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TOEFLと英検の違いは?受験目的や難易度などを詳しく解説

TOEFLと英検の違いは?受験目的や難易度などを詳しく解説
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TOEFLと英検はどう違う?難易度や受験するメリットの違いとあわせて知りたい!
Tomomi
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こんにちは!English WithライターのTomomiです!海外で生活をしながら、英語に関する記事を書く仕事をしています。

TOEFLと英検はどちらも英語力を測る試験であり、学生を中心に受験が推奨されている試験です。どちらも英語4技能(話す・聞く・読む・書く)を総合的に測ることができ、毎年多くの英語学習者が受験をしています。

そんな共通点も多いTOEFLと英検ですが「両者の違いは何だろう?」「どちらを受験するべき?」と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、TOEFLと英検の違いについて詳しく解説していきます。各試験の難易度の違いや受験メリットについてもお伝えしていくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

TOEFLと英検の違いについて

早速、TOEFLと英検の違いについて解説していきます。

TOEFLと英検の大きな違いは、以下の3点です。

TOEFLと英検の違い
  1. 受験者の違い
  2. 受験目的の違い
  3. 費用面での違い

順番に詳しく解説していきますね。

1.受験者の違い

1.受験者の違いTOEFLと英検の違いとして、受験者が違うことが挙げられます。

TOEFLは海外大学入学や留学の際に出願条件として求められることが多く、海外進学を目指す高校生〜大学生の受験が多いのが特徴です。

小学生・中学生向けには「TOEFL Junior」というリスニングとリーディングの2技能を測る試験があり、中学生以下の年齢の場合はそちらの試験を受験するケースが多いでしょう。

世界各国で実施されており、日本以外にも多くの国で受験されている試験です。毎年世界では約70万人程度の英語学習者が受験しており、日本国内では8万人程の受験者数を誇ります。

一方、英検の受験者は中学・高校生の受験者が一番多い試験です。自分のレベルに合わせて受験級を選べるという特徴もあり、中学・高校生に限らず小学生から社会人まで幅広い層が受験しています。

「日本英語検定協会」が英検を運営しており、日本国内でのみ実施されるという点も大きな特徴です。毎年400万人以上の人が受験しており、国内で最も受験されている国内最大級の英語資格試験と言えるでしょう。

受験者の違い
  • TOEFL:海外進学を目指す高校生〜大学生の受験が多い。日本国内の受験者は年間8万人程。
  • 英検:中学・高校生の受験者が一番多い。日本国内で年間400万人以上が受験している。

2.受験目的の違い

2.受験目的の違いTOEFLと英検は受験目的にも違いがあります。

前項でも少し触れましたが、TOEFLは大学・大学院レベルのアカデミックな場面で必要とされる英語力を測る試験であり、主に海外留学の際に役立つのが特徴です。

アメリカの大学に進学する場合に「TOEFLスコア◯点以上」と出願条件として求められることが多く、高スコアを取得することで「高等教育を受けられるレベルの英語力」という証明になります。

また、TOEFLは世界的知名度も高いため、海外移住時のビザ申請や海外就職に役立てることもできるでしょう。

一方、英検は日本国内の高校・大学への進学に使える試験です。英検を取得しておくことで入学試験時に内申点として加点されたり、一部の大学では単位として認められていたりと、日本の教育機関で役立てられます。

また、国内での知名度も高いので、日系企業への就職・転職の場合は英語資格としてアピールすることもできるでしょう。

受験目的の違い
  • TOEFL:海外の大学への進学・留学や海外移住の際のビザ申請に役立つ。世界的な知名度が高く、海外で英語力の証明として使える。
  • 英検:日本国内の高校・大学への進学に役立つ。日系企業への就職・転職で有利になる。

3.費用面での違い

3.費用面での違いTOEFLと英検は受験費用も大きく異なります。

英検は受験する級によって検定料が異なり、5級2,500円〜1級11,800円と幅があります。

対してTOEFLは245米ドル、日本円で26,950円です。締め切り以降の申込の場合、追加で40ドルが発生し受験料は285ドルとなります。

英検では時期によって検定料の割引キャンペーンなどを行っていますが、TOEFLにはそのような割引制度はありません。

費用面の違い
  • TOEFL:285ドル(日本円で26,950円)
  • 英検:受験級によって異なる(5級2,500円〜1級11,800円)

TOEFLスコアと英検の違いについて

TOEFLと英検は結果の出方にも違いがあります。

TOEFLは結果が120点満点のスコアで出るのに対し、英検は受験級の合否で決まるのが特徴です。

TOEFLは全受験者が同じ試験を受験するのに対し、英検では自分のレベルに合わせて受験級を選べます。

以下がTOEFLスコアを英検に換算した場合です。

TOEFLスコアと英検のレベル換算
英検 TOEFL iBT
1級 95〜120
準1級 72〜94
2級 42〜71
準2級以下 42点未満

参考:英語の資格・検定試験に関する基礎資料

TOEFLの日本人平均スコアは74点前後であり、英検で換算すると準1級レベルに相当します。

海外留学を目指す場合は最低でもTOEFL70点以上が求められ、ハーバードなど有名難関大学への進学を希望する場合は100点以上が必要です。

英検であれば、高校受験の場合は3級以上、大学受験の場合は準2級以上あると進学に有利になります。

TOEFL・英検を受験するメリット

前項では、TOEFLと英検では受験者層・目的・費用がそれぞれ異なることについて解説するとともに、両試験の級・スコアの違いについて紹介しました。

ここからは、そんなTOEFLと英検の違いを踏まえた上で、受験するメリットについて解説していきます。

TOEFLを受験するメリット

TOEFLを受験するメリットTOEFLを受験する最大のメリットは、海外大学への進学・留学に役立てられる点です。

大学を始めとする多くの教育機関で、入学出願条件として「TOEFL◯点以上」と定められていることが多く、ハイスコアを取得しておくことで「大学教育を理解できる英語力がある」という証明になります。

また、TOEFLは世界的に認知されている試験であるため、スコアを取得しておくことで国を問わず英語力の証明として使えます。大学進学や留学はもちろん、海外のビジネススクールへの入学や海外ビザ申請時にも役立つ資格なので、「世界で活躍したい」「将来は海外で生活したい」と考えている方におすすめです。

また、TOEFLではアカデミックな内容が出題されるため、対策学習を行うことで国際教養が身に付く点もメリットに挙げられます。TOEFLでハイスコアを取るために4技能を鍛えることは、高い英語力を身につけるためにとても効果的です。

英検を受験するメリット

英検を受験するメリット英検を受験するメリットは、日本国内で英語力の証明として使える点です。

国内での知名度が高く、高校や大学入学において内申点に加点されて進学が有利になる他、就職や転職時に英語スキルをアピールとしても使えるでしょう。

また、自分のレベルに合わせて受験級を選べるため、初級者でも気軽に受験できる点も大きなメリットです。TOEFLに比べて受験料が安価であり、自分のレベルチェックや学習進捗の確認として受験することができます。

TOEFL対策はオンライン英会話で行うのが効果的!おすすめスクール2選

前項では、TOEFLと英検それぞれの受験メリットについて解説しました。両者の違いを踏まえた上で、自分の目的に合った試験を受験してみてくださいね。

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まとめ:TOEFLと英検にはそれぞれメリットがある!自分の目的に合わせて受験しよう

今回の記事では、TOEFLと英検の違いについて詳しく解説しました。

TOEFLは大学進学レベルの英語力を測る試験であり、主に海外の大学への進学や留学に役立つのが特徴です。国際的知名度も高く、日本に限らず世界で英語力の証明として使うことができます。

一方で英検は、日本国内の高校・大学の進学に役立てられる英語資格で、日本での知名度が高い試験です。国内企業であれば、就職・転職時に自己アピールに繋げることもできるでしょう。

このように、TOEFLと英検はどちらも英語力を測る試験ですが、試験の目的や活用方法などが異なります。両者の違いを踏まえた上で、自分の目的や目標に合った試験を受験してみてくださいね。

また、記事の後半ではTOEFL対策におすすめなオンライン英会話スクール「Liberty English Academy」と「バークレーハウス」をご紹介しました。

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今回の記事がTOEFLと英検の違いについて詳しく知りたい方の参考になれば幸いです。English Withでは他にもTOEFL対策に関する記事を多数ご用意しているので、ぜひあわせて読んでみてください。

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執筆者
Tomomi
オンライン英会話で英会話を身につけ、日本企業の営業職からWebライターに転身。自身の学習経験をもとに英語関連の記事執筆をしています。2020年にメキシコシティに移住、現在スペイン語を勉強中です。
編集責任者
池谷 翔太
English With編集長。アメリカの大学に正規留学。外資系旅行会社・留学エージェントでの実務経験を経て英会話講師、中日ドラゴンズのプロ野球選手の専属通訳なども経験。現在はEnglish With編集長を務める。取材・受講した英会話スクール・サービス数は50社、比較検証したサービスは100を超える。
監修者
吉田 和史
English With代表&コンテンツ管理最高責任者。英語教育系会社で語学留学カウンセラーとして300名以上のカウンセリング、オンライン英会話・英会話スクール事業立ち上げを経験。その後、RIZAP ENGLISH取締役、MeRISE英会話執行役員CMO、英語学習アプリ会社取締役COOとして活動経験あり。現在は、英語学習サイトEnglish With代表を務める。体験・受講した英語系サービスは20社、比較検証したサービスは100を超える。
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