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社会人必見!役立つビジネス英語資格まとめ【7選】

社会人必見!役立つビジネス英語資格まとめ【7選】
※記事内にプロモーションを含みます。
ビジネス英語資格ってどんなものがあるんだろう?違いも合わせて詳しく知りたいな。また、おすすめの資格があれば教えて欲しい。
Tomomi
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こんにちは!English WithライターのTomomiです!オンライン英会話で国内にいながら英会話を身につけ、現在は英語に関する記事を書く仕事をしています。

今回の記事では「社会人が持っていると役立つビジネス英語資格」を7つ紹介していきます。

ビジネス英語資格といえば「英検」や「TOEIC」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。実はこれらの他にも、持っていると役立つビジネス英語資格には様々なものがあります。

そこで今回の記事では「社会人必見の役立つビジネス英語資格」を7つ、違いや特徴について解説をしながら紹介をしていきます。ビジネス英語資格を取得するメリットについても解説していくので、こちらもぜひ参考にしてみてくださいね。

社会人がビジネス英語資格を取得するメリット

よくビジネスパーソンが取得しておくべき資格として、TOEICや英検などの「ビジネス英語資格」が挙げられますが、「具体的にどのように役立つの?」と疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

そこで、まずはビジネス英語資格を取得しておくことで具体的にどのようなメリットがあるかについて解説していきます。

3つのメリット
  1. 就職・転職に有利になる
  2. 昇格・昇給しやすくなる
  3. 英語学習のモチベーションになる

順に詳しく解説していきますね。

1.就職・転職に有利になる

1.就職・転職に有利になるまず最初に挙げられるのが、英語資格があることで「就職・転職の際に有利になる」というメリットです。

英語力を採用条件とする求人に応募する場合、「自分にどのくらいの英語力があるか」を客観的に証明する必要があります。

その時に、ビジネス英語資格を持っていることで、自分の英語力を目に見える形で企業にアピールすることができ、選考を突破しやすくなるなるでしょう。

また、日本の企業では「今までどのような努力をしてきたか」「目標に向かって努力できる人か」を採用時に重視する傾向があります。そのため、特に英語力を必要条件としていない求人の場合でも、ビジネス英語資格があることで、「継続して努力できる人である」という評価に繋がるでしょう。

2.昇格・昇給しやすくなる

2.昇格・昇給しやすくなる次に、昇格・昇給がしやすくなることがメリットに挙げられます。

近年はTOEICなどのビジネス英語資格を人事評価の参考材料としている日本企業が増えており、高スコアを取得することに希望する役職に就ける可能性は高いです。また「ビジネス英語資格があることで給料に加えて資格手当がもらえる」など、年収が上がるケースも少なくありません。

さらに、ビジネス英語資格を取得し、社内で「英語力がある人材」と認められることで、海外との取引案件を任されるなど、仕事での活躍の幅が広がるでしょう。

3.英語学習のモチベーションになる

3.英語学習のモチベーションになる最後に、英語学習のモチベーションになることが挙げられます。

英語学習の成果は目で見て確認することができないため、「自分の英語力は伸びているのだろうか」と成長を感じづらいです。そのせいでモチベーションが下がってしまうことも少なくありません。

英語資格試験を受講することで、自分の英語力を可視化し、「どれくらい伸びているか」を確認することができるので、学習継続のモチベーション維持に繋がります。

また、「◯日にTOEICで◯点をとる」など具体的な目標と期日が明確であれば、「その日まで集中して頑張ろう」といったように、学習のメリハリも付けやすくなるでしょう。

社会人向け!おすすめできるビジネス英語資格【7選】

ここからは社会人向けのおすすめのビジネス英語資格を7つ紹介していきます。

各資格の特徴などをまとめたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ビジネス英語資格【7選】
  1. TOEIC
  2. TOEFL iBT
  3. IELTS
  4. 英検
  5. CASEC
  6. 日商ビジネス検定
  7. Linguaskill Business

1.TOEIC

1.TOEICTOEICは「国際ビジネスコミュニケーション協会」が実施する英語の資格試験です。

TOEICには主にリスニング力とリーディング力を測る「TOEIC L&R」と、スピーキング力とライティング力を測る「TOEIC S&W」の2種類があります。

どちらも合格・不合格ではなく、点数で結果を把握することができ、日常英会話やビジネス英会話の力を測るために利用されることが多いです。そのため、多くの企業が選考に際にTOEICのスコアを参考にします。

特に、日本企業では「TOEIC L&R」のスコアが重視されることが多く、社会的認知度が高いビジネス英語資格です。高スコアを取得しておくことで国内企業の就職・転職が有利になるでしょう。

TOEICは日本では受験者が多いため、参考書や模擬試験問題集などが豊富にあり、日本人にとって対策学習がしやすい試験でもあります。

試験概要
試験時間 TOEIC L&R:2時間
TOEIC S&W:80分
受験料 TOEIC L&R:7,810円(税込)
TOEIC S&W:10,450円(税込)

TOEICの公式サイトをチェック!

その他、TOEICについて詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。

英語を活かした仕事へ転職する際にTOEICスコアは必須?【理由を解説】
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2.TOEFL iBT

2.TOEFL iBTTOEFLはアメリカ合衆国の非営利教育団体が運営する資格試験です。

TOEFLの試験には受験方法によって複数の種類がありますが、インターネットで受験をする「TOEFL iBT(Internet-bases Test)」が世界的に主流となっています。

試験では英語の4技能である「読む・聞く・話す・書く」を同時に測ることができ、結果は国際標準であるCEFR B1〜C2に連動したスコアで評価されます。

CEFRとは?

CEFRとは正式名称を「ヨーロッパ言語共通参照枠」と言い、外国語の能力を測ることができる世界共通の指標です。

世界150ヶ国以上で広く実施されており、国際的認知度が高いのが特徴。日本ではTOEICが英語資格試験として知名度が高く有名ですが、海外ではTOEICよりもTOEFLの方が認知度が高く、英語圏への留学や就労の際に評価されやすい英語資格です。

また、留学や就労に限らず、オーストラリアへの移住権を申請する際にTOEFL iBTスコアを提出することができるなど、いくつかの国では移住する場合にスコアを活用することもできます。

そのため、外資系企業への就職・転職、海外移住を目指す人は取得しておくべき資格であると言えるでしょう。

試験概要
試験時間 約3時間
受験料 245ドル
※日本円で約28,000円(税込)

TOEFLの公式サイトをチェック!

3.IELTS

3.IELTSIELTS(アイエルツ)は、イギリス発祥の英語試験で、アメリカ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドなど英語圏を含む世界140ヶ国で認定されている英語資格です。

試験では「読む・聞く・書く・話す」の4技能を測定できるのが特徴。試験内容は「社会」「政治」「経済」などテーマが幅広く、英語知識に加えて学術的な知識や国際的な教養も問われます。

世界的にはTOEICよりも認知度が高く、海外就労や移住の際に英語スキルの判断材料として広く使われています。海外での就労や移住など、世界的な基準で英語力を証明したい場合におすすめの英語資格です。

試験概要
試験時間 2時間45分
受験料 25,380円(税込)

IELTSの公式サイトをチェック!

4.英検

4.英検英検は日本での認知度が高い英語資格の1つです。

正式名称を「実用英語技能検定」と言い、英語4技能である「読む・書く・聞く・話す」を総合的に測れるのが特徴。7段階の級毎に受験することができ、結果はスコアではなく合否で判断されます。

英検を受験するメリットは、日本での認知度が高く、英検2級以上を取得している場合、国内企業の就職・転職の際に英語スキルとしてアピールできる点です。

採用基準として「英検◯級以上」と条件提示している企業も多く、取得しておくことで有利に就職・転職を進めることができるでしょう。

試験概要
試験時間 50分〜80分
※受験する級によって異なる
※3級以上は2次試験あり
受験料 3,900円〜11,800円(税込)
※受験する級によって異なる

英検の公式サイトをチェック!

5.CASEC

5.CASECCASEC(キャセック)は教育測定研究所が開発・運営している英語コミュニケーション能力判定テストです。

インターネット環境があれば、24時間場所を問わず受講が可能。試験会場に行く必要はなく、自宅から受講することができます。加えて試験時間が40分〜50分と短く、他英語資格試験と比べて受験がしやすいのが特徴です。

最近ではCASECを社員の英語力向上のために導入する企業が増えており、認知度が上がっている試験でもあります。

受験後すぐに結果が分かるので、転職前などに自分のレベルを時間をかけずにチェックしたい方におすすめの試験です。

試験概要
試験時間 40分〜50分
受験料 3,667円(税込)
※個人受験の場合

CASECの公式サイトをチェック!

6.日商ビジネス検定

6.日商ビジネス検定日商ビジネス検定は、商工会議所が主催するビジネス英語に特化した英語資格試験です。

この資格では英語4技能のうち、特にライティング能力を重要視しているのが特徴。試験では、ビジネスシーンにおける英語でのEメールやビシネスレターなどの正確な文書作成力や、海外取引に関する実務的な英語力を測る問題が出題されます。

貿易関連の会社や海外取引をメインに行っている企業など、日常業務で英語を使う職種に就職・転職する場合に有利になる資格です。

試験概要
試験時間 30分〜90分
※受験する級によって異なる
受験料 4,200円〜7,330円(税込)
※受験する級によって異なる

日商ビジネス検定の公式サイトをチェック!

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7.Linguaskill Business

Linguaskill BusinessLinguaskill Businessは、日本英語検定協会とケンブリッジ大学英語検定機構が運営するビジネス英語に特化した資格試験です。

「Speakingテスト」「 Writingテスト」「Reading&Listeningテスト」の3種類があるため、「スピーキングの実力を確認したい」など、自分の英語技能を測るのに役立ちます。

また、試験は「職務内容の説明」「営業活動」「会社紹介」など、ビジネスシーンにおける英語でのコミュニケーション能力にフォーカスした内容となっているのが特徴。スコアアップに向けた学習を行うことで、ビジネスシーンで役立つ英語力を身に付けられるでしょう。

試験後にスコアがすぐに分かるのも特徴で、試験実施後3営業日以内に結果が発送されます。そのため就職・転職前に「今の英語力を確認したい」という場合におすすめの英語資格試験です。

試験概要
試験時間 Speakingテスト:15分〜20分
Writingテスト:約45分
Reading&Listeningテスト:60分程度(最大90分)
受験料 Speakingテスト:6,900円(税込)
Writingテスト:3,900円(税込)
Reading&Listeningテスト:2,900円(税込)

Linguaskill Businessの公式サイトをチェック!

まとめ:社会人はビジネス英語資格を習得しておくのがおすすめ!

今回の記事では、英語資格を取得するメリットについて解説するとともに、「社会人が持っていると役立つビジネス英語資格」を紹介しました。

少し記事の内容を振り返ってみましょう。

英語試験資格を取得するメリットには以下のようなものがありました。

3つのメリット
  1. 就職・転職に有利になる
  2. 昇格・昇給しやすくなる
  3. 英語学習のモチベーションになる

英語資格を取得する際には、以下のものがおすすめです。

ビジネス英語資格【7選】
  1. TOEIC
  2. TOEFL iBT
  3. IELTS
  4. 英検
  5. CASEC
  6. 日商ビジネス検定
  7. Linguaskill Business

記事内で紹介したように、これらのビジネス英語資格は生かせる場面がそれぞれ異なります。自分のキャリアプランや学習目的に合ったものを取得し、上手に生かしていきましょう。

今回の記事が、ビジネス英語資格について知りたい方・受験を検討している方の参考になれば幸いです。

その他、English Withではビジネス英語やキャリアに関する記事を多数ご用意しているので、こちらもあわせて参考にしてみてくださいね。

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執筆者
Tomomi
オンライン英会話で英会話を身につけ、日本企業の営業職からWebライターに転身。自身の学習経験をもとに英語関連の記事執筆をしています。2020年にメキシコシティに移住、現在スペイン語を勉強中です。
編集責任者
池谷 翔太
English With編集長。アメリカの大学に正規留学。外資系旅行会社・留学エージェントでの実務経験を経て英会話講師、中日ドラゴンズのプロ野球選手の専属通訳なども経験。現在はEnglish With編集長を務める。取材・受講した英会話スクール・サービス数は50社、比較検証したサービスは100を超える。
監修者
吉田 和史
English With代表&コンテンツ管理最高責任者。英語教育系会社で語学留学カウンセラーとして300名以上のカウンセリング、オンライン英会話・英会話スクール事業立ち上げを経験。その後、RIZAP ENGLISH取締役、MeRISE英会話執行役員CMO、英語学習アプリ会社取締役COOとして活動経験あり。現在は、英語学習サイトEnglish With代表を務める。体験・受講した英語系サービスは20社、比較検証したサービスは100を超える。
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