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英語プレゼンの終わり方は?締め方の方法を徹底まとめ

英語プレゼンの終わり方


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英語のプレゼンってどう終わればいい?プレゼンの終わり方で必要なフレーズや方法を教えてほしい!
SUGI
SUGI
Hello! 留学なしで英検1級・TOEIC970点取得のライターSUGIです!英会話スクールで講師として5年間勤務した経験があります。現在は、日本での英語学習経験や英会話講師としての経験を活かして情報発信をしています。

今回の記事では、英語でのプレゼンの終わり方や上手に締めるコツを紹介します。

日本語でプレゼンをするのに比べ、英語でのプレゼンはより難しいですよね。日本語であれば自然と言える言葉が出てこなかったり、言い方が分からずに焦ることもあるでしょう。

特に、本題で話す内容は決まっていたけど、終わり方がよく分からずにさらっと流してしまった経験がある方もいるのではないでしょうか。

そこで今回は、英語でプレゼンをする際の終わり方を例文とともに解説します。

英語のプレゼンを控えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

英語プレゼンの終わり方【3つのステップ】

ここからは、英語プレゼンの終わり方を順序立てて紹介します。

3つ意識しておきたいポイントがあるのでチェックしてみましょう。

英語のプレゼンの終わり方
  1. プレゼンの内容のおさらい
  2. 質疑応答
  3. 締めの挨拶

1.プレゼンの内容のおさらい

プレゼンの本題を話し終わったら、プレゼンの内容をおさらいしましょう。

内容を振り返る時は、自分がプレゼンを通して一番伝えたいメッセージを再度伝えたり、重要なポイントをもう一度繰り返してください。

資料の最後にプレゼンの内容のまとめを載せておくと、より分かりやすいですね。

おさらいは、長いとくどく感じることがあります。重要な点やポイントをかいつまんで簡潔に伝えると良いでしょう。

2.質疑応答

内容の振り返りをしたら、プレゼン全体を通して質問がないかを確認しましょう。

プレゼンの最後に質疑応答の時間を設けることで、聞き手に疑問が残らずしっかり内容を理解して帰ってもらうことができますね。

しかし、特に人数が多いプレゼンだとその場で質問を尋ねにくいと感じる場合もあります。そういった場合に備え、質問は後でも受け付けることを伝えると親切です。

3.締めの挨拶

最後に、プレゼン終了の宣言をしてプレゼンを締めましょう。

プレゼンが終わりであること、そして参加してくれたことに対するお礼を伝えるのが一般的です。

終わり方が良いと、プレゼン全体が引き締まります。挨拶を事前にしっかり準備して、ばっちり締められるようにしておくと良いですね。

英語プレゼンの終わり方を上手くするための5つのコツ

ここからは、英語のプレゼンの終わり方をうまくするコツを紹介します。

コツを掴むことで英語に不慣れでも良いプレゼンにすることは可能です。以下を意識して覚えておきましょう。

英語プレゼンの終わり方が上手くなるコツ
  1. 大きな声ではっきりと話す
  2. 明るい表情で終える
  3. アイコンタクトをする
  4. ゆっくり話す
  5. 質疑応答に備える

1.大きな声ではっきりと話す

プレゼンでは、始めから終わりまで大きな声ではっきりと話すことを心がけましょう。

特に参加者数が多いプレゼンや大きな会場である場合は、内容が全員に伝わるように話すことが重要です。

プレゼンの終わりまで堂々と話すことで、聞き手は充実したプレゼンだったと感じます。最後まで大きな声で話せるように意識しましょう。

2.明るい表情で終える

プレゼンが終わりに近づくにつれて、緊張感がなくなったり、疲労を感じることもありますよね。

しかし、「終わりまでがプレゼン」という意識を持って明るい表情を忘れないようにしましょう。

聞き手は、話し手の表情をよく見ています。最後まで明るい表情を保って、印象の良い終わり方ができると良いですね。

3.アイコンタクトをする

プレゼン中は、始めから最後まで聞き手とアイコンタクトを取ることを意識しましょう。目線が定まらなかったり、下を向いてプレゼンをしていると自信がないように見えて聞き手に不信感を与えます。

自分の言いたいことがしっかり伝わるようにするためにも、聞き手の顔をしっかり見てプレゼンができると良いですね。

特にプレゼンの終わりでは、参加してくれた感謝の気持ちを込めて再度一人ひとりの顔を見てアイコンタクトを取るようにしましょう。

4.ゆっくり話す

プレゼンでは、常に分かりやすくゆっくり話すことが大切です。

プレゼンの内容をきちんと理解できるように進めると、聞き手が有意義なプレゼンであったと感じます。

しかし、プレゼンが終わりに近づくと、自分も気付かないうちに早口になってしまう場合があるので注意が必要です。プレゼンの終わりまで気を抜かずに、ゆっくり話すことを心がけましょう。

5.質疑応答に備える

プレゼンの最後には、質疑応答の時間を設けて聞き手側に疑問が残らないようにするのが一般的です。

準備の段階で、聞かれそうな質問に対する答えを用意しておくと焦らずに対応することができますね。

また、答えられない質問が出る場合もあります。その際は、他の担当者に助けを求めることを頼んでおいたり、プレゼン後にどう対応するかを答えられるように備えておくと安心です。

英語プレゼンの終わり方を紹介!使えるフレーズ【7選】

ここからは、英語プレゼンを終える際に使えるフレーズを紹介します。

使ってみたいフレーズがあれば、ぜひ英語のプレゼンに取り入れてみてくださいね!

英語プレゼンに使えるフレーズ
  1. I hope that ~
  2. Let’s take a look at ~
  3. I would like to conclude this presentation by ~
  4. Are there any questions?
  5. Please do not hesitate to ~
  6. This is the end of the presentation
  7. Thank you for ~

1.I hope that~(~であることを願います)

「I hope that ~」(~であることを願います)という表現は、英語プレゼンのまとめで使えるフレーズです。「that」の後には願うことを入れましょう。

例えば「I hope that you get a full picture of this project」(みなさんがこのプロジェクトの全体像を把握してくださったことを願います)のように表現できますね。

例文

I hope that you are clear on our strategies to increase sales.(売上を上げるための我が社の戦略をみなさんにお分かりいただいていることを願います。)

プレゼンを通して聞き手に伝えたいポイントを、終わりに再度強調することができるフレーズです。

2.Let’s take a look at~ again (もう一度~を見てみましょう)

「Let’s take a look at~again」(もう一度~を見てみましょう)は、プレゼン中に述べたポイントを振り返る時に使える表現です。

プレゼンの最後に、資料などを見ながら一緒に振り返ると聞き手に分かりやすいですよね。

ポイントを振り返る際は「first」(まず)や「secondly」(二つ目に)、「finally」(最後に)のように順序立てて進めると丁寧です。

例文

Now, let’s take a look at the three main points again. First, I talked about the concept of the next project. Secondly, I shared the outline of the PR event. And finally, I talked about our sales target.(では、もう一度3つのポイントを見てみましょう。まず、新プロジェクトのコンセプトについてお話しました。次に、PRイベントの概略を紹介しました。最後に、売上目標についてお伝えしました。)

プレゼンのメインテーマを使ってまとめることも可能です。「In conclusion, I talked about~today」(まとめとしまして、本日は~についてお話しました。)といったフレーズも覚えておきましょう。

3.I would like to finish this presentation by ~(~ということをしてこのプレゼンを終えたいと思います)

「I would like to finish this presentation」(このプレゼンを終えたいと思います)だけでも締めの言葉になります。「by saying~」(~ということをお伝えして)や「by suggesting~」(~ということを提案して)というフレーズをつけて伝えたいポイントを述べることも可能です。

例文

I would like to finish this presentation by suggesting that we should keep focusing on solutions.(我々は解決策に重点的に取り組み続けるべきだということを提案してこのプレゼンを終えたいと思います。)

強調したい点などを最後にもう一度伝える時に、便利なフレーズです。

4.Are there any questions?(質問はありますでしょうか)

「Are there any questions?」(質問はありますでしょうか)は、質疑応答を始める際に使えるフレーズです。聞き手に疑問が残らないように確認すると良いですね。

例文

Are there any questions about the presentation?
(プレゼンに関して質問はありますでしょうか。)

「Does anyone have any questions?」(どなたか質問のある方はいらっしゃいますか)も同様に使える表現なので覚えておくと良いでしょう。

5.Please do not hesitate to ~(どうぞご遠慮なく~ください)

「Please do not hesitate to~」(どうぞご遠慮なく~ください)は、質疑応答の時間に使える表現です。特に、プレゼン後に質問に来ても良いことを伝えたい場合に使うと良いでしょう。

例文

Please do not hesitate to ask me if you have any questions.
(何か質問がありましたら、ご遠慮なく私にお尋ねください。)

質疑応答時に質問しにくい聞き手がいる可能性も考慮して、あらかじめ伝えておくと良いフレーズです。

6.This is the end of the presentation (これで本日のプレゼンは終了とします)

質疑応答を終えたら、終わりの挨拶をしましょう。

プレゼン終了の宣言として「This is the end of the presentation」(これで本日のプレゼンは終了とします)と伝えると良いでしょう。

例文

All right, this is the end of the presentation.(それでは、これで本日のプレゼンは終了とします。)

「That’s all from me」(私からは以上です)とシンプルに終えることも可能ですが、簡潔すぎて丁寧でないと感じる聞き手もいます。プレゼンの規模や間柄を考えて使い分けると良いでしょう。

7.Thank you for ~(~してくださってありがとうございます)

最後は参加してくれた聞き手に「Thank you for~」(~してくださってありがとうございます)というフレーズを使って感謝の気持ちを伝えましょう。

「for your attention」(ご清聴いただいて)などをつけるのが一般的です。

例文

Thank you very much for your attention today.(本日はご清聴いただきありがとうございました。)

同じ意味の「Thank you for listening to my presentation」(私のプレゼンを聞いていただきありがとうございました)というフレーズも使えると良いでしょう。

英語プレゼンの終わり方を学ぶには英語コーチングがおすすめ!

英語のプレゼンの終わり方のコツは把握できても、全体を通したプレゼン練習をして自信をつけたい方もいますよね。

また、一人で練習していると英語のプレゼンが正しくできているか不安に思う方もいるでしょう。

そこでおすすめなのが、英語コーチング。

英語コーチングの中には、プレゼンの練習をして講師のチェックやフィードバックをもらえるスクールもあります。

英語コーチングスクールでレッスンを受けて、終わり方までワンランク上のプレゼンを目指しましょう。

以下の関連記事では、プレゼン練習ができるおすすめの英会話スクールや英語コーチングスクールを紹介しています。各スクールでは無料カウンセリングを実施しているので、プレゼンの悩みや学習する際のポイントを知りたい方は一度受けてみるのも良いですね。

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まとめ:英語プレゼンの終わり方を練習してかっこよく締めよう!

今回の記事では、英語でのプレゼンの終わり方の順序やコツを紹介しました。

プレゼンを終える際はプレゼンのまとめを伝えるとともに、質疑応答の時間を作りましょう。締めのあいさつは一番最後にするのがポイントです。

また、英語のプレゼンの終わりに使えるフレーズも紹介しましたが、使ってみたいフレーズは見つかりましたか?

プレゼンで使える英語フレーズは何度も練習し、聞き手に良いプレゼンだったと思わせる終わり方ができるようにしましょう!

その他、English Withでは英語プレゼンの練習に役立つ記事を発信しています。以下も参考にしてみてくださいね。

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執筆者
SUGI
学生時代から英語が好きで、日本で英語の勉強をしてきました。学生時代にはカナダへ教育実習をした経験があります!その後、大手英会話スクールで5年程勤務しました。現在はその経験を活かし、英語学習や留学に関する記事を書いています。
編集責任者
池谷 翔太
English With編集長。アメリカの大学に正規留学。外資系旅行会社・留学エージェントでの実務経験を経て英会話講師、中日ドラゴンズのプロ野球選手の専属通訳なども経験。現在はEnglish With編集長を務める。取材・受講した英会話スクール・サービス数は50社、比較検証したサービスは100を超える。
監修者
吉田 和史
English With代表&コンテンツ管理最高責任者。英語教育系会社で語学留学カウンセラーとして300名以上のカウンセリング、オンライン英会話・英会話スクール事業立ち上げを経験。その後、RIZAP ENGLISH取締役、MeRISE英会話執行役員CMO、英語学習アプリ会社取締役COOとして活動経験あり。現在は、英語学習サイトEnglish With代表を務める。体験・受講した英語系サービスは20社、比較検証したサービスは100を超える。
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