今回の記事では、雑談で使える英語フレーズと英語のスラングをご紹介します。
「英会話レッスンでテーマがある時は話せるのに、そうでない場面では話がしづらい」「留学先で授業を受けるのは問題ないのに、友達との会話が弾まない」「英語のメールやプレゼンはできるのに、社内でばったり会った人と英語で上手く話せない」など、英語学習者の方であれば、こういった悩みを一度は抱えたことがあるのではないでしょうか。
そんなお悩みを解決できるよう、この記事では英語で雑談する時に使えるフレーズを一挙に紹介。その他、ネイティブが使う英語のスラングをご紹介します。
雑談は相手との距離を縮めたり、緊張した場面を和ませたりとコミュニケーションにおいて重要な役割をもっているので、フレーズをたくさん覚えて英語での雑談も楽しんでみましょう。
目次
雑談する際に使える英語のフレーズ【4選】
ここから雑談に使えるフレーズをご紹介します。
雑談に使われる話題はたくさんありますが、ここでは代表的な天気、褒め言葉、近況、趣味の4つに分けて見ていきましょう。
- 天気に関する雑談
- 褒めに関する雑談
- 近況に関する雑談
- 趣味に関する雑談
1. 天気に関する雑談
日本でも「今日は暑いね」のように会話を始めることがありますよね。ここでは、天気にまつわるフレーズを学んでみましょう。
1. It’s really hot today,isn’t it? (今日本当に暑いよね?)
相手にも同意を求めることができる表現です。
「hot」の部分を色々な天候にまつわる単語に言い換えて使ってみましょう。
2. I’m sensitive to heat/ cold. (暑がりなんだよね/寒がりなんだよね)
暑い日や寒い日に活躍するフレーズです。
もし相手から言われて、自分も同じであれば「Oh yeah? Me,too!」で「そうなの?私も!」と返しても良いですね。
3. It looks like rain. (雨が降りそうだね)
雨が降りそうな時は、「Did you bring an umbrella?」で「傘持ってきた?」と質問するのも良いですね。
4. I heard it will be sunny this weekend.(今週末は晴れるって聞いたよ)
天気予報の話題は日本語でもよく出ます。
「I heard it will be」の後に天候にまつわる単語を入れて使ってみましょう。
2. 褒めに関する雑談
次に、褒め言葉に関して紹介していきます。
人に持ち物や服装など、自分のことを褒めてもらえると嬉しくなりますね。場の雰囲気も明るくなるので、ぜひ会話に取り入れてみましょう。
1. I like your T-shirt. (そのT-shirtsいいね)
褒める言葉で一番簡単で使いやすいフレーズです。
「like」は「love」にして「とても良い」という意味にもできます。
2. This dress really suits you. (そのワンピースはあなたに良く似合ってるね)
「suit」には「似合う」という意味があります。
褒めてもらった場合は謙遜せずに「Thank you.」と伝えましょう。
3. You look good in blue. (青が似合うね)
「look good in~」で「~を着ていて似合う」という意味になります。
「in」の後には、色だけでなくシャツやジャケットなどの服装の単語も入れて使ってみましょう。
4. You have good taste. (センスが良いね)
「センス」は英語で「sense」ですが、服のセンスには「taste」を使います。
その人の生まれ持った能力ではなく好みを褒めるイメージですね。
3. 近況に関する雑談
続いて、近況についてのフレーズを紹介。
相手の近況を聞いたり、自分の最近あったことを伝えるのは日本語と同じです。特に久しぶりにあった人に聞くことで話を広げることができるので参考にしてみてください。
1. How have you been? (どうしてた?)
久しぶりに会った人に使える質問です。
「元気にやっているよ」と伝える時は「I’ve been good!」と伝えましょう。
2. What’s new? (最近どう?)
あいさつとして使える表現ですが、少しカジュアルな表現です。
「特に変わりないよ」と伝えたい時は「Nothing special.」という答え方ができます。
3. I’ve started taking yoga lessons. (ヨガのレッスンを受け始めたんだ)
最近始めたことは「I’ve started.」を使って言ってみましょう。
「最近」という意味の「recently」を文の最後につけるのも良いですね。
4. I’m keeping myself busy. (最近忙しくしてるんだ)
忙しい状態がしばらく続いていることを伝える文です。
「Are you keeping busy?」で「最近忙しい?」と相手に尋ねることもできますよ。
5. Have you seen Spiderwoman yet?(スパイダーウーマンもう見た?)
「Have you ~ yet?」で「もう~した?」という意味になります。
質問されてまだ見ていない時は「Not yet.」で「まだだよ」と伝えましょう。
4. 趣味に関する雑談
続いては、趣味に関するフレーズを紹介。
趣味や好きなことについて話すのは誰でも楽しめるのではないのでしょうか。話をしていく中で、お互いの共通点が見つかるかもしれませんね。
1. What do you like to do for fun? (趣味は何?)
少しカジュアルな言い回しです。
「What do you like to do on weekends?」で「週末は何をして過ごすのが好きですか?」にすると、フォーマルな場でも使いやすい質問になります。
2. I like cooking and reading. (料理と読書が好きだよ)
「好き」は「like」や「love」を使って表現できます。
「I’m interested in~」で「~に興味がある」という表現も良いですね。
3. How long have you been playing the drums? (どれくらいドラムやってるの?)
「How long have you been〜」は、趣味や好きなことをどれくらい続けているかを尋ねることができます。
自分から期間を言う時は「I’ve been playing the drums for 5 years.(ドラムを5年間やっているよ)」のように言ってみましょう。
4. Do you often go out for a drink? (よく飲みに行ったりするの?)
「よく~しますか?」と尋ねる時は「Do you often~?」を使いましょう。
自分から「I often go out for a drink.(よく飲みに行くんだ)」と伝えるのも良いですね。
雑談する際に使える英語のスラング【4選】
ここからは、フレーズと同じように天気、褒め言葉、近況、趣味の4つに分けてそれぞれの話題で使えるスラングをご紹介します。
- 天気に関するスラング
- 褒め言葉に関するスラング
- 近況に関するスラング
- 趣味に関するスラング
1. 天気に関するスラング
ここでは、日常会話でよく使う天気に関するスラングをご紹介します。
1. What crappy weather! (天気サイアク!)
「bad weather」で「悪天候」ですが、スラングでは「bad」を「crappy」ということができます。
かなり口語的な単語ですので、フォーマルな場面での使用は控えましょう。
2. It’s sprinkling. (小雨だね)
「どしゃ降り」は「pouring」と言います。
「sprinkling」や「pouring」はカジュアル過ぎないので、どんな場面でも使うことができます。
3. It’s damn hot today. (今日めっちゃ暑いよ)
「とても」は「really」や「so」がありますが、「damn」は「めっちゃ」というニュアンスになります。
くだけた表現ですので、ビジネスシーンでは使わないようにしましょう。
2. 褒め言葉に関するスラング
ここでは、親しい間柄にある人を褒める時によく使われるスラングをまとめていきます。
1. Your look so slick today! (今日きまってるね!)
「slick」はもともと「なめらか、すべすべ」という意味ですが、人の見た目に対して使う時は「しゃれている」を表します。
2. That’s super. (それすごくいいね)
「super」を単体で使うと、「すごくいい」という意味になります。
フォーマルな場面では使うのを控え、「great」や「good」を使うようにしましょう。
3. You slay me! (あなたって本当ウケる!)
「slay」はもともと「退治する」という意味ですが、「人を面白がらせる」という意味のスラングにもなります。
4. Your jacket is so awesome!(あなたのジャケットすごくかっこいい!)
「awesome」はもともと「すさまじい」という意味の単語です。
スラングでは「すごくいい」という意味の褒め言葉として使われています。
3. 近況に関するスラング
ここでは、相手の近況を聞く時や自分の近況を伝える時に使えるスラングを見ていきましょう。
1. Superduper! (絶好調だよ!)
近況を聞かれた時に使えるフレーズです。
反対に「サイアクだよ」と言いたい時は「Terrible.」という表現を使ってみましょう。
2. The party at Kevin’s was lit. (ケビンのところでのパーティ最高だったよ)
「lit」は「最高」という意味の他に「酔っぱらっている」という意味もあるスラングで、主に若い人の間で使われています。
3. I was swamped with work last month. (先月は仕事が超忙しかったんだ)
「swamped」は元は「圧倒される」という意味ですが、スラングでは「とてつもなく忙しい」を意味します。
フォーマルな場では「busy」を使いましょう。
4. 趣味に関するスラング
ここからは、自分の好きなことや趣味に関して話す時にネイティブがよく使うスラングをご紹介します。
1. I’m hooked on camping.(キャンプにはまってるんだ)
「I’m hooked on」はカジュアルな表現ですので、かしこまった場面では「I’m into」を使うと良いでしょう。
2. I like chilling at home. (家でまったりするのが好きなんだ)
「chilling」は「くつろぐ、ゆっくりする」という意味のスラングです。
最後のgを弱く読んで「チリン」のように発音してみましょう。
3. I stan this K-pop idol. (このK-popアイドル推してるの)
「stan」は「stalker」と「fan」が合わさった造語で、「熱狂的に応援する、ファンでいる」という意味を持ちます。
まとめ:雑談に使える英語を覚えて、自然な会話をもっと楽しもう!
今回は雑談で使える英語フレーズやスラングをご紹介しましたが、次に会話の中で使いたい表現は見つかりましたか。
ここで紹介した表現の中から自分が使いたい、使えそうなものを覚えて、イメージしながら単語を入れ替えるなどをして練習してみましょう。
次に英語で話す機会があれば、覚えたフレーズを使って自分から雑談を始めてみてくださいね。
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