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ビジネスで使える英語の略語まとめ15選【これだけは知っておこう!】

ビジネス英語で使える略語
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ビジネスシーンで英語の略語を使いこなしたい!ビジネスで使える英語の略語をいくつか教えてほしい。
SUGI
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Hello! 留学なしで英検1級・TOEIC970点取得のライターSUGIです!英会話スクールで講師として5年間勤務した経験があります。現在は、日本での英語学習経験や英会話講師としての経験を活かして情報発信をしています。

今回の記事では、ビジネスで使える英語の略語を紹介します。

日本語でも仕事で計画を変更する場合は「リスケジュール」の略である「リスケ」という言葉が使われることがありますよね。

英語では単語の頭文字を取ってつなげた略語をよく使いますが、そういった略語のことを英語で「abbreviation」と言います。ビジネスシーンでも略語はたくさん使われるので、代表的な略語の意味を覚えておくと便利です。

そこで今回は、ビジネス英語でよく使われる略語を紹介します。

略語とあわせてシチュエーション別の例文も紹介するので、何度も口に出して読んでみてくださいね。

実際に自分が使う場面を想像しながら、略語を学んでみましょう!

ビジネスで使える英語の略語

ここからビジネスで使える英語の略語を紹介します。

シチュエーションごとに使える略語をみていきましょう!

シチュエーション別ビジネスで使える英語の略語
  1. メールで使える略語
  2. スケジュールを表す時に使える略語
  3. 部署や人を表す時に使える略語

1.メールで使える略語

1.メールで使える略語ここからは、メールで使える略語を解説します。

メールで略語を使うとスペースや時間の節約になるので便利ですね。

ただし、略語はインフォーマルな印象を与えるので、初めてメールを送る相手には使うのを避けるほうがベター。送る相手に気を付けて使ってみましょう!

メールで使える略語
  1. NRN
  2. RSVP
  3. TBA
  4. FYI
  5. EOB

1.NRN

「NRN」は「No Reply Necessary」の略語で、意味は「返信は不要」です。

同じ意味の「No Need To Reply」の略である「NNTR」もよく使われます。

日本語と同様「NRN」はメールの最後につけるのがポイントです。

例文

I just wanted to let you know that Monday’s meeting was canceled. NRN.(月曜日のミーティングがキャンセルになったお知らせです。返信不要です。)

2.RSVP

「RSVP」は「お返事ください」という意味で、フランス語の「Repondez S’il Vous Plait」の略語です。

パーティーなどの出欠を確認する時にもよく使われますが、ビジネスでも返事が欲しい時に使われます。

「RSVP」はTOEICでも頻出の単語なので覚えておきましょう。

例文

Please RSVP by this Friday.(今週の金曜日までにお返事ください。)

3.TBA

「TBA」は「To Be Announced」の略で「追って連絡します」の意味になります。

日程や場所などの詳細を、後で連絡したい場合に使えますね。

似た意味の略語に「TBD」がありますが、こちらは「To Be Determined」で「今後決定します」という意味です。

例文

We will have a farewell party for Mr.Tanaka. The place and the date are TBA.(田中さんの送別会を開きます。場所や日時は追って連絡します。)

4.FYI

「FYI」は「ご参考までに」や「ちなみに」という意味で「For Your Information」を略した言葉です。

「FYI」を使う場合は、情報共有や念のため知らせたいことがある場合に使うとよいでしょう。

メールの文中でも使用されますが、件名に付けられることもよくあります。

例文

FYI, I’m attaching my schedule for next week.(ご参考までに、私の来週の予定表を添付しています。)

5.EOB

「EOB」は「End Of Business day」の略で、「終業時間」を意味します。

同じ意味で「Close Of Business」の「COB」もよく使われるので覚えておきましょう。

「EOB」は「EOB tomorrow」で「明日の終業時間」や「EOB Monday」で「月曜の終業時間」というように曜日などと一緒に使うことが多いです。

例文

Could you send the report to me by EOB tomorrow?(明日の終業時間までに報告書をこちらに送っていただけますか?)

2.スケジュールを表す時に使える略語

2.スケジュールを表す時に使える略語ここからは、スケジュールを表す時に使える略語を紹介します。

社内の共有スケジュールや、自分でスケジュールをメモする時に使ってみましょう!また、同僚にスケジュールを共有する時にも便利です。

スケジュールに使える略語
  1. OOO
  2. WFH
  3. D/L
  4. ETA
  5. PTO

1.OOO

「OOO」は「Out Of the Office」の略語で、「不在にしている」という意味になります。

休みを取っている場合や、仕事で社外にでていることを表すのに便利な略語ですね。

「Out Of the Facility」の略語の「OOF」も不在にしていることを表します。

例文

I’m OOO now. I will return on September 1st.(只今不在にしております。9月1日に戻ります。)

2.WFH

「WFH」は「在宅勤務」の意味で、「Work From Home」の略語です。

最近は在宅で仕事をする人も増えていますよね。

「WFH」は普段はオフィスで勤務しているが、在宅勤務もある場合に使える略語です。

例文

Mr.Sato will WFH throughout this week.(佐藤さんは今週ずっと在宅勤務の予定です。)

3.D/L

「D/L」は「締め切り」を意味する「Deadline」の略語で、「DL」と表記されることもあります。

「期限」や「締め切り」はビジネスでは遵守しなくてはならない非常に大切なもの。スケジュールなどにメモする時に役立つ略語です。

例文

When is the D/L?(締め切りはいつですか?)

4.ETA

「ETA」は「Estimated Time of Arrival」の略語で、「到着予定時間」や「到着予定日」を意味します。

「ETA」は飛行機の到着予定時間を表す時にも使われるので、見たことがある方もいるかもしれませんね。

ビジネスでは注文した物品がいつ届くかを表す時に使える他、人の到着予定時刻にも使うことが可能です。

例文

Ms.Suzuki’s ETA is 3:30.(鈴木さんの到着予定時間は3時半です。)

5.PTO

「PTO」は「Paid Time Off」の略語で、「有給休暇」という意味です。

他に「私用休暇」を意味する「Personal Time Off」という表現もありますが、こちらも略語は「PTO」となります。

「PTO」は「on PTO」のように「on」と一緒に使うことが多いです。

例文

I’m on PTO from 8th to 14th.(8日から14日は有給休暇を頂いております。)

3.部署や人を表す時に使える略語

3.部署や人を表す時に使える略語
ここでは、部署や人を表す時に使える略語をまとめました。

部署名や肩書などは長い場合もあるので、簡単にメモを取りたい時に便利です。

部署や人を表す略語は、失礼に当たらないように使う場所や相手を考えて使いましょう!

部署や人を表す時に使える略語
  1. HR
  2. PR
  3. MGR
  4. VP
  5. PIC

1.HR

「HR」は「Human Resources」の略語で「人事」を意味します。

会社で働いていると人事とのやり取りがよく発生するので、役立つ略語ですね。

「部署」を意味する「Department」は省略して「Dept.」と表記されるので、「人事部」と言いたい場合は「HR Dept.」ともできます。

例文

I think you should talk to the HR.(人事に相談したほうが良いと思います。)

2.PR

「PR」は「広報」を意味する「Public Relations」の略語で、「PR department」は「広報部」となります。

日本語で「PR」は「自己PR」や「PR広告」などといった使い方がされているので馴染みのある英語ですね。

「PR」は「広報活動」の意味でも使われ、TOEICでも出題される単語です。

例文

Ms.Hayashi is the manager of the PR department.(林さんは広報部の部長です。)

3.MGR

「MGR」は「部長」や「課長」を意味する「manager」の略語です。

最近は日本語でも「マネージャー」は役職名で使われるので、便利な略語ですね。

また「General Manager」は「ゼネラルマネージャー」ですが、こちらは「GM」と略されます。

例文

Our MGR will be transferred to Osaka next April.(うちの部長は次の4月に異動の予定です。)

4.VP

「VP」は「Vice President」の略で「副社長」の意味です。

「president」は「大統領」という意味もあるので、「vice president」は「副大統領」の意味にもなります。

会社によっては「VP」は「副社長」ではなく「部長」や「課長」を意味することもあるので注意しましょう。

例文

Mr.Uchida is said to be a possible VP of the company.(内田氏はその会社の副社長候補と言われています。)

5.PIC

「PIC」は「Person In Charge」の略語で「担当者」を意味します。

「PIC」を使う場合は、仕事の中心となって仕切っている人を指すので、役職が上の人であることがほとんどです。

連絡を受ける窓口のような担当者であれば「contact」という英語を使いましょう。

例文

Who is the PIC of this project?(この企画の担当者はどなたですか?)

まとめ:ビジネスで英語の略語を使ってみよう!

今回の記事では、ビジネス英語で使える略語を紹介しました。

ビジネス英語の略語を知っていると、スペースや時間の節約にもなるので便利です。

使う場所や相手に気をつけながら、ビジネス英語でもぜひ略語を取り入れてみてくださいね!

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執筆者
SUGI
学生時代から英語が好きで、日本で英語の勉強をしてきました。学生時代にはカナダへ教育実習をした経験があります!その後、大手英会話スクールで5年程勤務しました。現在はその経験を活かし、英語学習や留学に関する記事を書いています。
編集責任者
池谷 翔太
English With編集長。アメリカの大学に正規留学。外資系旅行会社・留学エージェントでの実務経験を経て英会話講師、中日ドラゴンズのプロ野球選手の専属通訳なども経験。現在はEnglish With編集長を務める。取材・受講した英会話スクール・サービス数は50社、比較検証したサービスは100を超える。
監修者
吉田 和史
English With代表&コンテンツ管理最高責任者。英語教育系会社で語学留学カウンセラーとして300名以上のカウンセリング、オンライン英会話・英会話スクール事業立ち上げを経験。その後、RIZAP ENGLISH取締役、MeRISE英会話執行役員CMO、英語学習アプリ会社取締役COOとして活動経験あり。現在は、英語学習サイトEnglish With代表を務める。体験・受講した英語系サービスは20社、比較検証したサービスは100を超える。
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