カナダ留学

カナダ留学をするメリット・デメリットとは?現地留学生が紹介

カナダ留学をするメリット・デメリットとは?現地留学生がご紹介


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カナダに留学するメリットって何があるのかな?もしデメリットなど気をつけるべき点があれば、そちらについても教えてほしい。
Minami
Minami
こんにちは!English WithでWebライターをしているMinamiです!これまで様々な英会話スクールに通ったり、英検やTOEICなどの英語資格を取得してきました。現在はカナダ留学中で現地で英語の勉強をしています。

今回は、カナダへ留学をする際のメリットとデメリットについて解説していきます。

英語圏への留学をお考えであれば、カナダやアメリカ、イギリス、オーストラリアなど様々な国が候補に挙がるかと思います。その中でも、カナダは人気の留学先の1つで、毎年多くの日本人が訪れる国です。

私自身、カナダに滞在していますが、留学に際してはたくさんの魅力がある国だと感じています。ですが、カナダに留学するのであれば、善し悪しを把握したうえで判断したいですよね。

そこで今回は、カナダに留学するメリットやデメリットについて、私自身の経験を踏まえながら下記で詳しくご紹介していきます。

Minami
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カナダ留学に興味のある方はぜひ参考にしていただき、留学先として自分に合っているか確かめてみましょう。

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カナダの特徴

まずはカナダがどんな国か理解するためにも、特徴について詳しくお伝えしています。今回は、以下の3つの情報に絞って紹介していきますね。

カナダの3つの基本情報
  1. カナダの気候
  2. カナダの物価
  3. カナダの治安

1.カナダの気候

1.カナダの気候カナダは北半球の北に位置している国なので、1年を通して比較的涼しく過ごせる日が多いのが特徴です。場所によりますが、多くの都市では夏でも20℃少しまでしか気温が上がりません。また、カラッと晴れる日が多く年間を通して快適に過ごせます。

一方、北に位置しているため冬は寒さが厳しく、マイナス10℃ほどになる地域も多いです。地域によっては大雪や吹雪で外出が難しくなることも少なくありません。

しかし、カナダは東西に長く広大な土地を有するため、住む地域によって気候は変わります。

例えば、バンクーバーやビクトリアがあるカナダ西部では、冬の間は降水量が多く、1週間の内ほとんどが曇りまたは雨ということも珍しくありません。また、トロントが位置するカナダ東部は1年中比較的気温が低く、冬には気温がマイナス20℃を下回る日もあります。

このように、カナダの気候は基本的に穏やかで過ごしやすいですが、地域によって少し差があるのが特徴です。

2.カナダの物価

2.カナダの物価私が実際に住んでみた感想ですが、カナダの物価は日本と比べて同じくらいか少し高いです。

具体的には約1.1〜1.2倍ほど高く、100円のものが110~120円で販売されているイメージを持って頂ければ良いかと思います。

ただし、外食は日本に比べてかなり高いのが特徴。例えば、レストランでランチやディナーを食べると20カナダドル(日本円で約1,800円)を超えることも少なくありません。

それに加えて、代金とは別にチップ(通常お会計の15%〜20%程)も払うことがマナーとなっているので、外食代は日本の2倍ほどになるでしょう。

3.カナダの治安

3.カナダの治安カナダの治安は、世界的に見ても比較的良いとされています。

毎年エコノミスト誌が治安の良さなどを基準に発表する「世界住みやすい都市ランキング」では、カナダの都市が複数ランクインしており、安全な国であることが分かります。

※参照:The Economist’s Best Place to Live – City of Toronto

また、日本と同様に銃の所持が認められていないため、凶悪な犯罪が発生しづらいです。

しかし、いくら治安が良いと言っても外務省カナダ安全対策基礎データの統計によるとカナダの犯罪発生率は日本の約8倍。所持品から目を離さないことや治安の悪い地域には近づかないようにすることが必要です。

※参照:外務省カナダ安全対策基礎データ

カナダ留学のメリットを解説

ここまででカナダとはどういった国なのかがざっくりとイメージできたのではないでしょうか。

ここからはカナダに留学をするとどのようなメリットがあるのかを詳細に解説していきます。

カナダ留学3つのメリット
  1. 留学生に寛容である
  2. 自然が豊富で生活しやすい
  3. 英語に加えフランス語も学習できる

メリット①留学生に寛容である

メリット①留学生に寛容であるカナダ留学のメリットの1つ目は留学生に寛容だということです。

カナダは国をあげて移民政策に取り組んでおり、毎年世界各国から多くの移民を受け入れています。そのような事情からカナダには多種多様な民族が混在して暮らしており、日本人の私たちも温かく迎えてもらえることが多いです。

例えば、人種が違うからといって差別的な目で見られたり心無い言葉を浴びせられたりすることはありません。また、カナダ国内ではアジア人を見かけることは全く珍しいことではないので、日本人留学生だからといって外国人扱いされることはなく、現地の人と同じ態度で接してもらえます。

このように、カナダは留学生に寛容な国なので、異文化交流や語学留学の場として最適です。

メリット②自然が豊富で生活しやすい

メリット②自然が豊富で生活しやすいカナダ留学2つ目のメリットは生活環境の良さです。

カナダにはトロントやバンクーバーなど、日本人にも馴染みのある大都市が存在しています。

そんな都市部には緑を感じられる場所がたくさんあるのが特徴。私の住むバンクーバーでは、街の中心であるダウンタウンに住んでいても、15分〜20分程度歩けばすぐにビーチに行けたり、緑豊かな大小数々の公園でリラックスすることができます。

また、少しバスに乗ればハイキングを楽しめる山がいくつも存在しており、手軽に大自然に触れることも可能です。

カナダにはこのような自然を身近に感じられる地域が多数あり、住環境はとても良いです。

もちろん自然が多いからと言って生活が不便なわけではなく、都市部であれば、日本の都会と同じく様々なお店があり公共交通機関も発達しています。よほどの田舎に行かない限りは、日常生活で生活に困ることは少ないでしょう。

メリット③英語に加えフランス語も学習できる

メリット③英語に加えフランス語も学習できるカナダ留学3つ目のメリットは、英語に加えフランス語も学べるということです。

カナダに留学する大半の人は英語を学ぶ目的で渡航するかと思います。もちろん、カナダは英語習得に最適な国であることは間違いありません。実際に、カナダ英語はアクセントの癖が少なく、日本人にとってはとても勉強しやすいです。

ですが、カナダはフランスに占領されていた歴史があるため、その名残でフランス語を話す人もたくさん住んでいます。特に、カナダ東部のケベック州ではフランス語を第一言語とする人が多く居住しており、英語を耳にすることは稀です。

また、ケベック州の語学学校や大学では、英語とフランス語の両方を学べるカリキュラムを提供していることも少なくありません。

英語だけでは物足りず、フランス語も学びたいという方にとって、カナダはぴったりの留学先だと言えるのではないでしょうか。もちろん英語のみ、またはフランス語のみを学習したいという人にもおすすめの留学先です。

カナダ留学のデメリットを解説

カナダ留学には上記で述べたような魅力的なメリットがある一方で、デメリットも存在します。

ここでは、カナダ留学のデメリットを詳しく見ていきます。

ぜひメリットとデメリットを比較してみて本当に自分がカナダ留学に適しているのか、考えてみてください。

カナダ留学の3つのデメリット
  1. 冬の寒さが厳しい
  2. 日本人留学生が多い
  3. 生活費が高い

デメリット①冬の寒さが厳しい

デメリット①冬の寒さが厳しいカナダ留学のデメリット1つ目は冬の寒さが厳しいということです。

カナダは年間を通して気温が低く、夏はエアコンいらずで過ごせるほど快適。しかし、その一方で、地域によっては秋から冬は気温がグッと下がり寒い日が続きます。

例えば、留学生に人気のトロントやモントリオールなどがあるカナダ東部の地域では、冬はマイナス10度を下回ることも珍しくはありません。この気温は例年11月頃から4月頃まで続くので寒さが苦手な方には大きなデメリットとなり得るでしょう。

一方、そこまで寒くならない地域もあります。例えば、カナダ西部に位置するバンクーバーでは冬は寒くても0度ほど。私自身、バンクーバーに住んでいますが、冬でも比較的快適に過ごせています。

生活をしているとある程度寒さにはなれますが、「どうしても寒いのは苦手」というに人は住む地域を選ぶ必要があるでしょう。

デメリット②日本人留学生が多い

デメリット②日本人留学生が多い2つ目のデメリットは日本人留学生の多さです。

カナダは日本人留学生の渡航先として人気が高く、その人気度合いは文部科学省によるデータからも分かります。留学生が最も多かった国を調べた2017年の統計では、アメリカ、オーストラリアに次ぎ3番目にカナダがランクインしました。

参照:文部科学省外「国人留学生在籍状況調査」及び「日本人の海外留学者数」等について

その年にカナダに留学した日本人の数は約9,400人にも上ります。

そのため、現地の語学学校や大学で日本人留学生を目にすることは日常茶飯事です。できる限り日本語を使わず、英語の環境に浸りたいと考えている方にとっては懸念点となるかもしれません。

なるべく現地の人と交流するなど、積極的に英語を話せる環境に身を置くことを意識する必要があるでしょう。

デメリット③生活費が高い

デメリット③生活費が高いカナダ留学3つ目のデメリットは生活費が高いということです。

前述でもお伝えした通り、カナダの物価は日本と比較しても少し高め。賃貸や食べ物、生活必需品など様々なものが日本より高めの値段に設定されています。私の経験からも基本的に日本よりも安いものはほぼないと言っても過言ではありません。

そのため、毎月の生活費は日本で暮らすより約1.2倍~1.5倍程度は必要となります。

人によっては外食や外出を我慢することになるかもしれません。また、語学学校や大学も学費が日本より高めに設定されているケースが多いので、出費を抑えたければ奨学金を利用するなどの工夫が必要です。

その他、カナダの生活費について知りたい方は以下の記事も参考にしてみてください。

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まとめ:カナダ留学には他の英語圏にはないメリットがたくさん!

今回はカナダの特徴について解説し、留学をするメリットとデメリットをご紹介しました。

記事でご紹介したメリットは以下の3つでした。

カナダ留学3つのメリット
  1. 留学生に寛容である
  2. 自然が豊富で生活しやすい
  3. 英語に加えフランス語も学習できる

また、カナダ留学のデメリットは次の3つでしたね。

カナダ留学の3つのデメリット
  1. 冬の寒さが厳しい
  2. 日本人留学生が多い
  3. 生活費が高い

このように、カナダ留学にはメリット・デメリットの両方がありますが、個人的には、留学先としては魅力的だと感じています。様々な出身国の人と交流でき、英語に加えてフランス語も学習可能です。異文化交流や語学力向上の場にはぴったりの国だと言えるでしょう。

留学先をどこにしようか迷われている方はぜひ今回の記事を参考に、カナダ留学が本当に自分に合っているのか考えてみてくださいね。

最後に、カナダ留学に関する最新情報を仕入れておきたいと考えている方はスマ留などの有名な留学エージェントを通じて、準備をしておくのがおすすめです。

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執筆者
Minami
大学在学中に約一年間、ニュージーランドで語学留学を経験しました。その後英検1級やTOEIC950点などを取得。現在はカナダでウェブ開発の勉強をしています。
編集責任者
池谷 翔太
English With編集長。アメリカの大学に正規留学。外資系旅行会社・留学エージェントでの実務経験を経て英会話講師、中日ドラゴンズのプロ野球選手の専属通訳なども経験。現在はEnglish With編集長を務める。取材・受講した英会話スクール・サービス数は50社、比較検証したサービスは100を超える。
監修者
吉田 和史
English With代表&コンテンツ管理最高責任者。英語教育系会社で語学留学カウンセラーとして300名以上のカウンセリング、オンライン英会話・英会話スクール事業立ち上げを経験。その後、RIZAP ENGLISH取締役、MeRISE英会話執行役員CMO、英語学習アプリ会社取締役COOとして活動経験あり。現在は、英語学習サイトEnglish With代表を務める。体験・受講した英語系サービスは20社、比較検証したサービスは100を超える。
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