英会話フレーズ

「ありがとう」と感謝の気持ちを伝える英語フレーズと返答例【28選】



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感謝の気持ちを伝える時に英語で”Thank you”とばかり使っていませんか?英語では、”Thank you”以外にもたくさんの感謝の伝え方があります。

相手が何かしてくれた際に、しっかりと感謝の気持ちを”Thank you”以外に、「ありがとう」の意味を込めて伝えることができたら今後の関係も良好になるはず間違いありません。

挨拶と同じくらい英会話では大事な「ありがとう」のフレーズなので、感謝の気持ちを伝えるフレーズを今回はご紹介したいと思います。

目次

“Thank you”を用いた感謝を伝える英語フレーズ

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「ありがとう」を伝える一般的な英語フレーズと言えば、”Thank you”ですが、英会話では様々な使われ方をします。シンプルに”Thank you”と「ありがとう」を伝えるのもありですが、他の言い回しも覚えておくと相手に感謝の気持ちを伝えることができます。

Thank you very much.(どうもありがとうございます。)

“Thank you so much”も同じような意味で使われ、”Thank you”よりも心からの感謝を伝えているありがとうとして使われます。

Thank you for〜(〜してくれてありがとう。)

“Thank you for 〜”から続く英文によって、相手の何に感謝したかをしっかりと伝えることができます。英会話では頻繁に使われるフレーズなので例文と合わせて覚えておくと便利です。

Thank you for giving me good advice.
アドバイスをくれてありがとう。

Thank you for calling me.
電話してくれてありがとう。

Thanks for your help.
手伝ってくれてありがとう。

“Thank you for 〜”はいろんなシチュエーションで使えることがわかると思います。覚えておいて損なしです。

Thank you from the bottom of my heart.(本当にありがとうございます。)

“Thank you”の後に、”from the bottom of my heart”と続いているのがわかります。これは、「心の奥底から」というような意味となり、心から感謝をしていることを伝えたい時に使われます。

シンプルに”Thank you”と伝えるより、”Thank you from the bottom of my heart.”を使ったほうがより相手に感謝の気持ちを伝えることができます。

I can’t thank you enough.(感謝しきれません。)

感謝しきれないほどのことを相手からしてもらった際によく使われます。

他にも、英単語の”never”が加わり、感謝の言葉がないことを伝えるのも同様の感謝表現です。

I can never thank you enough.
感謝の言葉もありません。

How can I ever possibly thank you?(本当にお礼の申しようもありません。)

英会話中でよく使われる表現で、意味としては”I can’t thank you enough.”と同じように使われますが、英会話では頻繁に使われます。

“Thanks”を用いた感謝を伝える英語フレーズ

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“Thank you”の次に、「ありがとう」を伝えすフレーズとしては頻繁に使われる”Thanks”。

“Thank you”と比較をすると”Thank you”はよりフォーマルな使われ方をし、”Thanks”はカジュアルな親しい仲で使われる英語表現です。もちろん、使われ方によってはフォーマルなシーンでも使われる英語フレーズもあるので覚えておきましょう。

Thx!(ありがとう !)

SNSやメッセージのやりとりで”Thanks”を省略したのが”Thx”です。外国人との友人とのメッセージのやりとりでは、省略された英語で送られてくることもありので覚えておきましょう。

Thanks a lot!(いろいろありがとう。)

相手からいろんなことをしてもらった際に、多くの感謝の気持ちを込めて伝える時に、”Thanks a lot”が使われます。

Thanks a million.(本当にありがとう。)

感謝の気持ちを存分に表現したい時に、使われる表現です。”Thanks a lot”がよりフランクなくだけた言い方なのに対して、”Thanks a million”は丁寧な表現でより強い感謝の気持ちを伝えることができます。

Many thanks.(とてもありがとうございます。)

カジュアルなシーンでもフォーマルなシーンでも使われるありがとうです。

Thanks anyway.(とにかくありがとう。)

相手に対して何か頼み事をした際に、希望通りにならなかった際などに「いずれにしてもありがとう」と少し中途半端な感謝の気持ちを表す英語フレーズです。

思い通りにはなっていないけど、何かしら努力してくれたことに対して使われるので使う時は充分に気をつけましょう。

A:Can I borrow a pen?(ペンを借りてもいい?)

B:Sorry. I don’t have it now.(ごめん、今持っていないの。)

C:Okay. Thanks anyway.(わかった。とにかくありがとう。)

英会話の中では、上記の例文のように使われます。目上の人に対しては使わないので注意しておきましょう。

My sincere thanks to you for 〜(〜を誠にありがとうございます。)

フォーマなシーンでの英文メールの締めくくりなんかに使われる表現です。

“My sincere thanks to you for 〜”の後に、続く英文で何に対して感謝を示しているかを伝えることができます。

I don’t know how to express my thanks.(感謝の言葉もありません。)

“Thank you”の例文で紹介した”I can’t thank you enough.”にも近いような意味で、感謝の言葉もでないぐらいのことを相手がしてくれた際に使われる英語フレーズです。

Please accept my deepest thanks.(心からありがとうございます。)

“Please accept 〜”が文中にあることで、感謝の気持ちを受け取って欲しいというニュアンスが含まれています。心から感謝を伝えたい時によく使われますが、少しかたい表現ということも覚えておきましょう。

その他のありがとうを伝える感謝の英語フレーズ

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“Thank you”や”Thanks”を使わなくてもいろんな英語フレーズで感謝の気持ちを伝えることができます。シチュエーションに合わせて他の英語フレーズも覚えておきましょう。

Cheers(ありがとう)

乾杯する際の掛け声として、”Cheers”を知っている人は多いのではないでしょうか。乾杯以外にも、ありがとうとして特にイギリスなどで使われたりします。

I appreciate it.(感謝いたします。)

“appreciate”は、「感謝する」という意味ももつ英単語です。英会話や英語メールなどでも頻繁に使われ、カジュアルなシーンだけでなく、フォーマなシーンでも使われる感謝の言葉です。

“appreciate”を使う際には、「感謝の対象となる行為」をしっかりと伝える必要があります。

I appreciate your kindness.
親切にしてくれてありがとう。

I really appreciate it.
本当に感謝しています。

I really appreciate your help.
あなたの助けに本当に感謝しています。

“Thank”と異なり、文末に対象となる感謝の行為が記されています。”appreciate”の後に、”you”と続くことはないので覚えておきましょう。

You are so kind.(あなたはとても親切だ。)

「ありがとう」と伝えなくても相手に、感謝の気持ちは伝えることができます。”You are so kind.”には、「あなたはとても親切だ」と表現しているニュアンスの中に感謝の気持ちも含まれています。

That’s very kind of you.(ご親切にどうもありがとう。)

“That’s so kind of you.”も同じ意味で使われます。相手の親切心からしてくれた行動に対して、感謝を伝える際に使われます。

You’re the best!(あなたが一番。)

直訳すると”You’re the best”は「あなたが一番」という意味になりますが、何かの行為に対しての英語表現のため「あなたって優しいね」みたいなニュアンスで使われたりします。カジュアルな英語表現です。

I owe you one.(借りができたね)

“I owe you one”は、「ありがとう」や「お世話になりました」と伝えたい時に使われる表現です。”owe”の主な意味が「(モノやお金)借りている」です。

そのため、「借りができたね」というニュアンスで英会話上では使われたりします。

他にも以下のように英会話では使われることがあるので覚えておくと便利です。

I owe a lot to you.
私はあなたに大変お世話になった。

I owe a lot to you for the past 3 months.
3ヶ月間の間、本当にお世話になりました。

ニュアンスとしては、”owe”の「借りている」という意味は残っていますが、「お世話になりました」と伝えたい時に使われます。

It means a lot.(とってもうれしい。)

直訳すると「それは大きな意味がある」ですが、人やものに対する特別な感謝を伝えることができます。

“It”以外でも置き換えて、感謝の気持ちを伝えることができます。

What you’ve done means a lot to me.
あなたがしてくれたことは、かけがえのないことだよ。

This means a lot to me.
それはとってもうれしいです。

You’ve made my day.(あなたのおかげでいい1日になりました。)

相手からプレゼントをもらったり、サプライズなどで幸せな気持ちにしてくれた際に、使われます。

あなたのおかげでいい1日になった=ありがとうの感謝の気持ちを伝えているということになります。

“You made my day”も同じ意味として使われます。

 

感謝の気持ちを伝えられたあとの返答

相手に感謝の気持ちを伝えることもありますが、相手からあなたに対して感謝の気持ちを伝えられることもよくあります。

その際の返答例も合わせて覚えておくと便利です。相手から「ありがとう」と言われた際の英語での返答も覚えておきましょう。

You’re welcome.(どういたしまして)

定番的な返答です。

It’s my pleasure.(どういたしまして)

相手からの感謝に対して、「どういたしまして」という意味で使われます。「こちらこそいつもありがとう」も意味としては含まれています。

よりカジュアルな場であれば短縮して伝えることもできます。

My pleasure.
どういたしまして

Don’t mention it.(どういたしまして)

“mention”は「言及する」や「説明する」という意味を持ちます。「口に出して言うほどじゃないよ」みたいなニュアンスで、「お礼には及びません」と訳されることもあります。

Think nothing of it.(どういたしまして / おかまいなく)

お礼を言われた時の返事として、「どういたしまして」と使われます。”Don’t mention it”と比較すると少し形式ばった表現です。

お礼以外にも、謝罪を言われた際に「おかまいなく」としても使われるので覚えておくと便利です。

Forget it.(もういいよ/心配するな)

気にしないでと気遣う気持ちも含んだ返答になります。直訳すると「忘れて」なのですが、英会話ではいろんな意味で使われるのですが、感謝の気持ちを伝えられたときに、”You’re welcom”と返事する代わりに、”forget it”が使われます。

「感謝されるような大したことじゃないから忘れて」という感じの意味と覚えておくと良いでしょう。

No big deal.(大したことない)

「大したことないよ」と伝える時に、No big dealを使います。”Big deal”は、「大事なこと」を意味するのですが、それを否定しることで「大したことないよ」という意味になります。

謙虚な返答で自然な英語フレーズです。

“It’s no big deal.”や”That’s no big deal”と言い換えたりもします。

It’s nothing.(気にする必要はないよ)

直訳すると「それはない」となりますが、「気にする必要はないよ」という意味のカジュアルな返答でよく使われる英語表現です。

I’m glad that I could help you.(お役に立てて嬉しいです。)

手伝いや相手と一緒に何かしてあげた後に感謝を伝えられたさいなどによく使われる英語フレーズです。

まとめ:感謝・ありがとうの気持ちを込めて表現しよう!

感謝の言葉を伝えるには、いろんな表現の仕方があります。”Thank you”や”Thanks”だけでも感謝の気持ちを伝えることはできるのですが、シチュエーションに合わせて異なる言い方もすれば相手も好印象を与えられるはずです。

「ありがとう」と感じた時に、すぐに使えるようになることは大切なことです。今回ご紹介した英語フレーズを覚えて英会話で使って頂けると幸いです。

Thank you for reading this to the end!

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執筆者
吉田 和史
LISH株式会社代表取締役CEO。留学カウンセラー・語学カウンセラーとして500名以上のカウンセリングを経験。また、オンライン英会話・英語コーチングサービスの事業責任者として英語教育業界で経験を積み、LISH株式会社創業。コンテンツ責任者としてメディア全体の運営を行っています。
編集責任者
池谷 翔太
English With編集長。アメリカの大学に正規留学。外資系旅行会社・留学エージェントでの実務経験を経て英会話講師、中日ドラゴンズのプロ野球選手の専属通訳なども経験。現在はEnglish With編集長を務める。取材・受講した英会話スクール・サービス数は50社、比較検証したサービスは100を超える。
監修者
吉田 和史
English With代表&コンテンツ管理最高責任者。英語教育系会社で語学留学カウンセラーとして300名以上のカウンセリング、オンライン英会話・英会話スクール事業立ち上げを経験。その後、RIZAP ENGLISH取締役、MeRISE英会話執行役員CMO、英語学習アプリ会社取締役COOとして活動経験あり。現在は、英語学習サイトEnglish With代表を務める。体験・受講した英語系サービスは20社、比較検証したサービスは100を超える。
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