今回は、社会人向けの海外大学進学について詳しくまとめました。
海外留学と聞くと学生が行うものといったイメージがあるかもしれませんが、キャリアアップや転職などで英語力をあげようと考えている社会人も多いです。
社会人にとっての留学は仕事を休職している場合などもあり、できるだけ効果的に期間を狭めて行いたいものですよね？
そこで、この記事では社会人の海外大学進学のメリット・デメリットをはじめおすすめの国やかかる費用を徹底解説していきます。ぜひ情報収集の際に活用をしてみてください。
目次
社会人が海外大学で学ぶ3つのメリット
まず最初に、社会人が海外大学で学ぶメリットを3つ紹介していきます。
留学することで得られるものをイメージすることで、実際の留学で意識しながら過ごすことができます。参考にしてみてください。
- 就職・キャリアアップにつながる
- ビジネス英語が身につく
- キャリアに関わる人脈形成ができる
1.就職・キャリアアップにつながる
社会人が海外留学をすることで、身についた英語知識やTOEICやTOEFLなどでハイスコアをとることで就職やキャリアアップをスムーズに進めることができます。
English With編集部の僕も留学経験があるのですが、英語ができるというだけでも大手企業をはじめ外資系の企業からオファーをもらえることができていました。もちろん、面接は必要ですが書類選考で落とされづらくなり就職活動が思ったよりも楽に進んだ経験があります。
また、留学してどんなことを学んだかも重要です。英語だけでなく社会人の留学なので、ビジネス面で海外でどんなことにチャレンジしたかなど、さまざまな場所に足を踏み入れておくことで素晴らしい経験になることも多いです。
ぜひ、社会人の海外留学進学を通じて理想の就職・キャリアアップを実現しましょう。
2.ビジネス英語が身につく
社会人の海外留学進学では主にビジネス英語に関連する内容のプログラムに参加するケースが多いです。そのため、同じクラスに参加している生徒やカリキュラムに沿って学ぶだけでも、かなりのビジネス英語が身につくでしょう。
知っている知識をいかにビジネスシーンで使えるのか？外国人を相手にして会話や交渉、プレゼンテーションをスムーズに進められるのか？など、しっかりと学ぶことが可能です。
もちろん、選択する内容によってはビジネス英語から逸れる場合もありますが、社会人の海外留学の場合は概ねビジネス関連の内容を学んでいきますので、しっかりとクラスに参加して学習することで満足できるビジネス英語を習得できるでしょう。
3.キャリアに関わる人脈形成ができる
次に、キャリアに関わる人脈形成ができる点も社会人の海外留学進学のメリットになります。
クラスで知り合った仲間がビジネスを行っているのであれば、簡単に人脈形成をすることができますし、課外活動としてシンポジウムやセミナーなどに参加することでまた違った形でビジネスの関係性を築けることもあります。
僕の場合は、学生の留学でしたが社会人のテニスチームに所属していたため、周りは料理人や税理士、営業マンなどの社会人達と繋がることができました。このように趣味から派生して人脈形成をするのも良いでしょう。
社会人が海外大学で学ぶ2つのデメリット
社会人が海外大学で学ぶ際のメリットをお伝えしてきましたが、デメリットも存在します。
以下も確認してリスクを知っておきましょう。
- キャリアを妨げてしまう可能性がある
- 出費が増えやすい
1.キャリアを妨げてしまう可能性がある
短期間の留学であればキャリアへの影響も最小限に抑えることができますが、海外大学進学をする場合は長期間の留学を視野に入れることになります。
フリーランスなどで隙間時間に仕事をするなどではない限り、留学期間は学生として勉強に集中することになるのでキャリアに対して空白の期間ができる可能性があることは認識しておきましょう。
そのため、自分が描くキャリアに支障が出ないかどうかをまずは理解した上で、海外大学への進学をどうするか考えておくのがおすすめです。
2.出費が増えやすい
当たり前ですが、海外留学をするとなると普段の生活より出費が増えることは間違いないでしょう。
渡航費や保険、VISAの申請などの留学前にかかる費用や、授業料や生活費など留学中にかかる費用などさまざまあります。特に、海外大学への進学となると現地の学生と同じクラスや生活をすることになるので、ワーホリなどと異なり現地での仕事ができないケースがほとんどです。
そのため、あらかじめまとまった費用がかかることは理解しておきましょう。
社会人が海外大学に行く際の費用
ここでは、社会人が海外大学に行く際の費用を簡単に紹介します。
渡航先の国によって航空券や生活費などは大きく異なるので一概に言えませんが、概ね以下の通り費用がかかります。ぜひ、チェックしてみてください。
大学留学（1年間）： 約200～500万円
上記は、授業料、生活費、滞在費用で渡航前にかかる費用も計算として、航空券代、保険代金、VISA、入学費用等かかるものがあれば入れる必要があります。
また、「仕事をしながら自分一人で大学進学の手続きをするのは大変…」という場合は、留学エージェントに丸投げするのも選択肢としてありです。大学選びから保険の選択、航空券の手配代行などまでエージェントに任せることが可能で、個人で取るよりも若干費用はかかりますが手間やミスがないので、スムーズに留学することができるでしょう。
僕も、手続き関係でミスが許されないVISAの申請はエージェントを経由して代行してもらいました。書類提出を間違って入学できなかった…なども心配をすることがないので、エージェントを有効活用するのはおすすめです。
社会人が海外大学進学で必要なもの
次に、社会人が海外留学をする際に必要な書類等を簡単に紹介していきます。
渡航する国や学校によって必要なものが変わってきますが、以下のものが必要であることは理解しておきましょう。
- 卒業証明書/在籍証明書（英文）
- 最終学歴の成績証明書（英文）
- 英語能力に関する証明書（英検、TOEIC、TOEFL、IELTSなど）
- 銀行残高証明書（英文）
- 推薦書（英文）
- 志望理由などを記載したエッセイ
- 証明写真
- アプリケーションフィー（出願料）
- ビザ申請書など…
上記以外にも細かい申請書が必要な場合があります。詳しくは、学校に直接問い合わせるか留学エージェントなどで説明を受けた上で準備を進めましょう。
社会人の海外大学進学でおすすめの4つの国
ここでは、社会人の海外大学進学でおすすめの国を4つ紹介していきます。
主に、ビジネスシーンで役に立ちやすい国をピックアップしたので特徴などを掴んで渡航したい国を比較してみましょう。
- アメリカ
- カナダ
- イギリス
- オーストラリア
1.アメリカ
| 費用 | △ |
|---|---|
| 学習環境 | 良い |
| 生活環境 | 場所によりさまざま |
アメリカは、社会人の海外大学進学先として非常に人気が高いです。
どこの地域でも学校数が多数あり、ビジネスやファイナンスなどをはじめとした分野のプロフェッショナルになることが可能。新しいビジネスがたくさん生み出されていることで有名なシリコンバレー近くの学校で学ぶなどもおすすめできます。
また、映画や音楽などのカルチャーも盛んです。アートをビジネスとして捉えて学べる学校などもあるので、多くの選択肢から自分にあった学校を選べるでしょう。
2.カナダ
| 費用 | △ |
|---|---|
| 学習環境 | 良い |
| 生活環境 | 天候によるが自然が多く住みやすい |
カナダは、社会人の海外大学進学で人気のある国の1つです。
場所によっては、英語だけでなくフランス語も学べるので、2言語を並行して学ぶことも可能。社会人向けのプログラムも数多くあり、セミナーやボランティア活動に精を出す生徒も多くいるのが特徴的です。
カナダは自然も多いことから、勉強する環境は非常に良いものがあります。教育に力を入れていることもあり、学校の設備も最先端のものが取り入れられていることが多いです。
海外に長期滞在して海外留学を充実させたい方は検討してみましょう。
3.イギリス
| 費用 | △ |
|---|---|
| 学習環境 | 良い |
| 生活環境 | 天候はあまり良くないが、気候が日本と似ているので比較的過ごしやすい |
イギリスの大学進学も社会人に人気があります。
特に、修士号を取りに行く際には日本の場合、通常2年かかりますが、イギリスでは1年間で集中的に学ぶようなカリキュラム設計も可能。
短い期間で大学院を卒業するなどもできるので、結果的に留学費用を抑えることもできます。IELTSなどの英語試験で基準以上のスコア取得は必要ですが、イギリスならではの環境で留学生活を過ごすのも良いでしょう。
4.オーストラリア
| 費用 | ◯ |
|---|---|
| 学習環境 | 良い |
| 生活環境 | 場所によって四季や乾季・雨季などがある |
オーストラリアは、日本との時差が少なく比較的過ごしやすい環境のもとで大学生活をおくることができます。
自然に囲まれた地域の多いオーストラリアの人々はおおらかで、優しく接してくれることも多いです。どちらかというと、大学進学というよりかはワーキングホリデーや短期留学、専門性を学ぶ留学などが主流ですが、大学教育システムが整っているので進学を検討してみるのも良いでしょう。
社会人の海外大学進学を成功する3つのポイント
ここでは、社会人が海外大学進学を成功させる上で抑えておきたいポイントを3つ紹介します。
- 目的・目標を明確にする
- 将来を見据えた計画をたてる
- 留学前にできるだけ英語力を身につけておく
1.目的・目標を明確にする
社会人の大学進学を成功させるためにも、何のために留学するのか？を考え、目的や目標を明確することが大事です。
どんなことを達成したいのか、目的をしっかりと持つことで逆算して何をしなければならないのかが明確になります。
特に、費用や時間にリミットがある社会人留学の場合は、留学期間をいかに効率的に過ごせるかが重要でしょう。
2.将来を見据えた計画をたてる
社会人の大学進学では、将来のキャリアを視野に入れた上で計画を立てるのが大事になります。
留学で得た知識や経験をどんな形で自分のキャリアに活かすのか、イメージしながら留学生活を過ごしましょう。また、自分一人で考えるのではなく、具体的にプランを立てるためにも大学進学経験のある留学カウンセラーに相談するのもおすすめです。
3.留学前にできるだけ英語力を身につけておく
留学生活を送ることで英語力は自然と伸びていきますが、できれば留学前に十分な英語力を身につけておいた方が良いです。
特に、社会人の大学進学の場合は、ビジネスに関連するアカデミックな内容を学ぶケースも多く、基礎的な英語力+αが求められることも。授業についていくのがギリギリになってしまうと心身ともに疲れてしまい、留学を成功させるのは難しくなるでしょう。
そうならないためにも、渡航前に英会話スクールや大学進学に強い学校などで、十分な英語力を身につけておくのが良いですね。
English Withでは、海外進学に強いLiberty English Academyをおすすめしています。Liberty English Academyでは「グラマーテーブル」という独自の学習メソッドで、大学進学で必要なTOEFL/IELTSなどのスコアアップをサポート。
スコアアップだけでなく、大学の授業でついていけるレベルにまで英語力を押し上げてくれるおすすめスクールです。多くの受講生が4~5ヶ月で目標スコアを達成していて、オンラインでの受講もできるため全国どこでもプログラムに参加できるのは魅力的。
無料カウンセリングを行っているので、渡航前の英語力アップを考えている方は体験してみてください。
社会人の海外大学進学に関するよくある質問
ここでは、社会人の海外大学進学に関するよくある質問をまとめました。
気になる質問があれば内容をチェックしてみましょう。
- 海外大学への進学は就職、キャリアアップに役立ちますか？
- 海外大学でMBAを取得したいのですが可能ですか？
- 海外大学進学の前に準備しておくことはありますか？
海外大学への進学は就職、キャリアアップに役立ちますか？
留学後の就職、キャリアアップに繋げるための留学を行うことができれば、面接時のアピールや経験通じたスキルを活かすことなど、役立てることができるでしょう。
そのためには、留学中にしっかりと英語力を伸ばすだけでなく、目的・目標を設定した上で日々を過ごすのがおすすめです。
就職では、留学経験や学歴以外にも、ビジネスに関連する資格やTOEICスコアの取得などをしておくことで就職、転職活動がスムーズにいくでしょう。
海外大学でMBAを取得したいのですが可能ですか？
MBAは、Master of Business Administrationの略で経営修士学を意味します。ビジネスパーソンであれば一度は聞いたことのある言葉だと思います。
MBAの場合は、長期間スクールに通うことになるので、会社を退職または休職する必要があります。また、MBAを取得できる学校に入学するには、TOEFL・IELTSで高得点を取る必要があり、加えてGMATという入学適正テストのスコア提出を求められるケースもあるためいきたい学校を調べておきましょう。
GMATが不要なケースもありますが、その代わりにエッセイや推薦状が重視されるので、海外大学進学に強いLiberty English Academyなどのスクールで準備しておくのがおすすめです。
海外大学進学の前に準備しておくことはありますか？
社会人の場合、退職するにしても長期間の留学になるとキャリアに空白期間ができてしまいます。
そのため、目的・目標を決めた上で日々効率的に学ぶのが重要になるでしょう。
また、先ほどもお伝えしている通り、英語力はできるだけ渡航前に伸ばしておくことで、余裕を持って授業に参加でき、課外活動も積極的に行えるようになります。社会人の海外大学進学は無理なく事前準備を進めて余裕を持って進めることをおすすめします。
まとめ：社会人の海外大学進学は事前準備が大事。情報収集と英語力アップに努めよう！
この記事では、社会人の海外大学進学に関するメリット・デメリットをはじめ、おすすめの国や費用、必要な準備などをまとめました。
社会人の海外大学進学は、時間に縛りのない学生とは違い、気軽にいくことが難しいもの。そのため、事前に準備を行い必要な書類を揃えたりしながら、英語力を着実に伸ばしておいた上で渡航するのがベストです。
僕の場合も、学生でしたが1年間スクールに通いじっくりと英語力を伸ばした上で留学に行ったので比較的授業にもついていくことができました。
社会人の場合は、キャリアアップや転職などで無駄がないように、渡航後は効果的に学びを進められるように準備をしましょう。
そのためにも、ここで紹介したLiberty English Academyなどの海外の大学進学に強いスクールを選ぶことでしっかりと英語力を伸ばしながら、海外大学の情報収集を行うことができます。
無料カウンセリングからまずは受けてみて、自分にあっているかどうかを確かめてみてください。
そのほか、海外大学進学に関する記事も用意しているので、情報収集のためにこちらもチェックしてみましょう。
また、留学前にできるだけ英会話力を上げたい場合は、コスパの良いオンライン英会話も検討してみましょう。
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