「留学」といえば、アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリアなどの英語圏をイメージする方が多いと思いますが、最近では東南アジアの島国であるフィリピンの「セブ島」も留学先として人気です。
一方で、実際の授業や留学先の環境がイメージしにくいこともあり、なかなか留学に踏み出せない方も多いのではないでしょうか。
わたしも2017年に2ヶ月間のセブ島留学を経験しましたが、実際に行くまでは「フィリピンってアジアだけど、ちゃんと英語が身につくのかな。治安も悪そう…」と不安でした。
この記事では、人気の「セブ島留学」について、経験者の目線で「メリット」と「デメリット」をお伝えします。
これからセブ島留学に挑戦する方や、まだ検討中の方も、この記事を読めば留学のイメージがなんとなく掴めるようになるはずです。
最後まで読んで、自分にセブ島留学が合っているかどうか、決める際の参考にしてみてください。
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目次
セブ島留学の特徴
まずは「そもそもフィリピン留学についてよく知らないな…」と思っている方のために、その特徴について、簡単に紹介します。
- 日本から一番近い英語圏の国で学べる
- マンツーマンレッスンが受講できる
- 「シティ」と「リゾート」から選べる
1.日本から一番近い英語圏の国で学べる
フィリピンは、日本から一番近い英語圏の国です。
語学学校の多い「セブ」という都市までは、日本から飛行機で片道約5時間で到着します。
時差も1時間だけなので、留学中に日本にいる家族や友達と気軽に電話ができるのは嬉しいですよね。
また、「アジアの国なのにみんな英語を話せるの?」と疑問に思っている方もいるかもしれませんが、ほとんどのフィリピン人は第二言語として英語を習得しています。
日常的に目にするテレビCMや商品パッケージ、飲食店のメニューなどには基本的に英語が使われているので、アジアにいながらも英語に囲まれて生活することが可能です。
2.マンツーマンレッスンが受講できる
セブ島留学は、アメリカ・カナダなどの欧米留学ではほとんど聞くことのない「マンツーマンレッスン」を基本とする学校が多く、集中的に英語力を伸ばすことができるのが特徴です。
主に1日あたり6〜8コマ程度のレッスンを連続して受講することができ、「英語を話す行為そのもの」に慣れることができます。中には、日本語禁止のスパルタ教育を徹底している学校もあり、短期間でも比較的成果を出しやすくなっています。
そのため「初心者なので、まずは英語の環境に慣れたい」という方や、「日本でインプットしてきたことを実践的に練習したい」という方には特におすすめです。
3.「シティ」と「リゾート」から選べる
ひとえにセブ島留学、といっても、選ぶエリアによってその雰囲気は大きく変わります。
語学学校の多くは、高層ビルやモールが並ぶ「シティエリア」と、中心部から少し離れた海沿いの「リゾートエリア」のどちらかに位置しており、自分のライフスタイルや好みの雰囲気に合わせて学校を選ぶことができます。
また、ホテル留学などのオプションを用意している学校もあり、一般的な「留学」よりもリゾートを満喫しやすいのが特徴です。
学校によっては2つ以上ある校舎内で転校制度を設けている場合もあります。「せっかく海外に行くんだから、いろいろなエリアを経験したい!」という方はぜひそちらを利用してみると良いでしょう。
セブ島留学をする3つのメリット
ここからは、実際に私が留学前・留学中に感じた「セブ島留学のメリット」についてお話します。
ご自身が留学を決める際に重視する点を考えながら読み進めてみてくださいね。
- 留学費用が安い
- 短期留学に向いている
- 近場のアクティビティが充実している
1.留学費用が安い
セブ島留学がおすすめできる1つ目のメリットは、「留学費用が安い」という点です。
留学をする際に避けては通れない「費用問題」ですが、セブ島留学ではその悩みを最小限に抑えることができます。
理由としては、セブ島の物価は日本よりも安く、さらに日本から近いので渡航費も他国の留学に比べて節約可能だということ。
アメリカやカナダなどの英語圏留学では、1ヶ月あたりおよそ25〜50万円ほどかかるのに対し、セブ島留学では学校費用や渡航費、生活費すべて合わせても1ヶ月あたり20万円以下で留学を実現可能。安く効果的に英語が学べるのがセブ島留学最大の魅力でしょう。
生活スタイルにもよりますが、現地で使うお金は食費やタクシー代、休日の旅行費などで、これらは日本の物価の3分の1程。学生であっても、半年ほどアルバイトを頑張れば現地で数ヶ月間生活できそうですね。
高額な費用が理由で欧米留学を諦めてしまった方は、低価格で実現可能なセブ島留学を視野にいれてみても良いかもしれません。
2.短期留学に向いている
セブ島留学の2つ目のメリットは、「短期留学に向いている」という点です。
セブ島の語学学校の多くは1週間単位で入学と卒業時期を選択できることが多く、自分の仕事やライフスタイルに合わせて留学をすることができます。
私の通っていた語学学校では、前の会社を退職後、次の会社に入社するまでの転職期間中に3週間だけ留学に来ていた方もいました。学生の長期休暇中や、社会人の有休消化中にも気軽に利用しやすいのはセブ島留学の大きなメリットのひとつです。
さらに、留学中はアウトプット重視のマンツーマンレッスンを何時間も連続で受けることになるため、短期間であっても成果を感じやすいです。
「普段インプット重視の学習をしているけど、短期間でスピーキングを伸ばしたいな!」という方や「転職までに英語のスキルアップをしたい!」という方は、時間を作って2週間から4週間ほど利用してみるのもおすすめです。
3.近場のアクティビティが充実している
3つ目のメリットは、「近場のアクティビティが充実している」という点です。
留学は、ある程度の期間海外に住むことになるので、その国ならではのレジャーを満喫できたら最高ですよね。
セブ島はもともと世界有数のリゾート地としても人気が高く、透明度の高いビーチや自然豊かな山脈などで有名です。
中でも、マクタンビーチは中心部のセブシティから車で30分ほどの距離にあり、学校の後や休みの日に気軽に遊びに行くことができます。学校終わりに夕日を眺めながらビーチでゆっくり…なんてことが可能なのは、セブ島留学の醍醐味と言えるでしょう。
他にも留学生たちに人気なのは、セブ島の最南端に位置する「オスロブ」のジンベイザメツアーや、離島で行うアイランドホッピングなど。どれも日帰り〜1泊ほどで体験できるので、週末の休日に気軽に利用することができます。
語学の習得だけではなく「旅行にきたような開放感を味わえる」という点は、セブ島留学ならではの魅力です。
セブ島留学をする3つのデメリット
ここまでセブ島留学のメリットについてお伝えしましたが、ここからは私が「もっと早く知っていれば…」と後悔したデメリットをご紹介します。
今まさにセブ島留学を検討中の方も、これらのデメリットを踏まえて事前準備をすると良いでしょう。
- 日本人が多い
- ネイティブ講師の授業はない
- 治安・インフラに不安がある
1.日本人が多い
セブ島留学の1つ目のデメリットは、「日本人が多い」という点です。
体感的には、日本人経営の語学学校に入学すると生徒の8割は日本人。学校から離れた場所にあるモールに遊びに行っても、たびたび日本人らしきグループを見かけます。
私自身、事前のリサーチを怠っていたので、留学初日は学校に在籍する日本人の多さには正直驚きました。セブ島留学ではほとんどの学校に日本人がいるので、「外国人だけの環境で学びたい」という方にはあまりおすすめできません。
ここまで読んで、「日本人が多いのであれば、セブ島留学はやめた方が良いのかな…」という方もいるかもしれませんが、私の場合は実際の授業が始まれば特に気にならなくなりました。
というのも、レッスンは毎日6〜8時間オールイングリッシュでスピーキングを鍛えるもので、留学中はひたすら英語漬けの日々だからです。さらに学校には台湾人やロシア人も在籍していたため、外国人の友達もできました。
日本人が多いということで、「安心感がある」「友達ができやすい」というメリットもありますが、「なるべく日本人が少ない語学学校に通いたい」という方は、セブ島の中でも日本人の少ない韓国人経営・ロシア人経営の語学学校をリサーチしてみると良いでしょう。
2.ネイティブ講師の授業はない
2つ目のデメリットは、「ネイティブ講師の授業はない」という点です。
ほとんどのフィリピン人は第二言語として英語を習熟していますが、母国語は「タガログ語」で英語の「ネイティブスピーカー」ではありません。
セブ島留学で学ぶ英語は「フィリピン訛りのアクセント」「スラングが少ない」「話すスピードが遅め」など、アメリカ人やカナダ人が話す英語とは少し異なります。そのため、普段からネイティブスピーカーとの会話に慣れている方であれば、少し「物足りない」と感じるかもしれません。
私の場合は、留学当初は初心者だったので、正直「フィリピン英語」と「ネイティブ英語」の違いはよくわかりませんでしたが、留学後にネイティブスピーカーの英語と聞き比べた際に、改めてフィリピン英語の「聞き取りやすさ」を実感しました。
「ネイティブスピーカーとも問題なくコミュニケーションがとれる」という方は、言うまでもなくセブ島留学よりもアメリカ・カナダなどの英語圏留学の方がおすすめです。
しかし、私のように「英会話そのものに慣れていない」初心者の方にとっては、基礎固めを確実に行うことができる「非ネイティブ講師によるレッスン」は逆にメリットだと言えます。
今一度自分のレベルや身につけたい内容を確認し、留学先を選ぶようにしましょう。
3.治安・インフラに不安がある
3つ目のデメリットは、「治安・インフラに不安がある」という点です。
日々発展するフィリピンですが、発展途上国ということもあり、特にその「治安」については注意する必要があります。
日本人留学生をターゲットにしたスリやぼったくり、また銃を突きつけられて金銭を要求される「ホールドアップ」などの犯罪のリスクがあるため、「リュックを前に抱えて歩く」「持ち歩くお金は2000円程度にする」「夜にひとりで歩かない」など日常的に防犯に気をつけながら生活することは必須になります。
これらを耳にすると「本当に留学に行っても大丈夫なの?」と不安に思う方もいるかもしれませんが、わたしが実際に現地で生活していた時に感じたことは「防犯意識を持っている限り、普通に生活できる」ということです。
セブ島にはいくつもの街や村があり、中心地である「セブシティ」周辺は、開発が進んでいるため比較的安全です。また、リゾートエリアなども観光客向けにセキュリティが整っています。あらかじめ安全なエリアをリサーチしておき、「危険なエリアには足を踏み入れない」ことを徹底しましょう。
インフラ面においては「たびたび停電になることがある」「雨が降らない日が続くと断水しやすい」「トイレにトイレットベーパーを流せない」など、はじめのうちは驚くことが多く、慣れるまでは大変です。
インターネット回線が遅く途切れやすい場合もあるので、留学中にリモートワークなどを行う際はあらかじめポケットWi-Fiなどの契約をしておくことをおすすめします。
「治安・インフラ面でなるべく不安を感じたくない!」という方は、それらが比較的整った中心部やリゾートエリアなどを選ぶようにしましょう。多少価格は上がってしまいますが、生活のしやすさを重視した「ホテル宿泊」などのオプションを用意している学校もあるため、気になる方はぜひチェックしてみてください。
セブ島留学経験者として「メリット・デメリット」どちらが大きかったか?
ここまでセブ島留学のメリット・デメリットをお話ししましたが、結論「メリットの方が大きかった」と言えます。
なぜなら、セブ島留学におけるデメリットは「事前のリサーチ」や「日々の防犯意識」によって解決することができるからです。何より、低価格で海外留学を実現できるので、「英語圏留学に行きたいけど予算的に厳しいな…」という方でも留学を叶えやすいのは、一番のメリットでしょう。
上記では、書ききれませんでしたが、「語学の習得」に加えて「人との出会い」もセブ島留学で体験することのできる大きな魅力のひとつです。
「年齢や職業の異なる人たちが海外の小さな島に集まり、生活の不便さを共有しながら一緒に勉強する」という機会は、日本にいるとまず経験することはありませんよね。
「今の生活に変化が欲しい!」「普通に生きていたら出会えないような人と出会いたい!」という方であればなおさら、セブ島留学を充実させることができるでしょう。
「メリット」「デメリット」でご紹介した点を踏まえて、迷っている方はぜひセブ島留学に挑戦してみると良いと思います。
まとめ:セブ島留学のメリット・デメリットを理解した上で留学をしよう!
この記事では、セブ島留学のメリットとデメリットについて、私が現地で実際に感じたことをまとめて紹介しました。
留学を決める前は「本当に大丈夫かな…」と悩んでしまい、実際に行動するのは難しいですよね。しかし悩んでいるのであれば、「まずは思い切って申し込んでしまう」というのも良いと思います。
なぜなら、上でご紹介した3つのデメリットを考慮しても、セブ島留学で得られるメリットの方が大きく、デメリットは解決可能なものばかりだからです。
わたしも留学前は「なんとなく不安」という理由で留学自体を迷っていましたが、しっかりリサーチすることでその不安は解消することができました。思い切ってセブ島留学に申し込んでみたことで「語学の習得」と「良い出会い」を経験でき、結果として人生を変えるような素晴らしい時間になりました。
まだ不安がある方は、もう一度よくリサーチをして自分なりの「メリット」「デメリット」を整理してみてくださいね。
なお、セブ島に留学するなら現地情報に詳しい留学エージェントを利用することをおすすめします。
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リッシュ留学について詳しく知りたい方は以下の記事もチェックしてみてくださいね。
みなさんが素敵なセブ島留学ライフを送ることができますように!
その他、English Withではフィリピン・セブ島留学に関する記事を多数用意。以下も参考にして、留学準備を進めていきましょう。
また、フィリピン留学前に英語力を伸ばしたい方は以下のオンライン英会話で力をつけておくのもおすすめです。