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海外の大学院留学で必要な英語力は?世界の人気大学院の例とともに解説

海外の大学院留学で必要な英語力は?世界の人気大学院の例とともに解説


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海外の大学院に進学したいけど、必要な英語力ってどれくらいなんだろう…?また、必要な英語力を身につける具体的な方法も教えて欲しい。
Ryo
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こんにちは!大学時代にアイルランドで1年間のワーキングホリデー留学をしていました、English WithライターのRyoです。English Withでは英語学習や英会話スクールに関するお役立ちになる記事の執筆や編集を行っています。

今回は、海外の大学院進学で必要な英語力を世界の人気校の例とともに紹介します。

大学を卒業をした方が、より専門分野について研究を重ねるために進学する大学院。

国内だけでも多くの大学院がありますが「よりグローバルな環境で学びたい」と考える方であれば海外の大学院がおすすめです。

ただし、国内とは違って海外大学院に進学するには、ある一定基準以上の英語力が求められます。

そこで今回は、海外大学院出願時に必要となる英語力や、それを身につける具体的な方法などを詳しく解説していきます。

Ryo
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記事の最後には、海外大学・大学院進学に強いおすすめのスクールも紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。

海外の大学院出願時に必要となる英語力とは?TOEFLとIELTSの目安スコアを紹介

海外の大学院に進学するには、現地の生活や講義についていけるだけの英語力があることを証明できなければなりません。

その証明書類として、TOEFLやIELTSといった英語能力測定試験が使用されますが、以下では出願時に必要となる目安スコアを紹介します。

海外大学院で必要なスコアの目安
  • TOEFLの場合
  • IELTSの場合

TOEFLの場合

TOEFL

大学院出願時に必要となるTOEFLスコアは大学院や選択する専攻によって異なりますが、一般的にTOEFL iBT80〜100点程度必要とされることが多いです。

ただし、一部の大学院では合計スコアだけでなく各技能のスコアも確認し、基準を満たしていない場合は不合格となってしまうこともあります。

また、TOEFLや後述するIELTSの両方で言えることですが、試験日から2年以上経ってしまっているものは使用できないのが一般的です。

以下はTOEFLの試験概要になります。

試験科目 4技能(リスニング/リーディング/ライティング/スピーキング)
試験方法 コンピューター受験(テストセンターでの受験または自宅での受験が可能)
採点方法 120点満点(各セクション30点)
試験時間 約2時間
※2023年7月26日より
受験費用 USD245(約35,000円)
※1ドル = 約144円(2023年8月確認時点)
開催頻度 月3-6回(年間45回以上)
結果が来るまでの日数 テスト実施日から6日後にオンラインにて結果の確認が可能。
11日後に郵送で結果が送付される。

IELTSの場合

IELTSIELTSもTOEFL同様、大学院や選択するコースによって求められるスコアは異なりますが、一般的に6.5〜7.5点程度必要とされることが多いです。

以前はアメリカの大学院の入学基準としてIELTSが認められないところもありました。しかし、現在ではほとんどの海外主要大学で使えるようになっています。

以下はIELTSの試験概要になります。

試験科目 4技能(リスニング/リーディング/ライティング/スピーキング)
試験方法 筆記またはコンピューター試験
採点方法 1-9の段階評価(各セクション毎に1<最低>から9<最高>の段階評価がされます)
試験時間 2時間45分
受験費用 ◾️IELTSペーパー版
IDP直営のIELTSテストセンター:27,500円(税込)
JSAF-IELTS公式テストセンター:25,380円(税込)◾️IELTSコンピューター版
全てのテストセンター:27,500円(税込)
開催頻度 ペーパー版の場合、基本的に毎週土曜日に開催している(受験会場により異なる)
結果が来るまでの日数 ペーパー版の場合:13日目
コンピューター版の場合:3-5日目

世界の人気大学院出願時に求められる英語レベル

海外の大学院進学に必要なスコアが分かったところで、実際に世界の人気大学院ではどの程度の英語力が求められるのかを見ていきましょう。

以下では、アメリカ・イギリス・カナダの人気大学院をピックアップしたので、1つひとつ紹介します。

人気大学院の進学に必要な英語レベル
  1. オレゴン大学(アメリカ)
  2. シェフィールド大学(イギリス)
  3. ブリティッシュコロンビア大学(カナダ)
Ryo
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以下で紹介するスコア公式サイトに記載の基準スコアですが、専攻によってはより高いレベルの英語力が求められます。

1. オレゴン大学(アメリカ)

オレゴン大学

オレゴン大学は、アメリカ合衆国オレゴン州・ユージーンに校舎を構える州立大学です。

教育学や心理学といった専攻での評価が高く、特に教育学部の大学院は2008年度のUSニューズ&ワールド・レポート誌の評価で全米5位に選ばれています。

そんなオレゴン大学ですが、公式サイトを見ると、修士課程に入学するのに必要な英語要件は以下の通りとなっています。

▼原文
Test of English as a Foreign Language (TOEFL iBT or TOEFL iBT Home Edition) Score: Minimum Score: 88 TOEFL MyBest superscores do not fulfil this requirement.
International English Language Testing System (IELTS) Academic Test Score: Minimum Score: 7.0 overall band score

▼日本語訳
TOEFL iBTまたはTOEFL iBT自宅受験のスコア: 最低スコア: 88(TOEFL MyBest スーパースコアの場合はこの要件を満たしません。)
IELTS アカデミックテストのスコア: 最低スコア: 7.0(オーバーオールバンドスコア)

引用:English Language Proficiency Requirement | Division of Graduate Studies

Ryo
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オレゴン大学の大学院では、TOEFLとTOEIC以外の能力試験は認めておらず、TOEFL iBTだと88点、IELTSだとオーバーオールスコアで7.0点が最低ラインのようです。

2. シェフィールド大学(イギリス)

シェフィールド大学

シェフィールド大学は、イギリス・イングランドのサウス・ヨークシャー州シェフィールドに校舎を構える国立大学です。

イギリスの大規模研究型大学24校で構成されるラッセル・グループ(Russell Group)の一員で、過去にはノーベル賞受賞者も多数輩出しています。

そんなシェフィールド大学ですが、公式サイトを見ると大学院に入学するのに必要な英語要件は以下のように記載されています。

▼原文
Postgraduate applicants are required to achieve a minimum of IELTS 6.5 with 6.0 in each component or equivalent.

▼日本語訳
大学院志願者は、IELTS6.5以上、かつ各技能で6.0、または同等の能力を示す必要があります。

引用:English language requirements | International students | The University of Sheffield

Ryo
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上ではIELTSの記載しかありませんが、その他の英語技能試験も受け付けており、TOEFLスコアでは合計88点以上、かつ各技能において最低基準ラインを満たしている必要があるようです。

3. ブリティッシュコロンビア大学(カナダ)

ブリティッシュコロンビア大学

ブリティッシュコロンビア大学は、バンクーバー西部に位置する公立大学です。

北米の有数の国際大学として知られており、世界の公立大学ランキングでは常にトップ20位以内にランクインしています。

そんなブリティッシュコロンビア大学ですが、公式サイトを見ると、大学院に入学するのに必要なTOEFL・IELTSの英語スコアは以下のように記載されています。

▼原文(TOEFLスコア)
The minimum TOEFL score required for all applicants to the Faculty of Graduate and Postdoctoral Studies is

90 for the internet-based exam (with minimum component scores of 22 [reading, listening] and 21 [writing, speaking]) or
55 each for reading, listening, and writing in the paper-based test, with 4.0 on the Test of Written English (TWE).

▼日本語訳
大学院および博士研究員へのすべての志願者に必要なTOEFLスコアの最低値は下記のとおりです。

インターネットベースの試験では90点(各技能の最低合格スコアは、リーディング・リスニングで22点、ライティング・スピーキングで21点。)
ペーパーベースの試験ではリーディング・リスニング・ライティングが各55点、かつTWEで4.0点。

引用:English Language Test | Graduate School at The University of British Columbia (UBC)

▼原文(IELTSスコア)
A minimum overall band score of 6.5 is required with a minimum score of 6.0 in each component of the academic (NOT general) IELTS test.

▼日本語訳
iELTSアカデミック試験(ジェネラルでない)において、オーバーオールバンドスコアが6.5以上、かつ各技能のスコアが最低6.0を満たしている。

引用:English Language Test | Graduate School at The University of British Columbia (UBC)

Ryo
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他にもブリティッシュコロンビア大学では、CAEL (Canadian Academic English Language Assessment)などといった英語能力試験も認められています。

海外の大学院留学に向けて必要な英語力を効率よく身につける方法

海外の大学院留学に必要な英語力がある程度分かったら、次に実際にその英語力を効率よく身につける方法を理解していきましょう。

以下で詳しくお伝えするので1つひとつ見ていきましょう。

効率よく英語を身につける方法
  1. 正しい学習法を知る
  2. 継続的に学習時間を確保する
  3. 大学院進学に強いスクールに通う

1. 正しい学習法を知る

正しい学習法を知る

1つ目は、正しい学習法を知るということです。

誤った学習方法でやみくもに学習していても英語は身につきません。特に、TOEFLやIELTSといった英語能力試験の場合、最短でスコアアップを目指せる攻略法があります。

そのため、まずは正しい学習法を知ってから効率よく学習を進めていきましょう。

なお、大学院留学に必要な英語の正しい学習法を身につけるには、大学・大学院留学に強い英会話スクールに通うのがおすすめです。

特に「Liberty English Academy」という東京都港区の田町・三田駅が最寄りのスクールでは、海外大学・大学院留学向けのコースが開講されており、これまで数多くの受講者を海外難関大学・大学院に進学させた実績があります。

また、Liberty English Academyではオンラインコースも開講されており、TOEFLやIELTSのテスト対策が可能です。

以下の記事で詳しくLiberty English Academyのプログラム内容についてまとめているので参考にしてみてください。

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2. 継続的に学習時間を確保する

継続的に学習時間を確保する

2つ目は、継続的に学習時間を確保するということです。

海外の大学院に進学するには、高度な英語レベルが求められます。

高度な英語レベルは一朝一夕では身につかないため、日々学習時間を確保してコツコツと学習を積み重ねることが重要です。

そのため、タスク管理アプリなどを利用して、日々のルーティン内に英語学習の時間を確保するようにしましょう。

続けるコツは「無理のなく続けられる範囲内で時間を設定すること」「どうしても学習ができない日があったとしても自分を責めないこと」の2点です。

3. 大学院進学に強いスクールに通う

大学院進学に強いスクールに通う

3つ目は、大学院進学に強いスクールに通うということです。

TOEFLやIELTSといった英語能力試験対策は、独学でも可能ですが、1人だと誤った学習法で学んでいても気づくことができません。

その点、大学院進学に強いスクールであれば、正しい学習法の指導が受けられ、洗練されたカリキュラムの上、着実に英語力が学べます。

また、大学院進学に強いスクールであれば、大学院進学が決まった後のことを見越して、本質的な英語力まで鍛えられるため、入学後に講義についていけないといった心配もいりません。

なお、先ほど紹介した大学院進学に強いスクールである「Liberty English Academy」については次項で紹介します。

国内外の大学院留学を目指すならLiberty English Academyがおすすめ

ここまで大学院留学に必要な英語レベルについて詳しく解説してきましたが、海外の大学院留学を目指すなら、これまで多くの受講生を海外大学院に送り込んできた実績のある「Liberty English Academy」がおすすめです。

Liberty English Academy 国内・海外大学 / 大学院受験コース

Liberty English Academyでは、独自のメソッドを用いて英語の核となる構造・基盤を体系的に学んでいけるため、最短距離で効率よく本物の英語力を身につけていけます。

また、Liberty English Academyでは、大学院進学に用いられるTOEFLやIELTSに特化したコースや、大学院に入学したことを見据えた「海外大学・大学院受験コース」があるのが特徴的。

大学院留学におすすめのコース
  • TOEFL iBT/ITP対策コース
  • IELTS対策コース
  • 海外大学・大学院受験コース

TOEFLやIELTSコースでは、目標達成期間が最短1ヶ月、平均でも4.5ヶ月〜6ヶ月と短期間に設定されているため、希望する大学院の出願期間までの時間が限られている場合などにもおすすめです。

これまでの実績を見てみると、約3ヶ月〜半年間でTOEFLだと50点、IELTSだと2.5点以上スコアアップさせている事例が見受けられます。受講生の体験だは公式サイトから確認できるので、スクールの実際のところを知りたい方は、ぜひ見てみてください。

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Liberty English Academyでは、無料カウンセリングを受けられるので、少しでも興味を持った方はぜひ話を聞いてみてください。

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まとめ:海外の大学院に留学するなら高い英語力が必須!早い段階から準備をしておこう!

今回は海外の大学院に留学したいと思っている方向けに、必要な英語力や、その英語力を効率よく身につける方法を詳しく解説しました。

海外の大学院に通うことで、研究分野だけでなく、日本では得られない様々な刺激が得られます。また、国によっては大学院卒業後に卒業ビザを取得できるところもあるため、海外で就労するなど、その後のキャリアの選択肢も広げられるでしょう。

他にも海外大学院に留学するメリットはたくさんあるため、ぜひチャレンジしてみてください。

なお、海外大学院留学に必要な英語力を独学で身につけるのは簡単ではありません。また、独学だと誤った方法で遠回りをしてしまう可能性もあります。

そこで最短距離で大学院留学に必要な英語スキルを身につけられる英語スクールに通うのがおすすめです。

中でも「Liberty English Academy」では、これまで数多くの受講生を海外大学院に合格させている実績があるため、おすすめできると言えます。

Liberty English Academyでは、無料カウンセリングを受けられるので、少しでも興味を持った方はぜひ話を聞いてみてください。以下の記事ではLiberty English Academyのプログラム内容について詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

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執筆者
Ryo
大学時代にアイルランドで1年間のワーキングホリデー留学をしていました。大学卒業後はフィリピンで日本語教師としてのキャリアを始め、現在はフリーランスWebデザイナー・ライターとして活動しながらジョージア(旧グルジア)に滞在中。
編集責任者
池谷 翔太
English With編集長。アメリカの大学に正規留学。外資系旅行会社・留学エージェントでの実務経験を経て英会話講師、中日ドラゴンズのプロ野球選手の専属通訳なども経験。現在はEnglish With編集長を務める。取材・受講した英会話スクール・サービス数は50社、比較検証したサービスは100を超える。
監修者
吉田 和史
English With代表&コンテンツ管理最高責任者。英語教育系会社で語学留学カウンセラーとして300名以上のカウンセリング、オンライン英会話・英会話スクール事業立ち上げを経験。その後、RIZAP ENGLISH取締役、MeRISE英会話執行役員CMO、英語学習アプリ会社取締役COOとして活動経験あり。現在は、英語学習サイトEnglish With代表を務める。体験・受講した英語系サービスは20社、比較検証したサービスは100を超える。
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