今回は「赤ちゃんが楽しく聴ける英語の歌」をいくつか紹介していきます。
子育て中のご家庭では、生後間もない赤ちゃんに対してどのように英語に触れさせようと考えていますか?
「英語の絵本を読み聞かせ」「英語のCDで聞き流し」「英会話スクールに行ってみる」など、様々な学習方法があるので色々試したくなるかもしれません。実際に英語教育をスタートする時期は耳や目の機能がしっかり使えるようになったタイミングで開始しても問題はありません。
英会話を早く習得するためには、スタートも早い時期に限りますので「英語の歌」を聴かせてあげるのは1つおすすめの学習方法です。
僕も現在、子育て中の父親ですが、毎日英語に触れさせてあげる環境を意識的に作って徐々に慣れていってもらえるように努めています。
そこで、この記事ではEnglish With編集部が徹底リサーチした「赤ちゃん(0~1歳)におすすめの英語の歌」をいくつか紹介し、それらが聴ける媒体などもお伝えします。
- 「赤ちゃんにはどんな英語学習が効果的か知りたい」
- 「どんな点に注意して子供の英語学習を始めれば良いのか知りたい」
- 「おすすめできる英語の歌や聴けるサイトを教えて欲しい」
目次
赤ちゃんが英語で歌を聴くのは効果あるの?【その理由を解説】
赤ちゃんだけに関わらず、子供の頃の学習能力というものは大人とは比較にならないほど高く、見たこと聞いたことをなんでもスポンジのように吸収し自分のものにします。
そして、脳科学の研究では「0歳から3歳までの間に脳の80%は完成」し、英語教育を始めるタイミングは早い方が良いとも言われています。
脳の形成が行われる大切な時期の学習方法として、赤ちゃんの時期(0~1歳)のに関しては特に複雑なことは考えずに「英語の聞き流し学習」を行うことで効果があります。
赤ちゃんにとって英語は「英文法や単語から成り立つ言語」などと考えているわけではなく「ただの音の1つ」としてなんとなく耳に入ってきます。つまり、英語の歌やリズムを頭で理解するのではなく「耳から感覚的」に学んでいるのです。
この「感覚的に学ぶ」ということが幼少期の英語学習には非常に大事で効果があると言われているのですが、例えば、英語をまだ言語として認識していない赤ちゃんでも、英語の音楽やリズムを聞かせてあげることで、英語の発音を正しく認識できるようになります。
そのため、近い将来本格的に英語学習する際の「リスニング力」や「スピーキング力」にも大きく影響が出てきます。
赤ちゃんが英語で歌を聴く際に親御さんが意識しておきたい3つのポイント
赤ちゃんに英語を聴かせてあげる際に、効果的な方法をここでは「3つのポイント」で紹介。
赤ちゃんの時期はまだ言葉が話せず、感情をうまく表現できません。そのため、親御さんが注視しながら英語の歌を聴かせてあげることが重要です。
以下の3つのポイントを確認して、聞き流し学習を進めていきましょう。
- 親子で一緒に聞いて語りかけをする
- 短い時間でできるだけ毎日行う
- 日本語も同時に学習する
親子で一緒に聞いて語りかけをする
赤ちゃんの時期は、基本的に意味を持って自発的に何かを学習することはないので、親御さんが与えるのも全てを受け入れるしかありません。
英語の聞き流しは、CDやラジオなどをつけっぱなしにしていればずっと聞いていられる環境を簡単に作れますが、親子で一緒に英語を学ぶ機会を持つのも大事です。
例えば、英語の歌を流しているのであれば、親御さんが歌に合わせて英語を発音してみたり、子供の目を見ながら歌を歌ってあげる等もおすすめ。
赤ちゃんの小さい頃でも、パパやママを自覚していると言われているので、英語を聞かせている間も適度なコミュニケーションをとることで、安心して英語が学べます。
短い時間で英語を聴かせてあげる
英語力上げるための近道は「継続して学習すること」です。毎日続けていれば自ずと成果として現れるので、何度も英語の音声を聴かせて上げることが大事です。
ただし、長時間の聞き流し英語学習は逆効果になる場合もあるため「長すぎない歌」を選んだり、テンポよく進んでいくものを選ぶのが良いですね。
多くの、子供向けの歌が短めに終わるようになっているので、そこまで意識する必要ありませんが「一日中英語の聞き流し」をさせるなどの極端な学習はよくありません。
赤ちゃんにとっても嫌なものは嫌なので「英語=嫌なもの」というイメージが作られると、今後の学習に影響が出てしまうかもしれないので注意しておきましょう。
日本語も同時に学習する
赤ちゃんの時期は、耳で様々なことを学びますが特に「言語形成」はかなり重要。日本語を絵本やフラッシュカードなどで覚えさせる学習を行なっているご家庭も多いかと思います。
そこで、英語学習を取り入れる際は「日本語・英語学習の両立」をうまく行うようにしましょう。英語教育に夢中になるあまり、母国語である日本語の学習がおろそかになってしまうケースをたまに耳にするので注意が必要です。
赤ちゃんの時期は何でも吸収できるので、日本語・英語を同時に教えても問題ありません。偏りすぎの学習にだけは気をつけましょう。
赤ちゃんに効果的な英語の歌を紹介【特徴別】
ここまでは、赤ちゃんのおすすめ学習方法やその注意点などをお伝えしてきましたが、次に「赤ちゃんが楽しめる英語の歌」を紹介。
英語の歌を聴く方法は「YouTube」もしくは「英語教材」が最もメジャーで使いやすいかと思うので、この2つからおすすめの英語の歌をお伝えしていきます。
順に確認して、お子様の英語学習に取り入れて使ってみましょう!
YouTubeで聴ける英語の歌(チャンネル)
赤ちゃんに聴かせられる英語の歌はYouTube上でたくさんありますが以下の3つのチャンネルが0歳時におすすめなので、ひとつずつ確認してみてください。
- Little Baby Bum
- Pinkfong! Kids Channel
- Disney Music VEVO
- EFlashApps
Little Baby Bum
Little Baby Bumは、2011年にイギリスで誕生したYouTubeチャンネルで数々の賞を受賞している本格的な子供番組です。
イギリス英語で「海外の有名な童謡」や歌に乗せて発音学習ができる「フォニックス」などを通して英語に親しめるように作られています。
オリジナルの英語歌が多く、動物や乗り物を歌に乗せた内容のものもありますが「家族」「友達」などといった人間関係や日常正解にまつわる出来事を歌にしている動画もあります。
3Dアニメーションを使った動画で映像としても楽しめる内容ですので、英語の歌を聴かせて上げるにはぴったりのYouTubeチャンネルです。
まずはお子様に見せてみてどんな反応をするのか確かめてみましょう。
Pinkfong! Kids Channel
Pinkfong! Kids Channelは、海外で爆発的な人気を誇る「Pinkfong(ピンキッツ)」が提供するYouTubeチャンネル。YouTube以外にもスマホアプリや教材も販売しており、日本語版も数多く用意しているので、子供の英語教育にぜひ使って欲しいチャンネルです。
ピンキッツの中でも「Baby Shark」という曲は最も有名で、子供が大好きなメロディーでひたすら同じ単語が流れ続けます。また、正しい英語発音が身につくフォニックス学習も動画内では収録されており聞き流し学習に使えます。
僕も家庭でも子供にピンキッツのフォニックスを見せていますが、10分くらいはずっと集中して映像をみてくれています。
英語好きになるきっかけを作ってくれそうな内容のチャンネルですのでまず一度試してみましょう。
※こちらの動画は、動画見放題の「ビデオ・オン・デマンド(VOD)」で有名なAmazonプライムビデオでも視聴可能。
Mother Goose Club
Mother Goose Clubは、アメリカ発の幼児向け教育系YouTubeチャンネルで、昔ながらの童謡や最近の曲まで、ネイティブの子供たちが踊りながらリズムに合わせて歌います。
例えば、お馴染みの童謡だと「メリーさんの羊」や「ロンドン橋」などといった曲を聴くこともできるので、Mother Goose Clubでは、慣れ親しんだ曲の聞き流し学習が可能。
アメリカ版「おかあさんといっしょ」といった感じのYouTube動画といったイメージです。
※こちらの動画は、動画見放題の「ビデオ・オン・デマンド(VOD)」で有名なAmazonプライムビデオでも視聴可能。
Disney Music VEVO
Disney Music VEVOは、日本でも馴染みのあるディズニーが提供するミュージックビデオチャンネル。
ディズニーの人気キャラクターのアリエルが登場する「リトル・マーメイド」や、最近の作品では「アナと雪の女王」で使われている曲などを英語のフルバージョンで聞けます。
その他、ディズニーの昔ながらの作品から最新作まで網羅しているおすすめチャンネルです。ディズニーは子供の英語教育には多く取り入れられているので、赤ちゃんの時期から歌を聴かせて上げるのは良い効果になるのでしょう。
EFlashApps
EFlashAppsは、子供向けの教育コンテンツを配信しているYouTubeチャンネルで、色鮮やかでシャープに描かれたアニメーションをみながら英語の歌を聴けます。
ABCの歌や海外の童謡など数多く揃えており、多くの動画が「1分前後」で終わるので、飽きずに赤ちゃんでも見ることが可能です。
再生回数が伸びているものだと「3000万回数」と世界中で使われていることがわかるおすすめチャンネルですね。
赤ちゃんに聴かせてあげられる英語教材
次に、赤ちゃんに聴かせることができる英語教材を紹介。基本的にCDの聞き流しになりますが、販売されているものになるので一貫性のある内容で英語教育が行えます。
0歳から使える教材の中でおすすめできるものをリストアップしておくので、興味のある方は以下の公式サイトをチェックしてみましょう!
1位:ディズニー英語システム(DWE)
2位:歌でおぼえるはじめての英語レッスン
3位:Super Simple Songs
より、多くの英語教材を確認したい方はこちらも記事も読んでみてください。
ディズニー英語システム(DWE) <PR>
ディズニー英語システム(DWE)は、ディズニーが正式に公認している英語学習教材。0~12歳を対象にしたカリキュラムの元、馴染みのあるディズニーキャラクターと共に英語を学んでいきます。
CD教材を使いディズニーの歌を聞いて学習できるのはもちろん、DVDを使ったディズニーのストーリーや歌に関連した内容の元、英語学習に取り組めます。
赤ちゃんの時期では聞き流しや映像を見せるなどしかできませんが、12年間ずっとDWEの教材を利用できるため、英語教育に迷うこともなく長期に渡って子供の英語学習の手助けをしてくれるおすすめ教材です。
無料サンプルを申し込むとDWE教材のCDやABCポスターなどももらうことができるので、興味のある方は頼んでみましょう!
歌でおぼえるはじめての英語レッスン
歌でおぼえるはじめての英語レッスンは、25年以上に渡り「Wee Singシリーズ」という英語教育の教材を作り続けてきたパメラ・ビールとスーザン・ニップという二人の教育者が作成した子供の英語学習。
英語をただ聞くだけではなく、楽器や動物の鳴き声などの効果音を交えながら英語を聴くことができ、歌に乗せて聴くことができます。
様々な音を聞かせることで英語力を身につけていき、赤ちゃんの時期からでも使えるおすすめ教材です。
Super Simple Songs
Super Simple Songsは、保育園や幼稚園の学校でも取り入れられている人気のCD英語教材。
様々なシーンに関する英語の歌を用意しているので、飽きずに楽しく英語を聴くことができます。
例えば「動物の単語」「数の数え方」「体のパーツ」などが収録されている音源なども入っており、聞き流す英語学習にはシンプルな単語が多く入っているため少し大きくなっても使えるおすすめ教材です。
最後に:英語の歌を赤ちゃんの時期に聴かせてあげるのはかなりおすすめ!
今回は「赤ちゃんの英語教育に使える英語の歌」をテーマに、その効果や学習方法のポイントも含めてお伝えしました。
英語学習は早いうちから行うのが効果的です。将来使える英語力を身につけるためにも英語の歌を使った英語学習は赤ちゃんのうちから始めるのはおすすめ。
YouTubeで聴ける英語の歌は無料ですので、まずはお子様に継続的に聴かせてあげるのが良いでしょう。
また、教材に関してもディズニー英語システム(DWE)は「無料サンプルCD」をはじめいくつかの特典が貰えるのでまずは公式サイトでチェックですね。
その他、赤ちゃんに効果的な英語学習系の記事はこちら!