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海外大学院の進学は難しい?世界の大学院難易度ランキングを専攻別に紹介

海外大学院の進学は難しい?世界の大学院難易度ランキングを専攻別に紹介


※記事内にプロモーションを含みます。
海外の大学院に進学したいけど難しいのかな?世界の有名大学の難易度なども専攻別に教えて欲しい!
Ryo
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こんにちは!大学時代にアイルランドで1年間のワーキングホリデー留学をしていました、English WithライターのRyoです。English Withでは英語学習や英会話スクールに関するお役立ちになる記事の執筆や編集を行っています。

今回は、記事の前半で海外大学院の難易度や世界の大学院ランキングを専攻別に紹介し、後半で進学の際に必要となるものを紹介します。

大学を卒業した後、専門分野により精通したいと考える人の中には、大学院に進学したいと感じる方も多いでしょう。

また、グローバルな環境で、さまざまな国の学生との交流を望む方であれば、海外大学院が魅力的な選択肢となるかもしれません。

しかし、海外大学院への進学と聞くと「なんだか難しそう…。」と感じてしまう方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、海外の大学院進学の難易度や進学する際に必要なものをくわしく解説します。

Ryo
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大学院の専攻別難易度ランキングも紹介しているので「進みたい専攻が決まっているけど、行きたい大学が分からない」という方もぜひ参考にしてみてください!

海外大学院への進学は難しい?国内の大学院進学との違いから独自視点で考察

それではまず、海外大学院への進学の難易度について、国内の大学院進学との違いを踏まえて詳しく考察していきます。

結論から言うと、大学院進学の難易度は志望する大学院や専攻によって異なります。そのため、国内の大学院だからといって簡単だと言う訳ではなく、海外だからといって難しい訳ではありません。

しかし、海外大学院への出願の際には、国内の場合と違って以下のようなものが求められます。

海外大学院進学に必要なもの
  • TOEFLやIELTSなどの英語能力試験のスコア
  • GREやGMATといった試験スコア など

そのため、第2言語として英語を学んでいる日本人からすると、海外大学院へ進学する方が難しいと言えるかもしれません。

また、世界の人気校には世界中から多くの志願者が集まるため、より競争率が高くなる可能性があります。

Ryo
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ちなみに、米国トップのMBA校である「ハーバード・ビジネス・スクール」の2023年の出願者数は9,773名でした。国内トップのMBA校である「京都大学経営管理大学院」の2023年の出願者数は、一般選抜・特別選抜合わせて269名のようなので、競争力の高さがうかがえます。

世界の大学院の難易度ランキングトップ10を専攻別に紹介

次に世界の大学院の難易度ランキングを専攻別に紹介します。

大学院の場合、入学試験のようなものがある訳ではないため、大学に進学する場合と違って偏差値といった難易度の指標になるスコアはありません。

しかし、イギリスの大学評価機関のクアクアレリ・シモンズが発表している「QS Business Master’s Rankings」では、以下5つの指標をもとにスコアが算出され、ランキングが付けられています。

スコア算出における5つの指標
  • 金銭的価値(Value for Money)
  • 思想的リーダーシップ(Thought Leadership)
  • 就職への有利さ(Employability)
  • 多様性(Diversity)
  • 卒業生が残した実績(Alumni Outcomes)

そこで今回は、このランキングを参考に「経営学(Master’s in Management)」「マーケティング(Master’s in Marketing)」「金融学(Master’s in Finance)」のトップ10校を紹介します。

Ryo
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「専攻は決まっているけれど、行きたい大学院が分からない」「専攻ごとに有名な大学院が知りたい」という方は以下を参考にしてみてください。

参考:QS Business Master’s Rankings 2023 | Top Universities

経営学の修士号(Master’s in Management)

経営学(Master’s in Management)におけるビジネススクール・大学院ランキングトップ10は以下の通りです。

順位 大学院名 国名 スコア
1位 HEC Paris フランス 95.3
2位 ESSEC Business School フランス 92.6
3位 London Business School イギリス 91.4
4位 IE Business School スペイン 89.5
5位 INSEAD フランス 88.7
6位 Esade Business School スペイン 88.2
7位 The University of Virginia Darden School of Business アメリカ 88.1
8位 ESCP Business School フランス 87.6
9位 Copenhagen Business School デンマーク 87
10位 WU Vienna オーストリア 84

上のテーブルを見てみるとわかるように、トップ10のうち4つにフランスの大学院がランクインしています。また、スペインやデンマーク、オーストリアなど全体としてヨーロッパの大学院が多いようです。

なお、日本では名古屋商科大学大学院(英:NUCB Business School)と一橋大学大学院経営管理研究科(英:Hitotsubashi University Business School)がそれぞれ、「111 – 120位」「131 – 140位」にランクインしています。

Ryo
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経営学の修士号として馴染み深いのはMBA(Master of Business Administration)の方だと思いますが、MBA(Master of Business Administration)では社会人経験がある人間を対象としており、MiM(Master’s in Management)では社会人経験の浅い人間を対象にしています。

マーケティングの修士号(Master’s in Marketing)

マーケティング(Master’s in Marketing)におけるビジネススクール・大学院ランキングトップ10は以下の通りです。

順位 大学院名 国名 スコア
1位 HEC Paris フランス 93.4
2位 ESSEC Business School フランス 90.7
3位 Imperial College Business School イギリス 89.5
4位 ESCP Business School フランス 88.4
5位 Columbia University アメリカ 88
6位 Esade Business School スペイン 86
7位 EMLyon Business School フランス 83.8
8位 SKEMA Business School フランス 83.5
9位 EDHEC Business School フランス 82.4
10位 WU Vienna University オーストリア 82.3

上のテーブルを見ると、上位10のうち6つにフランスの大学院がランクインしていることがわかります。また、マーケティングも経営学と同様、イギリスやスペイン、オーストリアといったヨーロッパの大学院が多いようです。

なお、日本からのランクインしている大学院はありませんでした。

金融学の修士号(Master’s in Finance)

金融学(Master’s in Finance)におけるビジネススクール・大学院ランキングトップ10は以下の通りです。

順位 大学院名 国名 スコア
1位 HEC Paris フランス 96.5
2位 Saïd Business School イギリス 96.4
3位 London Business School イギリス 95.1
4位 MIT Sloan School of Management アメリカ 94.4
5位 UCLA Anderson School of Management アメリカ 91.5
6位 Judge Business School イギリス 91.4
7位タイ ESSEC Business School フランス 91.1
7位タイ Haas School of Business アメリカ 91.1
9位 The London School of Economics and Political Science イギリス 89.6
10位 Bocconi University イタリア 86.2

上のテーブルを見てみると、イギリスやアメリカの大学院が上位10ヶ国のうち7校を占めていることがわかります。しかし、1位は経営学、マーケティングのときと同様「HRC Paris」がランクイン。

なお、日本からは「Waseda Business School」が「111 – 120位」にランクインされています。

Ryo
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アメリカとイギリスは長い間、世界の金融の中心地としての役割を果たしてきました。こういった歴史的背景が、両国の大学院における金融教育の基盤を形成する要因となっているのかもしれません。

海外大学院進学の際に必要になるもの【4点】

海外大学院の進学難易度がわかった上でぜひチャレンジしたいという方は、出願時に必要な書類を確認しておきましょう。

大学院や専攻によっては、GRE・GMATといった学力テストの結果が必要になったり、英文レジュメが必要になったりする場合がありますが、どこに行くにも必要な書類は以下の通りです。

1つひとつ見ていきましょう。

海外大学院進学に必要なもの
  1. 英語能力証明書
  2. 志望動機書
  3. 大学時代のGPA
  4. 推薦状

1. 英語能力証明書

1つ目は、英語能力証明書です。

英語圏の大学院に進学する場合、TOEFLやIELTSといった英語能力測定試験のスコア証明書が必要になります。

必要とされるスコアは大学や専攻によって異なりますが、TOEFL iBTだと80〜100点程度、IELTSだと6.5〜7.5点程度求められることが一般的。

また、各技能において最低基準スコアを設けていることもあるため、英語の総合力がないと海外大学院への合格は難しいと言えます。

2. 志望動機書

2つ目は、志望動機書です。

大学院の入学選考では、志望動機書が合否において非常に重要な役割を果たします。

そのため、読み手側に伝わりやすい見出し構成を意識し、以下の情報をA4用紙1〜2枚(英単語500〜1,000程度)にうまくまとめることが大切です。

志望動機書に書く内容
  • 自分に関する簡単な紹介
  • 大学で取り組んでいたこと
  • 専門分野への興味や熱意
  • 大学院で成し遂げたいこと など

また、話し言葉表現を控え、フォーマルな書き方を意識する必要があります。会話では「I’m(I am)」や「wanna(want to)」といった短縮形を多々使いますが、フォーマルなビジネス場面や文書では使わない方がベターです。

3. 大学時代のGPA

3つ目は、大学時代のGPAです。

GPAとは、「Grade Point Average」の頭文字をとってできた言葉で、大学の学業成績の平均値を示す指標です。

一般的にGPAは0〜4の間で判定されますが、海外大学院に進学するには目安として3.0〜3.5のGPAスコアが必要になります。

GPAの基準は行きたい大学院や専攻によって異なるため、まずはこちらを確認するようにしましょう。

4. 推薦状

4つ目は、推薦状です。

海外の大学院へ出願する際には、自分のことを良く知る人物から推薦状を書いてもらう必要があります。

大学院によっては特定の人からの推薦状が必要になる場合がありますが、多くの場合はゼミや研究室の先生・教授から推薦状を書いてもらうのが一般的です。

また、必要な推薦状の数は大学院によって異なりますが、大体2〜4枚程度必要になります。

海外大学院進学に必要な英語力を身につけるには「Liberty English Academy」がおすすめ!

出典:https://www.liberty-e.com/

海外大学院進学時に必要なものの中に、英語能力証明書(TOEFLやIELTSのスコア証明)がありますが、「どうすれば効率的に英語力を伸ばせるんだろう…。」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

そんな方は、これまで多くの受講生を海外大学院に送り込んできた実績のある「Liberty English Academy」がおすすめです。

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また、英語の基礎・核を強化することで「英語の正解」が把握できるようになるため、短期間で海外の大学院進学に必要なTOEFL iBTやIELTSスコアの取得が可能です。

実際、これまでの実績を見てみると、TOEFLスコア40〜50点代から半年で100点を超えた事例などがいくつかありました。

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まとめ・海外大学院進学の難易度は高め!進学には高い英語力を身につけておこう!

今回は、海外大学院進学の難易度や世界の大学院ランキング、海外大学院へ進学する際に必要なものなどをくわしく解説しました。

もう一度振り返ると、海外大学院に進学する際、国内とは違って英語能力証明書やGREやGMATといった試験スコアなどが必要になります。

そのため、日本語ネイティブで第2言語として英語を学んでいる方にとっては、海外大学院への進学は難易度は高いと言えるかもしれません。

しかし、大学時代に一定基準のGPAを取り英語力さえ身につけてしまえば、海外大学院でも十分挑戦することが可能です。

高い英語力は「Liberty English Academy」のような海外大学・大学院への合格実績が多いスクールに通って、着実かつ確実に身につけておくのが良いでしょう。

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執筆者
Ryo
大学時代にアイルランドで1年間のワーキングホリデー留学をしていました。大学卒業後はフィリピンで日本語教師としてのキャリアを始め、現在はフリーランスWebデザイナー・ライターとして活動しながらジョージア(旧グルジア)に滞在中。
編集責任者
池谷 翔太
English With編集長。アメリカの大学に正規留学。外資系旅行会社・留学エージェントでの実務経験を経て英会話講師、中日ドラゴンズのプロ野球選手の専属通訳なども経験。現在はEnglish With編集長を務める。取材・受講した英会話スクール・サービス数は50社、比較検証したサービスは100を超える。
監修者
吉田 和史
English With代表&コンテンツ管理最高責任者。英語教育系会社で語学留学カウンセラーとして300名以上のカウンセリング、オンライン英会話・英会話スクール事業立ち上げを経験。その後、RIZAP ENGLISH取締役、MeRISE英会話執行役員CMO、英語学習アプリ会社取締役COOとして活動経験あり。現在は、英語学習サイトEnglish With代表を務める。体験・受講した英語系サービスは20社、比較検証したサービスは100を超える。
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