今回の記事では、「TOEICはネイティブでも満点をとるのは難しいのか?」という疑問にお答えしていきます。
英語力を測る試験として広く認知されているTOEICは、満点である990点をとるのはとても難しいと言われており、満点取得者は全受験者の0.3%と言われています。
今回は、そんな難易度の高いTOEIC満点はネイティブにとっても難しいのかを解説していきます。記事の後半ではTOEIC対策についてもお伝えしていくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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目次
TOEICはネイティブでも満点は難しいものなのか?
結論、TOEICはネイティブスピーカーにとっても満点を取得するのは難しいと言われています。
TOEICで問われる文法や語彙自体はネイティブにとってそれほど難しいものではありませんが、試験時間が長く問題数が多いためケアレスミスをしやすく、特に後半のリーディングパートで点数を落としてしまい満点を逃してしまうケースが多いです。
また、問題を深読みしてしまい「AとCどちらも当てはまるのでは?」など、考えすぎることによって回答を迷ってしまうケースもあります。
そのため、980点以上の高スコアをとることはできても、990点の満点をとることはネイティブにとっても難しいと言えるでしょう。
TOEICはネイティブでも満点をとるのが難しい3つの理由
ネイティブにとっても満点をとるのは難しいTOEICですが、その理由は何なのでしょうか?
ここからは、どうしてネイティブでもTOEICで満点をとるのは難しいのか具体的な理由について解説をしていきます。
- 試験時間が長い
- 問題数が多い
- 細かい文法知識を問われる
1.試験時間が長い
まず第一に挙げられるのが試験時間の長さです。
TOEICの試験時間はリスニングセクションとリーディングセクション合わせて2時間と長丁場であり、その間ずっと集中力を保ち問題に取り組まなければなりません。
後半になるにつれて集中力が途切れてしまい、マークミスや読み間違いなどのケアレスミスをしやすい点がTOEIC満点が難しい理由の1つです。
2.問題数が多い
第二に、出題される問題数が多いことが挙げられます。
TOEICではリスニングセクションとリーディングセクション合わせて200問と、出題数が多いのが特徴です。
自分の意見を述べる記述式とは違い、選択肢から正しい回答を選ぶマークシート式のため、途中で回答に飽きてしまう、または疲れてきてしまうことでミスをしやすくなり満点を逃してしまいやすくなります。
3.細かい文法知識を問われる
第三に、細かい文法知識を問われることです。
TOEICではあまりひっかけ問題などは出題されず、ネイティブにとっては解きやすい問題が多いですが、数問は細かい文法知識を知っていないと「どちらも当てはまるでのは?」と迷ってしまうケースもあります。
たとえネイティブでもそのような問題に感覚的に答えを選択してしまうと、間違えて結果として満点を逃してしまうという結果になるのです。
TOEICスコアをネイティブ並みに取るためのおすすめ学習法
ここからは、そんなTOEICでネイティブ並みに点数を取るためにおすすめの学習方法について解説をしていきます。
ネイティブではなくてもハイスコアを取ることは可能ですので、学習法を把握していきましょう。
- 単語力を身につける
- ディクテーショントレーニングを行う
- 公式問題集や模試を解く
- 速読トレーニングを行う
- TOEIC対策ができる英会話スクールに通う
1.単語力を身につける
まず最初に、単語力を身につけることです。
TOEICでネイティブ並に点数をとるには、より多くの単語を覚えておくことが欠かせません。この時、ただ単語だけを暗記するのではなく、どのような使い方をするのかや、熟語・イディオム表現も合わせて覚えておくことが大切です。
単語力を鍛えることでリスニングでの聞き取りがしやすくなりますし、速読力もアップし大きくスコアを上げることができるでしょう。
以下の記事では、TOEIC対策におすすめの単語帳をまとめています。教材を使って学習したい方はチェックしてみてください。
2.ディクテーショントレーニングを行う
次に、ディクテーショントレーニングを行うことが挙げられます。
ディクテーショントレーニングとは、文章を読まずに耳だけで英語音声を聞き取り、聞こえた英文を紙に書き出すトレーニングです。
このトレーニングを行うことで、自分が苦手な音や、理解していない文法ルール、発音を正しく覚えていない単語などを発見することができるので、リスニング力・文法力・単語力を大きく伸ばすことができます。
「文章で読むと分かるのに、リスニングだと正しく聞き取れない」という方は、このディクテーショントレーニングを重点的に行うのがおすすめです。
以下の記事では、ディクテーションができるおすすめのアプリを紹介しています。アプリを使ってディクテーショントレーニングをしたいという方はぜひ参考にしてみてください。
3.公式問題集や模試を解く
次に、公式問題集や模試を解くこともTOEIC対策でとても重要です。
TOEICでは毎回決まった形式で問題が出題されるため、出題形式に慣れておくことで当日の得点率を上げることができます。
また、公式問題集や模試に取り組む時には、時間を意識して回答する練習をすることが大切。問題数の多いTOEICでは時間配分を正しく行うことが高スコア取得の鍵。「パート5と6は合わせて15分で解ききる」など、時間を意識して練習問題に取り組むことで、本番でもパート7で時間が足りなくなることを回避できます。
こちらの記事では、TOEIC対策におすすめの問題集をまとめています。TOEIC対策に役立つものを厳選してまとめているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
4.多読トレーニングを行う
多読トレーニングを行うことも、TOEICスコアアップにおすすめな学習法です。
英文を多読することで、英語を読むことに慣れ、脳内で日本語に翻訳するのではなく「英語を英語で理解する」クセをつけることができるので、読解のスピードアップに繋がります。
リーディングセクションパート7では長文読解問題が出題され、このパートでどのくらい得点できるかが全体のスコアに大きく影響します。このパートで求められるのが、文章を速く、そして正確に読む力です。
英文にたくさん触れる多読トレーニングを行うことで語彙力を増やすこともできますし、前から後ろへ1度読むだけで理解する力が身に付くので、パート7で必要な速読力を身につけることができるでしょう。
以下の記事では、TOEICパート7対策ができる参考書をまとめています。パート7の得点率を上げたい方、読解力を身につけたい方はぜひチェックしてみてください。
5.TOEIC対策ができる英会話スクールに通う
最後に、TOEIC対策ができる英会話スクールに通うのがおすすめです。
TOEIC対策ができる英会話スクールに通うことで、TOEIC対策経験のある講師から的確なアドバイスをもらったり、苦手に合わせた指導を受けたりと、効率良く学習ができます。
また、参考書を読むだけでは分からない疑問点なども、講師に質問しその都度解決できるのも英会話スクールを活用するメリットです。
TOEICスコアをネイティブ並に取るには対策スクールで学習するのがおすすめ!
前項では、TOEICスコアをネイティブ並みに取るためのおすすめ学習法を5つ紹介しました。最後にも解説しましたが、TOEICスコアを効率良く上げたい方には英会話スクールの活用がおすすめです。
英会話スクールにも様々な種類があり、通学型スクールやオンライン受講型、パーソナルな指導を受けられる英語コーチングなど、自分に合わせた受講スタイルを選ぶことができます。
TOEIC対策ができる英会話スクール(通学型)
「TOEIC対策コースでしっかり対策したい」「TOEIC受験・指導経験のある講師から学びたい」という方には、通学型の英会話スクールがおすすめです。
TOEIC指導経験のある講師から、マンツーマンもしくはグループレッスンで丁寧な指導を受けることができます。
英会話スクールに関する情報は以下の記事にまとめていますので、ぜひあわせてチェックしてみてください。
TOEIC対策ができるオンライン英会話スクール
「仕事が忙しくて通学は難しい」「最寄りに英会話スクールがない」「スケジュールが不規則で決まった時間に通うのが難しい」という方には、オンライン英会話がおすすめです。
オンラインで受講ができるので、自分のスケジュールに合わせた柔軟にレッスンをとることができます。早朝・深夜など時間を問わず学習できるので、仕事で忙しい方も無理なくレッスンを継続することができるでしょう。
オンライン英会話について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてくださいね。
TOEIC対策ができる英語コーチングスクール
「短期間で大きくスコアアップさせたい」「TOEICスコアが伸び悩んでいる」「自分に合った学習方法で結果を出したい」という方には、英語コーチングがおすすめです。
英語コーチングとは、スポーツ選手についているコーチのように、専属コーチが生徒一人ひとりに合わせた学習メニューを提案、実行をサポートするサービスです。生徒の目標・苦手・生活スタイルに合わせた無駄のない学習カリキュラムで対策を行うため、短期間でも大きくスコアアップを目指すことができます。
英語コーチングについては以下の記事に詳しくまとめているので、ぜひあわせて参考にしてみてください。
まとめ:ネイティブでもTOEIC満点は難しい!TOEIC対策ができる英会話スクールで効果的に対策しよう!
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今回の記事では、「TOEICはネイティブでも満点をとるのは難しいのか?」という疑問に回答するとともに、TOEICの難しさの理由について解説をしました。
TOEICはネイティブにとっても満点を取得するのは難しく、その理由は以下の通りです。
- 試験時間が長い
- 問題数が多い
- 細かい文法知識を問われる
記事の後半では、TOEICでネイティブ並に点数をとるためのおすすめ学習方法について詳しく解説をしました。TOEICのスコアを効果的に伸ばしたい方はぜひ実践してみてくださいね。
- 単語力を身につける
- ディクテーショントレーニングを行う
- 公式問題集や模試を解く
- 速読トレーニングを行う
- TOEIC対策ができる英会話スクールに通う
また、TOEIC対策におすすめな通学型英会話スクール、オンライン英会話、そして英語コーチングについてもご紹介しました。
「TOEIC対策コースでしっかり対策したい」という方は通学型英会話スクール、「自分のスケジュールに合わせてレッスンを受講したい」という方にはオンライン英会話、「短期間でスコアアップさせたい」という方には英語コーチングがおすすめです。
TOEIC対策ができるスクールの記事に関しては再度、以下に載せておくのであわせて参考にしてみてくださいね。気になるスクールがあれば、ぜひ体験レッスンやカウンセリングを受けてみましょう。
TOEICの英語学習や試験に関する記事はこちら!