表を渡され、講師の前で1つづつ読み上げていく発音診断を行います。
数が結構多く1つ1つの難易度が高いのですが、全て読み終わったらうまく発音できていなかった点を取り上げ、正しく発音するために舌の位置や口の形をどうしたら良いかといった具体的なアドバイスがもらえます。
単語による発音診断が終わると次に、短めの文章を同じように講師の前で読み上げていき、英語ネイティブの発音のように強弱を意識して発音できているのかや単語間の連音(Linking)が意識されているかどうかを診断してくれます。
これら全ては20〜30分程度で終わり、残りの50分程度を使って日本語発音と英語発音の違いに関する講義、模擬授業に入っていきます。
なお詳しい講義内容はここでは伏せておきますが、1点だけ面白かった概念として英語の発音には「内容語(Content Word)」と「機能語(Function Word)」という概念があるようで、主に内容語を強く発音するだけで英語ネイティブに近いスピーキングができるという点を学びました。
内容語(Content Word) | 名詞、動詞、形容詞など、語彙的な意味を持つもの |
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機能語(Function Word) | 冠詞、前置詞など、文法上意味を持つもの |
日本語では、文章を強弱や波を立てずに淡々と読んでいきますが、英語では内容語や機能語毎に強弱をつけることで、相手に重要な情報を伝えることができるようです。
このような感じで、80分とボリュームのあるトライアルレッスンがあっという間に終わったのですが、講義中に満足した点や不満に思った点がいくつかあったので、以下ではそれを解説していきます。
speekのトライアルレッスンで感じた満足点
それでは、speekのトライアルレッスンで感じた満足点を解説します。
全体を通して満足することが多かったのですが、特に以下の3つの点が非常に良かったと思いました。
- 満足点①:正しい発音をするための理論を丁寧に教えてくれる
- 満足点②:明るく親しみやすい講師からレッスンが受講できる
- 満足点③:細かくて丁寧なフィードバックレポートがもらえる
満足点①:正しい発音をするための理論を丁寧に教えてくれる
1つ目は、正しい発音をするための理論を丁寧に教えてくれるという点です。
発音矯正に特化した英会話スクールは他にもいくつかありますが、speekでは音声学(言語学)の資料を用いてネイティブに近い発音を理論づけて教えてくれます。
そのため、理論を知ってからは何を意識して発音練習すれば良いかが分かり、80分という時間の中でもいくつか改善できた点がありました。
満足点②:明るく親しみやすい講師からレッスンが受講できる
2つ目は、明るく親しみやすい講師からレッスンが受講できるという点です。
公式サイトにも記載されているようにspeekでは、講師の人柄を採用条件の1つにしているようで、トライアルレッスンを担当してくれた講師も非常に気さくで話しやすい方でした。
特に、レッスンの節目節目に質問をする時間をとってくれたり、発音が遅くても落ち着いて待ってくれていたので、安心してレッスンが受けられました。
満足点③:細かくて丁寧なフィードバックレポートがもらえる
3つ目は、細かくて丁寧なフィードバックレポートがもらえるという点です。
人気のあるオンライン英会話ではフィードバックがもらえるところも多いですが、speekではレッスンの各過程でうまくできなかった点を詳細に記載したPDFフィードバックレポートがもらえます。
そのため、後からレッスンの復習をしたい方にもこの点はありがたいのではないかと思いました。
speekのトライアルレッスンで感じた不満点
次にspeekのトライアルレッスンで感じた不満点を紹介します。
全体的に満足点の方が多かったですが、数点、細かなところで「ここがこうだと良いな…」と思うところもありました。
- 不満点①:講師が海外に滞在しているためレッスン時間の調整が困難な場合がある
- 不満点②:フィードバックレポートが全て英語のため英語初心者には難しい
不満点①:講師が海外に滞在しているためレッスン時間の調整が困難な場合がある
1つ目は、講師が海外に滞在しているためレッスン時間の調整が困難な場合があるという点です。
僕の場合はオレゴン州に住む講師がレッスンを担当してくれたのですが、オレゴン州と日本の時差は17時間もあるため、日本時間の早朝〜昼頃、深夜の時間帯でレッスンを調整しなければなりませんでした。
ただし、この点は講師の滞在している国や講師・受講生のライフスタイルによるところもあるので、気にならない方もいるかもしれません。
不満点②:フィードバックレポートが全て英語のため英語初心者には難しい
2つ目は、フィードバックレポートが全て英語のため英語初心者には難しいという点です。
フィードバックレポートのサンプルは以下の通りですが、全て英語で書かれたフィードバックとなっています。
そのため、英語初心者の方にとってはフィードバックを読むだけでも難しいと感じられるかもしれません。
speekはこんな方におすすめ!
以上のことを踏まえると、speekは以下のような方におすすめできる英会話スクールだと思います。
- ネイティブに近い英語の発音を学びたい方
- 日本語発音と英語発音の違いを理論から理解したい方
- リスニング力を鍛えたい方
- レッスン後にフィードバックレポートを使って入念な復習をしたい方
speekは、音声学(言語学)をベースにネイティブに近い英語の発音を学べるため、ネイティブライクなかっこいい英語が話したい方におすすめのスクールです。
また、発音が上達すると自然と英語も聞き取りやすくなるため、リスニングにも効果があり。さらに、レッスン後には非常に詳細なフィードバックレポートがもらえるので、入念に復習をすることが可能です。
上のリストの中で1つでも自分に当てはまる箇所がある方は、ぜひspeekのトライアルレッスンを受けてみてください。
speekの評判・口コミ
ここまででspeekのトライアルレッスンの感想を紹介しましたが、より多くの方の感想が知りたい方もいるかもしれません。
そこで以下ではインターネット上で見つけたspeekの良い・悪い評判や口コミを紹介します。
speekの良い評判・口コミ
まずはspeekの良い評判・口コミを紹介します。良い評判・口コミには以下のようなものがありました。
- 知っていると思っていても英語発音に関して新しい発見があった
- 理論が分かるようになったおかげで自分で発音の矯正できるようになった
- リスニング力が向上した
1. 知っていると思っていても英語発音に関して新しい発見があった
サンフランシスコやシンガポールなどでプレゼンテーションの機会が仕事で多くある。ある程度は英語には自信があるが、客観的に英語発音を評価、矯正されたことで更に自信をもってスピーチできるようになった。自分では知っていると思っていたが、英語発音に関して意外に新しい発見が多くあった。
引用:公式サイト
2. 理論が分かるようになったおかげで自分で発音の矯正できるようになった
理論を重視して教えてくれたので、正しく発音できているかを自分でモニターして矯正できるようになったのが良かった。毎回、講義後にフィードバックを与えてくれて、自分の課題を明瞭に把握できた。自宅での学習での指針にもなった。
引用:公式サイト
3. リスニング力が向上した
研究論文などでの英語の読み書きは自信があった。しかし国際学会はおろか、飛行機の中でネイティブの客室乗務員が話す簡単な英語さえも聞き取りができなかった。しかし受講後はかなり明瞭に把握できるようになった。発音矯正も上手くいったと思う。あとは講義中の解説がアカデミックなのが自分の性と合った。
引用:公式サイト
speekの悪い評判・口コミ
次にspeekの悪い評判・口コミを紹介します。
speekの良い評判・口コミに関してはいくつか見つけることができたのですが、スクールの知名度がまだあまりないということもあり、悪い評判に関しては見つけることができませんでした。
ただし、本記事で実際にトライアルレッスンを受けて感じた不満点を紹介しているので、以下を参考にして頂けると良いかと思います。
- 不満点①:講師が海外に滞在しているためレッスン時間の調整が困難な場合がある
- 不満点②:フィードバックレポートが全て英語のため英語初心者には難しい
speekの料金プラン・各種割引について
最後にspeekの料金プラン、各種割引について紹介します。
なお、下記で紹介している料金プランや各種割引に関しては予告なしに内容、仕様、価格などが改定される場合がございます。
そのため、入会を検討している方は必ず公式サイトの料金プランページで最新の情報を確認するようにお願いします。
speekの料金プラン
まずはspeekの料金プランについてです。
speekでは現在、合計3つのコースと既存のコースを修了された方のみに提供されている「Extra-2023」が開講されています。
コース名 | レッスン回数 | 契約期間 | 講師 | 対応英語 | 料金 | 対象 |
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Beginner-2023 | 40分 × 30回 | 12ヶ月 | 日本人講師 | アメリカ英語 | 327,800円(税込) | TOEIC 600未満(目安) |
Intermediate-2023 | 40分 × 30回 | 12ヶ月 | 日本人講師 + ネイティブ講師 | アメリカ英語 | 327,800円(税込) | TOEIC 600-730(目安) |
Advanced-2023 | 40分 × 30回 | 12ヶ月 | ネイティブ講師 | アメリカ英語+イギリス英語 | 327,800円(税込) | TOEIC 730以上(目安) |
Extra-2023 | 40分 × 10回 | 4ヶ月 | – | – | 108,900円(税込) | – |
また、上のテーブルには記載していませんが、全コースにおいてフィードバック・レポートの提供付き。支払い方法は「クレジット払い」と「銀行ローン」に対応しています。
speekで使える各種割引
次にspeekで使える各種割引についてです。
speekでは、受講生がお得にレッスンを受けられるよう以下のような割引制度があります。
早期申込割引 | トライアル・レッスン料金全額 or 半額OFF ※詳しくはこちら |
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学割 | 16,500円(税込) |
U29割 | 16,500円(税込) |
ご友人・勤務先紹介割引 | 16,500円(税込) |
特にトライアルレッスンを受けた方でシステム説明翌日までに入会をされた場合は、トライアルレッスンにかかった料金の全額が返金されるので、お得にレッスンが受講できます。
以上、料金プランや各種割引について解説しました。気になるコースが見つかった方は、まずトライアルレッスンを受けてみてください。
まとめ:speekは英語の発音を理論から学べると評判のおすすめ発音矯正スクール
今回は、英語の発音を理論から学べると評判の発音矯正スクール「speek」の評判・感想、実際にトライアルレッスンを受けた感想を紹介しました。
日本で英語を話せる人は増えてきましたが、ネイティブのようにかっこよく自然な英語を話せる人はそこまで多くありません。
また、ネイティブに近い英語が話せるようになると自信を持って英語を使うことができると思うので、綺麗な発音を身につけたい方はspeekへの入会を検討してみてください。
なお、speekのトライアルレッスンには6,980円(税込)がかかりますが、早期申込割引で全額無料になります。
早期申込割引に関してはこちらのページで解説されているので、興味がある方はあわせてご覧ください。