TOEIC試験を何回か受けると、「この光景、前にも見たことあるな」というようなことを体験する時があります。
そこでこの記事では、TOEIC試験でよく起こる「TOEICあるある」を紹介します。
TOEICを複数回受験した人には、「これあるある…!」と共感できる内容です。そして、これから受けるためにTOEIC対策問題に取り組んでいる人には、試験当日に起こるであろう「あるある」をイメージしてもらえるのではないでしょうか。
TOEIC試験におけるあるあるとともに対処法や取り組み方などを詳しく解説するので、参考にしてTOEICスコアアップにお役立てください。
7日間無料利用できる!
スマホでTOEIC対策するならスタディサプリEnglish
スタディサプリENGLISH TOEICテスト対策
※無料期間は申込日を1日目とします
目次
TOEIC試験のあるあるをまとめてみた!【7選】
試験時間の合計が120分あり、問題パターンが固定化されているTOEIC試験では、主に以下の7つの「TOEICあるある」を体験する傾向にあります。
それでは、それぞれへの対策とともに見ていきましょう。
- TOEIC試験に遅刻しそうになる
- 会場のトイレ・自動販売機前に長蛇の列ができている
- 試験開始前に「金のフレーズ」を読んでいる人がいる
- リスニング問題でよく出題されるシチュエーションに出くわす
- 早口なスピーカーの発音が聞き取りにくい
- わかりそうでわからない問題に時間を取られる
- 試験時間残り1分で、未解答部分のマークシートを塗りつぶす
1.TOEIC試験に遅刻しそうになる
行き慣れていない場所が試験会場として指定された場合、TOEIC試験にギリギリ入室する人が多く見られます。
- 午前実施:9:25~ 9:55
- 午後実施:14:05~14:35
上記の受付時間内に本人確認を済ませると、入室が許可されます。時間を過ぎると入室はおろか受験することもできなくなるので注意してください。
TOEIC試験会場は、事前に送付される受験票で確認することができます。会場までの経路や自宅からの所要時間などしっかりと確認をしておき、当日は余裕を持って到着するようにしましょう。
2.会場のトイレ前に長蛇の列ができている
TOEIC試験では「試験会場に早めに到着して、試験が始まる前にお手洗いに行っておこう」と思っている人が多いです。そのため、トイレ前に長い列ができていることが多く、「諦めて会場に戻ると、試験中にトイレに行きたくなってしまった」といった事態に陥ることもあります。
TOEICでは、試験開始25分前から試験終了まで原則退室できません。しかし、トイレを我慢することにより体調不良をきたしてしまった場合には、静かに挙手し試験官に告げることで席を離れることが許されます。
以下にTOEIC試験におけるトイレ対策をまとめておきます。
- 試験当日は早起きして、水を飲んでトイレに行ってから家を出る
- コーヒーやエナジードリンクなどカフェインを含む飲み物を試験直前に飲まない
- 試験会場近くの駅やコンビニでトイレを済ませておく
- 試験会場には遅くとも40分前には到着しておく
試験中にトイレに行くと離席していた時間は延長されないので、大きなリスクに繋がる可能性があります。そのため、TOEIC試験当日は上記に挙げた対策を取ることがおすすめです。
3.試験開始前に「金のフレーズ」を読んでいる人がいる
TOEIC対策ではお馴染みの「TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ」はコンパクトな参考書であるため、試験開始前に読んでいる人が多いです。
前述したように試験開始25分前から試験終了までは退室できないので、この「金フレ」を読んで直前復習を行うことは効果的だと言えるでしょう。
TOEIC初級者から上級者まで使えて、過去に出題された単語のみが収録されている上、通学・通勤時にも便利なコンパクトサイズなので、英語のボキャブラリーを増やしたい人におすすめです。
4.リスニング問題でよく出題されるシチュエーションに出くわす
リスニングパートでの「あるある」問題では、以下のようなトラブルがよく起こります。
- 飛行機のフライトキャンセルまたは遅延してしまう
- 空港でカバンを壊されがち
- 買いたい服や靴のサイズがない
- 電話した相手が席を外している
- コピー機が故障または紙詰まりを起こす
- 資金を集めるためのチャリティーイベントが開催される
- メールでクレームを入れると、クーポン券がもらえる
- 女性の上司が多いなど…
これらはTOEICで頻出されているエピソードです。空港が舞台となる問題が出た場合には、フライトや荷物に何らかのトラブルが発生する傾向にあります。
また、オフィスやショッピングなどでもトラブルが発生しがちですが、TOEICは世界各地で実施されている試験のため、政治・特定の文化・宗教・人種に関する内容は出題されません。
そのため、TOEIC試験を受ける前に多くのリスニング問題を解いておくと、「またあのパターンのストーリー展開になるだろう」という予想をしながら問題に挑めますよ。
これらの問題に出くわすのは1つの「あるある」といえるでしょう。
5.早口なスピーカーの発音が聞き取りにくい
リスニングパートでは、さまざまな国籍のイングリッシュスピーカーが登場します。
基本的に日本で使用される英語教科のテキストはアメリカ英語をベースに書かれているため、イギリスやオーストラリア、インド系のスピーカーが早口で登場する問題を苦手とする人が多いです。
このように苦手なスピーカーに対する取り組みとしては、「公式TOEIC Listening & Reading 問題集 9」といったスクリプト付きのテキストで発音に慣れておくことが有効。
聞こえてくる発音をディクテーションしたり、スクリプトを見ながら音声を聞いたりを繰り返し練習することで、苦手なスピーカーにも耳が慣れてきますよ。
6.わかりそうでわからない問題に時間を取られる
TOEICの問題では、試験対策を重ねてきた人ほど「この問題のパターンは練習問題で解いたことがあるぞ」と感じる問題が出題されることが多いです。
そこで、すぐに解答できれば問題はないのですが、1度解いたことがあるからこそ「わかりそうでわからない問題」に出くわすこともあります。
なんとか記憶をさかのぼって正解を導き出したいところですが、TOEICでハイスコアを取るためには時間配分がキーポイントとなるので、「解答するのに時間がかかってしまうようであれば諦めて、次の問題を解く」という勇気も必要。
同じ時間に時間を割いてしまい、得意とする問題を解く時間が短くなってしまうと、結果的にスコアが下がってしまう恐れがあります。
わからない問題に出会ったら、とりあえずA〜Dのどれかにマークを入れておきましょう。そして、問題用紙の端などにわからなかった問題番号をメモしておけば、試験時間が余った時に再度解答し直すことができます。
7.試験時間残り1分で、未解答部分のマークシートを塗りつぶす
長文問題が最後の難局となるTOEICでは、試験時間残り1分でマークシートの塗り絵を始める人が多くなることも「あるある」な光景。これは、TOEIC問題は英語力に加えて、情報処理能力が高くなければ時間内にすべて解くことが難しいためです。
対応するためには、過去問題を時間配分を決めながら解く練習を繰り返すことが有効とされています。
- Part5(短文穴埋め問題):10分
- Part6(長文穴埋め問題):10分
- Part7(長文読解問題) :55分
上記のような時間配分を意識的に取り入れて練習することで、試験当日には余裕を持って全問解けるようになるでしょう。
TOEIC対策をする際はオンラインでの受講もおすすめ
TOEIC試験を受けるのであればできるだけ良いスコアを取りたい方も多いかと思います。
通学型のスクールでTOEIC対策を行うのも良いですが、忙しくて定期的に時間の確保が難しいという人には、オンラインでの受講もおすすめ。
以下で簡単におすすめのオンライン英会話を紹介していくので、良いと思えるところがあればまずは無料体験から始めてみましょう。
おすすめオンライン英会話
TOEIC対策において実績のあるおすすめのスクールは、「DMM英会話」と「Liberty English Academy」です。
DMM英会話は、24時間いつでもレッスンの受講が可能なオンライン英会話スクールです。
ネイティブ講師と日本人講師どちらも在籍していて、TOEICの解答のコツや時間配分など細やかなレクチャーを受ける際には日本人講師のレッスンを受けることもできます。
受講できるコースは、TOEIC対策のほかに日常英会話や旅行英会話、ビジネス英会話などがあります。オンライン英会話会員の特典として、TOEICの単語学習アプリ「iKnow!」が無料で利用できる点も魅力です。
無料体験受講ができるので、オンラインでまずは気軽に使ってみましょう。
DMM英会話のレッスン内容についてさらに詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事も読んでみてくださいね。
また、Liberty English Academyは、TOEIC試験対策に特化した実績十分な英会話スクールです。
スクール独自の学習メソッドを用いたレッスンが好評で、平均4ヶ月〜6ヶ月程度の受講で目標スコアを達成する結果を生み出しています。ある受講者は70日で、TOEICスコア775点を975点までアップさせたほどの実績があります。
それぞれ受講前に無料体験レッスンを受けることが可能です。TOEICに向けて学習を進めたい人は、ぜひ試してみましょう!
Liberty English AcademyのTOEIC対策コースについて、さらに詳しく知りたい方は、以下の記事をチェックしてみてください。
まとめ:TOEICあるあるに対策しておき、スコアアップを目指そう!
この記事では、TOEIC試験にまつわる「あるある」をピックアップしました。
TOEIC試験を受けたことがある人には「私も経験した!」と共感できる項目があったのではないでしょうか?
また、受験を控えている人には、試験当日の雰囲気を少しでも想像する手助けになったかと思います。
TOEIC試験ではリスニング問題が約45分間で100問、リーディング問題が75分間で100問出題されます。全問マークシートで解答する形式で、もちろん出題内容は毎回異なりますが、出題形式は毎回同じであるため、TOEICで頻繁に出題されるパターンが存在します。
そのため、TOEICあるあるを事前に知ることで対策を取り、心に余裕を持って試験に挑むことができます。
ぜひ、今回紹介した記事を参考にTOEICのハイスコアを目指してください。
また、以下の記事ではTOEIC対策学習に役立つオンライン英会話に関する情報や学習系のい記事を多数掲載しています。ぜひこちらも参考にして、スコアアップを目指してください!