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カナダ留学中にいじめは起こる?現地留学生が解説!

カナダ留学中にいじめは起こる?現地留学生が解説!
※記事内にプロモーションを含みます。
留学中にいじめられないか不安。カナダ留学でいじめに合う可能性はあるのか実際に留学した人の声を知りたいな。
Minami
Minami
こんにちは!English WithでWebライターをしているMinamiです!これまで様々な英会話スクールに通ったり、英検やTOEICなどの英語資格を取得してきました。現在はカナダ留学中で現地で英語の勉強をしています。

今回の記事では、カナダで留学生に対するいじめをテーマにその可能性や留学生の声などをお伝えしていきます。

近年はニュースでアジア人に対する偏見や暴行が取り上げられていることもあり、カナダ留学でいじめられてしまうのではないか不安に思う方もいるのではないでしょうか。

私自身も留学がコロナウイルスの流行時期と重なったこともあり、カナダ渡航前はアジア人であるだけでいじめに合うのではないかと心配でした。

そこで今回は、カナダに留学中の私が語学学校や大学でいじめがあるのか徹底解説。記事の後半ではカナダで行われるいじめ対策についても紹介します。

カナダ留学に興味のある方はぜひ本記事の内容を参考にしてみてください!

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カナダ留学の際、語学学校などでいじめはある?いじめられる理由を解説【留学経験者の声】

早速、カナダ留学中に語学学校や街中でいじめに合うのかを見ていきましょう。

私が現地で留学していて感じていることは、カナダではアジア人だから、留学生だからと言って差別やいじめを受けることは比較的少ないということです。もちろん留学する地域や学校によっても異なるので一概には言えませんが、私はこれまでの留学生活でいじめを目撃したことはないですね。

いじめが少ないと考えられる理由としては、留学してみて2つの事が関係しているのでは思っていますので、1つずつ項目に分けて説明していきますね。

カナダでいじめが少ない理由
  1. 移民が多いため
  2. 留学生同士で、仲間意識をもっているため

1. 移民が多いため

1. 移民が多いためまず1つ目にカナダの移民の多さが挙げられます。様々な人種が入り混じるカナダでは外見や英語のつたなさでいじめに合うことはあまりないでしょう。

国民の約5人に1人は移民であるほどカナダは移民大国。カナダには欧米の人ばかりではなくアジア系やアフリカ系など様々な国民が住んでいます。

そのため、アジア人が街を歩いていることは特別なことではなく、留学生だからといって偏見の標的にされることはありません。

加えて移民が多いということは、英語が第一言語ではない国民も珍しくありません。カナダ人にとって母国語のアクセントが強く、不慣れな英語を耳にすることは日常茶飯事。そのため、留学生のつたない英語を馬鹿にすることなく理解してくれようとする姿勢を感じることができます。

世界各国でアジア人差別が横行している中、カナダは異なる人種の人たちに対しても比較的寛容です。冒頭で述べたように、私もカナダ渡航前は差別に会うのではないかと不安でしたが、いざ現地に着いてみると想像以上にウェルカムな雰囲気を感じることができました。

ただし、様々なバックグラウンドを持つ人がいる分、そのことが原因でいじめにあう可能性はあるでしょう。例えば、欧米人が多い地域にアジア人が留学する場合、見た目の違いから心無い言葉をかけられるかもしれません。

私の経験上、こういったことはめったに起こりませんが、可能性がゼロではないことも頭に入れておきましょう。

2. 留学生同士で仲間意識をもっているため

2. 留学生同士で仲間意識をもっているため2つ目の理由は主に語学学校や大学での話となりますが、留学生同士が感じている「仲間意識」です。学校には「英語力を伸ばしたい」「特定の分野について研究したい」という同じ目標を持った生徒ばかりですので、自ずと仲間意識が生まれやすいのではと思います。

私も過去に語学学校へ通いましたが、英語の宿題をお互い助け合うなど生徒全員の仲が良かったことを覚えていますね。

また、これは私が個人的に感じていることですが、留学中は初めて会う生徒でも「留学生」という共通の肩書きのおかげですぐに打ち解けられ、友達になりやすいです。たとえ言語がまだお互いつたなくコミュニケーションを取るのに苦労しても、不思議と心の距離が縮まり仲の良い友達となることができますよ。

同じゴールを目指して頑張る者同士、いじめ合うよりも支え合いながら生活している印象があります。ただし、クラスメートに話しかけたのに無視されたといった話も聞くので、絶対にいじめが起こらないとは言い切れません。

カナダにある「Anti-Bullying Day(いじめ撲滅運動)」について

前項ではカナダではいじめをほとんど見かけないというお話をしてきました。しかしながら全くないというわけではもちろんなく、カナダでもいじめは起こっています。

そのため、カナダではいじめ対策を積極的に実施しており、いじめを社会全体の問題と捉えて、政府が主導で解決に取り組んでいるのです。

その代表的なものに「Anti-Bullying Day」と呼ばれるいじめ撲滅運動があります。

ここからは、このAnti-Bullying Dayとは一体どういった運動なのかを詳しく解説。運動の始まりや内容について詳しく紹介していきます。

日本では社会が一丸となっていじめに立ち向かう光景は中々見られないかと思いますので、カナダ留学予定の方は特にぜひ知っておいていただきたいです。

Anti-Bullying Dayの始まり

Anti-Bullying Dayの始まりAnti-Bullying Dayは2007年にカナダ南東部に位置する州、ノバスコシアで始まりました。

ある日一人の男子学生が学校にピンクのシャツを着て登校。それを他の男子生徒から「女の子みたい」「ゲイ」などと心無い言葉を浴びせられました。

この出来事を見た生徒数人が彼を救うために何かしなければと、ピンクのシャツを50枚購入。そしてクラスメートや友達にそのピンクのシャツを次の日着てくるようにメールをしました。

次の日学校へ行ってみると、そこには50人どころか大勢の生徒がピンクのシャツやピンクの小物を身に着けて登校していたと言います。その後男子生徒に対するいじめはなくなったそうです。

ピンクのシャツからこの運動が始まったため、Anti-Bullying Dayは別名「ピンクシャツデー」という名前で知られています。

この一連の出来事がカナダ全土に広まり、今では毎年多くのカナダ国民がピンクのシャツを着て運動に参加するほど知名度が高いです。

カナダでは毎年2月の最終水曜日にピンクシャツデーが開催されまし。私が留学している2022年には2月23日に行われましたが、街中ではピンクのシャツを身に着けた人を大勢見かけました。

Anti-Bullying Dayとは?

Anti-Bullying DayとはAnti-Bullying Dayとは、いじめを撲滅するために毎年開催される運動のこと。運動当日は「いじめ撲滅」と書かれた旗やプラカードを掲げながら学校や会社単位に通勤・通学するのが一般的です。

また、この運動は先ほど少し触れたように通称ピンクシャツデーとも呼ばれています。当日は著名人含め多くの人がピンクのシャツを着て参加するのが特徴です。

いじめを他人ごと、個人の問題として放っておくのではなく、このように社会全体で撲滅に取り組むのはカナダならではの良い姿勢と言えるでしょう。

まとめ:カナダではいじめに対し社会全体で取り組むのが特徴!安心して留学しよう

今回はカナダ留学中にいじめに合うのかどうか、またカナダで始まったAnti-Bullying Dayについても取り上げました。

カナダでは私の経験上、ひどいいじめ被害に合った留学生は耳にしたことがありません。そこにはカナダが移民大国であることと、留学生同士に生まれる仲間意識みたいなものが関係しているのではないかと思います。

そうは言ってもカナダでもいじめは社会問題の1つ。それを何とか解決しようとカナダではAnti-Bullying Dayという日を毎年設け、国を挙げていじめ撲滅に取り組もうとしています。

カナダ留学中にいじめは全くないとは言い切れません。しかしながらカナダは留学生を受け入れる雰囲気が感じられる国でもあります。万が一いじめに合ってしまったらすぐに周りの頼れる方に相談しましょう。

みなさんのカナダ留学がより良いものとなるよう応援しています!

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執筆者
Minami
大学在学中に約一年間、ニュージーランドで語学留学を経験しました。その後英検1級やTOEIC950点などを取得。現在はカナダでウェブ開発の勉強をしています。
編集責任者
池谷 翔太
English With編集長。アメリカの大学に正規留学。外資系旅行会社・留学エージェントでの実務経験を経て英会話講師、中日ドラゴンズのプロ野球選手の専属通訳なども経験。現在はEnglish With編集長を務める。取材・受講した英会話スクール・サービス数は50社、比較検証したサービスは100を超える。
監修者
吉田 和史
English With代表&コンテンツ管理最高責任者。英語教育系会社で語学留学カウンセラーとして300名以上のカウンセリング、オンライン英会話・英会話スクール事業立ち上げを経験。その後、RIZAP ENGLISH取締役、MeRISE英会話執行役員CMO、英語学習アプリ会社取締役COOとして活動経験あり。現在は、英語学習サイトEnglish With代表を務める。体験・受講した英語系サービスは20社、比較検証したサービスは100を超える。
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