今回は、英語のスピーキング力を上げるためのおすすめのトレーニングである「独り言で英語を話す」ことについてそのメリットや学習方法をお伝えしていきます。
スピーキングは、日本人学習者が苦手とする英語スキルの一つですが、英会話ではスピーキング力は必要不可欠。スピーキング学習は多くの方が取り組んでいることもあり、様々な学習方法が世の中には存在しています。
その中の学習法の1つで「独り言を英語で呟く」ことはスピーキング力向上に効果的だと言われています。
とはいえ「どのように取り組めば良いのか?」「独り言学習はどのような効果があるのか?」などは、認識できていない人は多いです。
そこでこの記事では、英語で独り言をするメリットや学習方法を徹底解説。スピーキング力を高めるためのサービスなども含めてお伝えしていきますので、英語知識としてしっかりインプットしていきましょう。
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【1位】スピテン
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目次
独り言で英語のスピーキング学習をするメリット
まず、英語のスピーキング学習をする際に「独り言」をすることにどんなメリットがあるのでしょうか?
僕が英語を学んでいた時は、外国人講師との英会話レッスン以外で「独り言」のように1人で英語を話して自然と使える英語フレーズや語彙力を学んでいました。効果は確かにあったので、ここで3つのメリットについて説明していきます。
- メリット①:場所を選ばず気軽に学習できる
- メリット②:英語の返答スピードが上がる
- メリット③:英語力がなくても簡単な英文・単語から始められる
メリット①:場所を選ばず気軽に学習できる
当たり前ですが「英語での独り言」はスクールに通う必要もなければ、場所を選んで行うこともありません。そのため、意識さえしておけば「いつでも好きな場所やタイミングで英語に触れられる」と言う点がメリットです。
僕は、英語で独り言をする際は、通勤中であったり、お風呂の中など自分の時間が取れる時意識して行うようにしていました。無理の無い範囲で聞き慣れたフレーズを復唱したり、好きなトピックを選ぶことで楽しく学べます。
自分が学びたい英会話のシーンから覚えたいフレーズを事前に暗記しておいて、会話に出てくる登場人物になりきって独り言を呟くのも楽しく学習する上でおすすめです。
僕の経験からわかることは、2週間程度しっかり意識して続けていれば「暇があれば英語で独り言」できるような癖がついていると思うので、ぜひ場所を気にせず時間のある時に意識して行なってみましょう。
メリット②:英語の返答スピードが上がる
英語での独り言トレーニングを繰り返していくと、反復して覚えた英文やフレーズをかなり早い速度で話せるようになります。
突然英語で話しかけられても日頃から呟いていた英語内容であれば違和感なくスムーズに返答できるようになるでしょう。
どのようなフレーズや文章でも良いので「英語で反射的に受け答えできるフレーズ」が1つでもあることで、英語を話す際の自信に繋がったり、モチベーション維持にもなります。
メリット③:英語力がなくても簡単な英文・単語から始められる
英語での独り言は自分で学びたい英語フレーズや単語を使って好きなようにトレーニングできる点でメリットがあります。
そのため、英語力に自信の無い方でも「How are you doing?(調子はどう?)」「I’m good. How about you?(良いですよ。あなたは?)」などの中学レベルの会話やりとりから独り言で話すことができます。
例えば、英語の呟き内容を初心者であれば「主語+動詞」だけに限定して行うこともできますし、慣れてきたら「時間や場所」などの追加情報を加えて文章にすると良いでしょう。
以下のようにレベルを上げて独り言で可能な文章を増やしていきます。
- 主語+動詞:I play Tennis.
- 主語+動詞+場所:I play Tennis at 9am.
- 主語+動詞+人+場所:I play Tennis with my family at 9am.
このように「独り言英語」であれば、自分のレベルに合わせて学習ができるので無理なく続けられます。
独り言でスピーキングスキルを伸ばすおすすめの英語学習方法
次に、独り言で英語のスピーキング力を伸ばせるおすすめ学習方法を紹介。
独り言だからこそ意識できる学習方法ですので、以下を読んで理解していきましょう。
5W1Hを意識して独り言学習をする
独り言と言っても何から取り組んでいけばわからない方におすすめの方法が「5W1H」を意識することです。
この5W1Hを意識することで、毎回「I eat…」「I play…」「I make…」のような同じ英文だけを独り言するのではなく、かなり幅広い英文表現を身に付けることができます。
5W1Hとは「When(いつ)・Where(どこで)・Who(だれが)・What(何を)・Why(なぜ)・How(どのように)」という6つの要素のことを指す。
例えば、I eat pancakes.(私はパンケーキを食べます)という文章であれば「When(いつ)」を追加することで「I eat pancakes at 10am.(私は10時にパンケーキを食べます。)」と言い換えることもできます。
さらに「Where(いつ)」を加えることで「I eat pancakes at 10am in my friend’s house.(私は友達の家で10時にパンケーキを食べます。)」と、1文を長くすることも可能。
スピーキング力を上げるために独り言で話せる英文の長さを調整することで、より伝達できる情報量も多くしていきましょう。
スピーキング添削を受けたい人におすすめのサービス【3選】
スピーキング学習は、先ほど紹介した「5W1H」を意識することで会話の幅がかなり広げられますが、独り言ならではのデメリットも存在します。
例えば、以下の内容は多くの方が独り言学習などの独学で懸念される点です。
- 「文法表現が正しいのかわからない」
- 「英単語の発音や使われ方が適切なのかわからない」
- 「独り言で話している英語発音が相手に伝わるのかわからない」
そこでここからは、スピーキング内容を「英語学習のプロ」がチェックしアドバイスしてくれるサービスを3つ紹介。
お試しで「無料体験」ができるサービスもあるので、気になるところがあればまず利用してみることをおすすめします!
スピテン

おすすめ度 | ![]() |
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料金 | 月額 19,800円 6カ月プラン 109,800円 |
無料体験 | 7日間の無料お試しあり |
スピテンは、短期間で英語力を大幅に伸ばすことを目的とした英語コーチングスクール「PROGRIT(プログリット)」が提供するスピーキング添削サービスです。
このサービスは、課題に対してのスピーキング音声を添削者にチャットで送り、その内容に関しての添削・アドバイスをしてくれるため、スピーキング力の向上が期待できます。
毎日、課題内容に関してのスピーキング音声を送ると言う流れになるため、スピーキングのスキルアップと同時に「英語学習の習慣化」にも貢献してくれます。
僕は以前スピテンを体験受講したことがありますが、英語学習のプロが丁寧にスピーキング内容の添削やアドバイスをしてくれたのが印象的でした。日々、自分のスピーキングスキルで上達しなければいけないことがわかるのが非常に良かったです。
以下の写真のようなスピーキングの添削内容を毎日フィードバックとして送られてくるのでレベルを上げながら早い段階で長文にチャレンジできますね。
さらに、独学での学習ではではわかりづらい英語の発音なども、コンサルタントから日本語でアドバイスをもらえるため、綺麗な発音の仕方も理にかなった方法で理解することができます。
独学で行うスピーキング学習ならではのデメリットをしっかりカバーしているおすすめサービスですね。
また、料金面でもスピテンは使いやすく「サブスクリプション(月額定額制)」で、1ヶ月単位で続けることができます。
入会前に「7日間の無料体験」も受講できるので、自分のスピーキング力をチェックしてほしい、より長文英語を話せるようになりたい方は試してみましょう!

HiNative Trek(ハイネイティブトレック)

おすすめ度 | ![]() |
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料金 | 月額 19,600円 |
無料体験 | 無し |
HiNative Trek(ハイネイティブ トレック)は、ビジネス英語・IT英語を学べる英語学習サービスです。
このサービスでは、毎日ビジネスに関する題材に答えると言う形で「英文の添削」「発音矯正」を、毎日アメリカ人のネイティブ講師がチェックしてフィードバックをくれます。
例えば、「セールスプロモーションの効果を上げるための施策」「DAU/MAUを上げるための施策」など、実際にアメリカで働くビジネスマンがミーティングをしている内容を題材に取り上げているので本格的なスピーキング力が身につきます。
このサービスの素晴らしい点は「自分自身で考えた英文」を講師が添削・アドバイスしてくれるというところで、返答内容はレベル高めですが自分で発した文章をきちんとブラッシュアップ可能です。
さらに、自分で作った文章+英語音声を講師にハイネイティブ トレック内のアプリに送信したと同時に「模範解答」と「模範音声」を見てすぐに答えあわせもできます。
添削内容と共にも模範解答を照らし合わせながら、独り言として使える英語内容をアウトプットするのも良いですね。
気になる方はまずはサービスを利用してみて試しましょう!


Speaking Biz(スピーキングビズ)

おすすめ度 | ![]() |
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料金 | 6ヶ月コース:14,800円(2,467月) 1年コース:19,800円(1,650月) 2年コース:29,800円(1,242月) |
無料体験 | 無し(ただし1週間返金制度あり) |
SpeaKing Biz(スピーキングビズ)は、ビジネス英語で使われる内容を学ぶことができる英語学習教材サービスです。
独り言の学習方法でお伝えした「5W1H」を取り入れていたり、単語を入れ替えて違う意味にするなどのトレーニングをステップを踏んで学べるので「英文法・語彙力強化」にも使えます。
日本人学習者にとって効率性を重視したプログラム内容で、ビジネスシーンで間違えたくない「正しい英語の語順」や「正しい英文法」を学ぶことが可能。
日常英会話であれば、英文法や語彙に間違いがあってもそこまでクリティカルな問題にはなりませんが、ビジネスシーンではそうとは限りません。
間違えた英語を多用していてはコミュニケーションはおろか、相手との信頼関係にも大きく影響してしまう可能性もありますよね。
スピーキングビズは「どんなビジネスシーンでも共通して使える正しい英語表現」をきちんと学習できるので多くのビジネスマンに選ばれているのです。
実際に、公式サイトのデータを参照すると「海外赴任で英語を使った仕事をされている方」が受講生として全体の90%を占めています。
そのため、実践的に学べる英語知識が身につくのは間違い無いですが、添削者がフィードバックをくれる等のサービスではないので、あくまでも「独り言学習をする際に使える題材」が多く用意されているサービスということを認識しておきましょう。
1週間の返金保障制度を設けているサービスでもあるので、気になる方はまずは試しに使ってみて自分に合っているか試してみるのも良いですね。

最後に:独り言で英語のスピーキング力は上がる!学習方法を理解して行いましょう!
今回は「英語で独り言を行うメリットや学習方法」をはじめ「スピーキング力を上げるおすすめサービス」を紹介いたしました。
スピーキング力を上げるためには「独り言」を英語で言うのは僕の経験からも効果的で、英語を無理なく学びやすい方法でもあるのでおすすめです。
そして、独り言ならではの懸念点を解消するために、スピーキング音声をプロの添削者にチェックしてもらうサービスを使ってみるのも非常に良いかと思います。
特に「スピテン」は、日本人の添削者が直接「スピーキング添削」をしてくれることが魅力的で、どの英語レベルの方でも日本語で説明を受けられ理解度高く使えます。
さらに、毎課題提出が義務付けられていることから「学習に習慣化」にも繋がりますね。
また、スピテンを提供している「プログリット」では、スピーキング音声の添削だけでなく、英語力を底上げするために受講生一人ひとりに合わせたオーダーメイドカリキュラムを用意。
「総合的に英語力を伸ばせる学習方法」を学びながら、学習効果高く学べるので英会話習得の本気度が高い方は「プログリット」も含めて検討してみるのが良いでしょう。
