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TOEFL iBTの採点方法はどうなっている?採点基準や仕組みを解説

TOEFL iBTの採点方法はどうなっている?採点基準や仕組みを解説


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TOEFL iBTの採点はどのような方法で行われるの?採点基準や特徴について教えてほしい!
Tomomi
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こんにちは!English WithライターのTomomiです!海外で生活をしながら、英語に関する記事を書く仕事をしています。

TOEFLは世界各国で実施されている英語試験であり、世界で年間70万人以上の人が受験をしています。

主に英語圏の大学への進学・留学に使われることが多いので「出願時にTOEFLスコアを提出しなければならない」という方も多いのではないでしょうか。

今回の記事では、そんなTOEFL受験予定の方に向けて、知っておきたいTOEFL採点方法について詳しく解説していきます。セクションごとの採点基準についてやTOEFLの対策方法などもあわせてお伝えしていくので、ぜひ対策の参考にしてみてくださいね。

TOEFL iBTの採点方法【テスト全体】

早速、TEOFL iBTの採点方法について解説していきます。

TOEFL iBTの採点方法には、以下のような特徴があります。

TOEFL iBTの採点方法
  • 各セクションにスコアが設けられている
  • My Best Scoreという制度がある

各セクションにスコアが設けられている

各セクションにスコアが設けられているTOEFL iBTではセクションごとに0〜30点で採点され、その合計が総合スコアとなります。

選択問題であるリーディング・リスニングセクションはコンピューターによる自動採点、スピーキング・ライティングセクションではAIによる自動採点に加えて認定採点者による手動採点でスコアが決定します。

満点は120点で、スコアとCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)の相関は以下の通りです。

CEFR TOEFLスコア
C2 114〜120
C1 95〜113
B2 72〜94
B1 42〜71
A2 0〜41

My Best Scoreという制度がある

My Best Scoreという制度があるTOEFL iBTのスコアレポートには、「Test Date Score」と「My Best Score」の2種類のスコアが記載されます。

「Test Date Score」は、受験した試験の4セクション別のスコアと総合スコアが記載されたレポートです。

一方で、「My Best Score」というのは、過去2年間の全TOEFL iBTテストスコアから、各セクションの最も高いスコアを組み合わせたレポートのことを指します。例えば、今回よりも前回受けたリーディングスコアの方が高かった場合、リーディングスコア欄には前回の点数がMy Best Scoreとして記載されます。

スコアの提出先によってMy Best Scoreを認めているかは異なるため、大学への出願などにTOEFLスコアが必要な場合は事前に確認しておきましょう。

TOEFL iBTの採点方法・基準【リーディング編】

TOEFL iBTの採点方法・基準【リーディング編】ここからは、TOEFL iBTの採点方法についてセクション別に解説していくのでチェックしていきましょう。

まず最初に、リーディングセクションについて説明します。リーディングセクションの問題は選択式であるため採点はコンピューターが行い、問題の正解数に応じて点数が決まります。

1問1点と点数が割り振られているわけではなく、難易度ごとに調整されて合計スコアとして算出されるのが特徴で、「何問正解すれば◯点以上になる」といった明確な基準はありません。

試験によって異なりますが、大体50%〜70%の正答率であれば日本人平均スコアである18点前後に到達します。

スコアをレベルに換算すると以下の通りです。

スコア レベル
24〜30 上級
18〜23 上中級
4〜17 中級
0〜3 初級

TOEFL iBTの採点方法・基準【リスニング編】

TOEFL iBTの採点方法・基準【リスニング編】続いて、リスニングセクションの採点方法について解説していきます。

リスニングセクションも、リーディングセクション同様にコンピューターが採点を行い、問題の正解数に応じてスコアが決まります。

問題の難易度によって点数が1点、もしくは2点になるため、「正解した問題数=点数」とはなりません。

スコアをレベルに換算すると、以下の通りです。

スコア レベル
22〜30 上級
17〜21 上中級
9〜16 中級
0〜8 初級

日本人受験者のスコア平均は18点前後で、上中級に相当します。試験ごとに変わりますが、大体50%〜70%の正答率です。

TOEFL iBTの採点方法・基準【スピーキング編】

TOEFL iBTの採点方法・基準【スピーキング編】スピーキングセクションでは、AIによる自動採点と認定採点者による手動採点とよってスコアが決定します。

採点は以下の4つの観点から行われます。

スピーキングセクションの採点基準
  • General Description(質問に対する回答)
  • Delivery(流暢さ)
  • Language Use(語彙力・表現力)
  • Topic Development(主張の展開)

参考:TOEFL iBT® Speaking Scoring Guide Flyer

General Description(質問に対する回答)

「General Description(質問に対する回答)」では、質問に対して適切な回答ができているか採点されます。

ここで見られているのは、質問を正しく理解し、質の高い回答ができているかという点です。主張に一貫性があり説得力があるかが採点されます。

Delivery(流暢さ)

次に、「Delivery(流暢さ)」ではスムーズに話せているかが採点されます。早く話す方が良いというわけではなく、不自然な間がないかや言い淀みがないかなどが評価ポイントです。

また、正しい発音・イントネーションであるかもここで評価されます。細かい発音のズレなどは減点対象になりませんが、カタカナ発音や不明瞭な発音は減点されてしまうので注意しましょう。

Language Use(語彙力・表現力)

「Language Use(語彙力・表現力)」の採点基準は、適切な単語や構文を使用できているかという点です。

同じ語彙を何度も使っていないかや、英語表現にバリエーションがあるかが評価されます。

Topic Development(主張の展開)

最後に、「Topic Development(主張の展開)」では、論理的に回答できているかが採点されます。

主張を支える具体例や理由が効果的に述べられているか、回答に一貫性があり展開にズレがないかが評価のポイントです。

ちなみに日本人受験者のスピーキングセクションの平均点は17点前後で、スコアのレベルは以下の通りです。

スコア レベル
25〜30 上級
20〜24 上中級
16〜19 中級
7〜12 初級
0〜6 基礎

TOEFL iBTの採点方法・基準【ライティング編】

TOEFL iBTの採点方法・基準【ライティング編】最後に、ライティングセクションの採点方法について解説していきます。

ライティングセクションも、コンピューターによる自動採点と認定採点者による手動採点によりスコアが決まります。

ライティングセクションでは「Integrated Task」と「Independent Task」の2種類の問題が出題され、それぞれ採点基準が異なるのが特徴です。両者の採点のポイントについて、詳しく解説していきますね。

参考:TOEFL iBT Rubrics

Integrated Taskの採点基準

Integrated Taskでは、まず最初に文章を読み、次に録音音声を聞きます。その後、読み聞きした内容を使って、質問に対する答えとなる文章をライティングするといった問題が出題されます。

ここでは、正しく情報処理ができているか、文章全体の構成は良いか、文法・語彙は正確かが採点基準となります。

また、リスニングにあるポイントとリーディングにあるポイントを関連付けて回答する必要があり、うまく繋げて一貫性のある文章になっているかも重要なポイントです。

Independent Taskの採点基準

Independent Taskでは、特定のトピックや問題に関して自分の意見を述べる問題が出題されます。

ここでの採点基準は、主張の展開や文章全体の構成が一貫しており論理的であるか、加えて文法の正確性や表現力が評価されます。

自分の主張を述べるだけでなく、どうしてそのように言えるのか具体的な理由や例を明確に示すことが高評価のポイントです。

ライティングセクションでの日本人受験者の平均スコアは18点前後で、スコアとレベルの相関は以下の表の通りです。

スコア レベル
24〜30 上級
17〜23 上中級
13〜16 中級
7〜12 初級
0〜6 基礎

TOEFL iBTのスコアアップには対策スクールで学ぶのがおすすめ!

TOEFL iBTではセクションごとに採点方法が異なるため、ハイスコアを取るためには評価基準を踏まえた技能別の対策学習を進める必要があります。

しかし、「どのようにTOEFL対策をすれば良いか分からない…」と独学でのTOEFL対策に不安を感じている方も多いのではなないでしょうか。特にスピーキング・ライティングでは客観的な添削・採点も必要となるため、独学だと十分な対策がしづらいですよね。

そのような方におすすめなのが、TOEFL対策スクールの活用です。

TOEFL対策に特化したレッスンを受講することで、採点のポイントを踏まえたアドバイスを受けながら効率的にスコアアップに繋がる即戦力を身につけられます。

英会話スクールには様々なものがありますが、TOEFL対策に特におすすめなのが「Liberty English Academy」と「バークレーハウス」です。

アメリカ式のメソッドでTOEIC対策ができる「Liberty」

Liberty English AcademyはTOEFLハイスコア取得を目指す方におすすめのスクールです。東京都内に通学可能な校舎がある他、オンラインでの受講もできます。

このスクールのTOEFL対策コースでは、グラマーテーブルと呼ばれる独自メソッドで英語の根幹を学べるのが特徴。英語を基礎から体系的に学び、試験にも実践英会話にも通用する高い英語力を養います。

基礎から丁寧に学べるため、レベルアップを目指す中上級者はもちろん、ゼロからハイスコアを目指す初級者の方にもおすすめできるスクールです。TOEFLの採点方法を踏まえた実践的なレッスンで、英語4技能をまんべんなく伸ばすことができるでしょう。

Liberty English実際に多くの卒業生がTOEFL100点超えや大幅スコアアップを叶えており、確かな実績があります。結果に満足できなかった場合は無料で受講期間を延長できるスコア保証制度もあるので、「結果重視の質の高いレッスンを受けたい」という方におすすめです。

無料カウンセリングを実施しているので、興味のある方は一度学習相談をしてみることをおすすめします。公式サイトから申し込みが可能なので、ぜひチェックしてみてくださいね。

Liberty English Academyの公式サイトをチェック!

また、以下の記事ではLiberty English AcademyのTOEFL対策コースについて詳しく紹介しています。レッスンの内容など詳細を知りたい方は、ぜひあわせて参考にしてみてください。

【体験】TOEFL/IELTS対策塾Libertyを体験してきた!
Liberty English Academyの評判や口コミは?体験受講した感想や特徴も解説今回の記事では、English With編集部が英語圏で優秀な人間が身につけている英語を独自の学習メソッドを使い学べる英会話スクール「Liberty English Academy」の体験レッスンを受講。レッスン内容をまとめてみました。Liberty English Academyを検討している方はぜひ参考にしてみてください。...

もう一つのおすすめは、バークレーハウスです。

バークレーハウスバークレーハウスは、マンツーマンでTOEFL対策ができる英会話スクールです。東京都内に校舎がある他、オンラインクラスも開講しています。

このスクールのTOEFL対策コースでは、TOEFLの出題傾向や採点方法を熟知した講師から指導を受けられる点。TOEFLで必要な英語知識を学べるのはもちろん、解答テクニックや苦手分野の攻略法など得点に繋がる具体的なアドバイスを受けながら効率的にスコアアップを目指せます。

また、レッスンは全てマンツーマンなので、自分のレベルや目標に合わせて対策を進められるのも嬉しいポイントです。分からない点があればすぐに講師に質問することができますし、「ここを重点的に学びたい」などリクエストも可能。自分に合った無駄のないレッスンで効果的に英語力を高められます。

バークレーハウスでは無料体験レッスンを実施しているので、興味のある方は一度レッスンをお試し受講してみることをおすすめします。「マンツーマンレッスンでTOEFL対策がしたい」という方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。

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バークレーハウスについて詳しく知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。

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まとめ:TOEFLの採点方法を踏まえた上で効率的に対策学習を進めよう!

今回の記事では、TOEFLの採点方法について詳しく解説しました。

TOEFLではセクションごとに0〜30点で採点されるのが特徴で、その合計が総合スコアとなります。

選択問題であるリーディング・リスニングセクションはコンピューターによる自動採点、スピーキング・ライティングセクションではAIによる自動採点に加えて認定採点者による手動採点でスコアが決定します。

セクションごとに採点基準が定められているため、事前に確認をした上で対策学習に取り組みましょう。

また、独学でのTOEFL対策に不安を感じている方や短期間でスコアアップを目指す方には、TOELF対策スクールの受講がおすすめです。

特に、ここでおすすめしている「Liberty English Academy」と「バークレーハウス」ではTOEFL対策に特化したコースを提供しており、質の高いレッスンで効果的に得点力を身につけられます。

どちらのスクールも無料カウンセリングや無料体験レッスンを実施しているので、興味のある方はぜひ公式サイトをチェックしてみてくださいね。

English Withでは他にもTOEFL対策に関する記事を多数ご用意しています。ぜひこちらもあわせて参考になれば幸いです。

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執筆者
Tomomi
オンライン英会話で英会話を身につけ、日本企業の営業職からWebライターに転身。自身の学習経験をもとに英語関連の記事執筆をしています。2020年にメキシコシティに移住、現在スペイン語を勉強中です。
編集責任者
池谷 翔太
English With編集長。アメリカの大学に正規留学。外資系旅行会社・留学エージェントでの実務経験を経て英会話講師、中日ドラゴンズのプロ野球選手の専属通訳なども経験。現在はEnglish With編集長を務める。取材・受講した英会話スクール・サービス数は50社、比較検証したサービスは100を超える。
監修者
吉田 和史
English With代表&コンテンツ管理最高責任者。英語教育系会社で語学留学カウンセラーとして300名以上のカウンセリング、オンライン英会話・英会話スクール事業立ち上げを経験。その後、RIZAP ENGLISH取締役、MeRISE英会話執行役員CMO、英語学習アプリ会社取締役COOとして活動経験あり。現在は、英語学習サイトEnglish With代表を務める。体験・受講した英語系サービスは20社、比較検証したサービスは100を超える。
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