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40代・50代の海外大学・大学院留学は大変?目的や方法を解説

40代・50代の海外大学・大学院留学は大変?目的や方法を解説
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40代、50代からの海外大学への留学は現実的なのかな?大人の留学スタイルを教えて欲しい。
ショーン
ショーン
こんにちは!アメリカの大学へ進学した経験のあるショーンです。English Withを運営しながら、語学留学、英語学習情報に関する発信やスクールの取材・体験記事を書いています。

今回は、40代・50代の海外大学・大学院留学について詳しくまとめました。

大学や大学院に通うのは若い人が多いイメージがありますが、海外では40〜50代でも当たり前のように大学に通っています。僕自身、アメリカの大学で授業を受けていた際にも年齢関係なく様々な人がいました。

「大学で学ぶのが夢だった」「新しい仕事を始めるため大学で学びたい」「ゆっくりと学業に専念したい」など、目的はさまざまですが、40代・50代の方でも海外の大学では普通に学んでいます。

そこで、この記事では40代・50代が海外大学・大学院留学をする目的や、実際に渡航する際に準備すべきことなどを解説していきます。

海外の大学・大学院進学を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

40代・50代の海外大学・大学院留学とは?

40代・50代の海外大学・大学院留学とは?

海外大学の場合は、3~4年の留学期間を海外で過ごすケースが多く、大学院の場合は1~2年が一般的です。ただ、イギリスなど渡航先によっては大学院の場合1年で学位が取得できることもあります。

40代・50代で大学院進学を考えている方の中には「経営学修士号(MBA)」を取得することを目的にしていることも珍しくなく、主にスキルアップやキャリアアップのために海外進学をしています。

また、大学や大学院に通う際は、学生ビザを取得した上で渡航する形となるので、事前準備でビザをとっておく必要があるので注意しましょう。

カナダやオーストラリアなど一部の国では、年齢関係なく学生ビザで渡航している留学生に向けて、現地でのアルバイトが許可されています。週20時間までのアルバイトなどの制限はありますが、40代・50代でも海外で仕事を経験してみたいという方はアルバイトができる国を選ぶのがおすすめです。

40代・50代で海外大学・大学院留学をする目的【例を紹介】

ここでは、40代・50代が海外大学・大学院留学を決めた目的をいくつか紹介していきます。

留学した方々がどんな目的を持って留学を決めたのか、ぜひ参考にしてみてください。

留学する目的【一例】
  1. 自分を今一度見つめ直したい
  2. ビジネスのスキルアップをしたい
  3. 自分のペースで学問を学びたい

1.自分を今一度見つめ直したい

1.自分を今一度見つめ直したい

40代・50代の多くがまだ現役のビジネスマンであることが多いです。そのため、キャリアアップをすべきか、別の業界で活躍するかなど考えることもあることでしょう。

そんな時の選択肢の1つとして、海外留学を通すことで今一度自分を見つめ直すことができます。

大学・大学院進学を目的とするので、基本は授業に出てレポートや課題提出などに追われる日々が続きますが、日本とは違った環境に身をおくことで言語の違いをはじめ、出会う人々など、留学で経験できるものは多いです。

週末には、観光地に出向いて自分の価値観や今後の将来プランなどを考えることに時間を充てることも可能です。仕事ばかりで自分自身を見つめ直す時間のなかった方にとっては、海外留学はおすすめできます。

2.ビジネスのスキルアップをしたい

2.ビジネスのスキルアップをしたい

ご自身で働かれている仕事をスキルアップさせたいという理由で海外留学を決めた方は多いです。業界にもよりますが、40代・50代にもなるとビジネスで英語が必要になるケースは少なくありません。

責任のあるポジションで直接海外のクライアントとやり取りをしたり、ミーティングやプレゼンなどを行う機会もあることでしょう。また、英語ができることでビジネスにおける最新情報を入手しやすいのもメリットです。

また、キャリアチェンジのために海外留学で大学・大学院進学を志す人も多いです。

MBAの取得を目的としたプログラムを提供している海外の大学も数多くあるため、英語を通じてビジネススキルを身につけることもできるでしょう。

3.自分のペースで学問を学びたい

3.自分のペースで学問を学びたい

今の自分の知識を深めたいという方は海外の大学(特に大学院)へチャレンジするのもおすすめです。

40代・50代の場合、ある特定の分野でスペシャリストになっている可能性も高く、その先にあるキャリアとしては、大学院卒業の資格(Doctor of Philosophy:Ph.D.)をとることで開かれるケースも多いです。

また、学ぶ分野にもよりますが海外の大学院で研究していたという実績があれば、キャリアアップやキャリアチェンジにも大きな影響があります。高い英語力は求められますが、自分のペースでじっくりと学問に専念したいという場合にも海外留学への挑戦はおすすめできるといえるでしょう。

40代・50代が海外の大学・大学院で学ぶ3つのメリット

それでは次に、 40代・50代が海外の大学・大学院で学ぶメリットを3つ紹介していきます。

大学・大学院へ進学することでどんなメリットがあるのか、イメージしながら読み進めてみてください。

3つのメリット
  1. キャリアアップにつながる
  2. 留学資金に余裕を持って学べる
  3. 実践的な英語力が身につく

1.キャリアアップにつながる

1.キャリアアップにつながる

海外の大学・大学院への進学をすることで学位をもらえるのはもちろんのこと、学んだ分野の専門性を活かしたキャリアアップや独立をしやすくなります。

キャリアアップの場合では、海外での学位は英語力の証明にもなりますし、学問への知識、年齢関係なくチャレンジできる姿勢などが評価されやすいでしょう。また、独立する際にも国内だけではなく、海外でビジネスを興すことも可能です。

2.留学資金に余裕を持って学べる

2.留学資金に余裕を持って学べる

40代・50代まで働いてきた方の多くは、若い人たちと比べると資金に余裕を持った上で海外留学をすることができます。

僕は、20歳の頃に海外留学をしましたが、アルバイトやインターンシップをしながら生活面のやりくりをしていました。多くの学生はそのようなパターンが多く、悪い訳ではないですが学業に集中できないケースもあります。

40代・50代である程度資金力に余裕がある方であれば、海外で働きながら大学に通うという選択肢を選ばずに、目的や目標を叶えることに専念できるのもメリットの1つです。

また、資金に余裕があることで、学校の友人と一緒に出かけることも簡単ですし、小旅行に出かけたりなども難しくないため、交友関係や人脈を広げやすくなります。

3.実践的な英語力が身につく

3.実践的な英語力が身につく

海外の大学・大学院への留学に行くことで、高い英語レベルと専門性が身につきます。

英語力はどの世代にとっても大きな武器になります。英語力×専門性が身についている状態で、学位を取得できれば海外でそのまま働いたり、お店を出したりといった選択肢も視野に入れることも可能です。

円安の影響もあるので、海外で数年働き引退後は日本に帰国し、悠々自適な生活をするといった層も増えてきているので、実践的な英語力を留学中に身につけておくことで、将来のプランをより理想のものにできる可能性も広がるでしょう。

40代・50代が海外の大学・大学院で学ぶ2つのデメリット

続いて、デメリットとしてよく挙げられる点も紹介していきましょう。

2つのデメリット
  1. キャリアに空白ができる
  2. 記憶力の低下を実感する

1.キャリアに空白ができる

1.キャリアに空白ができる

海外の大学・大学院への留学をする場合は、通常2~4年、大学院の場合は少なくとも1年は海外で学ぶ必要があります。

そのため、現在働いている仕事を一旦辞めてからの留学になるケースがほとんどです。

また、年齢という壁もありますので、卒業後の転職活動が100%成功するという保証はありません。40代・50代でキャリアを築いてきた方であれば、安定した収入がいきなり途絶えるため、不安を感じてしまう方も少なくはないです。

そのため、英語力を伸ばすことに加えて、キャリアに関する専門分野を極めて実践で使えるスキルにしておくことが大事になります。

2.記憶力の低下を実感する

2.記憶力の低下を実感する

誰もが感じることですが、 40代・50代は10〜20代の若い頃に比べて、記憶力が低下しています。

知識のインプットに時間がかかったり、英語がそこまで得意ではない場合は、英語脳にするまでに苦労するかもしれません。

そのため、留学前にはしっかりとTOEFLやIETLSのスコアをとりながら、実践で使える英語力も身につけておきましょう。

40代・50代が海外の大学・大学院留学を成功するための3つのポイント

ここでは、40代・50代が海外の大学・大学院留学を成功させる上で抑えておきたいポイントを3つ紹介します。

渡航する前の準備期間中に以下のポイントを抑えておくことをおすすめします。

3つのポイント
  1. 目的や目標を決めておく
  2. 卒業後のキャリアや理想の生活像を描いておく
  3. 留学前に英語力を身につけておく

1.目的や目標を定めておく

1.目的や目標を定めておく

大学・大学院進学を成功させるためにも、目的・目標を設定した上で渡航することが大事になります。

40代・50代の留学の場合、目的ありきで進学することも多いですが「留学中に学びたいこと」「得たい知識」などを明確にしておくことが大事です。

長期の留学になるので、なんとなく学校に通うだけ…といったことになる可能性があります。そうならないようにするためにも、目的や目標をはっきりさせておいた上で留学するように心がけるのがおすすめです。

2.卒業後のキャリアや理想の生活像を描いておく

2.卒業後のキャリアや理想の生活像を描いておく

目的や目標を定めておくことに関連しますが、大学・大学院で学んだ先にどんなキャリアを築きたいのか、残りの生活をどのように過ごしたいのかを計画しておくことが大事です。

海外生活に慣れて、もしかしたら「このまま海外で移住するのもあり」と新しい選択肢が出てくるケースもありますが、その辺りのプランも頭に入れておくことで、より幅広く今後の生き方を決めることができるでしょう。

今となっては、40代・50代の海外留学への挑戦は珍しいものではありません。自分一人で考えるのではなく、海外進学に強い留学カウンセラーへ相談をして、将来の選択肢をイメージしておくのも良いですね。

3.留学前に英語力を身につけておく

3.留学前に英語力を身につけておく

海外の大学・大学院に通うことで、自然に英語力は自然と伸びていきますが、アカデミックな内容の授業についていけるレベルの英語力は身につけておいた方が良いです。

僕も、渡航前には英会話スクールや独学でTOEIC800点ほどの英語力は身につけておきました。基礎力は海外に行く前に身につけておくことで余裕が生まれるので、渡航後の生活や学校生活を豊かにすることができます。

そのためにも、海外進学に強いスクールを通じて、十分な英語力を身につけておくのが良いでしょう。

English Withでは、海外進学に強いLiberty English Academyというスクールをおすすめしています。海外で活躍している卒業生を多く輩出していて、実績も十分。有名大学・大学院へ進学する際の準備に関するアドバイスもくれるのが特徴的です。

Liberty実績

東京の田町校での受講に加えてオンラインでの受講も可能ですので、40代・50代の社会人の方でも働きながら英語力アップ、情報収集が効率的に行えるでしょう。

無料カウンセリングを行っているので、渡航前にしっかりと準備しておきたいと考えている方はぜひ体験してみてください。

40代・50代の海外大学・大学院留学に関するよくある質問

40代・50代の海外大学・大学院留学に関するよくある質問

ここまで、40代・50代の海外大学・大学院留学に関して、渡航する目的やメリットやデメリット、成功するポイントなどをまとめてきました。

そのほか、気になる質問があれば以下にまとめているのでチェックしてみてください。

よくある質問
  1. どこの国や都市を選ぶべき?
  2. 滞在方法を選ぶことはできる?
  3. 海外でトラブルに遭ったらどうすれば良い?
  4. 40代・50代でも海外で友人は作れる?

1.どこの国や都市を選ぶべき?

40代・50代を対象としたプログラムを提供している国は数多くあります。

留学に人気の国
  • アメリカ
  • イギリス
  • カナダ
  • オーストラリア など

予算に余裕のある方であればプラスで車を買ったり、若い人たちのように1ルームをシェアする必要もないので、広い家に住んでストレスフリーで生活するケースもあります。

また、イギリスなど国によっては大学院を1年間で卒業できるところもあるので、渡航したい期間や現地の住みやすさ、物価などを考慮した上で決めるのがおすすめです。

情報収集するためにも、留学エージェントを通じてそのあたりは相談してみましょう。

2.滞在方法を選ぶことはできる?

滞在方法は様々で、ホームステイや寮生活などがありますが、40代・50代の方であればホテルやゲストハウス、アパート、一軒家などの選択肢も視野に入れると良いでしょう。

自分の生活環境をどのようにしたいのかを考えて、住みやすい滞在方法を選ぶのがおすすめです。

僕がアメリカ留学をした際は、アパートを自分で借りて一人で住んでいました。車があれば郊外に住むこともでき、家賃も安く抑えることができます。英語力に自信のある方であれば、賃貸の値下げ交渉なども意外に通るので、ご自身で行うことをおすすめします。

3.海外でトラブルに遭ったらどうすれば良い?

海外でトラブルに巻き込まれたら、まずはご自身が入っている海外保険会社に問い合わせしましょう。

長期留学の場合、海外保険に入っていないと万が一のことが起きた時に対応できません。

渡航期間や、渡航先、補償適用される範囲などによって、どこの保険会社が良いかが決まるので、必ず海外保険に入るようにしましょう。

English Withでは、多くの保険会社からご自身にあった商品を選んでくれる、海外保険Timesという代理店をおすすめします。急なプラン変更や渡航先で万が一のことが起きた時のサポートまで行ってくれるので、まずはどんなプランがあるのか一度話を聞いてみるのも良いでしょう。

4.40代・50代でも海外で友人は作れる?

40代・50代でも海外で友人を作ることができます。

同じ授業に参加しているということは、同じ目的をもったクラスメイトが多いということです。また、海外では大学・大学院でも同じ年代で学んでいる方が数多くいるので、簡単に友人作りができるでしょう。

さまざまな国から集まった幅広い世代の学生と交流するのも新たな発見を得られるので、なるべく大学が主催しているイベントなどには参加するのがおすすめです。

まとめ:40代・50代の海外大学・大学院留学はおすすめできる!成功させるためにも事前準備を行いましょう!

この記事では、40代・50代の海外大学・大学院留学に関する内容をお伝えしてきました。

若い学生の留学とは違い、より目的が明確で予算面でもそこまで気にせずに渡航できるのが40代・50代のメリットです。ただ、留学前に英語力を伸ばすことはもちろんのこと、渡航先の情報収集などを行わないと急なトラブルに対応できなくなってしまいます。

半年〜1年前あたりから徐々に準備を進めておくことがおすすめです。

ここで紹介したLiberty English Academyなどの海外留学に強いスクールを通じて、40代・50代の卒業生がどのようなキャリアアップをしたのか、年齢に応じた準備や手続きなどあれば教えてもらうのが良いでしょう。

Liberty English AcademyLiberty English Academyでは、無料カウンセリングを実施しているので、40代・50代の大学進学はどのようなものなのか、まずは聞いてみることをおすすめします。

そのほか、大学院進学に関する記事を読みたい方は以下に用意しているのでこちらも参考にしてみてください。

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執筆者
sean
高校卒業後、アメリカの大学に正規入学し4年間留学していました。 日本帰国後はフリーランスでプロ野球選手の通訳などを経て、2019年からEnglish Withを運営、ライターとして記事執筆、英会話講師などもたまに行なっています。
編集責任者
池谷 翔太
English With編集長。アメリカの大学に正規留学。外資系旅行会社・留学エージェントでの実務経験を経て英会話講師、中日ドラゴンズのプロ野球選手の専属通訳なども経験。現在はEnglish With編集長を務める。取材・受講した英会話スクール・サービス数は50社、比較検証したサービスは100を超える。
監修者
吉田 和史
English With代表&コンテンツ管理最高責任者。英語教育系会社で語学留学カウンセラーとして300名以上のカウンセリング、オンライン英会話・英会話スクール事業立ち上げを経験。その後、RIZAP ENGLISH取締役、MeRISE英会話執行役員CMO、英語学習アプリ会社取締役COOとして活動経験あり。現在は、英語学習サイトEnglish With代表を務める。体験・受講した英語系サービスは20社、比較検証したサービスは100を超える。
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