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海外大学への進学に必要な偏差値とは?世界の大学難易度ランキングも紹介

海外大学への進学に必要な偏差値とは?世界の大学難易度ランキングも紹介
※記事内にプロモーションを含みます。
海外大学への進学も選択肢として考えているけど、どれくらいの偏差値が必要なんだろう?また、世界の有名大学の偏差値・難易度ランキングも見て進学校を決めていきたいな。
Ryo
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こんにちは!大学時代にアイルランドで1年間のワーキングホリデー留学をしていました、English WithライターのRyoです。English Withでは英語学習や英会話スクールに関するお役立ちになる記事の執筆や編集を行っています。

今回は海外大学への進学に必要な偏差値や、世界の大学の難易度別ランキングを紹介していきます。

「将来、グローバルに活躍できる人材になりたい」と考え、海外の大学へ進学を考えている方は多いのではないでしょうか?

若いうちから海外大学に進学し、グローバルな環境で国際感覚を身につけておくことは、グローバル人材が重宝される現代において非常に役に立ちます。

しかし、海外の大学に進学するなら入学条件として「どの程度の偏差値が必要なのだろう?」と思った方も多いはずです。

そこで、本記事の前半で海外大学への進学に必要な偏差値を紹介し、後半で世界の大学の偏差値・難易度別ランキングを紹介します。

「海外大学へ進学したいけれど必要な偏差値がわからない」「世界の有名大学に進学する際に必要な偏差値を知りたい」という方は本記事を最後までご覧ください。

【事前知識】そもそも偏差値とは?

【事前知識】そもそも偏差値とは?

まず事前知識として、偏差値の定義を確認しておきましょう。

偏差値とは、一言で言うとテストを受けた集団の中で、自分のスコアがどのくらいに位置するのかを表す数値のことです。

平均点を取った場合の偏差値は50になるように計算され、平均点よりも高いスコアを取った場合は50以上、低い場合は50以下と算出されます。

Ryo
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計算式は「(個人のスコア ー 平均点) ÷ 標準偏差 × 10 + 50」となります。

また、国内の大学には、各予備校が前年度にその大学を受験した志願者の偏差値から、算出した大学偏差値(※)と呼ばれる数値が付けられており、この数値がその大学の難易度の指標として使用されています。

※引用:【受験ABC(3)】難易度はどう決まる 大学偏差値の謎 – 産経ニュース

たとえば、国内の難関大学であれば偏差値が60〜70程度と記載されていることが多いです。

海外の大学進学に必要な偏差値とは?

海外の大学進学に必要な偏差値とは?

偏差値の基本概念が分かったところで、次に海外の大学進学に必要な偏差値について紹介します。

結論から言うと、海外の大学には偏差値という概念が存在せず、大学の難易度の指標として使われることはありません。

理由としては、日本では大学への合否を決める際にペーパーテストが実施されますが、欧米の大学では面接や論文が重視されるためです。

面接や論文では、点数化することが難しいため、「(個人のスコア ー 平均点) ÷ 標準偏差 × 10 + 50」の計算式で算出される偏差値は存在しません。

ただし、海外大学の難易度はイギリスの日刊新聞タイムズが新聞の付録冊子として発行している「The Times Higher Education」によって、「教育」「研究」「被引用論文」「産業界からの収入」「国際性」といった5つの分野でのパフォーマンスをもとにランク付けされています。

The Times Higher Education World University Rankings 2023 include 1,799 universities across 104 countries and regions, making them the largest and most diverse university rankings to date.

The table is based on 13 carefully calibrated performance indicators that measure an institution’s performance across four areas: teaching, research, knowledge transfer and international outlook.

引用:World University Rankings 2023 | Times Higher Education (THE)

海外大学に進学する際に必要となるもの【4点】

前章で、海外大学に進学する際「ペーパーテストがないため偏差値がない」という点を紹介しました。

しかし、ペーパーテストがないからといって誰でも好きな大学に進学できる訳ではありません。

そこで「それじゃあ、どうすれば海外大学に進学できるの?」と思った方向けに、以下では海外大学進学に必要なものを簡単に紹介します。

Ryo
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以下で紹介するものは、一般的に必要とされることが多いものになります。そのため、大学や国によっては追加で必要になる書類もあったりするため、志望校が決まった後は公式サイトからご自身で確認されるようにしてください。
海外大学進学に必要なもの
  1. 志望理由書
  2. 高校時代の成績表
  3. 推薦状
  4. 語学力の証明書

1. 志望理由書

志望理由書

1つ目は、志望理由書です。

入学志望動機書には、「なぜその大学を選んだのか?」や「在学中にどんなことを学びたいのか?」といったことをA4サイズの用紙1〜2枚(英単語500〜1,000程度)に上手くまとめる必要があります。

また、志望動機書ではフォーマルな書き言葉を使うことが大切です。たとえば、会話でよく使われる短縮形(I’mやIt’sなど)は少しフランクな表現なので、正式な言い回しに気を付けると良いでしょう。

2. 高校時代の成績表

高校時代の成績表

2つ目は、高校時代の成績表です。

高校時代の各科目の成績をスコア化して平均をとったものを「GPA」と言いますが、海外大学入学の際はこのスコアが重視されます。

一般的にGPAは0〜4の間で判定されますが、海外大学の多くではGPA 2.5以上を必要としているところが多いです。

3. 推薦状

推薦状

3つ目は、推薦状です。

高校を卒業して海外の大学に進学する方であれば、出身校の先生などにあなたの人物像を客観的に評価した推薦状を英文で書いてもらう必要があります。

なお、大学によっては「主要科目(英語・数学・国語など)の担任の先生」といったように推薦人の指定をしているところがあるため注意が必要です。

4. 語学力の証明書

語学力の証明書

4つ目は、語学力の証明書です。

英語圏の大学に進学する場合は、現地の大学でレッスンについていけることを証明するために英語能力測定試験の結果証明書が必要になります。

なお、多くの大学で認められている英語能力測定試験はTOEFLやIELTSです。

海外大学に進学する際に必要となるスコアの目安は以下の記事にて解説しています。

海外の大学で必要な英語力は?留学経験者が徹底解説この記事では、English With編集部の僕が海外大学への進学で必要な英語力をわかりやすくまとめてみました。ぜひ、海外大学へ留学検討をしている方はこの記事を参考にしてみてください。...

世界の大学の偏差値・難易度別ランキングトップ10

世界の大学の偏差値・難易度別ランキングトップ10

それではここからは、世界の大学の偏差値・難易度別ランキングトップ10を紹介します。

イギリスの日刊新聞タイムズが新聞の付録冊子として発行している「The Times Higher Education」の世界大学ランキングによると、トップ10は以下の通りです。

以下表にある「スコア」は、「教育」「研究」「被引用論文」「産業界からの収入」「国際性」といった5つの分野でのパフォーマンスをもとに算出されている数値になります。

2023年度世界大学ランキングトップ10
順位 大学名 国名 スコア
1位 オックスフォード大学 イギリス 96.4
2位 ハーバード大学 アメリカ 95.2
3位タイ ケンブリッジ大学 イギリス 94.8
3位タイ スタンフォード大学 アメリカ 94.8
5位 マサチューセッツ工科大学 アメリカ 94.2
6位 カリフォルニア工科大学 アメリカ 94.1
7位 プリンストン大学 アメリカ 92.4
8位 カリフォルニア大学バークレー校 アメリカ 92.1
9位 イェール大学 アメリカ 91.4
10位 インペリアル・カレッジ・ロンドン イギリス 90.4

引用:World University Rankings 2023 | Times Higher Education (THE)

Ryo
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表を見てみると、アメリカやイギリスの大学が独占しているのがわかります。先進国かつ英語を公用語としている国には世界中の多くの才能が集まるのかもしれません。

なお、日本でトップ大学の東京大学や京都大学は、それぞれ39位、68位にランクインされています。

2023年度世界大学ランキング(日本の大学トップ10)
順位 大学名 スコア
1位(全体39位) 東京大学 75.9
2位(全体68位) 京都大学 68.0
3位(全体201 – 250位) 東北大学 51.2 – 54.3
4位(全体251 – 300位) 大阪大学 48.9 – 51.1
5位(全体301 – 350位) 名古屋大学 47.0 – 48.7
6位(全体301 – 350位) 東京工業大学 47.0 – 48.7
7位(全体501 – 600位) 北海道大学 39.3 – 42.0
8位(全体501 – 600位) 九州大学 39.3 – 42.0
9位(全体501 – 600位) 東京医科歯科大学 39.3 – 42.0
10位(全体501 – 600位) 筑波大学 39.3 – 42.0

ベネッセグループが運営する情報サイト「マナビジョン」によると東京大学や京都大学の偏差値はそれぞれ、「75〜83」「69〜89」とされているので、上位にある大学は、これと同じかそれ以上に入学難易度が高いと考えるのが良いでしょう。

参照:マナビジョン

海外大学への進学に必要な英語力を身につける3つの方法

ここまでで海外大学に進学するのに必要な偏差値や難易度別世界の大学ランキングを紹介しましたが、いずれに進学するにしても英語力が求められます。

これは大学の出願時に語学力の証明書が求められるためです。

また、入学できた後は英語でのレッスンを受ける必要があるため、以下の方法で高い英語力を身につけておく必要があります。

必要な英語力を身につける方法
  1. 正しい学習法を知る
  2. 学習時間を定期的に確保する
  3. TOEFLやIELTSの対策に強いスクールに通う

ここで、英語力を伸ばすための方法を知り、目標とする海外大学で使える力を身につけていきましょう。

1. 正しい学習法を知る

正しい学習法を知る

1つ目は、正しい学習法を知るということです。

英語に限らず何かしらの学問を身につけるのであれば、正しい学習法を知ってから学習を始めるのが最も近道。特に海外大学進学の際に必要となるTOEFLやIELTSなどの試験の場合は、最短でスコアアップを目指せる攻略法があります。

そのため、具体的な内容を学び始める前に、まずは効率のよい学習法を知りましょう。

なお、海外大学への進学に必要となる英語の正しい学習法は、これまで海外の有名大学に多数の卒業生を送り込んできた実績のある「Liberty English Academy」などで学ぶのがおすすめです。

Liberty English Academyでは独自のメソッド「グラマーテーブル」を用いて、英語の構造や規則が体系的に学べます。

Libertyのクラス

Liberty English Academyでは、対面やオンラインでIELTSやTOEFLの対策ができるため、地方に住んでいる方でもレッスンが受けられます。

Liberty English Academyについて詳しくは以下の記事にて解説しているので、興味がある方はこちらも参考にしてみてください。

【体験】TOEFL/IELTS対策塾Libertyを体験してきた!
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2. 学習時間を定期的に確保する

学習時間を定期的に確保する

2つ目は、学習時間を定期的に確保するということです。

語学スキルは一朝一夕では身につきません。そのため、毎日少しでも時間を確保して、地道に学習を続ける必要があります。

なお、1日の学習時間は、行きたい大学の求める英語力と現状の英語力の差を考慮し、出願時期までの残りの時間で逆算しましょう。

体調不良などで学習できない期間が発生することも考慮すると、導き出された学習時間より少し多い時間を確保するのがおすすめです。

3. TOEFLやIELTSの対策に強いスクールに通う

TOEFLやIELTSの対策に強いスクールに通う

3つ目は、TOEFLやIELTSの対策に強いスクールに通うということです。

TOEFLやIELTS対策の指導実績が多いスクールでは、効果的に結果を出すためのカリキュラムが準備されてます。

そのため、目標達成までの期間を通常よりも短く設けてあることが多く、短期間でのスコアアップが可能です。

たとえば、TOEFLやIELTS対策に強い「Liberty English Academy」では目標達成期間を最短1ヶ月(平均4.5〜6ヶ月)としています。最短1ヶ月であれば、出願時期が迫ってきているといった場合でも、スコアアップが目指せるでしょう。

偏差値・難易度が高い海外大学を目指すならLiberty English Academyがおすすめ

Liberty English Academy 国内・海外大学/大学院受験コース

ここまで海外大学への進学に必要な偏差値や英語レベルについて詳しく解説してきましたが、海外大学を目指すなら、これまで多くの受講生を海外難関大に送り込んできた実績のある「Liberty English Academy」がおすすめです。

Liberty English Academyでは、TESOL教育(※)の最高峰と言われているコロンビア大学ティーチャーズカレッジでも認められている独自のメソッド「グラマーテーブル」を用いて、英語の核となる構造・基盤を体系的に学んでいくことができます。

Libertyのクラス

※第2言語として英語を学んでいる人への英語教授法

また、英語の構造・基盤が理解できることによって「英語の正解」が把握できるようになるため、TOEFLやIELTSといった英語能力試験でも、最短かつ確実にスコアアップを目指すことが可能。

実際、TOEFLやIELTSコースでは、目標達成期間を最短1ヶ月(平均4.5〜6ヶ月)としており、通常よりも短い期間でスコアアップが目指せます。

なお、これまでの実績を見てみると、約3ヶ月〜半年間でTOEFLだと50点、IELTSだと2.5点以上スコアアップさせている事例が多いです。。受講生の成功談は公式サイトから確認できるので、興味がある方はぜひ見てみてください。

Liberty English Academyのスコアアップ事例
Ryo
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Liberty English Academyでは、随時無料カウンセリングを実施しているので、まずは気軽に相談してみてください。

Liberty English Academyの公式サイトをチェック!

まとめ・海外の大学には偏差値という概念がなし!しかし入学には高い英語力が求められる!

今回は、海外の大学進学に必要な偏差値や、偏差値・難易度別の世界大学ランキングトップ10を紹介しました。

もう一度内容をまとめると、海外の大学にはそもそも偏差値という概念が存在しません。

これは、海外大学に進学する際、日本のようなペーパーテストが実施されないためです。

しかし、教育」「研究」「被引用論文」「産業界からの収入」「国際性」といった5つの分野でのパフォーマンスによって算出されたスコアをもとに、大学の難易度は決められています。そのため、海外大学の進学の難しさは、こちらのスコアを参考にすることである程度把握することが可能です。

なお、海外大学に進学するには、高い英語力が求められます。

これは、大学出願時に語学力の証明書(英語圏の大学の場合はTOEFLやIELTSなど)の提出が求められるためです。

そのため、「Liberty English Academy」のように、TOEFLやIELTSの対策に強いスクールに通って、高いレベルの英語力を身につけておきましょう。

Liberty English Academyでは、随時無料カウンセリングを実施しているので、まずは気軽に相談してみてください。

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執筆者
Ryo
大学時代にアイルランドで1年間のワーキングホリデー留学をしていました。大学卒業後はフィリピンで日本語教師としてのキャリアを始め、現在はフリーランスWebデザイナー・ライターとして活動しながらジョージア(旧グルジア)に滞在中。
編集責任者
池谷 翔太
English With編集長。アメリカの大学に正規留学。外資系旅行会社・留学エージェントでの実務経験を経て英会話講師、中日ドラゴンズのプロ野球選手の専属通訳なども経験。現在はEnglish With編集長を務める。取材・受講した英会話スクール・サービス数は50社、比較検証したサービスは100を超える。
監修者
吉田 和史
English With代表&コンテンツ管理最高責任者。英語教育系会社で語学留学カウンセラーとして300名以上のカウンセリング、オンライン英会話・英会話スクール事業立ち上げを経験。その後、RIZAP ENGLISH取締役、MeRISE英会話執行役員CMO、英語学習アプリ会社取締役COOとして活動経験あり。現在は、英語学習サイトEnglish With代表を務める。体験・受講した英語系サービスは20社、比較検証したサービスは100を超える。
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