カナダ留学

カナダ留学中にかかる1ヶ月の生活費はどのくらい?【現地留学生が解説】

カナダ留学中にかかる1ヶ月の生活費はどのくらい?【現地留学生が解説】


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カナダ留学中にどのくらいの生活費がかかるのか教えてほしいな!
Minami
Minami
こんにちは!English WithでWebライターをしているMinamiです!これまで様々な英会話スクールに通ったり、英検やTOEICなどの英語資格を取得してきました。現在はカナダ留学中で現地で英語の勉強をしています。

今回の記事では、カナダ留学にかかる生活費を現地留学生の私がお伝えしていきます。

カナダ留学を控えていたり、検討中の方であれば留学中にかかる費用として月々の生活費は気になるのではないでしょうか?

カナダの物価は日本よりも少し高いので、計画的に考えないと「思ったよりも早くに貯金を使い切ってしまった…」とうことにもなりかねません。そのような事を避けるためにも、留学開始前に1ヶ月のおおよその生活費を把握しておくのがベストです。

そこでこの記事では、カナダ留学中にかかる費用について家賃や光熱費、食費などカテゴリー別に詳しく解説していきます。私が実際に月々支払っている金額も明かしていきますので参考になること間違いなしです!

この記事を読むことでカナダ留学中の出費についてイメージが掴めますよ。

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カナダ留学の生活費【家賃編】

まず始めに、カナダでの家賃についてお伝えしていきます。

家賃は滞在方法により大きく変動しますが、平均900カナダドル~1,200カナダドル程度(日本円で8万~11万くらい)が相場です。

そして、カナダ留学中の滞在方法としては主に「学生寮」「シェアハウス」「アパート」「ホームステイ」の4つが挙げられます。

ここでは具体的に家賃はどれくらいなのか、滞在方法別に解説していきますね。

カナダ留学中の滞在方法
  • 学生寮
  • シェアハウス
  • アパート
  • ホームステイ

学生寮

学生寮学生寮は、留学生または現地の学生と部屋やキッチン、バスルームをシェアしながら生活をするスタイルの滞在方法です。カナダやその他の国の文化を学べるのはもちろんのこと、同年代の生徒が多く住むので友達が作りやすいという特徴があります。

平均的な家賃は月々1,000カナダドル~1,200カナダドル(日本円で約9万円~11万円ほど)で、食事はついていない場合が多いです。

部屋もプライベートルームと一部屋を2人でシェアするルームシェアの2タイプがあり、プライベートルームであればルームシェアより月々100カナダドル~200カナダドル程度高くなります。

寮の場合であれば、家賃に水道代・光熱費が含まれることが多いので、生活費を少し抑えることが可能です。

しかし、学生寮を提供している大学やカレッジはそれほど多くはありません。ましてや小規模のカレッジだと学生寮を所有していない学校がほとんど。もし学生寮に入寮希望であれば入学する学校が寮の提供をしているのかを事前に確認しておきましょう。

シェアハウス

シェアハウス
次に紹介するのはシェアハウスの滞在方法になります。留学するとシェアハウスを選ぶ方も多くいらっしゃいます。

日本ではあまり馴染みのない居住スタイルですが、カナダではシェアハウスをしている学生が非常に多いのが特徴的。

例えば、高層マンションの1室を2~3人でシェアしたり、大きめの家を借りて5~6人でシェアしている学生を多く見かけることがあり、実際に私もマンションの1室を借り、2人のルームメイトと合計3人で共同生活をしています。

家賃はダウンタウン(街の中心)に住むのであれば月に900カナダドル~1,200カナダドルくらい(8万円~11万程)で、ダウンタウンから離れた地域であれば700カナダドル/月~見つけることも可能です。

基本的にダウンタウンは家賃がとても高いですが、このように複数人でシェアすることで家賃を抑えつつ都会暮らしをすることができます。それでも高いというのであればルームシェアをするという選択肢もありますよ。

またカナダの家の傾向として、水道代が家賃にすでに含まれていることが多いです。しかし、光熱費やインターネット代は家賃に加えて月々支払っていく必要がありますので、この点は念頭に置いておきましょう。

シェアハウスでは食事や洗濯など基本的に全てのことを自分でする必要があるので、自立した生活を送りたい人におすすめです。

アパート

アパート
自分のプライベートを何よりも重要視したいという方にはアパートでの一人暮らしが人気です。

ダウンタウンであれば家賃は2,000カナダドル/月(18万円~)を超えることが大半で、都心から離れたところであれば比較的安くで見つけられます。しかし、安いと言っても月々1,200カナダドル~1,500カナダドル(約11万円~13万5千円)はかかってくるので他の滞在方法よりも確実に高くつきます。

一人で暮らす分自由度が高いですが、その反面英語を使う機会がないので英語力を伸ばしたい方には不向きかもしれません。加えて留学生は使えるお金が限られているので、留学中にアパートで一人暮らしをしている学生はほとんど見かけないですね。

ホームステイ

ホームステイ
ホームステイは最も人気の滞在方法の一つになります。

ホームステイであれば家賃は月々1,000カナダドル~1,100カナダドル(10万円前後)程度。シェアハウス等と異なり、家賃には3食の食事に加えて水道代・光熱費・インターネット代も含まれているので月々の出費を抑えることが可能です。

ホストファミリーと生活することで英語力が向上するだけでなく、カナダの文化を学べる良い機会になります。また、食事に加え洗濯をしてくれるファミリーもいるので、自分の時間をより多く確保できるのもホームステイの特徴です。

ホームステイ先を手配する際には学校や代理店を通す学生がほとんどで、仲介者がいる分トラブルが起こった場合でもスムーズに解決することができます。そのため、留学初心者の方にはホームステイがおすすめですね。

私の周りで多いのがカナダ到着直後はホームステイに滞在し、現地での生活に慣れてきたらシェアハウスなどに移るといったパターン。このように一つの滞在先のみに拘る必要はなく、状況に合わせて変えていくことも可能なんですね。

カナダ留学の生活費【光熱費編】

カナダ留学の生活費【光熱費編】
前項目でシェアハウスやアパートで暮らす場合は、家賃に加えて毎月光熱費を払っていく必要があるとお伝えしましたが、カナダではどの程度の光熱費を支払う必要があるのでしょうか?

私の実体験を元に詳しくお伝えしていきますね。

私は3人でアパートをシェアしていますが、平均して夏は月30~50カナダドル程度(3,000円~4.500円程)、冬は150~200カナダドル(13,500円~18,000円程)の請求が届きます。この金額を3人で割るので一人あたり、夏は10~15カナダドル、冬は50~70カナダドル程度を払っているのが実際のところです。

このように光熱費は夏は比較的安く、冬は高くなる傾向にあります。というのもカナダは夏は涼しく過ごしやすい気候で、エアコンを使用する必要がありません。逆に冬は0度以下と寒くなるので、ヒーターを使用する機会が多いです。

カナダでは家によって家賃に既に水道代や、稀に光熱費まで含まれている場合があるので、契約前に何が家賃に含まれているのか確認しておきましょう。

カナダ留学の生活費【食費編】

カナダ留学の生活費【食費編】続いては食費の相場についてお伝えしていきます。ここでは自炊する場合と外食する場合の出費に分けるのでチェックしてみてください。

まず自炊する場合1ヶ月の食費は100カナダドル~200カナダドル(9,000円~18,000円)程になります。ダウンタウン周辺のスーパーであれば食材の値段は郊外と比べ高くなりますが、それでも日本とほぼ同じか少し高い程度ですね。

反対に外食は高くつきます。というのもカナダではレストランで食事をする際はお会計とは別にチップ=サービスに対する心付けを払う必要があるからです。チップの相場はお会計の10~20%と言われており、実際の食事代とチップ代を合わせると1回の食事で25カナダドル(2,250円前後)を超えることも珍しくないですね。

そのため、毎日外食を続けていると月の食費は750カナダドル(約67,500円)以上かかる計算になります。

留学中の生活費を抑えたいのであれば外食は抑えて自炊を上手く行う必要があるでしょう。

カナダ留学の生活費【通信代編】

カナダ留学の生活費【通信代編】カナダは日本よりも通信環境が整っており、カフェや街の至る所で公共のフリーwifiが通っているのでそこまで通信費を気にせず生活することが可能です。

もちろん使い方によって変わりますが私は月3GBのプランを契約し、外でテキストや電話をかける場合のみデータを使用しています。家や学校では基本wifiを使用しているので3GBでも毎月余るくらいです。料金は携帯会社により変動し、3GBプランであれば平均して45カナダドル(約4,000円)くらいですね。

私が契約している携帯会社はFido(ファイドー)と呼ばれる、カナダの大手キャリアの一つであるRogers(ロジャーズ)の子会社です。料金は安くRogersの回線を使用しているのでインターネットは安定していますし、今まで通信に困ったことはありません。

また自宅で使うwifiですが、wifiは月に120カナダドル(約10,800円)前後で提供している会社が多いです。一つのwifiは数人で共有利用できるので、例えば3人でシェアハウスをしている場合一人当たりの料金は40カナダドルになり、より安く抑えることができますね。

カナダ留学の生活費【交通費編】

カナダ留学の生活費【交通費編】続いては交通費について説明していきます。

交通費はカナダのどのエリアに留学するのかで異なってきますが、それほど大差はありません。ここでは例として私が住むバンクーバーの交通費を見ていきたいと思います。

以下の表はバンクーバーの電車・バス代です。

バンクーバーの電車・バス代
ゾーン1 Single Fare(1回の運賃)$3.05
Stored Value(コンパスカードを使用した場合の運賃)$2.45
ゾーン2 Single Fare(1回の運賃)$4.35
Stored Value(コンパスカードを使用した場合の運賃)$3.55
ゾーン3 Single Fare(1回の運賃)$5.9
Stored Value(コンパスカードを使用した場合の運賃)$2.45

※コンパスカード:バンクーバーで使用されている電子カードで日本で言うICOCAのようなカード。コンパスカードを使用して公共交通機関に乗ると割引が効きます。

電車はゾーン(移動距離)により運賃が変動し、バスは全ての場合でゾーン1の運賃が適用されます。

定期券も販売されており、定期券は月々100カナダドル~180カナダドル(約9,000円~16,000円)。自宅と留学先の学校が離れていて公共交通機関を毎日利用するという方は定期券の利用がお得ですよ。

カナダ留学で1ヶ月に掛かる生活費は?【トータル金額】

カナダ留学で1ヶ月に掛かる生活費は?【トータル金額】ここまで家賃の相場からその他の生活にかかる費用をお伝えしてきました。

上記の情報から、1ヶ月にかかる生活費をまとめると以下のようになります。

費用
家賃 700~2,000カナダドル
光熱費 30~200カナダドル
食費 100カナダドル~
携帯代 45カナダドル
wifi 120カナダドル
交通費 定期購入であれば100カナダドル~

光熱費やwifiに関しては何人でシェアしているのかによって一人当たりの価格が異なってきますし、そもそも家賃にそれらが含まれているのかで月の出費が変わってきます。

月にかかる生活費を目安としてお伝えすると、平均して毎月1,100~1,200カナダドルは最低必要かと思います。さらに外食代や交際費、雑費などに200~400カナダドルはかかってくるでしょう。

そのため、トータルで考えると少なく見ても1,300カナダドル、多くて1,600カナダドルあたりは考えておくと平均的な生活をすることが可能です。

まとめ:カナダ留学中は1ヶ月に1,300カナダドル程度は必要!

今回の記事では、カナダ留学中にかかる月々の費用についてまとめてみました。

「現在カナダ留学検討中の方」や「カナダ留学を控えている方」の参考になれば幸いです。

簡単にまとめると、毎月の出費の大半を占める家賃は生活する場所にもよりますが1,000カナダドル前後はかかります。また、食費に関しては自炊をするかしないかで生活費に占めるその割合が大きく変わってくるでしょう。

カナダ留学中に生活費を節約したいのであれば、家賃に光熱費や食費が含まれているホームステイが一番おすすめです。もしシェアハウスに住むのであれば積極的に自炊をするなどして食費を抑えるのが良いですね。

留学中にお金に困らないためにも、カナダ渡航前にある程度生活費を把握しておくことをおすすめします。計画的にお金を管理しぜひ留学生活を充実したものにしていきましょう。

その他、カナダの生活コストやその他の情報を仕入れておきたいと考えている方はスマ留などの留学エージェントを通じて、準備をしておくのがおすすめです。

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執筆者
Minami
大学在学中に約一年間、ニュージーランドで語学留学を経験しました。その後英検1級やTOEIC950点などを取得。現在はカナダでウェブ開発の勉強をしています。
編集責任者
池谷 翔太
English With編集長。アメリカの大学に正規留学。外資系旅行会社・留学エージェントでの実務経験を経て英会話講師、中日ドラゴンズのプロ野球選手の専属通訳なども経験。現在はEnglish With編集長を務める。取材・受講した英会話スクール・サービス数は50社、比較検証したサービスは100を超える。
監修者
吉田 和史
English With代表&コンテンツ管理最高責任者。英語教育系会社で語学留学カウンセラーとして300名以上のカウンセリング、オンライン英会話・英会話スクール事業立ち上げを経験。その後、RIZAP ENGLISH取締役、MeRISE英会話執行役員CMO、英語学習アプリ会社取締役COOとして活動経験あり。現在は、英語学習サイトEnglish With代表を務める。体験・受講した英語系サービスは20社、比較検証したサービスは100を超える。
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