英会話の際に、「さようなら」を伝える時、どのように伝えていませんか?すぐに思いつく例ですと「Bye」や「Goodbye」かもしれませんが、英語の「さようなら」は様々な言い方があります。
ネイティブはシチュエーションに合わせてフレーズを使い分けています。別れの挨拶もスマートに一言伝えることで、相手に与える印象も変わってきますよね。
今回は、別れの挨拶を伝える英語フレーズを以下のカテゴリに分けてご紹介したいと思います。
友人にさよならを伝えるときに使う基礎的な英語フレーズ
まずは、友人や知人などに対してさようならを伝える英語のフレーズを覚えておきましょう。
シチュエーションに合わせて使えるので、覚えておくと便利ですよ!
Good Bye(さようなら)
別れ際のさようならでは、一般的な英語フレーズです。
フォーマルな場面でも実は使われる英語なのですが、その際はシチュエーションに合わせて以下のように使いましょう。
I must say good bye now.
これでおいとまします。
さようならを言わなければ行けない状況になった際に使われる評伝素。
Bye(じゃあね)
Good-Byeの短縮形で、じゃあさようならという意味で、”Bye”を使います。
Bye for now.(じゃ、またね)
“By for now”は、”for now”に「いまのところは」、「ひとまずは」という意味が込められています。
よくテレビ番組などで、次回も見てねという意味も込めて使われたりします。日常シーンでは、「ひとまず、さようなら」というニュアンスでネイティブは使います。
See you.(じゃあね)
気軽に使える「さようなら」の言い方です。ネイティブは、”See ya”と口語では使うことがよくあります。
See you soon.(またあとでね)
友達や同僚など気軽に使える英語フレーズです。”See you later”も「またあとでね」と同じように使われます。
“See you”の文末に置く英単語を変えて、別れ際の一言として伝えることもできるので覚えておくと便利です。
See you next time.
また次回会いましょう。
See you then.
その時に会いましょう。
次に合う日が決まっている時は、「そのときにまた会いましょう」というニュアンスも含めて”See you then”が使われます。
Talk to you later.(あとで話します)
使われ方としては、友達や仲のいい間柄に対して、”See you soon”と同じような表現で、「あとでね」という意味を持つ英語フレーズです。
フォーマルな言い回しの際は、”I’ll talk to you later“を使いましょう。
“later”を”soon”に変えると、意味はほぼ同じですが少しさきのイメージを相手に与えます。
Talk to you soon.
またあとでね。(少し先のイメージ)
“later”を”again”に変えることもできて、その場合は「近いいついつかね」という表現になるので、いつ会えるかわからないけど、またねというようなニュアンスで使われます。
Talk to you again.
またあとでね。(遠い先のイメージ)
I’ll text you later.(あとで連絡するね。)
メールでテキストメッセージを送るからから変化した”I’ll text you”で、別れ際に連絡することを伝える時はこの英語フレーズが使われます。
相手からテキストメッセージが欲しい場合は、”Text me”(連絡して)と伝えましょう。
Catch up with you later.(またね)
“Catch up with you”は「追いつくね」という意味もあるのですが、別れ際の挨拶の場合は、”See you”と同様の意味を持ち、「またね」として使われます。
これまで説明してきた英語フレーズの場合も文末に「明日」を意味する”tomorrow”と置くこともできるの覚えておきましょう。また、省略されて”Catch you later”などと使われることもあるので同じ意味ですが覚えておきましょう。
I’ll catch up with you tomorrow.
じゃあ、また明日。
I’ll catch you tomorrow.
じゃあ、また明日。
ビジネスやフォーマルなシーンで使われる英語フレーズ
ビジネスやフォーマルなシーンで使われる別れ際の挨拶も覚えておきましょう。前項で使われていた英語フレーズもビジネスの場で使われることがあるのですが、以下の英語表現はよりフォーマルなシチュエーションで使われるので覚えておくと便利でしょう。
I hope to see you soon.(近々お会い出来るのを楽しみにしてます。)
カジュアルな日常英会話でも使われますが、近いうちにお会い出来ることを期待しているニュアンスも含めてよく使われる英語フレーズです。
I’m looking forward to seeing you soon.(私はすぐにまたあなたに会えることを楽しみにしてます。)
日常でもビジネスでもよく使われる表現です。注目してほしいのは、英文に”Soon”を付いているところです。もし、”Soon”を取ると未来をイメージする英語表現に変わってきます。
I’m looking forward to seeing you.
お会いできるのを楽しみにしています。
“soon”が英文内にあるのとないのでは、意味が異なるので気をつけましょう。またよりフォーマルに伝える際は、”I am”を短縮しないで言います。
It was nice meeting you.(お会いできて良かったです。)
“Nice to meet you”だと「はじめまして」という表現になりますが、英文が過去形になっているため”It was nice meeting you”でお会いできて良かったですと伝えることができます。ニュアンスとしては、”Good-Bye”や”See you”などのカジュアルな挨拶に比べて丁寧な印象な英語フレーズです。
同じような意味で、以下も覚えておきましょう。
It was good to see you.
It was great to see you.
It’s been really nice knowing you.(お会いできてとても良かったです。)
“It was nice meeting you”と同じようなニュアンスなのですが、英文に”Knowing”という英単語が使われています。”Knowing”は”Know”(知る)の現在進行系で、あなたに会えたことがとても素晴らしいことだということを伝えたい時に主に使われます。
It has been a pleasure.(とても光栄でした。)
会えたことに対して、光栄な気持ちを伝える丁寧な表現です。
このあとに、またすぐに話したいことを伝えたい時は、”We will speak soon.”と「またお話しましょう」という意味も込めて伝えたりします。
All the best(ごきげんよう)
“All the best”は少しかたい表現になりますが、別れ際に使われたりします。手紙の際などの締めくくりなどにも使われたりもします。
別れの挨拶を伝える便利な英語フレーズ
さようならを伝えるフレーズは、これだけではありません。もう少しだけ見ていきましょう。覚えておくと別れの挨拶もスマートに一言伝えることができますよ。
Have a good day.(良い1日を)
良い1日を過ごして下さいという意味を込めて”Have a good day”を使います。”Have a nice day”も同様の意味で使われて、親しい仲でない相手や街中で知らない相手でもよく使われる丁寧な表現です。
同僚やレジ、英語圏に行けばスタバの店員なども「良い1日を」とオーダーを渡してくれる際に伝えてきたりします。「良い1日を」以外にも金曜日の待ちわびた週末前には「Have a good weekend」(良い週末を)と伝えたりもします。
Take care.(気をつけて)
カジュアルシーンだけでなく、フォーマルなシーンでも使われる”Take care”ですが、出張や旅先前などの別れ際など当分会う予定がない相手などの使われたりします。
挨拶以外にも怪我人や病人に対して「お大事に」という意味でも使われたりもするので混同しないように覚えておきましょう。
Good night(さようなら)
“Good night”は、「おやすみなさい」とも使われますが、夜の別れの挨拶として「さようなら」としても使われます。
Keep in touch.(連絡を取り合おうね)
別れ際の挨拶で、連絡を取り合おうねということを伝える際に”Keep in touch”が使われます。
相手から連絡をするという意味にもとれますし、自分から連絡するねという意味にもなるので、どっちから連絡するというのはなくお互いに連絡を取り合おうねというニュアンスで使われます。
Stay in touch.(連絡を取り合おうね)
“Keep in touch”と似たような表現で、”Stay in touch”もよくネイティブの会話で使われます。同様に覚えておくと便利です。
Let us stay in touch.
連絡を取り合いましょう。
I hope we stay in touch.
これからも連絡を取り合えることを願っています。
Drop me a line.(連絡して下さい)
「連絡してね」という意味で使われるイディオムで、メッセージもそうですしアメリカでは電話も意味としては含まれています。
以下の例文のように使われるので覚えておくと便利でしょう。
Drop me a line sometime.
たまには連絡してね。
Drop me a line anytime.
いつでも連絡してね。
I’m going to miss you.(寂しくなるね)
お別れの挨拶をする時に使われる英語フレーズのお決まり文句です。当分の間会えなくなったり、頻繁に会っていた状況が変わるような時に使われたりします。
英会話では、”going to ~”を短縮して”I’m gonna miss you.”と使うのが一般的です。
I’ve got to go now.(もう行かなきゃ)
もう帰る時間になったり、次の予定があるときなんかに使われます。
“I’ve got to go now”を省略して、”I’ve gotta go”と口語では使われたりします。
got to = gotta
「もう行かなきゃ」で同じような意味で、”I’ve got to get going”や”I must be going”も使われたりします。
会話の中では、なぜ行かなきゃ行けないかを説明しなきゃいけない必要もあるので、英語フレーズの後に説明も付け加えるようにしましょう。
I’m off(いってきます)
日常英会話でよく使われるカジュアルな表現で、なかなか去るタイミングが取れなかった際に、”Anyway, I’m off”「もう行くね」と使われたりします。
また、”off to 〜”で「〜へ行ってくるね」としても使うことができます。意味としては、”going to”に近い表現です。
I’m off to bed.
もう寝るね。
I’m off to Tokyo.
これから東京に行ってきます。
まとめ:シチュエーションに合わせて別れの挨拶を覚えよう!
別れの挨拶だけでもシチュエーションに合わせて、様々な表現があります。
ぜひ、今回紹介した英語フレーズを活用してみて下さい!
その他の英語フレーズを知りたい方は以下の記事を参考に!