TOEIC試験1週間前だと、時間がないように感じられるかもしれません。今更勉強をしたところで…と諦めがちになる方もいるのではないでしょうか。
しかし、TOEIC試験1週間前でもできることはまだまだあります。
今回はTOEIC試験1週間前にできる対策をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
▼English With編集部が厳選!TOEIC対策ができるおすすめ英語アプリを紹介!
- ゲーム感覚で楽しめる!スタディサプリENGLISH TOEIC
- TOEIC対策に必要な学習を全て搭載している!SANTA TOEIC
- 豊富な人気教材が使い放題!abceed
目次
TOEIC試験1週間前に対策をして効果はある?
TOEIC試験1週間前に何かしてもTOEICの試験結果に何も影響がないのでは、と感じる方も多いかもしれません。
しかし、結論から書くと、TOEIC試験1週間前でもできることはあります。正しい対策をすることで、スコアアップも実現するかもしれません。
そこで、ここからはTOEIC試験1週間前にできることをリスニング編とリーディング編に分けてご紹介します。
TOEIC試験1週間前にできること【リスニング編】
まずはリスニング対策から紹介していきます。TOEIC試験1週間前にできるリスニング対策は次のとおりです。
- ディクテーションをする
- 頻出単語・頻出熟語を覚える
- シャドーイングをする
1.ディクテーションをする
TOEIC試験1週間前にできるリスニング対策として1つ目におすすめする対策は、ディクテーションです。
ディクテーションとは、聞こえた音声を紙などに書きとることを言います。
ディクテーションをすることで自分がどれだけの英語を聞き取れているかを確認することができるので、TOEICのサンプル問題やYouTubeなどを使って練習してみましょう。
なお、TOEICのサンプル問題はTOEICの公式サイトから解くことができます。
また、YouTubeで英語の音声を聴き、ディクテーションをする際は、字幕機能を利用して書きとった英文が合っているか、答え合わせをするようにしましょう。
ディクテーションを繰り返すことで、英語が少しずつ聞き取れるようになります。
以下ではディクテーションができるアプリを紹介しています。
2.頻出単語・頻出熟語を覚える
2つ目におすすめする対策は、頻出単語・頻出熟語を覚えることです。
1つ目で紹介したディクテーションを繰り返すと、よく登場する単語や熟語に気が付くかと思います。この単語や熟語はしっかりと覚えましょう。
TOEIC試験対策向けのテキストを持っている場合は、リスニング頻出単語・熟語を覚えることもおすすめです。
なお、以下ではTOEICのリスニング試験に頻出する単語・熟語をいくつかご紹介します。
- instead of ~ 「~の代わりに」
- according to~ 「~によると」
- pedestrian 「歩行者」
- vehicle 「乗り物、車」
- accompany 「同行する」
- refund 「返金する」
TOEICのリスニング試験はビジネスシーンが多い傾向にあるので、上で紹介した単語以外にもビジネスで使うことの多い英単語を覚え、聞き取れるようにしておくと良いでしょう。
3.シャドーイングをする
3つ目におすすめする対策は、シャドーイングです。
シャドーイングとは、聴いた英語をすぐに復唱する学習方法のことを言いますが、内容を理解しながら発音することで、英語を英語として解釈するスキルを身につけることができます。
また、音声の英文に出てくる英単語を1つひとつ確認することで、単語の意味も覚えることも可能。さらに、くり返し練習を続けると「どの英単語同士が繋がると子音がほぼ消えて聞き取りにくくなるのか」などもわかるようになるので、英語を聞き取る能力がアップします。
なお、シャドーイングにはTOEICリスニング対策のCDやYouTubeアカウントの動画を視聴するのがおすすめ。
長さでいうと2分前後の短い動画が何度も聞くのに便利。自分が興味のある分野のニュースだと、モチベーションも上がるはずなので、自分にあった動画選びをしましょう。
TOEIC試験1週間前にできること【リーディング編】
ここまででTOEICのリスニング対策を紹介しましたが、ここからは試験1週間前にできるリーディング対策をご紹介します。
おすすめの対策は次の3つです。
- 英単語・英熟語を覚える
- 問題を解くスピードを上げる
- 長文慣れする
1.英単語・英熟語を覚える
まず1つ目は、英単語や英熟語を覚えましょう。
こちらはリスニングでも同様ですが、英単語や熟語の意味を理解していないと問題は解けません。
前後関係から単語の意味を推測できる場合もありますが、知っていることに越したことはないため、1週間前でもたくさんの単語や熟語を覚えるようにしてください。
TOEICの参考書を使って英単語を覚える方法も効果的で良いですが、日常生活で意味のわからない英単語が登場した際に、辞書で調べる習慣をつけておくと、よりたくさんの単語を覚えることができます。
2.問題を解くスピードを上げる
2つ目におすすめする対策は問題を解くスピードを上げることです。
TOEICのリーディング問題は100問あるので、人によっては時間内に全問解けないこともあります。特に試験本番に緊張してしまうと、通常よりも問題を解くスピードが落ちることもあり得るため、問題を解くスピードをアップさせておきましょう。
なお、練習方法としては、TOEICのサンプル問題などを使って試験時間よりもあえて短い時間内に問題を解く練習する方法などが挙げられます。
テスト本番よりも少し難しい時間設定で練習することに慣れておくと、本番でも焦らずに問題を解くことができるはずです。
3.長文に慣れる
3つ目におすすめの対策は長文に慣れることです。
テスト1週間前ともなると、すでにテキストなどを使ってTOEICの学習をしてきた方も少なくはないと思いますが、より長文慣れできるようにたくさんの長文を読むことをおすすめします。
英字新聞を読んだり、ニュースサイトを英語で読んだりすることがおすすめです。
TOEIC試験1週間前にしておくべきこと【準備編】
さて、ここからはTOEIC試験1週間前にしておくべき準備をご紹介します。せっかく試験の対策ができても、ここで紹介する準備ができていないと、場合によっては試験が受けられないことになりかねませんので、忘れないようにしましょう。
- 証明写真を用意する
- 本人確認書類を用意する
- 筆記用具を用意する
1.証明写真を用意する
まず1つ目に、受験票に貼付する証明写真を準備しましょう。
受験票に貼る証明写真がないと、TOEIC試験を受けることができないことも。
また証明写真は、6ヶ月以内に撮影したものである必要があります。ただし、6ヶ月以内に撮影したかどうかをスタッフに確認されることはないそうです。
2.本人確認書類を用意する
2つ目に、本人確認書類を準備しましょう。
運転免許証や学生証、マイナンバーカードなどが本人確認書類に該当するので、当日持っていく荷物に早めに入れておきましょう。
こちらも証明写真と同様、忘れると受験できない可能性があるのでご注意ください。
3.筆記用具を用意する
3つ目に、筆記用具を用意しましょう。
筆記用具の準備は、当然のことのように感じるかもしれませんが、社会人になるとボールペン使用がメインとなり、消しゴムや鉛筆、シャープペンシルを持っていないことも少なくはありません。
TOEIC試験はマークシート形式になっていて、使えるのは鉛筆またはシャープペンシルのみなので、ご注意ください。
TOEIC試験1週間前でもまだ間に合う!おすすめの学習アプリ【3選】
ここまでで試験1週間前にできる準備を紹介してきましたが、最近ではTOEIC対策ができるアプリなどもいくつか存在します。
そこで最後に、TOEIC試験1週間前からでも対策ができるおすすめの学習アプリをご紹介します。
- スタディサプリENGLISH TOEIC
- SANTA TOEIC
- abceed
1.スタディサプリENGLISH TOEIC
出典:https://eigosapuri.jp/toeic/
最初におすすめする学習アプリは、スタディサプリENGLISH TOEICです。スマホやタブレット、PCがあれば学習ができるアプリで、スキマ時間にも利用しやすいのが魅力です。
このアプリの最大の特徴は、AIによるランク判定により、ユーザーのレベルに見合った問題を提案してくれる点。そのため、苦手分野の問題を多く解くことができ、効率よくスコアアップさせることができます。
また、スタディサプリENGLISH TOEICには、20回分相当の演習問題が用意されているので、より多くの問題を解きたい人にも最適。問題を解いて終わりではなく、わかりやすい解説や約300本の講義も見れるので、充実した英語対策をすることが可能です。
さらに、リスニング対策としてディクテーションやシャドーイングも可能。アプリの中で教材を準備してくれているので、いちいち音声や動画教材を探す手間も省けるのもありがたい点と言えます。
なお、入会金は0円。月額料金は2,728円(税込)〜で、長期契約をすればお得になるシステムになっています。
入学金 | なし |
月額費用 | 2,728円(税込)~ ※12ヶ月パック一括払いの場合 |
無料体験利用 | 7日間無料使用可能 ※無料期間は申込日を1日目とします |
備考 | 受講期間によって料金が変わる |
スタディサプリENGLISH TOEICでは現在7日間の無料体験を実施しているので、ちょうど1週間前から利用すれば、本番まで無料で学習することが可能です。
より多くの問題に触れたい方やスキマ時間にアプリで勉強したい方はぜひ利用してみてください。
2.SANTA TOEIC
次におすすめする学習アプリはSANTA TOEICです。こちらは世界で400万人が利用しているアプリで、スマホでのみ使用することができます。
このアプリの特徴は、3億人以上の学習データに基づいて、ユーザーのTOEICスコアを予想してくれる点。また、予想スコアはリアルタイムでアップデートしてくれるので、これを確認しながらゲーム感覚で勉強を続けることができます。
また、TOEIC試験約15回分の演習問題と約200の講義動画が収録されているのもポイント。演習問題はランダムに出題されるため、自然と答えを暗記して解答することもありません。
そのため、自分の現在の英語レベルを計測したい方や1つでも多くの問題を解きたい方に、SANTA TOEICは向いています。
入会金 | 0円 |
授業料 | 2,960円(税込)~/月 ※6ヶ月プランの場合 |
教材費 | 0円 |
備考 | 受講期間によって料金が変わる |
なお、SANTA TOEICは無料で利用する場合は制限があり、無料ユーザーが利用できるのは一部の問題演習と一部の講義動画のみ。1週間前からの利用であれば無料利用もおすすめですが、すべてのサービスを利用したいのであれば有料版で学習しましょう。
3.abceed
最後におすすめする学習アプリは、abceedです。こちらはスマホアプリの教育カテゴリーで売り上げランキング1位を獲得した実績があります。
このアプリの特徴は、200以上の書籍と、130以上の音声教材が使い放題なので、書店で本を買うよりもお得に学習できるという点。また、シャドーイングやディクテーション、単語帳やクイズなど20種類以上の機能があるので、自分の苦手分野に合った対策ができます。
さらに、レベル診断テストでは、最短10問で予測スコアを算出する点もポイント。この予測スコアは解いた結果を元にリアルタイムで更新されるようになっているので、これを見ながらゲーム感覚で勉強を続けることができます。
なお、abceedには有料プラン(abceed pro)と無料プラン(free)の2つがあります。
入会金 | なし |
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月額料金 | 1,650円(税込)~/月 ※受講期間によって異なる |
備考 | 登録後3日間は有料プランを無料で使用することが可能 |
abceedは登録後3日間は、有料プランを無料で使用できるので、まずは気軽に有料版を利用してからどちらのプランにするかを選択されると良いでしょう。(無料期間後自動で課金されることはありません)
まとめ:1週間前からでもTOEIC対策は可能!独学が苦手な場合は学習アプリがおすすめ
今回はTOEIC試験1週間前からでもできる対策をご紹介しました。
前述したように、TOEIC試験の1週間前でも対策をすれば、スコアアップが目指せます。
ただし、試験前には効率的に勉強する必要があるので、本記事の内容を参考に、試験対策をすることをおすすめします。
また本番に忘れ物をすると、場合によっては試験が受けられなくなる可能性があります。そこで、試験当日は証明写真・本人確認書類・筆記用具の準備を忘れないように注意しましょう。
なお、最近ではアプリを利用したTOEIC対策も可能。
- ゲーム感覚で楽しめる!スタディサプリENGLISH TOEIC
- TOEIC対策に必要な学習を全て搭載している!SANTA TOEIC
- 豊富な人気教材が使い放題!abceed
これらのアプリはスマホなどでも利用できるため、スキマ時間に勉強したい方に向いています。気になる方は、まずは無料版のアプリを使ってみると良いでしょう。
なおEnglish Withでは他にもTOEIC対策ができる英会話スクールやアプリをいくつか紹介。興味がある方はこちらもご覧頂くと良いかと思います。